東方狐流記   作:ももんがぴょん

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1話 生を受けた穢れと天才

BC1億年

 

まだ、科学が急激に発展し始めた時代

とあるファミレスのカウンター席にとある2人の女性がいた

 

「久しぶりねこうして会うのも。元気にしていたかしら美音菊花さん?」

 

「そう言う貴女も元気にしていたの?八意柚希さん?」

 

「「…ぷっ、あはははは!」」

 

突然二人は楽しそうに笑い始めた

 

「こうやって話すのも大学以来ね!」

 

「お互い結婚しちゃったしね〜かれこれ8年振りかしら!」

 

柚希は落ち着こうと思ったのか飲み物を一口飲んだ

 

「積もる話もたくさんあるけど実は報告したいことがあるの」

 

「奇遇ね私もよ」

 

「「実は子供ができました」」

 

二人は声を揃えて言うとすごく驚いたようであった

 

「「え?貴女も!?」」

 

「「…一度落ち着きましょう」」

 

菊花は頭を抱え始めた

 

「素数を数えるんだ…素数は孤独な数だから私を落ち着かせて…」

 

菊花はブツブツと素数を数え始めたがとても落ち着いている風には見えない

 

「菊花は何訳がわからないことを言ってるのよ…」

 

「いてっ!」

 

柚希は菊花の頭にチョップをすると菊花は落ちいたようだ

 

「そういえばなんで私に報告しにここに呼び出したの?」

 

「なんでって…親友の柚希に伝えたいって思う事は変かしら?」

 

菊花がそう言うと柚希は少し恥ずかしそうにしていた

 

「貴女はさらっと嬉しい事を言ってくれるのね。まあ私も唯一の親友の菊花に伝えても良いかなって思ったから言ったんだけどね」

 

「それでさ、私の話はこれだけじゃないのよ…」

 

菊花は俯きながら言った

 

「菊花が暗くなる何て珍しいわね。どうしたの?」

 

「実は…お腹の中にいる私の子供は半妖なのよ」

 

この世界には「人間」と「家畜」と「妖怪」が存在する。妖怪はこの世界では「穢れ」と言われ人々に嫌われているのである

 

「…で、菊花はどうしたい訳?」

 

「え?」

 

柚希は一瞬目を丸くした後すぐに微笑みながら言った

 

「私に相談してきたって事は何とかしてほしいのでしょ?学生の時みたいにね」

 

「柚希ぃぃぃ!」

 

菊花は柚希に抱き付いて子供の様に泣き始めた

 

「もう泣き始めちゃって…よしよし」

 

「親にも縁を切られて、相談する相手もいなくて…!」

 

菊花は柚希に慰められながら10分ほど泣いた

 

「泣いたらスッキリしたわ…ありがとね」

 

涙を手で拭きながら菊花は言った

 

「ふふふっ良いのよ親友でしょ?それで、結局菊花はどうしたいの?」

 

「半妖だとしても、私の子供なのよ…産みたいわよ」

 

「でも、周りはそれを許さない。さらに迫害を受けるかもしれない。だから豪族の八意家に嫁いだ私にその力で子供を守ってほしいって訳ね」

 

「うん…ごめんなさい」

 

菊花は申し訳なさそうに俯きながら言った

 

「不三屋の超大盛りデラックスパフェver4」

 

「え?」

 

突然の事に菊花は顔を上げた

 

「それで手を打ってあげるわよ。頼み事なんて昔から多かったでしょ菊花は。これくらい何でも…って泣かないの。菊花は笑っている方が可愛いわよ」

 

菊花は柚希の話しを聞いているうちに涙を流し始めた

 

「ありがとう…!ほんっとうにありがとう…!」

 

「そういえばあなたの夫は?」

 

「実は一族の人に人間と交わった穢れとして殺されて…」

 

「…よくあなたは無事ね」

 

柚希は少し信じられないと顔で表しながら言った

 

「結構無理して結婚したから二人でひっそり暮らしていたのよ。でも私の夫は遠出している時に…」

 

菊花は悲しそうに言っていた

 

「それでね?その事を私達の結婚に賛成してくれてた人が私に教えてくれたから私は難を逃れたの…」

 

「そう…菊花だけでも無事でよかったわよ」

 

「ありがとう柚希…」

 

二人は抱き締めあった

周りの人達は重い空気を感じ取っていたのか二人をジロジロ見るなどはしなかった

 

……

数ヶ月後、とある病院の病室には柚希と菊花しかいなかった

 

「…で、何でこの病室私と柚希しかいないのよ?貴女の持ってる権力のおかげ?」

 

菊花は不審なものを見るような目で隣にあるベッドにいる柚希を見た

 

「ふふっ!もちろんよ。案外あの人の妻ってだけでも結構行使できるのね。私自身も驚いてるわ」

 

柚希は妖しく微笑んでいた

 

「でも、親友が側にいてくれるだけでも心強いね。ぶっちゃけちょっと怖いし…」

 

菊花は自分のお腹を摩りながら言った

 

「ええ、本当にね」

 

柚希は微笑みながらそう返した

 

 

一週間後、柚希は元気な女の子を産んだ。名前は永琳と名付けた

その二日後、菊花は男の子を産んだ。名前は文夜と名付けた

 

「まさか狐の妖怪だったとはね…」

 

柚希は菊花が抱いている文夜を見ながら言った

 

「狐で美音って…そうとう力が強い一族ってことで有名じゃない…」

 

「あ、あはははは」

 

菊花は苦笑いをする事しかできなかった

 

〜メリーの部屋〜

 

「なんでメリーの部屋はいつも綺麗なのかしら…」

 

「逆に聞くけどなんで蓮子の部屋って汚いの?」

 

「勝手に汚くなるの!」

 

「じゃあ私も勝手に綺麗になるのよ」

 

「じゃあって何よじゃあって!」

 

「そんな事より…」

 

「そんな事って流さないでよ!」

 

「今回から古代編のこのコーナーにある人を招こうと思ったの」

 

「ん?だれかしら?」

 

「入ってきてちょうだい」

 

「どうも八意パパの幽霊です」

 

「ちょっと待って幽霊!?」

 

「この話の事を詳しく聞くなら適任かなぁって思ったのよ」

 

「だからって幽霊なんて呼ばないでよ!」

 

「メリーさん、蓮子さんはとても元気な女性ですね」

 

「鬱陶しく感じたらすぐに言ってくださいね」

 

「メリーって実はそうゆう風に思ってたの?」

 

「八意さん。何か裏話…みたいなのは無いのでしょうか?」

 

「とうとうスルーし始めたよ」

 

「裏話と言えば娘の名前を××にしたかったくらいですかね」

 

「…?今なんて言ったか分かるメリー?」

 

「実は今の人では確実に発音できない名前なんですよ」

 

「因みになんでその名前は反対されたのかしら?」

 

「学者っぽくて嫌って反対されました…」

 

「お気の毒に…そういえば八意家ってのはどれくらい大きな家系なのですか?」

 

「この当時でしたら八意、綿月、蓬莱山が三大豪族と呼ばれ、トップでしたね。その下に十二家というのがありましてこれは睦月から師走の…」

 

「あーもう良いわよ!眠くなる!」

 

「ダメでしょ蓮子。思った事を言っちゃ」

 

「すいませんでした…」




いきなりですがオリキャラを出させてみもらいました!
名前の由来などは特に無い場合が多いです
「感想なんてあったら是非言ってちょうだい」
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