【一部バグあり】鋼の錬金術師FA《真理の究明》RTA11:10:03【完結】 作:妖魔夜行@
展望は無いが度胸でクリアするしかないRTA、しまっていこおー!!
前回はスカーを撃退したところで終わりましたね。これによりホモちゃんはホムンクルス共の目につきました。しかし扉を開いていないこともあり人柱として選ばれるのはまだまだ先です。
今回は【器用】と【錬金術】のレベルをMAXにして、マスタングの好感度を一定まであげます。まあ【器用】も【錬金術】もレベル8なので多分すぐ好感度上げに移ります。
では朝昼のランニングに夜は知恵の輪錬成(いつもの倍速)
はい、
ではマスタングに電話しましょう。おい磯野!洒落たカフェでお茶しようぜ!
『お茶ですか?わかりました。明日のお昼に例のカフェで、どうでしょう?』
承諾しましょう。ではその日まで走り込みだけに専念しましょう。目指す姿はソニック・ザ・ヘッジホッグ。早すぎィ!!拙者、早漏にて候(武士)。
┌───────────────────┐
│時間になった。出かけなければ。 │
└───────────────────┘
ホモちゃんおめかししてマスタングに会いに行きます。ごっめーん、まったー?付き合いたてのカップルのような会話を続けたら自分を売り込みましょう。
まずウチ(一人称)さあ、錬金術…できんだけど、焼い(て殺す錬金術教え)てかない?
「……すみませんモクナワートさん。この『焔の錬金術』は門外不出の錬金術でして…いくらモクナワートさんの頼みでもはいそうですかと承諾することは出来かねます」
一回目は断られます。これは確定事項です。押してダメなら引いてみろ、今日はここでお暇しましょう。気が変わったら言ってくんろ!
「…………そんなことはありえないと思いますがね」
ではマスタングに代金を丸投げしてさっさと喫茶店を出ましょう。だってホモちゃん無職だし。
【錬金術】も【器用】もレベルMAXになり、【敏捷】もあと1週間ほどでレベルマできます。当初目標にしていたことはそろそろ終わってしまいます。なのでマスタングの好感度上げに移りたいのですが、マスタングの好感度は一定の間隔をあけないと上がらないようになっています。楽して手に入るスペックじゃないし、多少はね?
ではその間なにをするかと言いますと…みんな大好きグリードさんに会いにタブリスに行きます。2回目の好感度上げは一月後なので先に【敏捷】を【瞬足】にしていきます。
倍速。(疾風ダッシュ!)
はい。【敏捷】のレベルがMAXになったことで【瞬足】になりました。これでもうこの世界でホモちゃんと並走できるキャラはブラッドレイしかいません。あ、本気を出したスロウスにはさすがに負けます。アイツに追いつきたいのなら極限技能を取得しなければならないでしょう。
まあこれはRTAなので必要最低限のものしか取らないのでスロウスと(命懸けの)鬼ごっこは出来ません。残念でしたぁ!(貝塚勃起土竜)
目標も達成したのでタブリスに、イクゾ-!カ-ン!
┌───────────────────┐
│タブリスに到着した。長い時間電車の座席│
│に座っていたからおしりが痛い・・・。 │
└───────────────────┘
おしりで反応したそこの君!すまないがノンケは帰ってくれないか!!
残ったホモの兄ちゃん達はデビルズネストに着くまで暇ですよねぇ?なので
みなさまのために〜
こんな動画をご用意しました〜
テ-テ、テテテテ-テテテテテテ-テテテテテ-。テ-テ、テテテテ-テテレレレ-テ-レレ-レ-。プハァ、キョウモイイペンキ。
嘘だよ(からかい上手のMURはん)。まま、そう、怒んないで……不満かね?(HNDのラース並感)
冗談はよしこさんしておき、タブリスに行く理由を話します。
結論から話しますと、グリードさんに会うためです。え?『ホムンクルス達に見つかったりしないのか?』ですって?だいじょーーーぶ!!!(飯田くん)
今ホモちゃんはラスト達ホムンクルスから『ワンチャン人柱になれるかもしれない存在』という認識でいます。段階的に言うと5段階中2段階目の評価で、これがもうひとつ上がってしまうと見張りがつくようになります。
なのでグリードに会うのはこのタイミングが一番都合がいいのです。
ちなみに前回話した【器用】のレベルを10に上げる理由もこれに当て嵌まります。というのもホムンクルスに人柱候補として認識されるためには【錬金術】だけでなく【器用】もあげないといけないのです。素質的な問題なんでしょうね。知らんけ〜ど〜(天下無双)。
┌───────────────────┐
│街中を歩いていたはずがいつの間にか随分│
│と治安の悪い所を歩いてしまっていた。ど│
│うやら柄の悪い奴らがたむろする路地へ来│
│てしまったようだ。 │
└───────────────────┘
「よお姉ちゃん。こんなところになんの用事だ?ここであったのも縁だ。俺らとちょっと遊ばねえか?」
「なあに、ベッドの上で相手してくれるだけでいいんだよ。ヒャハハハ!」
あちゃちゃちゃお茶。チンピラに絡まれてしまいましたね。確率はそんなに高くないはずなんですけどね……仕方ありません。
┌───────────────────┐
│男達があなたの身体に触れようと手を伸ば│
│す。 │
└───────────────────┘
┌────────┐
│▶叩き落とす │
│ 避ける │
└────────┘
ここは遠慮なく叩き落としましょう。そうするとチンピラ達は激情して襲いかかってきます。
「てめぇ……女だからって調子乗ってんじゃねぇぞ!」
「徹底的に痛めつけてから遊んでやる!!」
戦闘開始です。
まず行動できるのはホモちゃんからです。錬金術を使いショートソードを錬成して装備します。そして斬りかかりましょう。男達は興奮しているので攻撃精度と回避精度が下がっています。それに不意打ち気味に攻撃しているのでまあかわせないでしょうね。
┌───────────────────┐
│あなたはモヒカンの男に斬りかかった。 │
│モヒカンの男は倒れた。 │
│太めの男は出方を伺っている。 │
└───────────────────┘
「ぐああ!」
「なに!?てめぇ錬金術師だったのか!?」
おっ、これはラッキーですね。錬成陣を描いて壁と壁のサンドウィッチにしてやりましょう。具材はてめぇだよお!!
┌───────────────────┐
│あなたは錬成陣を描いた。壁が錬成され太│
│めの男を挟み込んだ。 │
│太めの男は気絶した。 │
│1300センズを得た。 │
└───────────────────┘
戦闘終了です。とんだ災難を喰らいましたね。このゲームは経験値のシステムがないんですよね。ステータスや技能のレベルを上げるための経験値はあるんですけどキャラクターそのもののレベルというものが存在しないんですよ。あの頃のゲームにしては珍しいですよね。そこも注目された理由の一つでした。
にしてもホモちゃん倒した男達の懐を漁ってお金を手に入れたんですかね……?にしては金持ってねぇなコイツら。
さあそんなことは置いといてテクテクテクテク(サービス終了)歩きましょう。ここの十字路を右に曲がって暫く歩くと『デビルズネスト』に到着します。ここをキャンプ地とする!
なんかこれまた柄の悪い奴らが店の周りを囲っていますけど無視しましょう。一定の間隔を開けておけば戦闘には入りません。お邪魔するわよ〜(友達の家)。
「なんだぁ?アンタどっから入ってきた?」
今正面から入って来たのが見えなかったのか……(困惑)まあここも答える必要はありません。奥にいるダサいメガネを掛けたイカすファッションの男に声をかけましょう。
「おいおい。ここは女子供の来る場所じゃねえぞ。さっさと帰りな」
ファンキーな見た目とは裏腹に意外と紳士なグリードさん。なんだよ……結構、良い奴じゃねぇか……!!!
そう言えば何故グリードさんに会いに行くのか話していませんでしたね。端的に言うとホモちゃんの錬金術を強化するためです。特定のイベントをこなすことで自分だけの【応用錬成】を手に入れることができます。この『デビルズネスト』のイベントで手に入る錬金術は【黒牢の錬金術】。この錬金術で最後まで突っ走ります。
まあそれ以外にも覚える技能があるんですけど、それは後のお楽しみということで。
話を戻して、現在ホモちゃんはグリードさんどころか『デビルズネスト』の存在すら知りません。そもそもホムンクルスだとか賢者の石だとかは空想の産物だと思っている状態です。
なのでここに辿り着いたのは偶然で、グリードさんのこともタダのイカしたあんちゃんだと思っています。そこで視点を左手に移してあげましょう。
┌───────────────────┐
│ふと青年の左手が気になった。赤い紋様が│
│描かれているようだがこの角度からではよ│
│く見えない。あなたが左手を見ているのに│
│気づいたようで、青年は手の甲を見せてく│
│れた。 │
└───────────────────┘
「こいつが気になるのか?」
ここで錬金術について知識があるとウロボロスの入れ墨について詮索することができます。ホモちゃんは錬金術レベルMAXなのでもろちん知っていますね。
┌───────────────┐
│▶ウロボロスの入れ墨・・・ │
│ なにそれ? │
└───────────────┘
「なんだ知ってるのか。てことはもうどいつかと会ってんのか?ブサイクエンヴィーか?ラストのババアか?」
まだホモちゃんは誰とも会った事がありません。なので適当にしらな〜いと返して上げましょう。
「なんだ知らねぇのかよ。ん?ならなんで
そうだよ(即答)。見たけりゃ見せてやるよ……。
「ほお、面白ぇ。んじゃ見せてもらおうか」
【応用錬成】でショートソードを錬成します。そのままグリードさんに斬りかかりましょう(過激派)。
もちろん【剣術】もなんの技能も持たないホモちゃんの剣は当たらず、それどころかドルチェット(犬の剣士)に刃部分を斬り落とされます。
「おいおい、いきなりうちの大将になにかまそうとしてんだ?グリードさん、この女斬っちまいましょうか?」
「やめろ。俺は女と戦う趣味はねぇし今の攻撃に敵意はなかった。腕試しのつもりか?」
そうだよ(適当)。なんだお前?もしかして私の事好きなのか?(童貞特有の超速思考)
冗談はここまでにして、これでイベントが発生します。会話を進めていくとホモちゃんに興味を持ったグリードさんがホムンクルスと賢者の石の秘密について話す代わりにホモちゃんの秘密も教えろといってきます。お前ノンケかよぉ!?
┌───────────────────┐
│あなたは人造人間の秘密と賢者の石の製造│
│方法を知った。信じられない気持ちでいっ│
│ぱいだったが、実際に目の当たりにしてし│
│まうと納得する他に選択肢がない。 │
└───────────────────┘
ホモちゃんも混乱してますね……まあいきなり目の前の男が顔半分ぶっ飛ばされて再生する絵面を見せられたらそら混乱しますわ。なんならグリードさんわざわざ腕を硬化させて能力の説明もしてくれますしね。
┌───────────────────┐
│グリードの能力を聞いてあなたは自分の錬│
│金術に応用できないか考えた。今までの知│
│識と経験から構築式を考えることに成功し│
│た。 │
│あなたは【黒牢の錬金術】を覚えた。 │
└───────────────────┘
色々ありましたがこれで【黒牢の錬金術】、習得完了です……。【黒牢の錬金術】とは名前の通り黒い牢で相手を拘束する錬金術です。なんやそれ?そんなんでお前許されると思っとんのか?と思ってる兄貴、黙れぇ!(情緒不安定)
【黒牢の錬金術】の強みは耐久力です。グリードさんの炭素硬化から発想を得たのかその硬さはかのブラッドレイの剣技でも歯が立たないほどです。刃だけにね(激ウマ)。
しかし【黒牢の錬金術】はあくまで防御の錬金術……攻撃をするには自分が攻撃しなければなりません。そこで力を発揮するのが【焔の錬金術】です。この二つの錬金術は相性抜群。ヤジュセン×世界のトオノ並、特撮オタクにも分かるように言うとラビット!タンク!ベストマッチ!!鋼のムーンサルトォ…ラビットタンク!!イエーイ!並に相性抜群です。
今言った戦闘以外の使用方法もあるのですがそれはその時になるまで秘密です。まあ有名なものなのでこのゲームをプレイしたことのある兄貴ならわかると思いますが。
錬金術も覚えたのでもうここに用は…おっと、ドルチェットから【剣術】を教えてもらうのを忘れていました。頼み込みましょう。グリードさんに斬りかかったからか警戒心が強いですが、グリードさんガチ恋勢のこの犬っころはちょろっとグリードさんのことを褒めるとすぐに警戒心を解いて【剣術】を教えてくれます。この警戒心のなさ……さては幼女じゃな?(名推理)
┌───────────────────┐
│ドルチェットは懇切丁寧に剣の扱い方を教│
│てくれた。 │
│あなたは【剣術】の技能を手にいれた。 │
└───────────────────┘
基本的にイベントで習得できる技能は【器用】が高ければ高いほど習得しやすくなります。ホモちゃんの【器用】はレベルMAX(エグゼイド)。それどころか
少し頼むが遅れましたけどまあ誤差だよ誤差!
時間帯も遅いので今日はここにお泊まりしましょう。伏線回収!キャンプ地としたのは未来を読んでたからさ!(シュルク)
なにも食べてなかったからか【空腹】状態になってますね。カーティス精肉店でお肉を買ってきましょう。この時にイズミがいればコミュニティを築くのもありですが、基本的にいないので築くことができたらラッキー程度に考えておきましょう。別にイズミとのコミュニティがなくても最後まで進めます。
「いらっしゃいませー!カーティス精肉店です!」
メイスンが店番をしていました。まあ仕方がありません。適当にお肉を買って『デビルズネスト』へ戻りましょう。よお兄ちゃん、この店で1番美味い肉をくれ!
「一番美味い肉?うーん…だったらこの牛の肩ロースとかどうかな?霜降りだから美味いよ!」
霜降り……!圧倒的ドラクエ……!!(KIZ並感)他にも適当に見繕ってくんろ!『デビルズネスト』のメンバーにも食わせて上げるためにたくさん買いましょう。ここでスカー戦の時の賠償金が役に立ちます。ホモちゃんはちょっとしたお金持ちになっているのでお金は心配ありません。
『デビルズネスト』の連中に食べさせる理由は等価交換の意味を込めたお礼です。連中から技能や情報を教えてもらっていた場合、対価を支払わないと好感度が下がります。逆に支払っておくと全体的に好感度が上がります。この好感度上げが後々の攻略に響いてくるので大事なのです。
ただいまー!肉買ってきたゾ。レッツお肉パーリィー!みんな踊れー!!(比喩表現)
「うお!?肉だ!!」
「丸々一頭分くらいの量じゃねぇかこれ!!?」
「おーいテメーら。この肉はそこの姉ちゃんが買ってきたものだ。お礼言えよ」
「ありがとうございます!!」
やっぱコイツら良い奴じゃねぇか……!出てくる作品間違えてません?例えば銀の匙とか。
錬成してバーベキューセットを用意しましょう。炭は元々ここが酒場だったからか大量にあります。なんで大量にあるんだ……?(困惑)炭…炭素……炭化……あっ(察し)。
「あ?なんだ急にジロジロ見やがって」
なんでもないです。ではグリードさん(炭)に火をつけて肉を焼きましょう。もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(せっかちはホモ)当店自慢の一品になります……。クソ(美味い肉)です……。
焼肉パーリナイしたことにより【空腹】が【満腹】になりました。後片付けをしたら寝ましょう。夜更かしはお肌の大敵、はっきりわかんだね。
では寝ましょう。オ ヤ ス ミ マ ン ! !(ベビー用品)
朝になりました。おっはー!!!おはようございますだろぉ?おはようございます。グリードさん達に挨拶をして中央に戻りましょう。
「かぁ〜…なんだ?もう帰るのか?」
寝起きのグリードさんが別れの挨拶をしに来てくれました。わざわざ挨拶にしくるとかやっぱりTDN気さくな兄ちゃんじゃないか……。
「まあなんだ、あんたは面白い人間だった」
ありがとナス!今度はそっちが肉奢ってくれよなぁ〜頼むよ〜?
「そうだな、とびっきりのヤツを用意しといてやんよ。じゃあな、気ぃつけて帰れよ」
┌───────────────────┐
│そう言うとグリードは背を向けて手をヒラ│
│ヒラと振って店の中へ戻って行った。なん│
│だかんだ律儀なホムンクルスだった。 │
└───────────────────┘
挨拶も済んだので帰りましょう。中央へイクゾ-!デッデ
【今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました】
ーーー
最初見た時は『機械みたいな女』って認識だった。
「ホムンクルス……貴方が…?」
「ああそうだ。ありえないって思ったか?いいか、『ありえないなんてありえない』。今ここに実在してるんだからな」
俺がホムンクルスだと言うことを話した時もロアに一度頭をぶっ飛ばさせて再生した時もあいつは眉ひとつ動かさず観察するように見つめていた。
「グリードさん!ホントにいいですか!?あんな得体の知れない女をここに泊めるなんて!」
「あぁ〜?別にいいだろ。あんな面白い女いないぜ。俺が人間じゃないか確かめるために剣で斬りかかるなんてしてきたのあいつが初めてだ。だっはっは!」
「笑い事じゃないっすよ…」
あの時は『敵意はない』なんて言ったがあれは本当だ。あいつが持っていたのは敵意じゃなく『興味』だった。『本当にこの男はホムンクルスなのか?』その探究心を満たすために斬りかかってきたんだ。あれには流石の俺も面食らったぜ。
「ただいま」
「ただいまって……ここはアンタの家じゃねぇぞ?ってなんだその大量の肉は」
「今日の夕飯」
「そんな食うのかアンタ……」
「……馬鹿なの?これはあなた達の分も含まれてる」
「……はあ?」
「一宿の恩、焼肉パーティーでもしましょう。ここは広いし、沢山買ったから全員で食べないと消費しきれないわ」
「……くっくっくっ…!だーっはっはっは!!!おいオメーら!!今日は肉だぞ!!」
ついさっきまで一触即発の雰囲気だったってのにあいつは俺達の分の肉まで買ってきて一緒に食おうと言いやがった。俺の中のあいつの認識が『機械みたいな女』から『面白い女』になった。
まあアイツらもアイツらだ。肉貰っただけで警戒心を解きやがる。そんな馬鹿どもだから俺は気に入っているんだがな。
「炭ない?」
「炭ぃ?ああ確か大量にあったぞ」
「…なんで大量にあるの?」
「知らねぇよ……おいなんで俺を見る」
肉も食いきって片付けたあと、あいつはいの一番に寝やがった。
「……グリードさん、こいつ何者なんですかね?」
「んー…まあ、アレだな。大物であることは確かだな」
「よく敵地のど真ん中で一番最初に寝れるなこいつ……」
寝首をかかれるとか考えなかったんだろうな。そんなことする奴らじゃねえって俺らのことを信頼してたんだろう。たった一日で信頼なんか出来るもんかって?……あいつなら出来るんだろうな。
しかも一番最初に寝たかと思えば一番最初に起きやがってそのまま何も言わずに帰ろうとしやがった。
「おい、帰るのか?」
「ええ。昨日はありがとう、グリードさん」
「こっちこそサンキューな。たらふく肉食ったのなんか久しぶりだったぜ。アイツらも喜んでたしな」
「それは良かった……じゃあ、そろそろ行くわ」
「おう。まあ、なんだ。久々に面白かったぜ」
柄にもないことを言ってなんだかむず痒かったんだよなあ。照れくさったのかもな。強欲なんて呼ばれてる俺があんなこと言うなんてよ。
「私も楽しかった。今度はあなたがお肉を食べさせてね」
「はっ、任せろ。そんときゃとびっきりのヤツを用意しといてやんよ。…じゃあな、気ぃつけて帰れよ」
「ええ……またね」
その言葉には返事せずに手を振るだけで返したが……もう一度、もう一度会った時には、今度はこっちが肉を奢ってやろう。なんて考えてたが……
「それも叶いそうにねぇな……」
「何を言っているのだね?さあ、立ちたまえ。君はあと何回殺せば死ぬのかね?」
剣を突き刺され、下水道に倒れながらあの時のことを思い返していた。これが走馬灯ってやつなのかもな。
もう両手じゃ足りないほど奴に殺された。もうすぐ完全に死ぬだろう。
「…さあな、テメェにゃ関係の無いことだよ!!」
「愚かな…」
なあ、フォールン。
またいつか会えたら
一緒に肉、食おうぜ。
全6話です。多分。