スーパーロボット大戦Z 魔王たちの新たに歩む物語   作:有頂天皇帝

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ガンダムビルドダイバーズRe:Rise最高でしたね!というかこの作品でヴァルキランダーみたいなSDガンダムの扱いどうしよう・・・
再開のたけじんマンさん、otonaさん。活動報告にてコメントしていただきありがとうございました!!返信遅れて申し訳ありません(--;)
この後しばらくは本編と同じ展開進むために今回からオリジナルルートにいきますが基本は鉄血のストーリーを元にしたもので、タービンズから歳星までの話を数話かけて書こうと思っています。それでは本編をどうぞ!


第7話 動き出す世界

ゼロ率いる黒の騎士団がフジ基地に現れ草壁率いる日本解放戦線メンバーと世界解放戦線『WLF』からソレスタルビーイング、S.M.S、日本のスーパーロボット部隊などと協力して人質を救出した。そしてその事件を皮切りに黒の騎士団はエリア11で表には明かせないような悪事を働く貴族や軍人、また日本人でありながら日本人を食い物にしている日本人など『悪』と呼ばれるもの達を裁いていた。ある時はKMFやMSなどの機動兵器を用いて、またある時はメディアに悪事の証拠を揃えて報道を促し、メディアがその情報を揉み消そうとするならそれすらも報道したりなど様々な手段を使って黒の騎士団は悪事を働いていたものたちを裁いていた。

 

────『正義の味方』

人によって正義も悪も異なるが、黒の騎士団は弱者の味方として支配されているイレブンたちナンバーズ、国是に否定的な一部のブリタニア人、三大国家に実権を握られているコロニーや植民地の人間たちなど力を持たないもの達にとって希望の光とも言える存在だった。

 

しかし三大国家の人間たちのような支配者たちやWLFのようなテロリストのような存在などは黒の騎士団の存在が邪魔でしかないと考えていたが、国連平和維持理事会代表がテロや次元獣などの人類共通の敵に対抗するための組織『Z Extra International Savers』通称『ZEXIS』に黒の騎士団やソレスタルビーイング、ダンクーガなどの三大国家に敵対する組織やマジンガーZを筆頭にした日本のスーパーロボットたちなどの主義主張が異なるもの達を集めたことにより表立って黒の騎士団やソレスタルビーイングなどを襲うことが出来なくなってしまった。

 

ZEXISの登場により各国の権力者たちはそれに対してどのような対応をすべきか悩むものもいれば、所詮は烏合の衆と見下し大した脅威と見ずに何時でも潰せると傲慢な態度を取るもの、そしてZEXISが今後どのような行動を起こすのか見定めるものなどと対処の仕方は異なるが共通する点はZEXISという組織に少なからずの興味を持っていた。

 

 

────このZEXISという組織に集う人々が世界に対してどのような影響を与えるのかは、一部の人間を除いてまだ知る由もないのだった・・・・

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

『黒の騎士団』がその存在を世界に知らしめた日本解放戦線の草壁中佐がフジ基地で起こした事件から5日が経った。エリア11のトウキョウ租界のアッシュフォード学園の生徒会メンバーは人質に取られていたこともありこの5日の間、学園の門前にて取材しようとやって来たマスコミが沢山いたために学園の外に出れないことで生徒たちに不満の声が上がったりしたがそれ以外では特に問題という問題もなく普通の日常を過ごしていた。

 

そしてクラブハウスのルルーシュの自室にてルルーシュはパソコンのモニター越しにとある人物と会話をしていた。

 

『随分と面白ぇことになってるそうだな。地球にいるウチのもんから聞いたぜ?』

 

モニターに映っている男──『マクマード・バリストン』は顎を擦りながら笑みを浮かべていた。

 

「そんなことを聞きたい訳でもないだろ?要件を早く言ったらどうだ」

 

『おっといけねぇ。歳をとるとつい長話ししたくなっちまっていけねぇや』

さっさと本題に入れと言わんばかりの不機嫌そうな顔をするルルーシュを気にせずマクマードは笑みを浮かばながら話し始める。

 

『まぁちょっとした護衛依頼をお前さんとこに頼みたくてな。実はちと面倒なことが起こってな・・・』

 

マクマードはそう言って俺に依頼したい内容について詳しく話してくれた。

2週間ほど前、火星にて民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ。通称『CGS』は火星の独立運動を指揮する『クーデリア・藍那・バーンスタイン』の依頼で地球へ向かう彼女の護衛依頼を引き受けることになったのだが、その準備のさなかに独立運動を企てるクーデリアの存在を疎むギャラルホルンがCGSを襲撃したそうだ。CGSの社長である『マルバ・アーケイ』は昔馴染みであるテイワズの輸送部門を担当する『タービンズ』のリーダーである『名瀬・タービン』と再会し、CGSの全財産と引き換えにギャラルホルンとの調停役を頼んだのだが、CGSは参番組の少年兵によって乗っ取られ会社名も『鉄華団』に変わってしまった。

 

これから名瀬率いるタービンズは彼らからCGS時代の財産引渡しを要求するために彼ら鉄華団が向かおうとしている航路へと向かっていた。マクマードは道中宇宙海賊やインベーダーなどに襲われた時のための用心としてルルーシュの部下から護衛を出せないかと依頼してきたのだ。

 

『勿論依頼料はしっかりと払わせてもらうぜ』

 

マクマードはそう言いながらルルーシュに報酬内容が書かれているデータを送る。

ルルーシュはマクマードの提示した報酬を見ていると最後の項目に書かれている報酬内容に思わずその動きを止めてしまった。

 

「コレは・・・・・」

 

『偶然だがウチのもんがデブリ帯で見つけたんでな。前々からお前さんがコレを求めていたのは知っていたから今回の報酬にしたが・・・どうやらその様子だとお気に召したようだな』

 

マクマードはルルーシュの驚く顔を見て満足したのか笑みを浮かべながらルルーシュを見る。ルルーシュはマクマードにいいようには扱われてる感じがして思わず舌打ちをするがこれでルルーシュはマクマードの依頼を断る理由がなくなってしまった。

 

「いいだろう。なら火星付近にいる俺の部下たちに連絡して向かわせておく」

 

『交渉成立だな。それじゃあ期待してるぜ』

 

マクマードはそう言って通信を切った。通信が切れたのを確認したルルーシュは一息つくと椅子の背もたれに軽くよりかかった。

 

「それにしても意外だな。お前が他者に正体を明かした上で協力関係を築いているとはな」

 

ベットの上で寛ぎながらピザを食べていたC.C.が通信を終えたルルーシュに笑みを浮かべながら質問してきた。彼女は枢木スザク奪還事件の後にいつの間にかクラブハウスに居着いており、ルルーシュのカードで勝手に購入したピザをこうして好き勝手食べているのだった。ルルーシュは何度も文句を言っていたが寝耳に水とばかりに言うことを聞かないので最近は諦め始めていた。

 

「あの男は俺が人質の頃に桐原公の伝手で紹介されたから既に俺の正体を知っているからこそ互いの利益が出る限りはこうして協力関係をとっているんだ」

 

「だがそれも互いに利益があるまでの間だけの話だろう?この男が三大国家や他の敵対組織にお前の正体を伝える可能性だって高いだろう?」

 

C.C.はルルーシュが理解してるであろうとわかっていてもルルーシュの配下でもない人間に正体を明かすことはかなりのリスクであると考える。その上相手は木星航路最大の影響力を持っているテイワズの代表なのだからゼロの正体は有力なカードとして効果的に使えることが出来るだろう。その事にC.C.が懸念しているのに対してルルーシュは「問題ない」と言った。

 

「奴が俺に対してのカードを持っているように俺もまた奴に対しての有効なカードを持っている。今はまだ互いに利用できている状態だからこそ対等な取引関係を保っていられているんだ」

 

テイワズは表向きは大企業として活動しているがその実態はマフィアであり裏取引を行っているためにテイワズはその事を公表される事を恐れ徹底的に情報規制を行っているがルルーシュは自らの情報網を駆使したことによりテイワズが所有している幾つかの裏取引使われている航路などの情報を手に入れることができ、これによって2人は対等な関係を築くことが出来た。

 

「しかしこれからお前はどうするつもりだ?敵は既にブリタニアだけでは無い。下手をすればZEXISの連中だって敵になるかもしれないだろう」

 

C.C.の言う通り、ルルーシュの黒の騎士団やソレスタルビーイング、S.M.S、日本のスーパーロボットたちがZEXISとして活動することになったのは現状では利害が一致してるからであって必ずしもその関係が長引くとは限らない。

 

「問題ない。そんなものはZEXISに参加することを決めた時から分かりきっていたことだ。その上で俺は目的を成し遂げるためならばどんな手段でも使ってやるさ」

 

ルルーシュは覚悟を決めた目をしながらC.C.にそう答えると窓の外の景色を見るのだった。今日は曇り空なのか月や星は隠れてしまい今宵は暗闇に包まれているのだった。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

ルルーシュがC.C.と話している頃、場所は遠く離れて火星に変わる。クーデリアを地球まで護衛することになったCGS改め『鉄華団』はCGSが所有していた強襲装甲艦ウィル・オー・ザ・ウィスプ改め『イサリビ』を使ってクーデリアを地球へ送り届ける計画を建てていたのだが、残留した元一軍隊員のトド・ミルコネンの密告によって仲介業者である『オルクス商会』とギャラルホルンの襲撃を受けることになった。その窮地を辛くもくぐり抜けることに成功した彼らだが、その結果彼らは地球への先導役を失ってしまうのだった。

 

そのための話し合いをするために鉄華団の主力メンバーと依頼主であるクーデリアと従者の『フミタン・アドモス』が艦長室に集まって今後の方針について話し合っていた。

 

「どうするよオルガ?このままなんの宛もなく進んでたらまたギャラルホルンの奴らに襲われちまうんじゃねぇか?」

 

鉄華団の団長である『オルガ・イツカ』にそう聞くのは『ユージン・セブンスターク』。現状彼らは地球へと向かうための先導役がいなくなってしまい航路が判らず使えないことからどうすべきかをユージンは団長であるオルガに聞いた。

 

「ここまでギャラルホルンとこじれちまった以上ただの案内役じゃダメだ」

 

「つってもどうするよ。俺達にはそんな案内役の伝手なんてねぇぜ?」

 

オルガの言う言葉に疑問を持った『ノルバ・シノ』がオルガに質問する。元々オルガたちは参番組としてCGSの頃は下働きをしており他の商会などには知り合いもいないため伝手などなかった。

 

「・・・・テイワズだな。それしかねぇ」

 

「テイワズ・・・・木星圏を拠点とする複合企業ですね。実態はマフィアだと聞きますが」

 

「お目当てはその実態の方さ」

 

「あのテイワズが俺らみたいなガキの後ろ盾にすんなりなってくれるか?」

 

オルガの提案に対してユージンやオルガの右腕のような存在である『ビスケット・グリフォン』が難色を示すが、このままではどうしようもないことを全員が理解している。

 

「このままじゃ地球にはいけねぇし火星にも戻れねぇ。どっちみち俺たちは木星へ向かう以外ねぇんだ。いざとなりゃ一か八かぶつかるまでよ」

 

結果、オルガの意見に全員が賛同したことにより一行はテイワズの傘下になるべく木星へと進路を取るのだった。また、フミタンがギャラルホルンの中継器を利用した長距離通信手段を確立させたことによりオペレーターとして就任したり、クーデリアが炊事係として鉄華団に雇われた『アトラ・ミクスタ』がクーデリア、『三日月・オーガス』が作業している整備班たちに食事を配ったり、クーデリアが年少組に文字の読み書きを教えるなどしていた。

 

そしてイサリビの艦内にて銀髪に碧眼の少年『ライ・アルトリウス』は外の景色を眺めながらこれからのことについて1人、考えていた。

彼は元CGSの二番組の隊長にして現在は鉄華団の協力者として同行しているがそれは鉄華団に対して思い入れもあるからだがそれ以上にライには目的があった。

 

「(地球か・・・・そこに行けば僕の記憶の手がかりがあるかな)」

 

ライには自身が何者であるかについての記憶がなかった。覚えているのは最低限の知識と『ライ・アルトリウス』という名前、体に染み付いた戦闘技術。そして名を忘れたが自分には忠誠を誓った『主』がいるということだけは覚えていた。

 

ライは気づいたら火星のスラム街にいた。記憶を取り戻すために色々な事をやった。スラム街の連中を自分の配下にして日々を暮らし、そんな時にCGSの社長である『マルバ・アーケイ』にスカウトされ二番組としてCGSに入団し、参番組メンバーであるオルガや三日月たちと親しくしたり一番組のロクデナシの大人共と何度も衝突するなど色々なことがあった。

 

そしてクーデリアがCGSに地球行きの護衛の依頼を出したことによってギャラルホルン火星支部の襲撃を受け、多大な犠牲を出しながらも三日月とライによって撃退することに成功した。後日、『クランク・ゼント』と名乗るギャラルホルンの士官が決闘を申し込んで来たがそれをライが圧倒的な実力差を見せつけるようにして勝利し、オルガはクーデリアからの護衛依頼を受理したり、地球に向かうためにギャラルホルンの襲撃を再び受けるなどがあった。

 

ライは確信を持っている訳では無いが地球に行けば自身の記憶について何か思い出せると思ったからこそ地球に向かうオルガ達に協力することにしていた。そしてもしライが忠誠を誓った主君に会えればライはその主君に仕えると確信しているために鉄華団に入ることをしなかった。

 

「(オルガたちには悪いことしちゃったよな。でも僕にとっては優先するべき存在はアイツなんだ)」

 

記憶に残っていないがそれでもライは覚えている。その人物にライ自身が自分の全てを捧げると誓ったことを、その人物を守る為ならばかつての同胞だろうと斬る覚悟を持っていたことを。

 

「でもコレが僕が自分で選択した道だ。例え世界を敵に回したとしてもだ・・・・」

 

ライは決意を込めた瞳をしながら外の景色を見ているとこちらに向かって慌てた様子でライの部下である二番組の隊員である金髪リーゼントの青年──『カトウ・アーノルド』が走ってきた。

 

「た、大変っス隊長!!テイワズ傘下の『タービンズ』から通信が来たっス!!」

 

「タービンズが?ある意味好都合だがなんで僕たちに通信を・・・・」

 

ライはテイワズの傘下であるタービンズが通信をしてきたことはある意味こちらにとっては都合のいいことだと思いつつもあまりに都合のいい展開に疑問を持つが、次のシバの言葉を聞いて納得した。

 

「そ、それが、その・・通信してきたのがマルバなんですよ・・・」

 

「へぇ・・・・」

 

カトウの言葉にライは目を細めながらタービンズが鉄華団に通信してきた理由が見えてきた。恐らくだがマルバがタービンズに何らかのツテがありそれでタービンズにギャラルホルンの事を何とかしてもらおうとしていたが、その頃にはCGSはオルガたちによって乗っ取られた後だったためにマルバから取り損ねた依頼料を鉄華団に取り立てに来たのだろう。なら、このあとの展開はオルガの性格からして容易に想像がつく。

 

「カトウ、僕は格納庫に行って何時でも出撃出来るようにするからオルガに伝えといて」

 

「ウッス!!わかりました!!」

 

ライはシバにそう言うと格納庫にある自分の機体の元へと向かった。

 

 

─────本来の歴史とは異なる歴史を辿ったことにより、歴史の歯車はこうしてまた新たに動き出す。この結果により未来がどのようなものになるかは神のみぞ知ることだろう・・・・




書きたい展開とかは本当に色々あるんですがそれを文章にするのや戦闘描写を考えるのが難しくて中々筆が進んでません(--;)とりあえず頑張って書き続けて行きます。ちなみにSDガンダムの扱いとしてはトランスフォーマーみたいな他の宇宙の星の住人にするか、遺跡から発掘するかとか色々考えているんですが何かいいアイデアとかあったら教えて貰えると幸いです。自分、SDガンダムのことはよくしらなくて・・・

テイワズとの繋がりを持つためにタービンズに鉄華団の力を見せつけようとするオルガたちとライ。しかし相手は実力を持ったMSパイロットたち、予想以上の苦戦を強いられるオルガたちの前に時空震が発生し、見たことも無い5機のスーパーロボットと大量の機体が出現したのだった。

次回、第八話『タービンズと鉄華団とザンネン5』
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