鞠莉ちゃん∩(・ω・)∩ばんじゃーい
やあ、みんな。
今、俺と曜は鞠莉のホテルにいる。
え?何故って…
「今日はマリーの誕生日パーティーに来てくれて、ありがと〜!」
っていうこと。
にしても流石小原家。すっげえ豪華。何がって、言わなくても分かると思うぞ…
「あ、蒼音さん、こんにちは」
「兄様!」
Saint Snowの2人も来てくれてます。はるばる函館から。
なんか理亞には兄様って呼ばれてる。
えーと、東京でこの2人がナンパされてる時に、助けてからこう呼ばれるようになったぞ。
最初は曜が睨んでたけどね…
「未来ずら〜!」
って花丸ちゃん…
そもそも料理も12人で食えんのかよって量だぜ!?
ケーキはクソデケェ…
ブルジュ・ハリファかよ。
これがブルジョワジー!資本主義!ニューディール政策!マーシャル・プラン!
おっと、後ろの2つは米国の政策か…
まあ、そんなことは置いといて、
「これもおいしいずら〜!」
「蒼音くん!これ美味しい!」
「お兄ちゃんお兄ちゃん!」
この3人がめっちゃ食ってる。
あれ?意外にイケるかも…
「あはは…凄いねあの3人…」
「そういう果南は食ってんのか…?
って聞くまでもなかったな」
「?」
果南のやつも山盛りだぜ。
あの3人とは違って果南のはしっかりバランスがとれてる。その辺はしっかりしてるな。
「果南は良いお嫁さんになれそうだな〜」
「もう〜///」
おっと、声に出てたか…
気をつけねぇと。
「蒼ちゃん!」ハグゥ!
「うおっ!」
鞠莉が後ろから抱きついてくる。
果南も鞠莉も抱きつくの好きだな〜
まあ、いつもはすぐ振り払うんだけど、今日は鞠莉の誕生日だし…
「( ̄・ω・ ̄)ジー」
ちょっと曜さん?そんな鋭い眼光で見ないでください!
というか、今日くらいは許してやれよ!
いつも俺に抱きついているだろ…って言ったら鞠莉も果南も含まれるな…
「あれ?今日は振り払わないの?」
「変な物食った?って感じで言うな。鞠莉の誕生日の今日位はな…」
「優しい蒼ちゃん大好き!」
「はいはい」
「もう、マリーは本当に蒼ちゃんの事が大好きなのよ?」
恥ずかしがらずに良く言えるよな。
流石にあの果南も顔赤くしてたのに。
欧米人とかは普通にキスとかするけど、日本人は「恥じらい」があるからなぁ…
「私もあれくらいアタックしないといけないのかしら…」
「もっとハグしないと…」
「蒼音さんの好きな料理ってなんでしょう…」
「リトルデーモン…」
なんか4人位なんか言ってる気がするけど、聞こえん!
「も〜、蒼ちゃ〜ん」
〜〜
「はい、鞠莉ちゃん!
いつもありがとね!」
「ありがと千歌っち〜!」ハグッ!
今、みんなが鞠莉にプレゼントをあげてるわけですけど、俺は曜と選んだんだ。
ツンベルギアと桔梗の花をプレゼントにしたぞ。
花言葉はツンベルギアが美しい瞳、黒い瞳。
花の中心に人を惹きつける瞳のような黒点があることに由来しているんだ。
紫の桔梗の花言葉は「気品」という意味らしい。
ま、こういうのは意外に乙女な曜が調べた。
「私達からはツンベルギアと桔梗の花束だよ!」
「いつも妹達の面倒ありがとな」
全く、俺っぽくもないぜ…
「2人ともThank you!」ハグッ!
「ふっふっふ、俺からはまだあるんだな〜」
「What!?」
「鞠莉に捧げる、
『至上の愛』」
〜〜
演奏後
「蒼ちゃんありがと〜!!!」
そう言う鞠莉に近づき、俺は
「誕生日おめでとう、鞠莉」チュッ
「ワーオ!これは思いもよらないサプライズだわ!///」
俺のヘタレ根性見たか!
鞠莉も顔真っ赤だ。
そう、俺は鞠莉にキスをしたのだ。
…別に鞠莉が嫌いな訳じゃ無いしな…
「そ、蒼音くんが…」
「お兄ちゃんが…」
「ま、鞠莉に…」
「キスを…」
「これは…」
〜〜
この後俺は皆に問い詰められたよ。
鞠莉は顔真っ赤のまんまだし。
曜がまた機嫌悪くなって
「じゃあ、私にキスして!」
って言い出すし…
〜〜
鞠莉の誕生日パーティーの後、
「俺の演奏、どうだった?」
「Excitingな演奏だったわ!それに、まさかのサプライズもあったしね///」
あ、また顔赤くしてる。
こういう鞠莉は新鮮だな。
「あのな、鞠莉」
「?どうしたの?」
「俺は鞠莉の事が好きだ。
この青い地球の、あの大きな宇宙の誰よりも、鞠莉のことが大好きだ。
俺と…付き合ってくれませんか?」
「…
また、やられちゃったわね…
でも、マリーの気持ちが、想いが、蒼ちゃんに届いたのかしらね。
蒼ちゃん、いや、蒼音さん、私も貴方の事が大好きです。
こちらこそ、不束者ですが、よろしくお願いします!」
〜〜
俺達は晴れて恋人関係になった訳だが…
「蒼ちゃん!イタリアへ行くわよ!」
「イタリア!?」
鞠莉の両親に会いに行くんだって。
行動力すげぇよ…