渡辺曜の兄の日常   作:夜露

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うう…勉強ヤダぁ…

全然手が進みませんでした…


巨大化

ppppp…

 

「あい?」

「そ、そ、そ、そ、蒼音さん!

今すぐ黒澤家に来てくださいまし!」

「ちょ、だi「ブチッ」…行くか…」

 

朝から凄い反応をするダイヤから電話がありました…

さて、行く準備でもするか…

 

「曜~、ちょっとダイヤんち行ってくるわ」

「え⁉お兄ちゃんが行くなら私も行く!」

「お、おう」

 

なんだかよくわからないが、曜も行くらしい。

…にしても、何があったんだ…?

 

~~

 

黒澤家

 

「おっす」

「おはヨーソロー!」

「相変わらずそれなのな…」

「よ、良かったですわ!さ、中へ!」

 

本当に何があったんだ…黒澤家に…

 

~~

 

「にしても何があったんだダイヤ?」

「ルビィが…ルビィが…」

「ルビィちゃんが?」

「まあ…見てくれれば分かると思いますわ…」

「「???」」

 

「ルビィ、入りますわ」

「うゆ…」

 

…(。´・ω・)ん?

なんーか、いつものルビィちゃんの声と違う気が…

 

スーッ

 

「ルビィちゃん、おはヨーソ…ロー⁉」

「ん?どうした…よ…う…⁉」

 

目の前にいたのは…

 

「おはよう!曜ちゃん!蒼音くん!」

「ルビィ…ちゃん…だよね…?」

「そうだよ!」

 

…目の前にいるのは鞠莉や果南のようなグラマラスなボディのルビィちゃんだったのだ。

隣ではダイヤが

 

「ルビィがこんなに成長するのにわたくしは…」

 

と言っていたり、曜が

 

「ルビィちゃん、嬉しそうだね!」

 

と言ってたり。

確かに嬉しそうだな。

背も大きくなってるし。ダイヤと同じくらいか…

体は…姉妹でこんなにも違うのか…

ああ、ダイヤ泣かないで…

 

「なあ、あれは誰の服なんだ?」

「一応わたくしのですが…うぅ…」

「ごめん、聞いた俺が悪かった」

 

…というか、将来のルビィちゃんはこうなのかと思っていたら…

 

ピンポーン

 

「…行ってきますわ」

「お、おう」

 

シャイニー★

マリサン!?

 

うん、鞠莉が来た時点で嫌な予感がするなオイ。

 

~~

 

「あ、蒼ちゃん!」ダギッ

 

はい、鞠莉が入って来ました。ハグされなう。

 

「「む~」」

 

曜とルビィちゃん…?

 

「もしかして、鞠莉さん。こんなにルビィが成長した理由を知っていて?」

「Yes!」

「やっぱお前か。というか、もう離れてくれよ。もういいだろ?」

「negative!」

「駄々っ子かお前は」

 

まあ、なんとなくわかってたよ…

 

「何故私の可愛いルビィがこんなになったのですか!しかも!なんで私より成長しているのですか!」

 

…気にしてたんだねぇ…(´;ω;`)ウゥゥ

 

「うゆゆゆゆ?」

「えーとね…昨日…」

 

~~

 

「ルビィ!」

「どうしたの鞠莉ちゃん?」

「たまたまカバンにキャンディ入ってからあげるわ!」

「わぁい!ありがとう鞠莉ちゃん!」

「you're welcome!」

 

~~

 

「それであとあと分かった訳か…

というかなんでそんなものを持っているのか俺には全くわからないんだけど。因みに効果は大きくなるだけか?」

「えーとね、確か食べた人が3年後の姿になるっていう効果だったかしら?」

「負け…ましたわ…」ガク…

「ルビィ、こんなに大きくなれるんだね…!」

 

背は鞠莉より少し低いが、容姿は劣ってないな。凄い。

…ダイヤには抹茶味のアイスでもあげよう…

 

「お兄ちゃん、私もルビィちゃんみたいになるかな!?」

「どうだろうな。食う寝る遊ぶをちゃんとしてたらなるんじゃないか?」

 

しかし、思うことが一つあるよな。

 

「鞠莉、ルビィちゃんはいつ元に戻るんだ?」

「うーん、分かんないけど明日には戻るんじゃない?」

「オイコラ」

「でもさ、お兄ちゃん。ルビィちゃんは喜んでることだし良いんじゃない?」

「そうなんだけど、ほら戻んないとさ、ライブの衣装とかな?」

「確かに…」

「うゆ…」

 

鞠莉(バカ)が軽率な行動をするからこうなるんだよなぁ…

とりあえず今はこれからのルビィちゃんについて考えなければ。

 

「鞠莉が言うには明日効果が切れるらしいが、今日切れるかもしれないし明後日切れるかもしれない。下手したら一週間後かもしれない。まあ、鞠莉が言うことは当てにしない方が良いからな」

「!?」

「その通りですわ。そして不確定要素が多すぎますわ」

「ちょっと!マリーの言うことを当てにしても良いじゃない!」

 

いや、だってだねぇ小原君。

 

「あなたにしてやられた悪行はわたくしの脳内に焼き付いているのですよ!」

「うっ…」

「っていうことだ鞠莉。諦めろ…」

 

~~

 

さて、会議は2時間くらい続いた。鞠莉が途中で寝てダイヤに説教されていたりしたぞ。

まとめるととりあえず明日まで待ってみようということになった。とにかく情報がないからね。

 

「結局私が言ってたことになったじゃない!」

「まあ、とりあえずはね」

「ごめんね蒼音くん。ルビィのせいで朝早くに家まで来てもらちゃって…」

「そんなのは良いんだよ。まさかの事態だからね。ましてや知り合いがこうなると誰でも飛んでいくと思うよ。だから謝らなくていいよ」

「ありがとう蒼音くん…!」

「む~…」

 

ルビィちゃんも慰めていると曜がこれでもかというほどほっぺたを膨らませていた。リスかな?

 

~~

 

渡辺家

 

「♪~」

 

ど う し て こ う な っ た

曜が「今日はルビィちゃん達と一緒にいたんだから、家に帰ったら私に構ってね!!!」って…

というわけで今は俺の足の上に座った曜が楽しそうにテレビを観ている。曜って意外に軽i「お兄ちゃん変な事考えてなかった?」「イエナンデモ!」

たまに曜って構え怒るんだよねぇ…なんでだろ。

 

~~

 

次の日

 

「うゆ!」

「良かったねルビィちゃん!」

「うぅ…ルビィが…ルビィが戻ってきました…私の知ってるルビィが…」

「ね!マリーの言った通りだったでしょ!」

「お前は軽すぎるんだよアホ!」ゴツン!

「いった~い!私も女の子なのよ!?」

「んなもん知るか!」

 

ルビィちゃんが元に戻って良かった。にしても小原家、なんてもん作ってんだ…ブルジョワジーの闇だな…

 

「やっぱり、今の体の方が落ち着くなぁ…」




よしのって入れると、愛乃って出てきましたw
南條さん…

あ、鞠莉ちゃんがアホキャラになってますけど、自分は鞠莉ちゃん好きですよ!!!

つったかたー
https://twitter.com/Yotuyulovelive

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