この素晴らしい世界に祝福を!このお姫様にも祝福を! 作:ジャントラード
魔王の娘を倒した俺達はその後城に戻った。
「よくぞ魔王の娘を倒してくれた!国を代表してお礼を言うよ、ありがとう心から感謝している」
「いえいえ僕はトドメを指しただけですから、魔王の娘の所まで道を切り開いてくれた冒険者の皆、魔王の娘に爆裂魔法を打ち込みまくっためぐみん、俺達をずっと前で守ってくれたダクネス、皆に支援魔法をかけ負傷者を治療したアクア」
「これは皆の勝利ですよ!」
「そうだな!今日は国を上げてパーティをしよう」
「皆ぞんぶんに楽しんでいってくれ!」
「アイリスお前もよくやったな、これでカズマ君との結婚を認めよう」
「ありがとうございます!」
パーティにて
「おっ!魔王の娘にトドメを刺し部下達に殺された勇者様が来たぞー!」
「うるせーぞ!」
「たくもぉまぁ今日は楽しむか」
「そうだな今日は少しばかり羽目を外してもいいかもしれないな、何せ今回は全員が活躍したしな」
「そうよね!さぁ酒をもってきなさ〜い!」
「…………………」
「どうしためぐみん、体調が優れないのか?」
「い、いえ大丈夫ですよ、タグネス」
「そうか今日ぐらいは酒を飲んでもいいが程々にな」
「わかってますよ」
「勇者様!私がお酒を注いであげます!」
「おっアイリスじゃあ遠慮なく」
「ぷはぁーアイリスが注いだ酒は上手いな」
「ふふ、お父様から許可も頂きましたし、後はお兄様を振り向かすだけです。私頑張りますからね!」
「俺も頑張ってアイリスへの気持ちに気付けるようにするよ」
「はい!」
「…………………」
「(そういえばめぐみんが今日夜に部屋に来るって言ってたな、あまり飲みすぎないほうがいいか)」
パーティも終わりに差し掛かり
「花鳥風月!今からここに機動要塞デストロイヤーを作ってみせましょう!」
「うぉすげ〜どうやってんだ?」
「ほんとだ!どうしたらこんなに上手くできるんだ」
「もう一回もう一回みせてくれ」
「金なら払うから」
「いえいえいえ私は芸人じゃないのでチップは貰いませんそれに芸ってのはねポンポン見せるものじゃないのよ」
「また今度機会があったら見せてあげるわ」
「ダクティネス卿是非!家に嫁入ってくれませんか?」
「いえ!私のほうに」
「いえ!私のほうが!」
数々の幹部を倒し魔王も倒したパーティってこともあり俺達は周りからチヤホヤされていた。一人を除いて
「(さっきかあいつ全く何も食べずにじっとしてるな、あいつも大活躍だったんだからいつもなら出しゃばってくるのに)」
「どうしたんだめぐみん」
「か、かずま!?いえ何でもありません。それより今日のこと覚えていてくださいね」
「私は先に部屋に戻ってます」
そういってめぐみんは一人先に部屋に戻っていった
パーティ後
こんこん
「入ってもいいですか?」
「おういいぞ」
「…………………」
「…………………」
「今日はお前すごかったな爆裂魔法を打っていくたんびに威力が増していって」
「今日の爆裂魔法は200点だ!」
「ふふありがとうございます」
「さっきまで思いつめていたのが少しだけ楽になった気がします」
「では話しますね」
「カズマは魔王を倒し魔王の娘も倒したからアイリスと結婚できるんですよね?」
「まぁな」
「結婚、するんですか?」
「アイリス俺が死んだ時に号泣してたんだ」
「天界にいた時に聞こえてきたんだけど」
「聞こえてくる前までは色んなことを考えてたんだけど、その声が聞こえて来てからアイリスの事だけが頭に入ってきてすぐに復活させてもらったんだ」
「あの時そんな行動をとったのはたぶんアイリスが異性として好きでアイリスにあんなに悲しんでほしくないって思ったんだと思う」
「ようやく気づいた」
「俺はアイリスが異性として好きだ。だから結婚したい」
「ぐすっぐすっ」
めぐみんは俺の言葉を聞いて泣いていた
「結婚しないでよ、私の前からいなくならないで、ずっと一緒にいてよ…ぐすっ」
「めぐみん(アイリスと結婚って聞いて俺浮かれてたんだな、めぐみんは俺の事が好きだ俺がアイリスと結婚したら会える時間がとても減る。だからずっと思いつめていたのか、)」
「(俺もめぐみんが好きだずっとそう思っていたけど、あの時のアイリスのことを思うと胸が締め付けられるような感じがする)」
「(アイリスをとったらめぐみんが悲しむ、めぐみんをとったらアイリスが悲しむ)」
そんなことを思っといるとき俺はあることを思い出した
『汝もしどちらかを選ばなければならない時は他人のことよりも自分の事を優先するが吉』
「(バニルの助言だ)」
「(どっちかをとればどっちかが悲しむ、だからどちらも取らないなんて一番悲しませてしまう)」
「(決めた。俺はめぐみんが好きだ)」
「(でもそれ以上にアイリスの事が異性として好きだ!)」
「めぐみん」
「俺はお前のことが好きだ、でもそれ以上にアイリスの事が異性として好きだ!」
「だからアイリスと結婚がしたい」
「ぐすっぐすっ、ありがとうございます」
「ちゃんと自分の気持ちを伝えてくれて」
「もしやっぱり結婚はやめるなんて言ったら爆裂魔法を打ち込んでいましたよ」
「アイリスを幸せにしてあげてくださいね」
「では」
そういってめぐみんはすぐに出ていってしまった
「(これで良かったんだ、カズマはちゃんと気持ちを伝えてくれた。もう諦めたはずなのにどうして)」
「(どうして涙が止まらないのだろう)」
その日は一晩中泣いた、その涙には悲しみが含まれていた。そしてどこか満足した気持ちも
翌朝
「おはようございます。カズマ!」
「おはようめぐみん」
「昨日はありがとうございました。昨日のことは約束ですからね」
「あぁちゃんとアイリスを幸せにする」
「おはようございますお兄様」
「おはようアイリス」
「大切な話があるんだ」
カズマがようやく決心しました。次回はカズアイとして特に力を入れて書きますので、是非見てください!最後までお付き合いくださりありがとうございました!ではまた次回お会いしましょう。
part6 4月15日投稿予定