この素晴らしい世界に祝福を!このお姫様にも祝福を! 作:ジャントラード
結婚式の前日
結婚式の準備も終わり、ついに明日が結婚式となった。王女と勇者の結婚ということもあり国をあげて行うらしい。正直言ってめちゃくちゃ緊張している!
「(やべーよ、あんなに盛大に行うのかよ!もっと普通にやるもんだと思ってたのに。まぁ考えてみればそうか、大丈夫だこの日のために俺も色々と調べたし)」
こんこん
「旦那様失礼します」
俺達は結婚が決まってから毎日、夜に話をしている
「旦那様、緊張なさっているのですか?」
「そりゃ大勢の前で結婚するんだからな、緊張するに決まってるだろ。アイリスはどうなんだ?」
「私も緊張していますが、それよりもようやくお兄様と結婚でき、ちゃんとお兄様が旦那様になってくださるのだから楽しみです!」
「そうか/////俺も楽しみだ、そのアイリスが俺のお嫁さんになってくれるから」
「ふふ、明日のためにも今日は早めに寝ましょう。おやすみなさい。」
「あぁ、おやすみ」
「そうだ!アイリス!」
「なんですか?」
「結婚式の時に王女はずっとつけている指輪を渡すんだよな」
「その指輪は俺が持ってるし、どうするんだ?」
「じゃあ今私がもっといて明日結婚式の時に渡せば」
「わかった、はいアイリス」
「思い出しますね、あの時のこと」
「あぁ俺が盗賊団として城に侵入してアイリスにスティールして指輪を持ってたんだよな」
「私あの時嬉しかったです。大好きなお兄様が結婚する相手に渡す指輪を持っていてくれて、そしてお兄様は魔王を倒し、魔王の娘も倒して私の旦那様になってくれた」
「お、おぅアイリスもこんな俺と結婚してくれてありがとう」
「明日は早いですし今日は早めに寝ましょう。おやすみなさい」
「おやすみ」
そう言ってアイリスは部屋を出ていった
「(俺もいつまでも緊張してないで寝るか)」
結婚式当日
「おはようございます!旦那様!」
「おはよう!アイリス」
「おはようございます、アイリス様。ついにこの日が来ましたね、ぐすっ」
「クレア、まだ泣くのは早いですよ」
「いえ、アイリス様がついに花嫁になるんだと思うと」
「クレア様、いつまでも泣いていては仕方ありませんよ。アイリス様準備がありますので行きましょう。」
「わかりました。旦那様会場で会いましょう」
「おぅ楽しみにしてるぞ!」
「カズマ、お前も結婚かあの鬼畜だの外道だの言われてたお前がついに」
「おい!お前は悪口を言いに来たのかダクネス」
「いやいや違うんだ、まぁカズマも準備があるのだからいくぞ!」
「わたったよ行くか!」
結婚式会場の準備室 アイリスSide
「アイリス様、お美しいです。」
「ぐすっなんてキレイなのでしょう」
「ありがとう二人とも」
「アイリス様お幸せになってくださいね」
「アイリス様何かあったらすぐに私を呼んで下さいね、すぐ駆けつけますから。」
「ありがとう。今までたくさんお世話になりました。これは感謝してもしきれません。何かあればすぐに二人を呼びますからね」
「「はい!」」
結婚式会場の準備室 カズマSide
「カズマさんがタキシードね…何か似合わないわね」
「おい!アクアこの時ぐらいはお世辞でもいいからカッコいいと言ってやれ」
「おい!聞こえてるぞ!」
「私はカッコいいと思いますよ。こんなカッコいい人がアイリスのものになってしまうのですか、でもカズマが決めたなら私は応援します。幸せになってくださいね。」
「ありがとな、めぐみん」
「カズマ、アイリス様と結婚するんだぞ、こんな幸福な事はないぞ!お前は本当に幸福ものだな、幸せになるのだぞ」
「ありがとう、ダクネス」
「まぁ色々とあったけど、たまには屋敷にも顔出しなさいよ、その時は高いお酒持ってきてね!」
「お前はいつでもブレないな、わかったよ」
「よし!これで準備は大丈夫だな!アイリス様に恥をかかせぬようにしろよ」
「まかせとけ!」
「いよいよ新郎の入場です」
パチパチパチパチ
「(落ち着け、今までちゃんとイメトレはしてきた平常心、平常心)」
「続きまして新婦の入場です」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
「アイリス、幸せになるのだぞ」
「はい!お父様」
新郎新婦がそろいアクアが聖書を朗読し始めた
アクアが牧師をやっているのは、俺が頼んだからだ。なんだかんだ言ってアイツとは一番の付き合い出し、一様女神だからな
「アイリスさん、あなたは今カズマさんを夫として神の導きによって夫婦になろうとしています。汝健やかなるときも病めるときも喜びのときも悲しみのときも富めるときも貧しいときもこれを愛し敬い慰め遣え共に助け合いその命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
「はい!誓います」
「ではカズマさん、あなたは今アイリスさんを妻として神の導きによって夫婦になろうとしています。汝健やかなるときも病めるときも喜びのときも悲しみのときも富めるときも貧しいときもこれを愛し敬い慰め遣え共に助け合いその命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
「はい!誓います」
「では指輪の交換を」
「旦那様これは王女が生まれてから結婚して旦那様に渡すまでずっとつけている指輪です。私は一度外れてしまいましたが、ふふ」
「そうだな」
アイリスが俺の指に指輪をはめた
「アイリスこれはアメトリンっていう宝石が入っている指輪だ」
「アメトリンっていうのはアイリスの誕生日石で意味は『心身の癒やし』『自己能力を伸ばす』そして『愛情』だ、これを探すために結婚式の準備の間にいろんなところに行って準備したんだ」
「気に入ってもらえるかな?」
「はい!すごく嬉しいです!」
そして俺もアイリスに指輪をはめた
「では誓いのキスを」
ついにこのときがきた
「(大丈夫だこの時のために練習はしたしイメトレもした落ち着いて)」
ちゅっ
「////////////////」
「////////////////」
前にキスをした時のようにどのくらいたったかはわからないが、すごく良かった
「////////旦那様愛しています!」
「俺もだアイリス愛している!」
「これからもっと幸せにしてやるからな」
「今でもこんなに幸せなのにこれ以上幸せにするなんて大変ですよ、頑張ってくださいね」
「まかせとけ」
こうして俺達は正式に夫婦となった、その後は色んな人からお祝いの言葉をもらった、アクアやめぐみん、ダクネスにクレア、レイン。一番驚いたのはエリス様だった
なんでもアクアが天界に行ってお祝いの言葉をもらってきてらしい
最高の人達に祝福され無事結婚式も終わった
城にて
「今まで色々あったが佐藤和真、アイリス様を幸せにするのだぞ!」
「任せとけ!」
「いつでも帰ってきていいのだからな」
「あぁちゃんと顔は出すよ」
「アイリス様何かあったら私にも声をかけてくださいね」
「はい、わかりました。」
「アイリスおめでとう!カズマくんもおめでとう!これで君は私の息子だな」
「そうですね、これからよろしくお願いします」
「こちらこそよろしく」
「お父様幸せになりますね」
「あぁ幸せになるんだぞ」
その日の夜
こんこん
「失礼しますね」
「今日はとても幸せでした!今日は一生忘れません!」
「俺もだ、こんなに幸せな日が来るなんてな」
「旦那様からの指輪嬉しかったです。こんなロマンチックな事ができたんですね」
「結婚式なんだぞこのくらいするさ」
「ありがとうございます」
「これでちゃんと夫婦になれたのですから、今日からは毎日一緒に寝てお話を聞かせてくださいね!」
「あぁ好きなだけ話してやるよ」
「私幸せです!愛しています旦那様」
「俺も幸せだ!愛してるアイリス」
ちゅっ
アイリスとの三度目のキスをした。今までで一番愛を感じるキスだった
「/////////////ん////」
「/////うん//////////」
今回はだいぶたっただろう今までで一番長くキスをしたのがわかった
「旦那様ずっと一緒にいてくださいね」
「もちろんだ。アイリスもずっと傍にいてくれよな」
「はい!」
「愛してる」
「愛してます」
こうして二人は永遠の愛を誓い合い、この先ずっと愛し合うのであった
完
最後までお付き合いくださりありがとうございました!ついに完結することができました!今まで読んで下さり本当にありがとうございました。本編は完結しましたがあと一話番外編として出そうと思っているので是非そちらも読んでください!
番外編 4月17日投稿