私レミリア♂紅魔館がヤバい!   作:たぶくむ

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ロストワード フランちゃんメイドコスに魂を奪われた男




美鈴vs勇儀 (吸血鬼異変)

「はあっ!!」

 

 

「おっと」

 

 

相手の頭部を狙った回し蹴り、それも上半身を逸らすだけで躱される。

すぐさま距離を離して、様子を伺う。

 

追撃はこの相手には悪手である。余裕綽綽そうな顔をして、実のところ反撃を狙っているのだ。

 

怪力だけかと思ったら、意外としっかりしている。

 

 

「やっぱりいい腕だ。鬼じゃないのが悔やまれるくらい」

 

 

「光栄です」

 

 

相手の軽口をさっと返す。その後「つれないねぇ」という相手の口調に呑まれてはいけない。

冗長なことは一切口にせず、ただこの戦闘のみを一心に考える。

 

 

「だが、しかし、ホントにやる。伊達に武術を極めているってのも、嘘じゃないね。鋭い突き、蹴りがそう言ってるよ」

 

 

そう言って楽しそうに、それでいて親近感すら感じさせるような声で私に呼びかけてくる。

しかし、これが鬼、ただの種族不明な一般妖怪と歴とした鬼としての純粋な格。

 

こっちは一生懸命なのに、余裕そうにまぁ…………………。

 

………ッ!今度はこっちの番だと言わんばかりにこちらに詰め寄ってくる勇儀()

 

 

「うん、あんたが生きていられたら、喧嘩相手にちょうどいいさね」

 

 

「こっちは全力でお断りさせていただきますけどね」

 

 

「えぇ?いいじゃないか、別に減るもんでもなし」

 

 

「あなたとッ!いきなり喧嘩する道理が私にはありませんので」

 

 

そう言いながら両手を振るってくる勇儀、私は上手く、それらすべてを受け流しながら防ぐ

 

 

「もったいないねぇ!いい身体してるのにッ!!!」

 

 

「くぅ!!………変な言い方するの、やめてもらえます?」

 

勇儀の鬼の力を加えた鋭い蹴り、受け流すこと叶わず、両手で受け止める。

蹴りの衝撃は受けきれず、そのまま、私は後方へ地面を擦りながら飛ばされてしまう。

 

鬼の蹴りを両手で受け止めたツケはすぐ来たようで、両腕の骨が何本か折れたようだ。

 

「しっかし、なんで、吸血鬼でもないあんたが、こんなところで働いているのさ」

 

 

折られた腕を修復していると、勇儀が問いかけてくる。

今までは骨折の修復に数十分ぐらいの時間を必要としていたが、ものの数分でできるようになったのは僥倖だった。

 

伊達に私もお坊ちゃまたちと組手したり、妹様といじめられ(鍛錬)てはいない。

 

 

「昔から、ここで働くようになっただけのことです」

 

 

素っ気なく、そう返す。お坊ちゃまとの戦いで敗北し、お坊ちゃまの提案で、紅魔館に働くようになった。

必要とされているからここにいるだけのことだ。

 

 

「ふ~ん、成り行きで、ねぇ?その気なら、すぐにでも辞めれるんだろう?」

 

 

「ええ、まぁその気になるなど最もありませんが」

 

 

「じゃあ、今、あんたを突き動かしているのは、主との絆とやらかい?それとも、惰性かい?」

 

 

「あそこは私の場所です。紅魔館で働くこと以外私の眼中にはありません。そして、私にしか出来ない。どっちであろうが、関係ありません!!」

 

 

そう言って、初めて私から仕掛けていく。修復しきった両腕を振るい、足を振るう。

 

 

「がはっ!!!」

 

「!!」

 

勇儀の腹部へのパンチを食らうと同時に、私は、顔への拳を当てる。

 

 

両者、その反動でまた距離が離れる。

 

 

「いんや、あんたは紅魔館を守りたくて守っているつもりじゃあないね」

 

 

「ッ!?馬鹿なことを!」

 

 

「鬼は嘘が嫌いさ。あんたの心の奥底で、そう感じてんだろ?なぁ認めなよ」

 

 

私は、言葉が終わる前に、勇儀との距離を詰め、猛攻を繰り出す。

 

勇儀は何とでもないように、躱し、受け止め、反撃を繰り出していく。

 

 

「あんたが紅魔館を守っているって事実がなきゃ、自分が紅魔館の一員になれないっていう不安があるから、だろ?」

 

 

「ッ!?」

 

 

勇儀の反撃が自分にクリーンヒットする。

 

 

ダメージ自体はさほどないはずなのに、想像以上のダメージを負った、そんな感覚がする。

 

 

「そんなことッ!貴女には関係のないことでしょう!」

 

 

が、そんなことを無理やりに押しとどめ、すぐさま勇儀へ肉薄していく。

 

 

「貴女にそんなことを言われる義理など、ありません!ましてや、敵なんぞに!放っておいてください!」

 

 

「うおッ!?」

 

 

そう言って渾身の蹴りが勇儀を蹴り飛ばす。砂煙を巻き上げながら、勢いよく吹き飛ばす。

 

 

目の前には砂煙が巻き起こり、勇儀の姿など確認できない。

 

 

「放っておけるか、そんな難儀なやつ」

 

 

そう砂煙の方から声がかかる。声の犯人は最初から解っている。

 

 

ゆっくりと、心を落ち着かせるように構えをとる。

 

 

「せっかく同情してやってんだ。有難く受けときなよ」

 

 

「余計なお世話です」

 

 

多少、服装がボロボロになり、ところどころ負傷の跡が出来ており、口元から一筋血を流しながらも、それ以外健全な勇儀が砂煙の中から出てきた。

 

 

「だがまぁ、自分の存在意義がないと繋ぎ止められない絆なんて、不毛なもんさ。そんなもんに囚われるあんたを解放してやるのも同情さね」

 

 

「ッ!?」

 

 

そう言って勇儀の周囲から妖力が立ち込める。

ゆらゆらと周囲が揺れる。地面が揺れているのかと思わんばかりに。

 

 

「紅美鈴って言ったね。あんたは強かったよ、誇っていい。そんなあんたに敬意を表して、私の最高の一撃で、あんたを葬ってやるよ」

 

 

ゴゴゴゴゴと地面が揺れる。破壊的な妖力が勇儀一点に集まっていく。

凄まじい存在感に美鈴は肌に張り付くような感覚に襲われる。

得も言えない圧倒的拍動が、暴力的な内圧が彼女に襲い掛かる。

 

 

そして、勇儀の右足がその場で高く上げられる。

 

 

……………ッ来る!!!

 

 

「奥義『三歩必殺』」

 

 

そう言って勇儀が高く振り上げた足をその場で下し、地面を勢いよく踏んだ時、勇儀の周りの地面が山脈の様に隆起する。

 

射状へと蜘蛛の巣のごとく亀裂が走り抜き、亀裂の隙間は眩しいほどの発光が迸る。聞こえるのは大地の軋み、ただそれだけ。

 

弾け飛んだ岩片が空に飛び立った。その数は大量で、数えきれず。

 

視界が岩で埋まる。そのまま、美鈴は自身に向かってくる岩がゆっくりと感じられた。

 

 

「………………すみません、お坊ちゃま。紅魔館を守り切ることが出来そうになさそうです」

 

 

死んだ。

 

そう、美鈴は初めて自分が死ぬのだということを認識し、自身の不甲斐なさを主であるレミリアに心の中で詫びながら、向かってくる岩をただ見ていることしかできなかった…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

────私はここに居ていいのだろうか?

 

 

そんな疑問はどこから湧いて出てきだたのだろう。

 

昔の私ならば、そんなことを考えることなんて一度もなかったはずだった。

ただ、武術を極め、各地を渡り歩き、戦うだけ。

 

 

ならば、私は何なのだろう?

 

 

妖怪だ。それは解る。種族は?親は?

気が付いたらそこにいて、気が付いたら『理性』が宿った。

 

 

私が私である所以は何なのだろう?種族がないただ妖怪としてこの世に生まれ、何も意味を見出さないまま生きていた。それが苦痛でもあった。

 

自分らしさを追求するために私は可能な限り多くのことをやった。

 

武術を極めたこともその一環だ。

だが、それでも自分を見つけ出すことが出来なかった。

 

それでも、私は『武』に私を見出すことが出来る。と私は『武』を追求してきた。

 

 

より強い者と、より強者と、きっとその中で『私』が見つかることを信じて。

 

『『武』で周囲に『私』を認識させたい。』

『『武』で周囲に『私』を見つけてほしい。』

 

 

しかし、それは幻想に終わった。

 

私が二度の敗北、それは、未熟だった頃の敗北とは違う。

『武』の極みに到達した頃の私が。

 

『レミリア・スカーレット』に、それも、武術を極めていない、単純な吸血鬼としての力で私の『武』が打ち破れた。

 

 

──『私』だったものが崩れ去った。

 

 

その日から、私は紅魔館で働くことになった。

 

 

当初から存外、紅魔館の生活は悪くはないものだった。まぁいびられるのは、少し勘弁してほしいが。

 

紅魔館での生活は、今までの生活とは一転していた。それが心地よかった。ずっと居たいと思う程に。

 

だが本来は、私自身の実力を買われて、元々の目的は、紅魔館を守るための門番として。

 

 

では、私に『武』という付属価値がなければ?

 

お坊ちゃまとの出会いもなかっただろうし、紅魔館に居ることすら叶わない。

 

確かに、日頃の過剰ともいえる練習は苛烈さを極めて大変だった。その結果、メイドとしての仕事も十分にこなすことができた。

 

 

だけど、年が経るにつれ、私の本来の実力を発揮するような出来事が起こらなかった。

 

これでは、ただのメイドと変わりない。

 

時代が変わるにつれ、私の価値はただのメイドであるということだけだった。

 

 

紅魔館を守れない、もしくは守る必要のなくなったら、いつか私は切られるのではないだろうか?

いつからかそんな不安に苛まれたのはいつだったか。

 

紅魔館での生活が『私』であることの重要条件にいつの間にかなっていた。

 

 

だから幻想郷に移住することは、私にとってはうれしいものだった。

新しい生活が始まり、きっと私が必要とされるときがくるだろう。

 

今回こそ、私が紅魔館に居られる、と。少々の焦りと不安を乗せて。

 

 

その私の不安定な心を突かれた。不覚だった。

冷静冷静と心の中で口にしながらも、結局冷静に成れずじまい。

 

戦闘で、不安を抱えたまま戦い、そして敗れた。

 

これでは、元よりお坊ちゃまに顔向けなどできない。

 

 

────申し訳、ありませんお坊ちゃま………

 

 

『何を言う、この程度の失敗、初めから私は上手くやれなどと言っていない』

 

 

────ッ!?

 

 

『元より、お前が武一辺倒なのは承知の上だ。これから、覚えていけばいい』

 

 

────お坊ちゃま?

 

 

『初めから自分を自分で判断するな、お前の価値は私が決める。何、本当に無理だったら、その時はお前に適している仕事をやる。…………………まぁとりあえず、塩と砂糖を入れ間違えるのをやめよう、上手い紅茶はそれからだ」

 

 

────…………………。

 

 

『美鈴!今日も地下室!付き合って!!』

 

『美鈴!ねぇ美鈴ったら!今日は、お兄様がね!!!』

 

 

 

────妹様…………………。

 

 

 

『あら、美鈴。ここの掃除ね。まぁ邪魔にならないなら。勝手にすればいいわ。…………………お疲れ様』

 

『ん…………………。まぁ、私には一切の食事は要らないのだけれど、有難くいただくわ。…………………悪くはないわね』

 

 

 

────パチュリー様…………………。

 

 

『あっ!!美鈴さん!今日もお仕事お疲れ様です!!』

 

『へぇ~、ここは、そうなってるんですね~、美鈴さんは物知りですね!それに、お強いですし、頼りになります!」

 

 

────こあちゃん…………………。

 

 

 

 

 

──────そう、そうでしたね。そうだったんですね。

 

 

勝手に自分で、自分を縛り付けて、価値を付けて、勝手に『私』という存在を創り出して。

 

そのせいで、自分で自分を苦しめて、痛みつけて、事の本質から目を背けさせたんだ…………………。

 

 

私は確かに、正体不明の妖怪だ。それがどうした。私は今ここにいる。『私』はしっかりここにいるじゃないか。

 

 

『美鈴、君には『紅』という苗字をあげる、明日から紅魔館で働くメイド『紅美鈴』と名乗りなさい』

 

 

『美鈴』という空虚な私ではなくて、『紅美鈴』という紅魔館で働くメイド、紅魔館の一員として。

 

私はここに立っているじゃない…………………!!

 

『紅』が『私』に火を灯した。

 

 

空虚な『美鈴』は今日で死んだ。

 

 

私は、『紅美鈴』紅魔館で働いている紅魔館の『一員』だ。

 

 

 

――――申し訳ありません、お坊ちゃま。

 

 

『今回の戦いには、お前の力が必要になるだろう。その時は、頼む、いや、今回『も』よろしく頼む。『紅美鈴』』

 

 

私は、もう一度、お坊ちゃまに謝罪する。

 

もう大丈夫。不安は一切ない。なら、こんなところで感傷に浸っている場合ではない。

 

 

『紅美鈴』として、紅魔館の『一員』として、やるべきことをやらないと…………………!!

 

 

『私』を見つけ出すことが出来た。そんなに気負うことは無かったんだ。

 

 

『レミリア・スカーレット』

 

紅魔館の主人であり、私を見つけ出してくれ、『私』を見つけるきっかけをくれたお方。

 

 

お坊ちゃまは最初から『私』そのものを見ていたんだ。

 

 

今更、私はそんなことに気が付くことが出来ました。

 

 

――――…………お慕いしております。お坊ちゃま。

 

 

もう、迷いません…………………!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「……………あちゃー、少し、やりすぎちまったかねぇ」

 

 

勇儀の目の前には、山のように埋もれた岩方。恐らく、その中に美鈴が埋もれているのだろう。

 

だが、この技こそ、勇儀の奥義であり、必殺の奥義である。

 

 

勇儀の、鬼としても最高である技を食らって美鈴が生きていることなど。

 

本来ならあるはずがないのだ。

 

 

「まぁ、少しは楽しめたさ」

 

 

そう言って目を背け、紅魔館へと目を向けた時、ガラガラ!!と何かが崩れるような音がした。

 

 

「ッ!?」

 

音のした方、美鈴が埋もれて死んでいるであろう岩片の山の中から勢いよく女性が飛び出してきた。

 

「ガッ!?」

 

まずは右手でアッパーを。

 

「グッ!?」

 

次に左手で腹部に鋭い突きを。

 

「ガハッ!?」

 

そして、そのまま、勇儀の頭を両手でつかみ、顔面に膝蹴りを見舞う。

 

 

そしてそのまま、体を回転させ、遠心力を利用して回し蹴りを繰り出す。

 

 

「このッ!?」

 

 

勇儀も負けじと反撃をしようとするが、難なくその攻撃は受け流されてしまう。

 

 

勇儀はその反動で体勢を崩し、美鈴は両手に力を込めて、勇儀の腹部に『掌底打ち』を繰り出す。

 

 

「つぁッ!?」

 

 

その両手からは『気』が纏い、気弾となって勇儀を吹き飛ばす。

 

勇儀を吹き飛ばし、そのあたりを土煙が覆う。

 

土煙がはれた時、そこに勇儀が立っていた。

 

所々血を流し、顔は笑顔であるものの、相当ダメージを負ったようだ。

 

 

美鈴も、いたるところに傷だらけでおり、衣服はボロボロで、同じように相当のダメージを負っているように見える。しかし、表情は余裕そのもので、しっかりと勇儀を見据えている。

 

 

「ハハッ!!やるねぇ!さっきまでとは別人だよ!…………いや、別人と言った方がいいかい?」

 

 

「ええ、おかげさまで気分が爽快ですよ。そこは、感謝します」

 

 

「いいねぇ、いいねぇ!!ここに来てよかったって初めて感じたよぉ!」

 

 

「ええ、私も、貴女と戦えて初めて良かったと感じました」

 

 

両者、そのままゆっくりと構えを取る。両者、今、この時が楽しいと言わんばかりに笑顔を浮かべている

 

 

「さぁ!続きといこうか!」

「ええ、『紅美鈴』!参ります!」

 

 

そして、美鈴と勇儀の第二ラウンドが今…………、開幕する!!

 

 

「おーい!ゆうぎー!いないのかー!」

 

 

第三者の声で一気にその場の雰囲気が消散する。

 

 

声の方向を見ると、小さな少女が走って向かってくる。

 

普通の少女ではなく、勇儀と同じように両手首に枷が付けられており、勇儀と同じく角が生えている。

勇儀と違う所と言えば、二本の長い角を生やしている所だろう。

 

 

「おっ!見つけたぞ!勇儀!」

 

 

勇儀の姿を見つけた少女はそのままこちらに走ってきた。

 

 

「………萃香……なんだってんだい、いい時に」

 

 

「ああ、この戦いは終わりだと、紫んとこの狐、藍が言ってた。吸血鬼との戦いは終わった。講話が成って戦闘は一切禁止だとさ」

 

 

「えぇ?たった今、これから盛り上がるってときだってのにかい?」

 

 

「仕方ないだろー?そういう取り決めさ」

 

 

「…………うーん。仕方ないねぇ」

 

 

少しばかり悩んでいたが、決まりとあらば仕方がないと渋々勇儀は従った。

 

 

「そういうことで、紅美鈴。この勝負はお預けだ。すまないねぇ」

 

 

「すまないな!妖怪!」

 

 

「え、ええ…………」

 

 

美鈴も些か拍子抜けしたようだ。タイミングが悪かったのだ。

 

そう言って来た道を帰ろうとする勇儀と萃香。

 

はっと勇儀が美鈴の方へ振り替える。

 

 

「改めて、あんたの名前を聞いとくよ、私は星熊勇儀」

 

 

「……………紅魔館の『紅美鈴』です」

 

 

「……………うん、その名前、覚えとくよ、一生ね。また会うことになりそうだし」

 

 

そう言って、再び、踵を返して二人の鬼は帰っていった。

 

 

 

「ふうっ…………………」

 

 

美鈴は安心する様に一息ついた。やっと人心地付いたという方が正しい。

 

そんな感じだ。

 

 

幻想郷に来てよかった。

 

そう、美鈴は改めて感じた。

 

 

「…………………どうしようかなぁ。後片付け…………………」

 

 

残されたのは、戦闘によって悲惨な変形を遂げた岩だらけの地面に、壊れている門だった。

困ったように美鈴は苦笑いした。

 

 

…………………でも、やりがいはあるなぁ!

 

 

けれど、美鈴の心は極めて明るく、その表情は喜びそのものだった。

 

 

 

 




結果 引き分け、 めーりん覚醒回。


結構、書いてて恥ずかしい気持ちになります。

次はフランちゃん回です
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