BanG Dream!〜Destiny STAR〜   作:バリート

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個別√はPoppin'Party,Afteglow,Pastel*Palettes ,Roselia,ハロー、ハッピーワールド!,Gitter*Green のメンバー内から選択をお願いします。(他のキャラは気が向いたら‥)


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#1 運命的に出会っちゃった!


『夢』。人は一人一人にそれぞれの夢を持っている。ドキドキする体験をしたい、誰かとの繋がりが欲しい、憧れに追いつきたい、頂きに立ちたい、世界に笑顔をもたらしたい。ほんとに様々だ。‥え?俺の夢?俺の夢は‥

 

「ミャー」「ワォーン」

 

「ウェッブ!」

 

無残に散った。

 

 

 

 

 

「(まったく‥相変わらずベッドに飛び込んでくるんだから‥)」

 

「おはようホシ、スマイル」

ベッドに飛んできた猫と犬に挨拶をする。おっと、紹介が遅れた。俺は神田奏斗(かんだかなと)。高校2年生だ。そんでもんってウチのペット、背中に星の模様がある猫のホシ、いつも元気な犬のスマイル。

時刻は6時。人によっては少し早いと思うかもしれないが俺にとってはちょっとギリギリな時間である。因みに俺の飼っているペットは上の2匹だけじゃない。その紹介を‥ってそれはまた別の機会でいいや。

 

 

そんでもって朝のルーティンを終了させ学校に行く支度を済ませる。俺は通学に路面電車を使っているので定期券を忘れずにポケットに入れる。全ての身支度を終え玄関を出ると

 

「あっ、おっはよ〜奏斗」

 

待ち人がおった。

 

「おう、おはようリサ」

 

「ほらっ、友希那も!」

 

「…おはよう、奏斗‥」

 

「おはよう、友希那」

 

この二人は俺の幼なじみの今井リサと湊友希那。二人とは俺ん家、友希那の家、リサの家という家の並びの為物心ついた時からずっと一緒に育ってきた。

 

 

一緒に登校するのは1年生の頃からずっとで余程のことがない限り三人で通学をしている。

 

「あら、おはよう奏斗くん、リサちゃん、友希那ちゃん。奏斗くんはいつも可愛い2人と一緒に登校出来て羨ましいわねぇ〜」

 

近所の人もこんな風に言ってくることもある。

マンガだとこんな会話を聞くとヒロインが照れたりしているが、俺たちの場合は‥

 

「ははっ、ありがとうございまーす。可愛いだなんて照れるなぁ〜」

 

照れるポイントが違った\(^ω^)/

「(まぁ確かに二人とも美人だからこんな恋人がいたら人生最高なんだろうな‥)」

 

 

 

そんなことを思いながらリサの話に相槌を打っていたら学校に着いた。

俺の通っている高校は羽丘女子学園高等部。おっとちょっと待った。皆疑問に思っただろう。何で男のお前が女子校に?もしかしてお前女子?って

‥って女子じゃねーわ‼︎まぁこれには色々あって‥

 

実は羽丘は少子化の為共学化になろうとしていて、そこで母さんと友達である羽丘の理事長が俺をテスト生としてどうかという提案をしてきた。母さんはともかく、俺はやっぱり色々不安だったけど、学費半額しかも成績上位10%にいれば学費はタダでいいという条件に俺も乗ってしまった。自慢じゃないが勉強は凄く頑張っているので10%ならまぁ入れる。

 

ただ俺がこの選択に多少後悔を持ったのは‥実はこの学校‥男子俺だけなんです‥。なんでも募集をかけたけど集まらなかったらしい。羽丘は進学校だけあり、この辺の男子は隣町の普通めの高校に進学したらしい。要は俺はこの3年間新しい男友達を作れなくなってしまったことになる。でも男はハーレムでいいなぁ〜とかどうせモテんだろとかリア充○ね‼︎とか思ってるだろうが‥

 

「奏斗くん、おはよー」

 

「うん、おはよ〜」

 

普段は意外と普通である。まぁ、確かに時折凄いアプローチがあったりするが、基本火がつかなければ問題なく過ごせる。

 

「あっ奏斗さん。おはようございます」

 

「麻弥さん、おはよう」

 

同じクラスの大和麻弥さん。実は1年の時からの知り合いだが同じクラスになるのは初めて。時々「フヘヘッ」と変な笑い方をする。メガネをかけていて少し分かりにくいかもしれないが多分この子も可愛い。

 

「神田くん、ごめ〜ん数学の宿題見せて〜」

 

クラスの女子が声をかけてくる。

 

「何してんの⁉︎ほらとりあえずこれ写せ!」

 

俺は数学のノートを突き出すように渡し、女生徒はそれを持って自身の席へ戻った。

 

「奏斗さんはよく頼られますね。流石学年トップ」

 

麻弥さんは軽く笑いながら話す。さっき言い忘れてたが入学からずっとテストの点でワイ学年トップや。

 

「それは関係ないよ。でも今日のは簡単だったから自力で解けないとテストは危ういな」

 

まぁ‥これが普段の雰囲気である。

 

 

その後の学校生活は至って普通、真面目に授業を受け、昼休みを過ごし、午後の授業も乗り切った。

 

「う〜ん、疲れた〜」

 

疲れた身体を伸ばしていると

 

「奏斗、今日は予定あるの?」

 

友希那に声を掛けられる。

 

「あぁ、わりい。先約がある」

 

「あぁ‥そういえばそうだったわね」

 

友希那も思い出したみたいだった。

 

「じゃあまた今度でいいわ」

 

そう言って教室を出て行く。デートのお誘いだったら残念だったわ。

 

「(って冗談はさて置き‥)」

 

「さて、俺も行きますか」

 

そして俺も学校を出て俺はある場所に向かっていた。

 

「もういるかな‥?」

 

ここはライブハウス【SPACE】。ここは数多くのガールズバンドを排出した『ガールズバンドの聖地』とも呼ばれる場所。その扉を開けると

 

「‥ん?アンタかい?」

 

「あっ、どうもです」

 

SPACEのオーナー都筑詩船さん。少し冷たい視線を送っているが本当はとても良い人だ。

 

「連れならもう入ってるよ」

 

オーナーは俺の考えてることがお見通しらしい。親指である方向を指して言う。

 

「そうですか」

 

俺は指さされたスタジオの前に来た。

 

「失礼しま‥」

 

扉を開けた瞬間だった。

 

「かっちゃん、ヤッホー‼︎」

 

「むぐっ‥⁉︎」

 

人間ミサイルが飛んできた。

 

「ひ、ひなこさん⁉︎会うごとに俺のほっぺた揉まないでくださいよ!」

 

「えーいいじゃん!あぁ‥男の子なのに赤ちゃんのように柔らかい肌‥羨ましいぞコノヤロー!」

 

「知ったこっちゃありませんよ!」

 

この人は二十騎ひなこさん。一言でいうとヤバい人だ。

 

「だ〜か〜ら〜、あんたは奏斗を困らせるなっ!」

 

ひなこさんは首根っこを掴まれ大人しくなる。

 

「奏斗くん、大丈夫だった?」

 

こちらが鰐部七菜さん。とてもしっかりした人だ。

 

「まぁ、なんとか‥心配ありがとうございます七菜さん。リィさんも」

 

「気にしないで、コイツは本当に躾けないとダメだな‥」

 

さっきひなこさんを捕まえてたのが鵜沢リィさん。いつもぬいぐるみを抱いてる。

 

「そういえばゆりさんは?」

 

「もうすぐ来ると思うけど‥」

 

その直後スタジオの扉が開く。

 

「ごめんね、奏斗くん。少し遅れてしまって」

 

「ゆ、ゆりさん。いえ俺もさっき来たばかりなので‥」

 

この人が牛込ゆりさん。彼女達は『Gitter*Green』略して『グリグリ』というバンドを組んでいる。ゆりさんがギターボーカル、七菜さんがキーボード、リィさんがベース、ひなこさんがドラム担当である。そして俺はこのバンドのコーチをしている。成り行きはまた今度。

「ブーブー、私の時と反応が違うぞー」

 

ひなこさんが頬を膨らませ俺に言ってくる。

 

「そ、そんなことないですよ。てか普通のと飛びついてこられたことで比べたらそりゃ反応も変わります!」

 

でも実際俺はゆりさんには恋心というより憧れの感情を抱いている。(前者についてはまだ分からん!)だからちょっと贔屓したかもしれない‥。

 

 

「ほら、ゆりも来たことだし‥」

 

七菜さんが手をパンパンと叩き場を整えてさせた。

 

「じゃあ本番前最後の確認をしましょう」

 

俺も先の雰囲気を壊したかたったので七菜さんに乗っかって話題を変えた。

 

 

—————————-

 

 

今、グリグリはステージで最後の確認を行っていた。スタッフの皆さんも音響、照明などを納得いくように調整してくれる。

 

「‥うん!凄くいい音です!これならライブ でもバッチシですよ!」

 

コーチとして見ていたが文句のない出来だった。

 

「ワーイッ‼︎」

 

「ふん!」

 

また飛びついてこようとしたひなこさんを察知し、リィさんが服の襟をグイっと引っ張る。

 

「(危ないからステージから飛んでこないで下さい‥)」

 

俺はミサイルに縁があるのかなと思った。

 

「まだ少し時間あるみたいだから楽屋に行きましょ」

 

ゆりさんの提案に皆が乗った。

 

 

 

「奏斗くんも2年生になったんだから、もう学校の楽しみ方も覚えたでしょ?」

 

ゆりさんがペットボトルの水を飲んだ後、そんな話題を俺にふった。

 

「いや〜学校はほぼ勉強してるだけですし、終わったらバイトか練習を見るか、家では家事かペットの世話、勉強ぐらいですから別に学校の楽しみ方ってイマイチピンとこないです」

 

ホント自分でもこの一年何してたのかと思う。

 

「そう‥そう言えば、うちのクラスで最近彼氏ができた子がいてね、その子が最近ずっと幸せそうにしてたなぁ」

 

「奏斗くんも恋人を作ればもっと楽しくなるんじゃない?」

 

「うーん、恋人ですか‥」

 

「あれ?欲しくないの?」

 

「いや欲しいですけど、俺に出来ますかね?」

 

「大丈夫大丈夫!奏斗くん顔立ち良いんだから」

 

憧れの人にそんなことを言われると嬉しい。‥顔赤くなってないよね?

 

 

 

「グリグリの皆さん、お願いしまーす」

 

ちょうどスタッフの人が楽屋に顔を出す。

 

「はーい!」

 

そして俺はグリグリと共に舞台袖まで向かった。

 

「じゃあ頑張ってきて下さい!」

 

「任せて!」

 

七菜さんが答えてくれる。

 

「よし、奏斗!デベコを頼んだぞ!」

 

「了解です」

 

俺はリィさんのお気に入りのぬいぐるみ『デベコ』を預かる。そして全員ハイタッチをし、ステージへ上がっていく姿を裏から見ていた。グリグリがステージに姿を表すと観客から声援が湧く。

 

「SPACE!遊ぶ準備は出来てますか‼︎」

 

ゆりさんの声に更に観客は活気を増す。

 

「OK!いくよ!」

 

今演奏している曲はグリグリの代名詞とも言って良い曲だ。もちろんこの曲を聴いて盛り上がらないグリグリファンはいない。そんな盛り上がりの中

 

「恋人か‥」

 

俺は先ほど言われたことを口にしていた。特に『恋人を作れば幸せな時を過ごせる』そこが特に気になった。

 

「(そんな幸せ、俺にあるのかな。こんな俺に‥)」

 

でも俺はこの時知らなかった。この後俺に訪れる最高の出会いを‥。

 

 

ー???sideー

 

 

 

私は戸山香澄。

私小さい頃、星の鼓動を聴いたことがあってキラキラドキドキするものをずっと探していた。そして私は‥

 

「見つけた!」

 

バンドに出会った。

 

 

 

 

 




奏斗「さてじゃあ記念すべき第一話が終了しました!さて今回の次回予告担当は‥」
友希那「皆さんどうも。湊友希那です」
リサ「今井リサでーす☆」
奏斗「さぁ今回はどうだった?」
友希那「別に何も思わないわ」
リサ「う〜ん、アタシ言うほど出てないし‥」
奏斗「まぁまぁ、2人の出番はこれからしっかりあるからさ。さて次回はなんとあのバンドが‥」
リサ「え?誰誰?」
奏斗「それは投稿されてからだ」

次回 集まっちゃった!

友希那「‥しばらくはこんな感じなのかしら?」
奏斗「‥らしい‥」
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