また、優しい目で見ていただけるととても嬉しいです。
それでは楽しんで見てください。
「おっす!来たぞー霊夢。」
俺が霊夢にいろいろ質問しているとそんな声が響いた。
「誰かと思ったら魔理沙じゃない。今は残念だけどあんたと話している暇はないのよね。」
「そんなつれないこと言うなよー。」
急に来た魔女の様な格好の少女は俺のことなど眼中にない様子で霊夢と会話している。
「そうだ霊夢、久々に弾幕勝負しないか?」
「却下!」
「えー、じゃお前は?」
と急にこちらを指差す。
「いやいや、ちょっと待て……」
話の急展開に流石の俺でも耳を疑う。
「俺は一切戦えないし、スペルカードも能力も持ってないんだぞ!」
「大丈夫だって、流石の私でも本気は出さないし。それに、何も知らないお前のことを知るには手っ取り早い。ほら、やるぞー!」
どうやらこの魔理沙という少女は本当にやる気らしい。戦いで相手を知るなんてどこのバトル漫画だよ……そうだ、霊夢に助けてもらおう。そう考えた俺は霊夢の方を向く。すると、驚くべきことに霊夢はどこからともなく木刀を俺に渡してこう告げた。
「本当に危なくなったら私が助けてあげるから頑張りなさい。自分の身も守れない様じゃこの先、生きていけないしね。」
「とか言って自分が動きたくないだけじゃ……」
そう言うと霊夢は目を逸らし縁側に戻っていく。
「あいつ……絶対に覚えてろ。」
絶対に勝てない勝負を目の前にし、小さく愚痴を零すのだった。
勝負が開始されてから俺は逃げることしかできていなかった。当然である。開始直後に魔法を飛ばされて逃げない奴がいないわけない。
「こらー!逃げてないでお前も戦えー!」
「そんなこと言われても、こんなんじゃ反撃も出来ねぇよ!」
俺をこんな状況に追いやった霊夢は縁側で俺のこの状況を見て腹を抱えて笑っている。
「何か手を考えないと本気で怪我をしてしまいそうだ。」
逃げながら考えていると、縁側の方から声が聞こえてきた。
「その木刀は私が強化しているから簡単なことじゃ壊れないわよ〜」
その発言を聞いた俺は一つの策を思いついた。
「どうせこのまま逃げててもいつか体力が切れる。それなら、賭けてみるか!」
そうして俺は逃げることをやめて、魔理沙の方に突進していく。
「やっとやる気になったのか!でもそんな動きじゃ私の弾幕は避けきれないぜ」
そう言って魔理沙は俺の方に弾幕を飛ばす。幸いなことに目で追えないほどの速さではないため俺は向かってくる弾幕に対して木刀を水平に振り抜く。結果、弾を横に逸らすことが出来た。
俺が考えた賭けというのは、弾幕を正面から受けたのでは木刀が折れると思い、自分に飛んできた弾幕だけ逸らすことが出来ないか、というものである。
「よっしゃ!これなら!」
勝てると思った俺はそのまま魔理沙の方に向かって走っていき、その直後、
「舐めるなよー!『恋符 マスタースパーク』!!」
「なんだよ!その技はぁ!」
その直後、偶然その技を木刀で受けることが出来たが、受け止めた木刀ごと吹き飛ばされ俺は意識を失うのだった……
どうだったでしょうか?
この小説を少しでも楽しんで見ていただけたなら幸いです。
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