英傑召喚師   作:蒼天伍号

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救国のスネ◯ンカ配信記念(まだプレイしてない





油凪決戦・二

その起源に何の罪も無いことを示すように純白なフクロウの翼を、英雄の刃が斬り裂く。

 

『ガアァァ!! クソッ、クソォ!!』

 

鮮血が宙を舞い、幼な子たちの怨念は痛みに唸る。

 

「大蛇ッ!!」

 

くノ一が召喚した大蛇の霊がフクロウの身体に絡み付き、動きを妨害する。

 

『この程度の呪いで……!!』

 

それを力づくで引きちぎり、攻撃動作に移ろうとして――

 

『ッ!!』

 

――頭上にて刀を構える英雄に気付いた。

そして、無情にも振り下ろされる刃が胴体に深い傷を刻む。

 

『ア、ガァ……ッ!』

 

ダメ押しとばかりに遠方から破魔系魔法が光線となって撃ち込まれる。

 

『ギャアァァァァァァァ!!』

 

眩い閃光、清浄()()()光の奔流の中で“彼ら”は思う。

――どうしてぼくたちがこんな苦しみを受けなければならない?

――初めに手を出してきたのは“お前たち”だろう?

 

自問自答する度に怒りが、怨みが内側から溢れ出してくる。

呪いによって生まれ、呪いによって成長し、呪いによって生き永らえてきた彼らは怨念をこそ活力とする。

 

『……醜悪な大人たちめ!! お前らなんかに負けるか!!』

 

湧き出た怨念で破魔系魔法をかき消す。

 

「なんじゃと!?」

 

その滅茶苦茶な力に思わずオサキは声をあげる。

今のオサキは夕凪神……正確には、彼女の“最期”にあたる夕凪権現としての力を行使している。まして、ここは長年信仰を受けた夕凪。

武を求められた神が本拠地で力を振るっているのだ。

これを怨念だけで跳ね除けるのは異常にすぎる。

 

……同時に、そこまでの怨みが彼らの内側に溜まっていることに心を痛めた。

夕凪の“子ども”の怨念だけではないことは分かっている、だが、問題はそこでは無い。

豊かになったはずの現代社会でこれほどまでの怨念を持って死に絶えていった子どもたちがいた事。それが何より辛く悲しい。

 

思いを巡らせるほどに魔術を編む手が鈍る、敵を見る目が霞む、動きが……鈍る。

 

「いけません……! オサキ!!」

 

ブラックマリアが叫ぶ。敵対者たる白いフクロウは無防備なオサキを見てニヤリと笑う。

 

直後、たたりもっけの額にある第三の目から光線が放たれた。射殺す様な細い線は文字通り光速でオサキに伸びる。

 

ブラックマリアの叫びが耳に届く頃には、オサキの身体を光線が貫いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

電撃が迸る。

道路を、ビルを、走る先にある全てを撫で上げるように無数の電撃が周囲を駆け巡る。

その発生源、電霊たる少女は苛立ちを表情に出しながら駆けていた。

 

「しつこいのよ! いい加減、倒れろ!!」

 

吠えて、両手に掲げていたジオ属性のエネルギー球を“標的”へと投げつける。

 

「っ! (オン)!!」

 

対して、涅槃台は片手を面前に持っていき勢いよく吠える。瞬間、梵字で形作られた魔法陣のようなものが幾つも周囲に浮かび上がる。そして、その全てから破魔系魔法が飛び出した。

それらは投げ付けられたエネルギー球と衝突し、相殺する。

 

濃密なエネルギー同士の衝突は周囲に衝撃と閃光を撒き散らす。それを目眩しとしてイヌガミが奇襲を仕掛ける。

 

「っ、がっ!?」

 

鋭利な爪が脇腹を引き裂く。呪力によって破壊力を増した一撃は涅槃台にも十分なダメージを与えた。

イヌガミはすかさず牙による追撃を加える。

これを錫杖にて受け止める涅槃台。

受け止めたならば当然、その動きも止まる。この好機を見逃すネミッサではない。ジオダインにて涅槃台を狙い撃つ。

 

「っ!!」

 

咄嗟に避けようとした涅槃台だが、イヌガミは錫杖を喰い締めることで逃がさない。

仕方なく魔法陣を展開、破魔系魔法にて電撃を受け止める。

 

――強大な力による挟撃、涅槃台の動きは完全に止まった。

これならば“俺”の攻撃も届く。

 

俺は既に準備していたレッド9を構える。

装填したのは火炎弾、ただし唯の火炎弾ではない。内部に過剰なほどの火炎術式を敷き詰め、炸裂仕様に加工された逸品。

止まっている相手ならば照準にも時間はかからない、即座に狙いを定めて撃つ。

弾丸は通常の9mm弾よりも遥かに高速で飛んでいく。これもレッド9に施された改造……銃身に刻まれた加速術式によるものだ。

 

相変わらず化け物じみた能力の涅槃台はこれに気付き泥にて防壁を張ろうとしたが。一手、遅かった。

 

弾丸は涅槃台の胸部中央に着弾、直後に爆発した。

 

起動した無数の火炎魔法が着弾部位から噴き出す、爆発は瞬く間に広がり全身に及ぶまでに至る。

イヌガミはタイミングを見計らって後退、その間も爆発は続き涅槃台の全身を埋め尽くして余りある規模に拡散。

そして実に数十秒に渡って続いた爆発は辺りに濃い硝煙を生み出した。

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

煙によって涅槃台の姿は見えず、COMPのサーチにも引っかからない。

だが、これは間違いなく有効打。いくら涅槃台でもアレはモロに喰らえばタダでは済まない。

 

 

「アンタ、やるじゃない! アレ、属性弾ってやつでしょ?

……でも、あんなすごい爆発するヤツは見たことないけど」

 

俺と同じく煙の中を警戒していたネミッサが上機嫌に話しかけてきた。

 

「特注品だからな、オーダーメイドってヤツだ。それなりに値も張る、効いてくれなきゃ困るよ」

 

そう連射もできない。魔改造のせいで9mm弾仕様の銃とは思えない反動なのだ。……もはや9mm弾である意味もないのではと思うが、元の持ち主は9mm弾であることに拘りがあった様なので仕方ない。

ただ、あんなトンデモな術式を9mm弾に加工するのはかなり高コストらしく、アレを十数発作るのにバカみたいな金額を支払っているのは頭が痛いところだが。

 

――なんて考えていた時、大きな霊力の“揺らぎ”を感じ取った。

俺が霊力低下を起こしてから久しく感じなかった霊力変化の機微。落ちぶれてからはこんな繊細な揺らぎは感じ取れなくなっていたのになぜ?

 

揺らぎを感じた方へと目を向ける。

 

視界には、胸から血を流して膝を折るオサキと、彼女を守る様にして戦う仲魔たちが映る。

その瞬間、疑問などどうでもよくなった。

 

「ネミッサ! 涅槃台の死亡確認は任せたぞ!!」

 

「え!? あ、ちょ!!」

 

言って駆け出す。他のことはどうでもよい、今はオサキのもとへ向かわねば。

溢れ出る焦りと同じく、脳裏には忌まわしい記憶が蘇る。

それをなんとか振り払い、ただ駆ける。

 

――あのような“悲劇”を繰り返さないために、俺は走るんだ。

 

 

 

努めて冷静に、最短で、オサキのもとに向かい肩を抱く。

 

「うっ……ヒデオ?」

 

傷口を見て少し安堵し、すぐに気を引き締める。

僅かな照準のズレで“核”から逸れたものの、彼女の左胸には穴が空いている。重傷には違いない。

俺はポケットから宝玉を取り出して傷口へと当てた。

 

「ぐっ……!」

 

彼女は少し呻いたが、傷口は急速に閉じて修復されていく。

傷が完全に塞がるのをジッと見ていたオサキは、不意にこちらに顔を向けた。

 

「この程度、宝玉を使わずとも母上の治癒魔法で十分じゃったと言うのに」

 

眉を顰め少し困った様な顔をする彼女だが、頬を朱に染めている様子から照れ隠しなのだと分かる。

 

「何言ってんだ、十分に致命傷だろ。ほら、胸にこんなでっけぇ穴が空いて――」

 

そう言って、如何に重傷であったかを示す様に、大きく空いた穴から覗く乳房を撫で摩るべく手を伸ばす。

 

「ッッッ!!!?!??」

 

――瞬間、凄まじい衝撃が頭部に襲いかかり視界がぐるりと回転する。なるほど、アッパーか。それにしても魔法型とは思えん腕力だな。

そんな感想を抱きつつ、俺は錐揉みしながら宙を舞い、アスファルトに落下した。

砕けたアスファルトからなんとか身を起こし、ぐわんぐわんする視界でオサキを見ればそこにはアッパーを決めた姿勢のままでプルプルと震える彼女がいる。

 

「……うん、元気そうで何よりだ」

 

「どさくさ紛れに何をしとるんじゃおどれはァ!!!?」

 

顔を真っ赤にして怒る彼女を宥めつつ起き上がり歩み寄る。

 

「ちょ、寄るでない変態め!!」

 

「まあまあ、そうカッカしなさんな」

 

彼女の側に寄ってからくるりと背を向け、()へと銃を構える。

 

「涅槃台は片付いたも同然。残りはアイツだけだ、さっさと仕留めるぞ」

 

「うっ……そ、そうじゃな」

 

俺の言葉に、オサキは少し気落ちした声を出す。

それだけで彼女が重傷を負った理由が理解できた。

彼女は“彼ら”に同情したのだ。

 

それ自体はなんら咎めるものではないし、つもりもない。

世間一般から見て、彼らと俺らのどちらが正義に見えるかといえば答えに窮する。結局のところ、“社会の理不尽で生まれた幼な子”を“こちらの都合で理不尽に殺す”ことに違いは無いのだから。

 

……だが、だからといって。俺の大切な者たちを殺させる気は毛頭ない。俺にとって大切なのは彼女たちなのだから。

 

「オサキ、俺はお前たちが大事だ。たとえ彼らを倒すことを悪と見做されようと、俺はお前たちの命と自分の命を選ぶ。

……そんな俺だが、仲魔として付き合ってくれるか?

 

…………いや、頼む。俺にはお前たちが必要だ」

 

我ながら歯の浮くようなセリフに羞恥を感じる。だが本心だ。

 

オサキは一瞬だけキョトンとして、しょうがないと言わんばかりに溜息を吐いた。

 

「まったく、我が主はお子ちゃまじゃのぅ〜。しょうがない、この夕凪権現が力、改めてお前に貸し与えよう」

 

ニヤリと笑った彼女の目には確かな“戦意”が見える。心配する必要はなさそうだ。

それに、もし、また彼女が戦意を挫かれたならその度に俺が鼓舞すれば、支えればいい。

 

それに――

 

 

「……」

 

ちらり、と後方のブラックマリアに目を向ける。相も変わらず“傷は修復されず”胸に空いた穴から血が流れ、応じてその霊力も徐々に弱まっている。

あの傷はおそらく……

 

 

続く予想は頭の片隅に追いやり、敵に集中する。オサキを心配させるような真似はできない。今はこの戦いに勝利することが最優先だ。

 

 

俺は銃を構えながら仲魔の指揮に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――なぜ、拒むのだろう?

 

怨念の篭った翼が“英雄”に斬り裂かれる。

痛みに呻きながら逃げようとした身体に大蛇の霊が絡み付く。鬱陶しい。

先にニンジャを仕留めるため、翼面から爆弾を放つ。

だが、それら全てが英雄により斬り伏せられる。

苦し紛れに放った呪殺魔法は“狐”に妨害され不発に終わる。

 

『お前たちが……はじめた呪いだろう……!』

 

怒りのままに額の目から光線を乱射して周囲を破壊する。

距離を取った“大人たち”は、“お姉さん”が張った霊的シールドで守られる。

 

……それらの背後から“彼ら”が現れた。

 

 

「念話で指示を出す、常に意識を向けておけ!」

 

「承知した!」

 

銃を構えた“大人の男”と“狐のお姉さん”は、一直線に突っ込んできた。

 

『いい度胸だね、殺し甲斐があるよ』

 

こちらも呪殺魔法と怨霊爆弾、光線のフルコースで迎え撃つ。おまけに“邪視”による呪殺……は“お姉さん”に無効化されるからBIND。

狐のお姉さんには無効化されたけど、お兄さんには効いた。

 

『掛かった!!』

 

叫ぶ頃には、フルコースの攻撃がお兄さんに――

 

 

「せぇいっ!」

 

――届くはずだったのだが、爆弾はいつも通り英雄に。呪殺魔法は割って入ってきた“ワンちゃん”の身体に吸収された。

光線は、ニンジャが“呪い”を纏った身体と小太刀で身を挺して受け止めた。

 

その間にBINDから回復したお兄さんが銃で応戦してきた。

避けられないことはないし防げないこともないが、あまりにも鬱陶しい。意識が逸らされて隙が生まれてしまう。そこにお兄さん以外の奴から攻撃を受けたら致命傷になりかねない。

――なるほど、こうして見てみるとお兄さんは確かに“デビルサマナー”らしい戦いをする。

 

それに……

 

『信頼……されてるんだなぁ』

 

仲魔たちの動きに迷いがない、おまけに“身を挺して”お兄さんを守っている。

それが気に入らない。

 

――どうして、ぼくたちを守ってくれる人はいなかったんだろう。

 

彼らの連携に防戦一方になり、次第に押されはじめた。

彼らの攻撃を受けるたびに“昔の記憶”が蘇る。

 

 

 

――お■■さんはしんじゃった。

 

――お■■さんはしらないおじさんと一緒にいた。

 

 

『ぐっ……やめろ……』

 

思い出したくない記憶が出てくる、嫌なのに溢れて止まらない。

 

 

――ごはんをこぼしたから■■られた。ないたから■られた。うるさいから■■られて■られた。お■■さんのきげんがわるいから■■られた。おじさんがぱちんこにまけたから■■■■をかけられた。わるいこだからおそとでねた。わるいこだからごはんは■■でたべた。すぐなくから■■■をおしつけられた。

 

『ッ……!!』

 

 

――ごめんなさい。ごめんなさい。いいこにします。わがままもいいません。ゆるしてください。■■らないでください。■らないでください。

ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!

 

 

 

 

 

――――お■■さんは、かえってこなかった。

 

 

――ごはんはなくなった。おうちにもひとりぼっち。

 

 

――うごけない。くるしい。

 

 

 

 

――――■■■■がめのまえをとおった。ぼくはおなかがすいて、どうしても“ナニカ”たべたくて――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「ッ……!! こんな、残酷なことがッ!!」

 

オサキが辛そうな、今にも泣き出しそうな顔で攻撃の手を緩めた。

また、彼らの記憶を見てしまったのだろう。夕凪神としての特性なのだろうか?

 

「っ、オサキ!!」

 

怯んだ彼女に光線が発射された、俺は咄嗟に彼女を押し退けて光線に腹を貫かれる。

 

「ヒデオっ!」

 

「腹なら大丈夫だ!! ……それより、お前は」

 

大丈夫、ではないだろう。聞かなくてもわかる。

……どうにも、女神モードの彼女は彼らの記憶を無意識に受信してしまうようだ。

つまり、俺がさっき見せられたような“記憶”を常に脳裏に浮かべた状態で戦うことになる。それは俺でもキツイ。こちらになんの正義も無いと思い知らされているような気分になる。

 

実際、正義も大義もないのだから。

 

 

だが、負けられない理由がある。彼らを討ってでも守りたいモノが俺にはある。

 

 

「……お館さま」

 

オサキに続いて千代女ちゃんも憔悴した様子で声をかけてきた。なるほど、彼女も“記憶”を受信してしまうらしい。巫女ゆえにか。

 

そんな二人に俺は毅然とした態度で告げる。

 

「俺らに正義はない、彼らを討つだけの大義もない。

……だが、彼らをこのままにしておけば確実に大きな被害が出るだろう。それはなんとしても防がなければならない。

 

だが、これはなにも、“これから失われるだろう命”を守るための戦いではない。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

彼らを殺したヤツらと同じ事をさせないために、戦うんだ。人間社会の悪意に弄ばれた無垢な命の尊厳を、これ以上穢させないために。ここで彼らを確実に“祓う”」

 

詭弁だ。

何をどう言っても、無垢な命の怨みを消し去る動機にはならない。本来、受けるべき愛を知らずに散らされた命は還って来ない。

どうしようもできない“結果”だからだ。

 

……だが。せめて、少しでも。彼らの“救い”になることができるとすれば、彼らの尊厳をこれ以上穢すことなく祓うことのみ。

そう思っているのは本心だ。

 

 

自分でも“煽動者”じみた発言だと自嘲していたのだが、二人はそれでもなんとか納得してくれたようだ。

再び、どうにか戦うだけの気力が瞳に宿る。

 

「……そうじゃな。ワシらが出来るせめてもの“償い”じゃ」

 

辛そうな顔だがオサキは既に魔法を準備しながら“敵”を目を向けている。

……いくら夕凪神だからって、なんでも背負う必要もないだろうに。というのは俺の個人的感想だ。

 

そんなことを考えていると、背後から千代女ちゃんが声を掛けてきた。

 

「お館さま……申し訳ありません」

 

謝罪と共に膝を折る彼女。

 

「拙者はお館さまの忍び。お館さまの命であれば迷いなく従うのみであるのに……」

 

一瞬、何を言ってるのか分からなかったが。なるほど、少し手を止めたことを謝罪しているのか。

律儀というか堅すぎるというか。

 

「謝ることじゃない。“あんなの”見せられたら誰だってそうなる、俺だってなる。

むしろ、アレを見て眉一つ動かさない方がどうかしてるだろ。その点、千代女ちゃんにもそういう人の心があるってことに安心したよ」

 

「お館さま……」

 

軽く宥めてみたが、やはりというか千代女ちゃんは自責の念を感じているらしい。忠義も過ぎれば毒だというのに……

お堅い忍者を無理やり納得させるべく頭をわしゃわしゃと撫で回す。

 

「わひゃぁ!? お、お、お館さま!!?」

 

「反省も後悔もあとだ、今はやるべきことをやるぞ!!」

 

ばん、と千代女ちゃんの背中を叩いて発破をかけた俺は戦線に戻った。

 

 

 





【あとがき】
Sエレだとッ!?
エレちゃんかわいいのぅ……かわいいのぅ……


でも水着イベはまだ完走してないんだ……怪我とか病気とか忙しくてな……
飛竜がかわいい事してるところまで進んでます。
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