本編とは違うところが多々あります。
本編と矛盾するところがあるかと思います。
他にもおかしいところはあると思います。
以上のことを了解した上で読んで下さると助かります。
霊王のことが記されたとある書物にはこのような記載がある。
霊王の右腕は『停止』を司り、霊王の左腕は『前進』を司る。霊王の右足は『先行』を司り、霊王の左足は『回避、後退』を司る。
と。
霊王の右腕は流魂街「逆骨」に遥かな昔に落ちて土着神『ミミハギ様』となり、護廷十三隊十三番隊隊長を務める
霊王の左腕は
また霊王の心臓は星十字騎士団の滅却師でペルニダと同じく
そして、霊王の両足の行方は未だ明らかになっていない。
====================================================
グレミィ・トゥミュー。陛下から『V』の聖文字を
その能力と他人や物事に無関心な性格ゆえに
そんな彼の元を訪れるのはとある目的でやってくるリルトットぐらいだった。
リルトットは淡々と口を開いた。
「なぁ、今日は少し寒いから温かい食い物出してくれよ」
「……はいはい」
少しだけ困った顔をしたグレミィは温かい食べ物を想像した。すると幼女体型のリルトットの胸元に二つの肉まん、その肉まんを挟むように太く長いソーセージが出現した。
「……なんだ、これ?」
怒気をにじませるリルトットの問いに、グレミィは少しだけ楽しそうに答える。
「さっきまでゼロスっていう奴と話していてね。彼が言うには君にそういうことをさせたいって言っていたから」
「ゼロス……ゼロス・ブランツ!」
リルトットは怒りで真っ白になる。
ゼロス・ブランツ。
星十字騎士団の一人で
女の子と間違う中性的な容姿と身長、その容姿からは想像も出来ないドスケベで数多くの女性滅却師&直属の上司であるキルゲに殺意を抱かれるほど嫌われている滅却師の顔をリルトットは思い浮かべる。
「……」
リルトットは何も言わずにグレミィの前から立ち去った。そして
ゼロス・ブランツ!!今日という今日こそ死ねぇぇぇっ!!
うぎゃあああぁぁぁっっっ!! リルトット様、お許しをぉぉぉっっっ!!
グレミィの耳に一人の滅却師を追い回すリルトットの怒声が届いた。
「ふふふ」
数時間にも及び一方的な戦いを、グレミィは楽しそうに聞いていた。
ちなみにリルトットに追われた滅却師、ゼロス・ブランツは霊王の左足ではないかと思うほど回避能力でリルトットの攻撃を全て回避。九死に一生を得た。
簡単人物紹介
リルトット・ランパード
星十字騎士団の一人。ゼロスのセクハラによる一番の被害者。
ゼロス・ブランツ
狩猟部隊に所属する滅却師。霊王の体の一部ではと思うほどの回避能力を持つ。趣味は同人誌の作製。リルトットを始めとする女性滅却師&直属の上司であるキルゲからは殺意を抱かれるほど嫌われている。『涅マユリの秘密道具』という二次創作作品にゼロスそっくりの人物がいる。
名前の由来は0と空白を意味するブランクから。
グレミィ・トゥミュー
星十字騎士団の一人。食い物をねだるリルトットに食べ物を想像して提供している。ゼロスとは話し友達。