ずっと前から好きでした。結婚してください。
ぱちっ
「……? あぁ、夢か」
ベッドから起き上がったリルトットは先ほどの告白が夢だと悟った。
「誰だったんだろうな……」
リルトットはポツリと呟く。自分のことを『俺』と言う彼女だがリルトットも女性。男性と付き合いたいという願望はある。もちろん誰でもいいという訳ではないが。
相手は屈み、かつ花束が邪魔で顔は見えなかったが、同じ
「いったい誰だったのだろうな」
何をバカなことを考えているんだか。
そう自分でも思いつつ、リルトットの頬は少しだけ緩んでいた。
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漫画で言えばまだ『死神代行消失篇』をやっている最中の頃。
「ぜ、ゼロス……」
赤い短髪の中学生くらいに見える女性滅却師が涙目で話しかけていた。
「ん? どうした、ノーヴェ?」
ゼロスは同僚に優しく声をかける。
「これ、見てほしいの……」
「で、これがどうかしたの?」
「『どうかしたの』って!」
渡した漫画を返してもらった赤髪の女性滅却師は声を荒げる。
「私たち、負けちゃうんだよ! 陛下、倒されちゃうんだよ! 私たち、負けちゃうんだよ! 何とも思わないの!?」
「陛下が倒されて、俺たちが負ける? ……くく、ははははははっ!!」
同僚の言葉に、ゼロスは腹を抱えて笑う。
ひとしきり笑ったところでゼロスは口を開く。
「おいおいノーヴェ。俺たちみたいな
はははっ、笑いながらゼロスは続ける。
「というわけで
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千年血戦篇終結後。
十二番隊に捕らわれたキャンディスとミニーニャの奪還のために
後にバンビエッタ・バスターバインを除くバンビーズが十二番隊に所属する
「いい度胸してるな、ゼロス」
バカにしてるとしか思えないふざけた格好に、花言葉の意味を知っていたリルトットが食い殺そうとし、ゼロスが逃げ回ったのは言うまでもない。
ノーヴェ・インフィニー
ゼロスの同僚。霊王の右足ではないかと思うほど現在にはないものをどっからともなく手にいれる。
名前の由来はイタリア語の9と英語の無限大を意味するインフィニティ。
葛原粕人(くずはら かすと)
二次創作作品である『天才・涅マユリの秘密道具』に登場する十二番隊に所属する平隊士。ゼロスと姿が酷似している。
更木剣八を助ける時間稼ぎとしてバンビエッタを除くバンビーズに単独で戦いを挑んだ。善戦するものの最後はリルトットに喰われて戦死する(74話『クズと呼ばれる男は一人でバンビーズ(-1)に挑むようです』)。