僕のヒーローアカデミアとドラゴンボール 作:Natsu second
個性のテスト
雄英に受かった悟空は雄英高校の制服に着替え、玄関に向かう。すると玄関には、母が立っていた。
母「悟空、ハンカチ持った?お財布や生徒手帳とか持ったの?」
悟空「ああ、でぇじょぶだ。」
母「そう・・・似合ってるわよ、悟空。」
悟空「サンキューな母ちゃん!じゃ、行ってきます!」
家に出た悟空は走って雄英高校に向かって行く。
悟空「合格したからには頑張んぞ〜!」
それから数十分後、悟空は雄英高校の入り口に着く。
悟空「ここが雄英高校か~!デッケ~な~!」
悟空「にしても、道着じゃねぇから苦しいぞ。慣れねぇと・・・。」
悟空が雄英高校の校門をくぐって1ーA組を探していると前方に見知った人物が見えた。
その人物は黒髪のボブカットで耳たぶのコードが特徴的の女の子が見えた。
響香「あっ・・・アンタは昨日助けてくた・・・」
悟空「よぉ、オメェもここ受かったのか。」
響香「昨日はありがとう。ウチは耳郎響香、よろしく。」
悟空「オラは孫悟空だ。よろしくな。」
悟空が差し伸べた手を響香が手を伸ばし、お互いに握手する。
悟空「ヘヘッ!そういやおめぇ何組になった?」
耳郎「ウチはA組になったけど・・・。」
悟空「オラと一緒か!オラ迷っちまっててよ。良かったら一緒行こうぜ!」
それから二人は決められた教室、1-A組の教室に入る。
悟空「おっ!オメェは・・・」
悟空が見たのは昨日の試験でビル並みの仮想敵を一発でぶっ飛ばしたモサモサ頭がいた。
緑谷「き、君は昨日の・・・」
悟空「孫悟空だ。よろしくな。」
緑谷「ぼ、ボクは緑谷出久、よろしく。」
飯田「おはよう!」
眼鏡をかけた男がこっちに挨拶した。
飯田「僕は飯田天哉。入試の時は本当に申し訳なかった。」
緑谷「緑谷出久。よろしくね。飯田君。」
お互い自己紹介が終えてオラの方に向いて来た。
悟空「孫悟空だ。よろしくな。」
飯田「ああ。よろしく。」
茶髪の女の子「あっ!そのモサモサとツンツン頭は!」
緑谷「えっと!僕は緑谷出久です!よろしく!」
悟空「オラは孫悟空だよろしくな!」
麗日「私は麗日お茶子!よろしくね!」
四人が楽しく話していた居ると後ろから声が聞こえた。
?「お友達ごっこしたいなら他所に行け!」
低く、気だるげな男の声がクラスを黙らせた。
?「ここはヒーロー科だ。」
声の主は廊下に立っている女子の後ろに寝そべっていた。黄色い寝袋に入っている無精髭の男だった。
緑谷・飯田・麗日「 「 「何かいるううううっ!」 」 」
悟空「誰だ?おっちゃん?」
?「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね。」
そう言うと男はゼリー飲料を一息で飲み干した。
相澤「担任の相澤消太だ。よろしく。」
この人が担任か?とても先生には見えねぇな。
相澤「早速だが、体操服着て、グラウンドに出ろ」
それだけ言って、教室を出ていった。
生徒達『個性把握テスト!?』
相澤から突然言われた内容で驚く生徒。
麗日「入学式は?ガイダンスは?」
相澤「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間は無いよ。雄英は自由な校風が売り文句、そしてそれは先生側もまた然り。」
相澤「お前達も中学の頃からやってるだろ。個性使用禁止の体力テスト、国は未だ画一的な記録をとって平均を作り続けている。」
相澤「実に合理的じゃない。まあ文化科学省の怠慢だな。」
相澤先生がスマホの画面を生徒達に向けた。そこには体力テストの8つの競技が載っていた。
相澤「主席合格の孫、中学の時ソフトボール投げ、何メートルだった?」
悟空「87メートルだ。」
爆豪が睨むがそんなの悟空からすればないも当然だった。
悟空(本気でなげちまうと色々とめんどくせぇかんな。でも、ここだったら多少本気出してもでぇじょうぶだろ。)
相澤「じゃあ、個性を使ってみろ。円から出なきゃ何しても良い。早く、思いっきりな。」
悟空(ん~、まだ個性は使いたくねぇんだけどなぁ。まあ、バレなきゃいいか。)
悟空は気を上げて、投げる。その瞬間、測定用のボールは弾丸のような速さで空を飛び遥か先に落下した。
相澤が持ってる機械から音がなり、ボールの飛距離は1597.8mの記録が表示された。
相澤「まず自分の最大を知る。それがヒーローの道を形成する合理的手段。」
上鳴「1000オーバーってマジかよ!?」
芦戸「ナニコレ面白そう!」
瀬呂「個性を全力で使えるなんて、流石ヒーロー科!」
相澤「面白そう...ねえ......」
相澤の一言で、相澤の周りの空気が豹変した。
相澤「ヒーローになる為の三年間、そんな腹積もりで過ごすのかい?よし。8種目のトータル成績最下位は、ヒーローになる見込みなしと判断し、除籍処分にしよう。」
1―A『はああああっ!?』
緑谷(除籍処分って、そんな、マズイ、8種目も!?ワンフォーオールは100か0しか力を出せない...ボクはまだ調整なんて...)
相澤「生徒の如何は俺たちの自由...ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ!」
緑谷(入学初日の大試練......どうする、ボク。)
そして、体力テストが始まった。
・・・
―第1種目:50m走―
悟空(50mって...短すぎねぇか?まあいいか。)
楽勝で置いてけぼりにしてやると思っていた爆豪だったが、いつの間にか悟空がゴールしていた。
相澤「孫0秒59!爆豪、4秒13!」
爆豪「クソがぁ!」
飯田「超えられてしまったか...!」
緑谷(悟空君...スゴイ......!)
悟空のタイムを聞いて驚くクラスメイト。
―第2種目:握力―
悟空が握った際、握力計が壊れた
悟空「あ......!」
悟空「わ、わりぃ...壊しちまった!」
相澤「......測定不能......」
麗日「悟空君凄すぎや~!」
悟空が測定機を壊し、それを見ていて、周りの人たちより数字が叩き込んでいた、障子と八百万が唖然していた。
―第3種目:立ち幅跳び―
舞空術で空を飛ぶ悟空
相澤「孫、いつまで飛んでいられるんだ?」
悟空「ずっと飛んでいられるぞ。」
相澤「無限......」
―第4種目:反復横飛び―
超スピードで動いて左右に飛ぶ悟空。
相澤「......測定不能...」
切島「マジかよ......!」
瀬呂「忍者かよ...!」
測定不能に唖然する霧島と瀬呂、一番自身あった峰田が膝をついて落ち込んでいた。
―第5種目:ボール投げ―
麗日「えいっ!」
投げたボールは果てしなく飛んでいった。
相澤が持っていた機械には無限と表示されていた。
上鳴「スッゲェ!無限が出たぞ!」
悟空「やるなぁ~、麗日~。」
緑谷(ダメだコレ......すぐ出来るような簡単な話じゃない!みんな一つは大記録を出しているのに...残りはコレと持久走、上体起こし、長座体前屈...もう後が無い...)
緑谷(このままだとボクが最下位......!)
飯田「緑谷君はあのままだとマズイぞ!」
爆豪「ったりめぇだ!無個性のザコだぞ!」
飯田「無個性!?彼が入試時に何を成したか知らんのか?」
爆豪「はあっ?」
相澤(そろそろか...)
緑谷が個性を使い、ソフトボールを勢いよく投げようとするが...
緑谷「なっ...今確かに使おうって...」
相澤「個性を消した!」
緑谷が振り向き、目に映ったのは、相澤の髪が逆立つしていた。
相澤「つくづくあの入試は合理性に欠くよ。お前のようなヤツも入学できてしまう。」
緑谷「個性を消した......」
緑谷「そうか!あのゴーグル...そうか!見ただけで人の個性を消す個性」
緑谷「抹消ヒーローイレイザー・ヘッド!」
上鳴「イレイザーヘッド?」
蛙吹「聞いたことあるわ。アングラ系ヒーローよ。」
オールマイト(仕事に差し交えるとメディアへの露出を嫌っているからな。)
オールマイト(そうさ緑谷少年。私は彼と馬が合わないぞ。)
バレ無いように緑谷の様子を見に来たオールマイトだったが、悟空にはバレていた。
悟空(隠れて何やってんだ?)
相澤「見たとこ、個性が制御出来ないんだろ。また行動不能になって誰かに助けてもらうつもりだったのか?」
緑谷「そ、そんなつもりじゃ...」
相澤は布を操り、緑谷を拘束した。
相澤「どういうつもりでも周りはそうせざるんえなくなるって話だ。」
相澤「昔、暑苦しいヒーローが大災害から1人で1000人以上を救い出すという伝説を作った。同じ蛮勇でもお前のは一人を助けてデクの坊になるだけ。」
相澤「緑谷出久...お前の力じゃヒーローにはなれないよ。」
拘束を解除する。
相澤「お前の個性は戻した。ボール投げは2回だ。とっとと済ませな。」
飯田「指導を受けていたようだが...」
爆豪「除籍宣言だろ。」
青山「彼が心配?僕は全然。」
麗日「誰?きみ?」
悟空「さあどうする?緑谷?」
相澤(性懲りもなく玉砕覚悟の全力か、はたまた萎縮して最下位に収まるか...どっちに転んでも見込みはない。)
緑谷(相澤先生の言う通りだ。これまで通じゃヒーローになんてなれやしない!)
緑谷(僕は人より何倍も頑張らないとダメなんだ!だから全力で今僕に出来る事を!)
緑谷「スマーーーッシュ!」
指先にワンフォーオールを発揮させ、ボールを勢いよく飛ばす。
緑谷(あの痛み...程じゃない!)
緑谷の記録は705.3mの記録を表示された。
緑谷「先生。まだ動けます!」
相澤「こいつ...」
オールマイト(力の調整はまだできない。行動不能になるわけにもいかない。最小限の負傷で最大限の力を...)
オールマイト(なんだよ少年!かっこいいじゃないか!)
悟空「緑谷!」
悟空は緑谷の所に向かい、ポケットから袋を取り出した。
悟空「オメェ、カッコよかったぞ!」
緑谷「ありがとう悟空君...。」
悟空「これ食っとけ。」
袋から一粒の豆を取り出し、緑谷に渡す。
緑谷「悟空君...これって...?」
悟空「いいから早く食えよ。」
緑谷「う、うん...」
悟空の言われた通り、豆を食べると、赤く腫れていた指が治っていた。
緑谷「ゆ、指が、治ってる...!」
悟空「じゃあ、次はオラの番だな!」
相澤「孫...お前はそろそろ個性を使って見せろ。」
相澤の言葉に全員が驚いた。
麗日「悟空君!個性使ってなかったの!?」
緑谷「で、でも、分身したり、空中を浮いたり、アレは個性の力じゃなかったの......!?」
爆豪「...ふざけんな...!」
悟空「あちゃ......バレちまったか。」
相澤「孫...お前は凄い...だからお前の個性を見せろ。」
悟空「......わりぃな先生、まだオラの個性は見せれねぇ......。」
悟空「かわりにスゲェの見せてやるよ。」
そう言うと腕を曲げ、体に力を入れた。風が激しく吹き、木が揺れ始まった
麗日「な、何や!?何が起こってるん!?」
飯田「どうなっているんだ!?」
悟空の体の周りに赤いオーラのような物が見えた。
緑谷「アレは.........!」
悟空「界王拳!!」
激しく赤いオーラが迸る。
飯田「な、何て気迫なんだ!!」
麗日「悟空君スゴすぎや!!」
緑谷「アレが悟空君の本気...!」
爆豪「クソが......!」
響香「スゴい......!」
相澤「くっ...!?」
生徒達や相澤先生は吹き飛ばされそうになるが、何とか耐えていた。
界王拳を発動させた悟空はボールを上に軽く投げ落ちてきた瞬間に蹴り飛ばす。衝撃と共にボールは遥か空の向こうに飛んでいき、見えなくなった。
全員が会いた口が塞がらなかった。
相澤「...やっぱりか...無限......」
他の体力テストも悟空は全て無限だった。
END