【悲報】ワイの専用機がマシュマロだった件 作:無名のサイドラ使い
弾達は弾の部屋を出て、五反田食堂に向かう。
「しっかし、お前らが幼馴染みなんてなぁ…」
「あぁ、俺もお前らが知り合いだとは知らなかった」
「世間は狭いなぁ…」
階段を降りて一階に着くと、リビングから出て来た蘭と出会う。
「あれ?一夏さんに真木さん…それとお兄じゃん。」
「おいおい、俺はついでかよ…」
「あははは…ごめんごめん!!それよりお兄達はどこに?」
「あぁ俺達は店で夕食を食べようと思ってな。」
「へぇ〜…私も着いてっていい?」
「良いんじゃねぇの?」
「俺は別に構わないよ。」
「あぁ!!3人じゃちょっと寂しかったもんな!!」
「じゃあお言葉に甘えて…」
と、蘭は機嫌良くスキップして一夏の隣に着く。
真木はそれを見て違和感を感じ、弾に小声で聞く。
「(なぁ五反田…まさか蘭さんは…)」
「(お前の思ってる通りだ…)」
「(なるほど…とりあえず、頑張れとしか…)」
「(祈っておこうぜ…)」
未来の蘭の命運を祈りながら2人は一夏と蘭に向き直る。
「それより蘭、お前着替えなくていいのか?」
「お〜それもそうだね…お兄もたまには気が利くじゃん!!」
「たまにはって…」
「じゃあ3人ともちょっと待っててくださいね…」
蘭は3人に待っているように言うと、部屋に戻って行った。
数分後…蘭が着替えて戻って来ると、4人は食堂に向かって行った。
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食堂
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食堂と五反田家は別になっているので4人は食堂の表の入り口から食堂の中へ入る。
「らっしゃ…ってなんだ弾」
「おう、ちょっと夕飯をコッチで食いたいんだけど…良い?」
「別に良いがなんでまた…」
「後ろにいるこいつらに食わしてやりたくてよ。」
食堂の調理場に立っており、今弾と会話しているのが『五反田 厳』
ここ、五反田食堂の調理人であり弾と蘭の家族だ。
「「どうも」」
「おぉ、一夏のガキと…誰だお前?」
「どうも、厳さん。真木真一です。」
「真木ってお前…真木さんとこのガキか!?デカくなったなぁ…」
「えぇ、ちょうど織斑に誘われたもので…」
「そうか…まぁお前ら食ってけ!!」
と言った後、テーブルに案内される。
メニュー表を渡され、おしぼりで手を拭く。
「メニューを見て決まったら呼んでくれ。」
「「分かりました」」
「「はーい」」
メニューを見て、ある程度注文し4人は雑談する。
「そういえば一夏、鈴が帰って来たんだって?」
「あぁ、元気そうだったぞ。」
「へぇ〜鈴さん帰って来たんだ…」
「五反田達は鳳とも知り合いなのか?」
「あぁ、俺は中学が同じで、蘭は俺がよく家に連れて来てたからそん時知り合った」
「ふむ…」
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数分後
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注文した物もある程度食べ終わり、4人は雑談をしていた。
「そういえば一夏さんと真木さんってIS学園の寮に住んでるんですよね?」
「あぁ」
「そうだ」
「じゃあ、2人は同じ部屋だったり?」
「いや、俺達は別の部屋なんだよ。」
「!?って事は…女子と相部屋なんですかぁ!?」
「はぁ!?お前ら女子と相部屋だとぉ!?」
「まぁ…そう言う事だ」
弾と蘭は同時に驚く。
「俺はさっき言ってた『ファースト幼馴染み』とだけど…真一って誰と相部屋なんだ?」
「俺は生徒会長とだ。」
「生徒会長って…あぁ…あの青い髪の」
「せ、生徒会長ってあのパンフレットに載ってた美人さん!?」
「と言うか2人共女子と1ヶ月以上同居していたって事ですか!?」
「2人共落ち着けって…」
「クソォ…羨ましい…」
弾は羨ましがり、蘭は少し考えてハッ…と何かを思い出す。
そして、食堂を出て、家からある物を持って来た。
「一夏さん、真木さん…私、IS学園に行きます。」
「はぁ!?蘭お前マジで!?」
「マジ。」
「で、でもお前の学校ってエスカレーター式で高校まで行けるんじゃ…」
「えぇ!?そうなのか!?じゃあIS学園に来るのはやめといた方が良いんじゃ…」
「…」
弾と一夏は蘭に反論するが真木は黙って蘭を見ている。
「それに、IS学園に入るのは適正値が高くないと入れないぞ?」
「フッフッフ…その辺もだいじょーぶ!!」
蘭はさっき家から持って来た封筒から紙を出し、3人に見せる。
「IS適正値…『A』!?」
「フッフッフ…前に簡易的な試験があってね。そこで調べたらなんと『A』だったのです!!」
「マジかぁ…」
「すげぇ…」
「…」
嬉しそうに話す蘭を真木は他の2人のように驚くわけでもなく黙って見ていた。
「なので、一夏さん!!もしIS学園に入る事ができたら、ISの事を私に教えて下さい!!」
「ま、まぁ良いけど…本当に俺で良いのか?」
「むしろ一夏さんが良いです!!」
「お、おう…そこまで言うなら…」
「へぇ〜まぁお前が決めたんなら俺は何も言わねぇよ。」
「ありがとお兄!!」
と、蘭の進路が決まりそうになったところで今まで沈黙していた真木が口を開く。
「蘭さん、本当にそれで良いのか?」
「えッ?それってどう言う…」
「I IS学園に本当に入るのか?」
「真木…どう言う事だ?」
「いや、ちょっと安直に決めすぎではないか?と思ってな。」
「良いんじゃないのか?IS学園は有名だし、安全だし。」
「確かにIS学園は有名だ…だが、本当に安全か?」
「「??」」
「今IS学園には俺ら『男性操縦者』と言う世界中の『女尊男卑』の風潮を無くせるかも知れない…言うなれば『イレギュラー』が在学している」
「あぁ…それがどうかしたか?」
「そこでだ。『女尊男卑』を無くしたくない連中はどうする?」
「もしかして…『排除』か?」
「そうだ。そして『排除』するためには手段を選ばないかも知れない。」
「つまり、お前は『男性操縦者を排除する過程で死人が出るかも知れない』と言いたいのか?」
「そう言う事だ。事実、俺は狙われた。」
「はぁ!?だ、大丈夫なのか!?」
「…ここからはオフレコで頼むが…俺はISを展開できずに右腕を切断された。今は義手だ。」
真木は右腕を見せる。
そこには人間の腕ではなく、『金属の義手(イフの擬態)』があった。
「そうか…IS展開前を狙って…」
「そうだ、幾らISを持っていたとしても起動できなければ意味がない…そこを俺は狙われたんだ。」
「な、なぁ蘭やっぱやめないか?俺怖くなって来てさ…」
「…でもやっぱり私は自分で決めたので…」
「そうか…なら俺からは何も言わない。」
そう言葉を締めくくり、最後に蘭だけに聞こえる声で
「(君の恋が成就する事を祈っているよ)」
と言った。
その言葉を聞いた蘭は真木に感謝し、織斑争奪戦への覚悟を決めたのであった。
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襲撃
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世間話や進路についての話を終えたところで、食堂に『大きなバッグ』を持っている妙な客が入ってくる。
その格好は『黒服にグラサン』と真木が戦った黒服達を思い出す格好をしており、日本人ではなく他国の男性であった。
そして、その男性はバッグの中からアサルトライフルを取り出して英語で何かを話し出した。
「Who is Shinichi Maki?」
どうやら真木を探しているようだ。
真木は被害を出さないように名乗り出る。
「I am」
すると、食堂の前から3人ほどの黒服の男性が入ってくる。
「Come with us(我々とともに来てもらおう)」
真木は焦らずに提案をする。
「I can't talk here… Would you like to go outside?(ここでは話ができない…外に出ないか?)」
「All right. (いいだろう。)」
黒服達はあっさりこれを了承し、外に出て行った。
その時、真木はイフの行っている準備が完了したのを確認し、拳銃を袖に仕込むように指示し、真木は外に出た。
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真木が外に出ると先ほどの倍の人数が外にいる。
そして、ライフルを取り出して真木を囲む。
「Freeze(動くな)」
すると、黒服の集団の奥からリーダー格と思われる男性が現れる。
「This is the target(こいつがターゲットか)」
「I want to negotiate.(交渉がしたい)
Do you speak Japanese?(日本語は話せるか?)」
「あぁ、話せるとも」
「そうか…俺をどうするつもりだ?」
「ふむ…どうだろうな…何せ依頼人からはお前を捕らえろとしか言われていない。」
「依頼人との交渉は?」
「無意味だろう…さて捕まってもらうぞ?」
真木に手錠を掛けようと近寄る。
だが真木は近寄ってきた男の腕に麻酔弾を撃つ。
「生憎、捕まるのはもうごめんだ。」
ここから…真木の殲滅が始まった。
まず、真木はリーダー格がやられ、焦っている黒服達に袖から拳銃を取り出して片っ端から黒服を眠らせていく。
自分の周りの黒服を眠らせた後、真木は異常に気付き路地の角から出て来た黒服達の前に下部が磁石になっているマガジンを投げ、地面に設置されているマンホールを使って立たせる。
それに反応した黒服は真木目掛け銃弾を放つが『ガン=カタ』の応用で避けられてしまう。
真木はその黒服達を自分を後ろから狙っていた黒服共々眠らせる。
真木はその時カメラに向かってキリッとカッコ付けた。
そして最後は黒服達の乗って来た車…だったのだが真木が車のある場所に着くと『右腕にウロボロスの紋章』のある男が乗っていた黒服を気絶させており、真木の出番は無くなってしまった。
真木はその男を警戒する…がその男は真木に対して気さくに話しかけてきた。
「よう!!久しぶりだな」
「…誰だ?」
「お前がこの前倒した黒服だ」
「ほう?だが今更何のようだ?」
「なぁに、ちょっとお前のおかげで『記憶』を取り戻せたんでね」
「『記憶』?どう言う事だ?」
「俺は記憶を失ってたんだが、お前に負けた時のショックで俺の記憶が戻ったってことだ。なぁ?『転生者』?」
「『転生者』!?という事はお前は…」
「俺はお前と同じ『転生者』だ。」
「お前…名は?」
「『グリード』『強欲のグリード』だ」
感想オナシャス!!センセンシャル!!
投稿遅くなって申し訳ない。
今回は日常回後編。
マジでクソみたいなバトルシーンになってしまって申し訳ない。
弾と蘭の関係はだいぶマイルドになっております。
次回…
シャルル兄貴姉貴&ワンサマー絶対許さんウーマン回。
まぁこんなもんかなぁ
次回はスレに戻ります。
それでは次回〜
ifエンドシリーズは欲しい?
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いる
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いらない
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無理せず投稿して