大雨が降り風が強く吹く。頻繁に雷が落ちる悪天候。
その中で魔物を次々とバトルトンファーで殴り飛ばしていくジェルマン。
「はぁ、はぁ。くそがきりがない」
街へ魔物が流れこみ王国内で乱戦状態となり、味方の戦力が分散された。
おまけにこの天候、雨は体力を激しく消耗するわ足場が悪くなるわで最悪。
(この気候もカズキがやったんだろ)
犯人のめどはついている。敵味方に被害を与えるなんて災害みたいなやつだ。
この戦いが終わったらぶん殴ってやる。と強く決心する。
「クケケケ、死ネェイ」
鎧を身につけたリザードマンがビックサーベルを振り回す。
「うっおおおりゃあ!」
トンファーで受け止めると、腹部を蹴り怯んだ所に鉄球を振り落とし頭部を叩き潰す。
「コイツ、強イ」
「神威無イ人間八無力ナハズ!」
「神威だけに頼る軟弱者と一緒にするな!」
神威の恩恵なしで神威使いとまともにやりあえる実力。
アルセウス学園やアニマニア合宿での激戦により更に力をつけ魔物にも遅れを取らない程にまで上がったのだ。
「くそ、一人一人潰すなんてめんどくせぇぜ」
神威無しでも強いと自負はするが、さすがにこの人数はしんどい。
息を切らしながらちらりと周りを見る。
「うおおおお!」
倒れた兵士の槍を借り果敢に挑むバッド。
他の剣舞祭代表メンバーも各々この状況に対応し戦っている。
突破された城壁付近ではルーンブラッドが魔法を連発しこれ以上の侵入を防いでいる。
上空では敵であるドラゴンを飼い慣らし戦っているドラグニア。
市街地には一部のアルガドの兵士達とロウラクシアとレイクロウが戦い。
その合間の激戦区ではアルガド兵士を中心とした他の面々が戦っている。
それぞれ得意とする戦場で戦いなんとかやりあえている。
「デスペレイージョン」
グラーエは両手から放つ赤黒い炎が魔物を燃やすと爆発が起こる。
「……なかなか人数が消えないな」
爆発の衝撃で更に広範囲までダメージを届けたが、命を断つまでにはいかなかった。
「こうやるの。グランドクロス」
刀を十字に合わせエネルギーを込めると一気に放つ。
衝撃波は地面を抉り巨大な十字の亀裂を刻む。
「まだまだね、弟子」
グラーエに対してドヤ顔で言うヒメギ。
「……武器頼り 養子」
「養子じゃない。家族なんだが?」
なんか仲が悪い二人。
競うように次々と殲滅していく。
頼もしい限りなのだが、もう少し真面目にやってくれもいいと思う。
「デスタルスパイク」
突然地面が揺れると先が尖った鋭い岩が一斉に飛び出す。
「ぐっ、なんだ」
飛び出る先端を掴みなんと回避したジェルマン。
下を見ると突き刺ささった兵士や魔族達が倒れ、流れる様々な血の色があわさり真っ黒になっている。
吐き気がする。
こんな事ができるのはレオンくらいだが、あいつが敵味方問わずに攻撃するわけがない。
「下等な人間に手こずるなんて情けないわね」
上空でエスハールがケタケタ笑いながらこの光景を眺めている。
「てめぇはあのクソ女……カズキに頭握り潰されてなかったか」
「頭潰されたぐらいで死ぬわけないでしょ?悪魔なめんな」
「仲間もろとも攻撃とは悪魔らしいがな」
「仲間?まさか、こんな弱者を仲間と?笑わせないで、これだけお膳立てして手こずるなんて、魔物の汚名、魔族の恥、悪魔の面汚し、魔界の名誉棄損……死んで当たり前よ」
額に青筋を張らせ、目尻をつり上げてる。
美しい顔が歪になる程に激怒している。
手こずっている部下への怒りか、魔界を思うが故の怒りかはわからない。
わかるのはこいつが悪魔らしいイカれた思想をしていることくらいだ。
「次で全滅よ。デスタルスパイク」
「はあ!」
上空で飛竜を乗りこなしているレックスが剣を振るいエスハールの首筋を掠める。
「ちっ、よけやがったか」
「人間ごときにしつけらるなんてドラゴン族の屈辱者め。ヴィンドロック」
強く両手を下ろすと、レックスが乗っている飛竜もろとも下へ落ちる。
「重力操作……違う風圧か!?」
一瞬真上から押し潰されるような感覚は重力操作なんかじゃない。
衝撃で気絶した飛竜。そのまま地面に激突してしまう。
「くそ。飛竜よすまない」
クッションになってくれたお陰でダメージを軽減出来た。
「友の仇だ!」
高く伸びた針山を使い上空へ飛び上がり剣を振るうレックス。
「甘いわね」
それをなんなく受け止める。
「くたばれやボケゴラァ!」
上空からビッグサーベルを振り下ろすジェルマン。
「なっ!?んちゃって」
それも片手で受け止める。
「人間ごときに力負けする訳ないじゃん」
「ならば獣人はどうだ?」
巨躯が空気を揺すって飛翔するタスカが微笑みがら聞いてくる。
「ひ、卑怯な」
「戦争でそんな甘いこというか?随分と甘ちゃんな悪魔だな」
巨大な拳を合わせて一気に叩く。
ゴシャン。
地面には叩き潰れたエスハール。
「トドメだあ!」
落ちる道中で針山の先端を砕き、鋭利な先を下に急降下する。
エスハールを貫き岩盤は砕け瓦礫に埋もれる。
「ナイスだデカブツ」
「獣竜にしてはよくやった」
「デカイがデカブツじゃない、あと象だ」
「このクソ下衆がぁ、ぐちゃぐちゃにしてやる」
瓦礫の隙間からうようよと出てくるエスハールの肉片は一つに固まるも形を形成できずに崩れる。
「凄まじい生命力だ」
「ゴキブリだな」
「!?くるぞ」
エスハールの肉片の塊がパアアンと弾ける。
「最後の悪足掻きか」
「気を付けろ悪魔の執念は凄まじい。何をするかわからない」
「ん?なんだこりゃ」
足下にはドス黒い血が流れている。
「まずい」
三人は針山を登り、上へ上へ上がりなんとか城壁の上へと登る。
下では流れは徐々に強くなっていき、死体や武具、瓦礫が血の川に流されている。
その流れは一部に集中していくと徐々に巨大な人型へと形成していく。
「オーッホッホッホッ、これで片付けてあげるわ」
次第に肉と瓦礫で作られる頭部の無い巨人。
「なんてやつだ」
城壁をも軽々と越えるその巨体。ここで暴れられたら堪ったものではない。
「こんのやろう」
ビッグサーベルを投げつけるが弾かれる。
「屈強で硬く速い、そして痛みを感じないこれぞ究極の肉体」
巨大な腕を城壁の上を凪払う。
慌てて城壁から飛び降り壁へ張り付き回避する。
「どうやって倒すんだよあんな化物」
「なにか弱点はないのか」
「知るか」
よじ登りエスハールの方を見る。
肉の繊維と瓦礫で造られた体。
どこを攻撃すれば効果的なのか検討がつかない。
「とにか注意を俺達に向けないと国が壊れる」
再び腕を振るうエスハール。
「またくるぞ!」
「空高く飛べ、グラン・ギア」
大地が揺らぎ勢い良くエスハールを突き上げると城壁を越え国からおいだす。
「待たせたな」
地面で出来た柱から城壁へと飛び移るレオン。
「遅ぇぞ」
「悪いな、街守るのに必死だった」
先程のエスハールが放ったデスタルスパイクをグラン・ギアで緩和し街を守ったのだ。
「こっからが本番だ」
「どう倒すんだ」
「それは知らん」
「なんかないのか」
言い合っているとエスハールは立ち上がり片手を振り下ろす。
「今度は潰しにきたか」
「散れ散れ!」
各々走り逃げる。あんなの受ければ確実に死ぬ。
「うるああぁくたばれや」
拳をよじ登り、腕を渡って本体へと近づくジェルマン。
首から上が無い以上弱点は体内にあるはずだ。
「こっ、これは」
胴体へたどり着いたジェルマン。
そこで目にしたのは肉と血と他の物がぐちゃぐちと渦巻いてる内部。
あまりのおぞましさに吐き気がこみあがってくる。気持ち悪い。
「本当にただの肉人形か」
こんな姿なら痛みも感じないか。
だが、こんな姿で生命維持が果たして出来るのか。
胴体から無数の触手が生え、ジェルマンを城壁の方へ叩き飛ばす。
「がふっ、このゲテモノが」
「おい大丈夫か」
吹き飛んだジェルマンの手を掴むタスカ。
「助かったぜ、タスカ」
「くそ、どうやって倒すんだ」
追ってきた触手を斬るレックス。いままで戦ったことのないタイプに手こずる。
「はっ、最強の種族を自負してるくせに泣き言か?」
「違う。どうすれば勝てるか考えてるんだ」
「生きてる以上何か弱点があるはずだ。それを探す」
「どうやって探すんだよ」
「知るか、そのうちボロが出るはずだ」
「そのうちって、その前にやられちまうぞ」
「だったらその前に殺せばいいたけだろ」
「お前……バカだろ」
その発言に呆気に取られる。
「当ったり前だろ!!今更気づいたか、バカだなあお前」
にやりと笑いながら返すジェルマン。
「レオン、足場をつくってくれ」
エスハールに向かって走り城壁から飛び出す。
「わかった」
レオンはエスハールを囲うように大地がとびだすと、そこに着地する。
「レオン、こいつをどうみる」
「……硬い装甲で守られ中身はまだ形状を造っているようにみてる。まるで蛹だ」
「奇遇だな」
「ならやることは一つだな」
もし完全体にでもなった更に厄介な事になる。
その前に倒すのは大前提。
「内部から爆発させる」
「それしかないな」
作戦は思い付いたが、どうやって穴を空けるか、どうやって爆破させるか。
こんな時に属性能力を封じられるとは、なんてタイミングなんだ。
「穴さえ開けば決壊して中身出るだろ」
「なら攻撃あるのみ!!」
穴を空けるという目的が出来たなら空ける為に攻撃しかない。
「アダマンフィスト」
「うるああ」
巨拳をかわし、触手を掻い潜り本体を殴る。
「硬っ」
「過ぎる」
バトル・トンファーやグラン・ギアの加護を纏った拳も弾かれてしまう。
「蛹野郎がぁ」
「俺達の威力では傷もつかない」
「あの触手の相手も厄介だ」
あの量の触手からの攻撃はそう何度もよけれるものではない。
エスハールは城壁に手をかけ引き裂こうとする。
「まずい、止めないと」
このままでは国への進行を許してしまう。囲った大地も限界がきそうだ。
「フレイムマシンガン」
上空から炎の弾が降り注ぐ。
「神威が使えないなら私の出番ですね!」
ふわっと空から降りてくる魔法少女ルリー。
「ルリー、来るのが遅いぞ」
「頼りにしてるぜ俺達の秘密兵器」
頼もしい助っ人に喜ぶ二人。
「ふふ、随分と仲が良い友達が出来たなルリー」
続いてもう一人の少女が空から降りてきてルリーの横に立つ。
「友人か?」
「紹介は後でするから」
「下は大丈夫なんか?」
「外からくる敵はみんな逃げた。下では僅かな残党狩りをしてる」
「なら安心だ」
「俺達であいつに穴を空ける、そこにとびっきりの魔法をぶちこめ」
「内部に攻撃か、わかった」
先程のフレイムマシンガンを受けても怯みもしないその強度なら内部攻撃をするのは効率的だ。
「呑み込みがはやくて助かる」
大ざっぱな説明だが、すぐに通じるのはさすがだ。
「なら、エストモア」
二人に呪文を唱える。体からほのかに赤いオーラが発せられる。
「攻、守、速をあげる補助呪文だ。役に立つといい」
「ま、魔法ずりぃ」
「剣舞祭前に習得頼むぞルリー」
体が軽い、力が漲ってくる。魔法の可能性に嫉妬しながらエスハールの元へ向かう。
なんなく触手を避け、連続で攻撃する。
しかし攻撃は通じない。
「ちっ、量が多い」
押し返される。だが、後ろには二人が魔法を込めている。
ここで引くわけにはいかない。なんとかして亀裂でも穴でもあけてやる。
だが防戦一方、どんどん戻される。
「私も攻撃に参加する。任せるぞルリー」
手と手を重ね合わせ魔力を練り合わせている。完全に無防備だ。
攻撃がこちらにまで届いてきた。このままでは二人ともやられしまうと、少女は溜め込んだ魔力をルリーに託そうとする。
「私の魔力だけじゃ倒しきれないよ」
「だが」
「よくわからんが俺が守ってやるから集中しろ」
二人に忍び寄る触手を斬るレックス。
「助かる」
「がはっ」
「くそがぁ、なんとか止めないと」
押し返されてしまったレオンとジェルマン。
更に追撃をかけるように触手が襲ってくる。
「大切断!」
巨大な斬撃が大量の触手を斬る。
「加勢にきたよレオン!」
颯爽と現れるヒメギ。
「ヒメギ、よく来てくれた」
「お前の火力ならいけるかもしれない」
「?」
「おい、作戦はよくわからないがあいつを怯ませればいいんだな」
怒鳴るような口調で聞いてくるレックス。
「なんだぁ?なんか作戦でもあ」
「怯ませればいいんだな!」
「そうだ!」
覚悟を決めた真剣な表情に思わず呑まれそうになる。
さすが、最強の種族を自負するだけはある。
「なら、一度だけ怯ませる事が出来る。それまで耐えろ」
「わかった」
その言葉を信じるジェルマン達。
「まとめて潰れろ」
エスハールは両手を合わせ、集まっているジェルマン達めがけ振り落とす。
「はああああ!」
力強く飛び上がり二刀で受け止めるヒメギ。
(硬い、力も凄い)
この刀でも傷をつけるのがやっとだ。その傷もすぐに癒え修復される。
なによりこの力だ。やはり体格差を技術無しで覆すというのは至難の技だ。
「うわっ」
力負けし、叩き落とされるヒメギ。
だが、勢いを落とすことは出来た。
「かち上げろ、グラン・ギア」
足場から岩の柱が飛び出し、両腕に直撃する。
「くっ、こしゃくな」
後ろへ両腕が弾かれ怯む。
「うおおおおドラゴンショック」
間髪入れずに大きく飛翔したレックスがエスハールの前に飛び出す。
両足の飛び切りが胸部へ当たると、衝撃が波のように伝わり一瞬だが体が宙へ浮き後ろへ体勢を崩す。
「まだだ、まだ決定打じゃない」
怯みはしたが地に足をつけ踏みとどまる。それと同時に無数の触手が襲いかかる。
「へっ、華は譲ってやるぜ象さんよ」
「パアアオオオオオン!!」
城壁を軽々越えるほどに飛び上がるタスカ。両手には自身を遥かに越える王宮の一部であろう瓦礫。
それをエスハールに向けて投げつける。
それでも、いくらでかくてもエスハールにとっては小石にすぎない。この程度ならなんとも思わないだろう。
「この程度、なんともないわ!」
ほらな!予想通りだ!
だがしかし、その上にはスキンヘッドの大男、マーチスが乗っていた。
「皆のよせ集めの神威をくらいな………倍化(ドボンズ)十一倍!!」
その瓦礫はエスハールを飲み込むほどの巨大なものへと変わったのだ。
「なっ!?」
それにはエスハールも驚きを隠せなかった。
体勢が崩れているので受け止める事も出来ずに激突し、更に後ろへ大きく仰け反る。
「はあああ!」
このチャンスを逃してはならないと直ぐ様走り出すヒメギ。
そうはさせないと触手が伸びる。
「させねえよ!」
ヒメギの補助としてジェルマンが立ちはだかり触手を潰していく。
「ありがとう」
「気にせずに行けえ!」
(私の技術じゃ刀は扱いきれない。気を一点に溜めたこの拳にかける)
あの日、カズキにやられてから考えた。
私に足りないものはなんなんだろうか。
力?速さ?技術?精神力?きっとそれら全てなんだろうが、
今までの技術、知識、経験から作った私だけの技だ。
「震破葬」
力強い踏み込みから両手を合わせた掌底打ちを放つ。
「ッ!?」
中身が大きく揺れ、亀裂が入る。
そして、小さな穴が出来た。
「今だ!」
ヒメギは後ろへ蹴り大きく飛び、避難する。
「いくぞルリー」
「うん」
「クライシスミーティア」
互いの手を重ねた指差しから凄まじい反動と共に放たれる肉眼ではとらえることの出来ないほど小さな光の粒。
徐々に塞がっていく亀裂。中身が揺れ修復が遅れた穴に入る。
「どうだ」
「やったか」
「!?!?」
エスハールの体が燃え上がる炎のような光を放つ。
「ギャアアアアア」
悲鳴と共に瓦礫に押し潰される形で後ろへ倒れる。
「熱い!熱い熱い熱い熱い熱い!!」
全身を焼かれる激しい苦痛。どうにかして逃れようともがくが中が燃えてるのでどうしようもない。強固な体の為に威力が外に出ることもない。
「おのれぇ、オノレエェェ」
おぞましい声とともに体がボコボコと歪む。
「まだ生きてるぞ!」
「あいつ、無理矢理脱皮するつもりだ」
「しぶといやつだ」
「ウオオオオオ!!ミナゴロシダアアア」
鎧のような皮膚を突き破り、飛び出す肉体。
先程の体格を優に越える巨体、全身が炎に包まれた体。
まだ未成熟のまま出てきたせいか、ドロドロとした液状の肉体は徐々にただれ落ちて骨が見える。
腐ったような悪臭と吐き気をもよおすおどろおどろしい姿のバケモノ。
「くるぞ!」
「いや、もう奴は」
「アッ、体ガ……崩レ、………嫌……ダ……コンナトコロ……デ……死……」
立つことはおろか、形を保つことすら出来ない。
「道連レ……ニ……」
せめてジェルマン達を殺してやろうと手を振るうが、肉が落ち、残った骨も脆く崩れる。
「………ラ……シン……様……」
立つことも原型を維持出来なくなり、下へ下へ吸い込まれるように崩れ落ちる。
「……終わったな」
肉が炎で焼かれ骨だけが残る。確実に死んだ。
「最後は悪魔らしい醜い死に方だったな」
「悪魔らしさに拘ってたあいつにはお似合いだな」
「これで終わったのですね」
ペタンとその番に座り込むルリー。
魔物の群れは壊滅、残りの残党狩も時間の問題だろう。
「あとは、あいつだけだな」
変わり果てた姿のカズキとリュークを見る。
「頼むぜ、リューク」
もはやカズキを止められるのはリュークだけ。
友として彼女の勝利を願うのであった。
つづく