重なる世界にいる破壊者   作:北方守護

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第9話

音姫が鳴海探偵事務所に泊まった次の日の学園では……

 

「おはよう、アリサちゃん、すずかちゃん あれ?武昭君はまだ来てないのかな?」

 

「おはよう、なのは。私達が来た時はまだいなかったわよ」

 

「なのはちゃん、おはよう それって想い続けた子でずっと会いたかったから?」

 

「はにゃっ!?ち、違うよすずかちゃん!お父さん達に武昭君の事を話したらいつでも良いから来てくれて構わないって言ってたのを話そうとしたんだ」

登校してきたなのはが武昭の事を先に来てたアリサとすずかに聞くと色々聞かれて顔を赤くした。

 

「そうだったの……それでなのははいつ武昭と知り合ったの?」

 

「まだ私が小学校に入る前だよ……あの時お父さんが大怪我をしてお母さん達が忙しくて、私は公園にいたの、そして……武昭君が声をかけてくれたの」

なのはは小さい時の事を思い出していた。

 

「へぇ、そうなんだ……けど、武昭君は私達が居た小学校じゃなかったよね?」

 

「うん、武昭君のお父さんの仕事の関係で小学校に行く前に引っ越して行ったの」

 

「それで、私やすずかが見覚え無い訳なのね」

 

「おはよう皆」 「おはようさん」

3人が話してるとフェイトと、はやてが登校してきた。

 

少しして先生が来たのでHRが始まった。


その日の放課後、フェイトとアリサ、すずかが下校していた。

 

「今日は、なのはとはやては仕事で早退してたわよね」

 

「うん、2人は今日管理局での仕事があるんだ」

 

「フェイトちゃんは仕事じゃないんだ」

 

「私の方は受けてた案件が終わったから少し休む様にって言われたの」

 

「そうなんだ、ねぇ武昭君ってなのはちゃんの幼馴染って言ってたけど魔導師なの?」

すずかは気になった事をフェイトに尋ねた。

 

「ううん私達は誰も武昭から魔力を感じなかったよ」

 

「じゃあ武昭は普通になのはの幼馴染って事なのね。ねぇフェイトが良かったらどこか寄って行かない?」

 

「私は構わないよ。リンディ母さんからもたまには友達と寄り道してきても良いって言われてるから……えっ!?」

皆が話してると周りの風景が変わった。

 

「フェイトちゃん、これって……」

 

「うん、結界が張られたみたい。けど誰がこんな事を……【マスター 前方に謎の存在が】っ!バルディッシュ!セットアップ」

フェイトは自分が持っていたデバイスから指示を受けたと同時に起動させるとバリアジャケットと呼ばれる物を身に纏った。

 

「フェイトちゃん?どうしたの?」

 

「もしかして何かの事件が起きてるの?」

 

「まだ分からない……危ないから2人は物陰に隠れてて……っ!」

すずかとアリサが理由を聞いてフェイトが答えると少し離れた所に何かが立っていた。

 

それは全身が灰色で山犬の様な頭部を持った人型の生物で、その手には大鎌が握られていた。

 

「ひっ!な、何よあれ!?」

 

「私も見た事が無い!止まりなさい!こちら時空管理局の【マスター!回避してください!!】っ!?」

フェイトがその存在に理由を聞こうとするがバルディッシュが何かを感じたので急いで空に飛ぶと後ろにあったビルが真っ二つに割れていた。

 

「今のは?……【マスター、今の攻撃はアレが振り下ろした大鎌から発生したカマイタチの様な物です】そうなんだ……」

 

[ーーーーーーーー!!]

存在が言葉を話すが意味が分からなくそのまま攻撃をして来た。

 

「くっ!このままなら……けど、あの攻撃は……【マスター!】なっ!?ガッ!!」

フェイトがどう対処するか考えてると存在がいつの間にか背後にいて攻撃を食らった。

 

「いつの間に?……バルディ[ーーー!!]しまった!!ガハッ!」

 

「「フェイト(ちゃん)!?」」

存在はバルディッシュを蹴り飛ばすとフェイトの首を掴んで持ち上げると大鎌の刃を首に当て、それを見たアリサとすずかは大声を上げた。

 

「ガッ!……この、離せ……」

 

[ーーーー!!]

 

「「フェイト(ちゃん)!!」」

 

「へっ、これ以上僕の友達に手を出さないでもらえるかな!?」

存在が大鎌を振り上げてフェイトの首を切り落とそうとした時に誰かが乗ったバイクが存在に当たったのでその衝撃でフェイトは手から離れたが落ちそうになったのをそのままお姫様抱っこで受け止められた。

 

「間に合った……大丈夫?」

 

「え?……ボフン!は、はいっ!大丈夫です!!

自分の状況に気付いてフェイトは頬を染めながら返事を返した。

 

「さてと、お前のその姿からするとアンノウンのジャッカルロードだな」

 

「武昭!?それよりもアンノウンて……」

 

「その説明は後でするから……それよりもアリサとすずかもいたのか」

武昭が視線を向けた先にはアリサとすずかが見えた。

 

「このままじゃ街中に被害が出るなゾディック」[イエス マスター]

 

「嘘……こんな簡単に結界を……しかもかなりの強度を持ってるなんて……」

 

「今度はこっちで行くかゾディック」[イエス マスター]

武昭がデバイスに何かを言うと腰にベルトが巻かれた。

 

「さてと、ここから先は僕のやるべき事だね。 変身!」

[カメンライド ディケイドカスタム]

武昭がベルトに一枚のカードを挿し入れるとそのカードに描かれていた姿に変身した。

 

その姿を見たアリサとすずかはある事を気づいた。

 

「ねぇ、すずか……あの姿って……」

 

「うん、噂になってる仮面ライダーだと思うよ?……」

 

「まさか武昭が仮面ライダーだったなんて……」

フェイト達は武昭が変身したのを見て驚いていた。

 

「アンノウンの相手なら彼だ!」[カメンライド アギト!]

 

「僕も何度かアンノウンと戦った事があるんだよ!」[フォームライド フレイムフォーム]

アンノウンは武昭に攻撃するが躱されていた。

 

「悪いが、あまり時間を掛けたくない!」[ファイナルアタックライド アギト]「セイバースラッシュ!!」

アンノウンは武昭の攻撃を受けて、そのまま爆発した。

 

戦いが終わった後……

 

「ふぅ……悪いが詳しい話は明日にしてくれるか?2人を送っていくから」

 

「うん、いい私は構わないけど……」

 

「私も良いよ。アリサちゃんも良いよね?」

 

「えぇ、構わないわ。けどまさか武昭も魔導師だったなんて思わなかったわ」

 

「まぁ、秘密は誰にでもあるって事で」

武昭がフェイト、すずか、アリサに詰め寄られていたが納得させてその場から離れた。

 

 

 

 

 

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