重なる世界にいる破壊者   作:北方守護

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第5話 開戦。

買い物を終えた武昭が【鳴海探偵事務所】に帰ってくると所長の【鳴海亜樹子】が出迎えた。

 

「ただいまー アキ姉、これ頼まれた物」

 

「アッ、ありがとう武昭君、そうだお客さんが来てるよ」

 

「お客さん?僕にですか?」

 

「うん、向こうの部屋で待たせてるからさ、全くーあんな可愛い女の子と何処で知り合ったの?」

武昭は亜樹子の言葉を考えながら部屋に向かった」

 

「女の子……(なのは達か?)すみません僕に会いたいみたいですけど……あ」

 

「アッ 遅かったんだね武昭君」

部屋では音姫が待っていたので空いている席に座って来た理由を尋ねた。

 

「ちょっと用事をしてきたので、それで音姫先輩はなんで、ここに?」

 

「それは、これを落としてたからだよ」

 

「生徒手帳ですか?いつ落としたんだろ」

 

「今日のお昼休みに私とぶつかった時だよ、本当なら放課後にでも渡せば良かったんだろうけど、生徒会があったから、こんな時間になっちゃったんだ」

 

「そうだったんですか、ありがとうございます そうだ音姫先輩も一緒に夕食を食べていきますか?」

 

「そんなの悪いよ、私は落し物を届けに来ただけなんだから、それにバスの時間もあるから」

 

「バスって……音姫先輩は何処に住んでるんですか?」

 

「私は初音島だよ、だから最終のフェリーに乗らないとダメなんだ」

 

「そう言う事なら僕がバイクでフェリー乗り場まで送りますよ」

 

「ううん、平気だから、それじゃまた明日学校で」

 

「はい、それじゃ気をつけて帰ってください」

武昭と音姫が部屋を出ると亜希子が声をかけて来た。

 

「アッ、音姫ちゃん帰っちゃうの?」

 

「アキ姉、音姫先輩は初音島だからバスとフェリーの時間があるんだって」

 

「そうなんだ、それじゃ武昭君送ってあげなよ」

 

「僕もそう言ったんだけど、音姫先輩が……」

 

「はい、私から断ったんです、それじゃあお世話になりました」

音姫は2人に挨拶をすると事務所を出て行った。

 

「武昭君、音姫ちゃんて学校の先輩なの?」

 

「そうだよ、僕の落し物を届けてくれたんだ、そうだ今日学校でね昔別れた幼馴染と再会したんだ」

 

「へぇー、そうなんだ、じゃあ夕飯の後に聞かせてよ」

 

「うん良いよ、ドゴーン!!何だ!今の音は!!」

武昭達が夕食の準備をしてると爆発音がした。

 

「武昭君!向こうの方から音がしたよ!!」

 

「向こうは……確か港の方だ!」

2人が外に出て状況を確認すると港の方から黒煙が上がってるのが見えたので武昭は慌ててバイクに乗り込んだ。

 

「アキ姉!一応竜兄に連絡しといて!!もしかしたら()()()()かもしれない!」

 

「うん!分かったよ武昭君!けど無理だけはしたらダメだよ!!」

武昭は亜樹子に言葉をかけられると、そのままバイクを走らせた。

 

「(音姫先輩!くそッ!僕が送ってれば……いや、まだだ、まだ騒ぎに巻き込まれたとは決まった訳じゃない!)パワード!セットアップ!!」

【ストーム】【ロード】「変身!」

武昭が叫ぶと腰部にベルトが巻かれ、次にポケットの中から2つのガイアメモリを出して差し込むと仮面ライダーWPストームロードに変身した。

 

「この街で誰も悲しませてたまるか!」

変身した武昭はバイクの速度を上げて現場に向かった。

 

 

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