私達は再び別の部屋に案内されているよ。パチュリーとは何やって遊ぼうかな? パチュリーのお父様が扉を開ける。どうやら此処らしいね。
「この部屋だ」
「私は部屋の外で待ってますね」
美鈴は待ってるらしい。
私達は部屋に入る。部屋の隅で本を読んでいる女の子発見。見かけも百%パチュリーです。
「それじゃあ後は頼む」
「な!? ちょっと!」
「では諸君さらばだー」
あの人私達に全部任せやがったよ…。
「…あなた達は?」
『!?』
パチュリーからのファーストコンタクト、これは意外だなぁ。私達が話しかけるまで本を呼んでると思ったけど。
「私達は此処に住む吸血鬼の娘よ」
「!! 名前は?」
「名前?」
「そう、あの人自分の娘達の名前も私に教えてくれたから。因みに私はパチュリー」
成程、つまり本人確認だね。
「レミリアよ」
「フランドールだよ、フランって呼んでね」
「エルです、どう、本人でしょう」
「本物だあ!」
こっちに近づいてくるパチュリー…可愛い!
「もしかして一緒に暮らして良いの?」
「ええ、あなたのお父様から許可を得たからね」
どちらかというと此方が許可したんだけどね。
「やったあ! じゃあ早速遊びましょ?」
「ええ良いわよ。ちょっと待ってもらってもいい?」
「うん、良いよ」
するとこちらを向くレミリアお姉様。
「何か面白い遊び、無い?」
考えてなかったのかぁ…。
「じゃあ鬼ごっこはどうかな?」
フランお姉様の意見、でもパチュリーはあまり得意そうじゃないなぁ。
「パチュリーがインドア派かアウトドア派か聞かなきゃね」
因みに私は転生前はバリバリのインドア派だったよ……べ、別にスポーツが全然出来ないわけじゃないんだからね!! ゲームの方じゃ強かったんだからね。…自分がスポーツ下手だって事言っちゃったよ。
「インドア派? アウトドア派?」
「エル、何それ?」
また言っちゃったよ。まあ良いかな。
「簡単に言えば、インドア派っていうのは家の中に居るのが好きな人、アウトドア派は家の外に居るのが好きな人の事だよ」
「成程ね」
「何処でそんなこと知ったの?」
「うん、まあ、偶々どこかの町で」
「へえ、私も町に行った方がいいのかしら?」
「えっ!」
ちょっと待って! 私が言う事のほとんどは未来の事だから!
「そうだね、エルが知ってる事なら、私達も知らなきゃいけないし」
「だ、大丈夫だよ。何か新しい事を知ったら、お姉様達にも教えるから」
「そう、それじゃあお願いね」
「楽しみにしてるよ」
「う、うん、任せてよ」
セ、セーフ。
「聞いてみるわ」
そう言ってパチュリーの方を向くレミリアお姉様。
「ねえパチュリー」
「何?」
「あなたって外で遊「中」『即答ですか』
再び私達の方を向くレミリアお姉様。
「何か良い案無いかしら?」
それじゃあ私が。
「此処はかくれんぼで」
「成程」
「それならあまり動かないしね」
パチュリーの方を向くレミリアお姉様。
「かくれんぼはどうかしら?」
「うん、いいわよ」
よし、やってみたい事もあるし。
「私が鬼をやるよ」
「エル、大丈夫よ。私がやる」
フランお姉様がそう言う。でも私もやりたい事があるからなぁ。
「大丈夫だよ私がやるから」
「そう、じゃあお願いね」
「うん、隠れる時間は一分ね」
「それじゃあ隠れましょう」
そう言って部屋を出て行くお姉様達。その前に。
「パチェも頑張ってね」
「パチェ?」
「パチュリーってちょっと言い難いでしょ?」
「あんまり変わってないような…」
「良いじゃない、私もパチェって呼ぶわ」
「私も~」
「まあ、別に良いわ」
よし!
「それじゃあ、行くわよ」
部屋を出るお姉様達。
一分後。
そろそろ一分経ったかな?
私は顔に仮面(サキエル)を付け、腕を生やし、腕を光の槍に変化させる。ジェイソンっぽい感じで。これでお姉様達を探します。
「見つけた奴からバラバラに引きしてやるぜええええ」(迫真)
勿論引き裂いたりはしません。私のやりたい事は何時もくだらないような…。
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