東方紅三女   作:パンプキン大佐

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これはひどい。(戦闘の出来が)


第二十六話

現在、私は幻想郷の妖怪達と戦闘中。だけど、今回は結構本気でやってます。

 

「奴を殺せ!」

妖怪達が弾幕を放ってくる。数でいえば数千はあるんじゃないかなぁ。しかし私には届かない。

 

「く、駄目だ。奴の結界が壊れない限り、俺たちの攻撃は届かない」

 

そういう事。相手の数が多いので、一掃する事にしようかな~。

 

私の顔に仮面(サキエル)が現れる。それを見た妖怪達が逃げはじめる。

 

「ヤバい! またあれをやる気だぞ!」

 

「逃げろ!」

 

逃げる妖怪達に向けて怪光線を発射する。発射された怪光線は妖怪達の中央辺りに着弾。

 

「ギャアアアアアアアア!」

 

着弾した怪光線は赤い十字の光を発して爆発。妖怪達を消し飛ばす。

 

「怯むな!」

 

空中からの弾幕。勿論私には届かない。弾幕が来た方を見ると、鳥の羽が生えた人間っぽい妖怪が大量に居る。天狗かな?

 

「ねえ」

 

「何だ、遺言か?」

 

「私、鶏肉が食べたくなっちゃったよ」

 

下半身を布状の触手に変えて天狗達の方に伸ばす。触手の数は百。

 

触手は天狗達の身体を貫き、切り裂き、締め上げる。

 

弾幕を放ってくるが勿論、私には当たらない。

 

しかし天狗の数は減っている気がしない。よく見ると山の方から増援が来ている事に気付いた。更に後ろからも妖怪が来る。

 

「山に警告しとこうかな」

 

「何?」

 

私の近くに加粒子砲の発射台が現れ、高出力形態をとる。

 

「まさか!」

 

加粒子砲の威力に気づいた天狗が声をあげるけど、もう遅いんだよね~。

 

「山ぶっ壊されたくなかったら、さっさと引き揚げてね!」

 

加粒子砲が発射され、射線上の妖怪を消しながら山の中腹に直撃。着弾点を中心に消し飛ばす。山を壊さない様に、ある程度撃ったらやめる。妖怪の山壊しちゃったら大変だもんね。

 

「なっ!?」

 

それを見た妖怪達は絶句する。

 

「さあ天狗、引き揚げなよ」

 

私は触手を元に戻す。

 

「くっ、撤退だ」

 

天狗達は負傷者を気遣いながら、撤退を開始する。当然私はそれを見逃……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さない!

 

私は舌を巨大な口に変えて、後ろを向く天狗達に伸ばす。

 

「なっ!」

 

「私は鶏肉が食べたいって言ったでしょ! バーカ!」

 

巨大な口は天狗達を抵抗しない様に噛み砕いてから呑み込む。舌を戻した私は腕を光の槍にして後ろを向く。

 

「いやー、ごめんね~時間掛かっちゃって」

 

「殺せえええええ!」

 

迫ってくる妖怪達。あれだけの力の差を見ても学習しないらしいねぇ。

 

先頭の二体の頭に槍を打ち出し殺す。すぐさま引き抜き、横にいる妖怪達の顔を叩き切る。後ろを向きながら回し蹴りで妖怪達を蹴り飛ばし、その後ろにいる妖怪を貫く。蹴り飛ばして体制を崩した妖怪達の頭を踏み潰しながらまだ無傷の近づく。

 

「く、逃げろ!」

 

妖怪達が逃げ出す。今さら逃げられてもなぁ。

 

手を光の鞭に変えて一閃。妖怪達は頭と体が離れる。

 

「これで終わりかな~」

 

と、思っていたら周りにたくさんの妖力が。軽く百体はいるかな? これを殺すのは面倒だなぁ。

 

私は上空に大量の質量爆弾を作り出す。これで周りの妖怪を一掃するよ。

 

「頭上に注意してね~」

 

それと同時に質量爆弾が辺りに降り注ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の一つが地面に落ちる。さっきまで私を囲んでいた妖力は消え、あるのは肉片と血とクレーターだけ。

 

「ちょっといいかな?」

 

!? 距離を取りながら後ろを向くと、巫女っぽい人間が立っていた。博麗の巫女かな? でも気配は感じなかったけどなぁ。

 

「何?」

 

「あなたは吸血鬼かな?」

 

「まあね、次は私から質問」

 

「ええ、どうぞ」

 

「あなたは何しに来たの?」

 

「勿論異変を解決する為よ」

 

そう言ってお祓い棒を見せる博麗の巫女。博麗の巫女って言い難いなぁ。

 

「貴女名前は? 私はエル・スカーレット」

 

「私? 私は博麗 霊奈よ。よろしくねエル」

 

「そう、じゃあ霊奈、どいてもらっても良い?」

 

霊奈に向けて歩き出す。

 

「残念だけどそれは無理。エルの方こそどいてもらっても良いかな?」

 

霊奈もこちらに向けて歩き出す。

 

「ごめんね~、それは出来ないんだ」

 

「そうか」

 

「じゃあどうしようか」

 

「それはエルも分かってるんじゃない?」

 

「まあね」

 

答えは実に簡単。

 

互いに走り出す。

 

『どちらか一方がいなくなれば良い!』

 

私の右手と霊奈の右手が激突した。




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