東方紅三女   作:パンプキン大佐

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先代巫女は強いと思います。


第二十七話

互いの拳がぶつかり、その反動で同時に吹き飛ぶ。私は吹っ飛ばされながら腕を光の槍に変化させ、地面に突き刺し、ブレーキとして使う。

 

私は大量の魔法陣を展開する。

 

「くらえ!」

 

魔法陣から大量の弾幕が放たれ、霊奈の方に向かう。

 

霊奈はそれを避けながら此方に走って来る。この量の弾幕を避けるという事は、中々の実力者って事だね。速めに退場させようかな。

 

私は霊奈の足元に向けて弾幕を放つ。当然砂埃が舞い、視界が悪くなる。その瞬間に私は顔を仮面(第三の使徒)で覆い、腕を伸ばし、掌に目玉を出現させる。

 

霊奈が砂埃の中を飛びながら出て来る。当然だね。私は地面を撃ったんだから、地面にいたら当たっちゃうよ。怪光線の照準を向け、霊奈の左右に腕を伸ばす。私の狙いはコレ! 空中で無防備な所に、正面から怪光線、左右から溶解液で攻撃する。これなら逃げ場は無い。

 

「終わりだよ!」

 

怪光線と溶解液を発射し、霊奈を殺す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が発射しようとする瞬間、砂埃の中から二本のレーザーが放たれ、私の両手を直撃する。痛っ!

 

「グッ!?」

 

怪光線が発射されるが、先程の痛みで怯んだ時に標準がズレ、霊奈には当たらない。

 

「私は終わらないわよ!」

 

霊奈がお祓い棒を投げる。

 

「無駄よ、私に攻撃h、なっ!?」

 

お祓い棒はATフィールドを貫通し、私の胸に突き刺さる。更に霊奈が一瞬で私の側に近づき、お祓い棒を引き抜きながら、蹴り飛ばす。

 

「ガフッ!?」

 

私は吹っ飛ばされて地面に頭から激突する。あまりの痛さにうずくまる。

 

「私にも知恵はあるわ」

 

そう言う霊奈の周りには二つの陰陽玉が浮いている。成程ね、これでレーザーを放ったのかぁ。そう考えていると、私の傷が治る。

 

「そうだね、生き物には生き残る為の知恵がある。基本的な事を忘れてたよ」

 

私は霊奈の事をただの人間だと思ってたけど、どうやら間違いだったらしいね。そもそもこんなに暴れてる吸血鬼に、八雲紫がただの人間を向かわせるはずはないか。

 

「真面目にあなたをぶっ殺すよ」

 

右手を光の槍に、左手を光の鞭に変化させる。

 

「ぶっ殺される気は無いわよ?」

 

「あなたの意志なんか聞いてねぇんだよ!」

 

接近し、頭に槍を突き出す。霊奈はそれを右に避け、お祓い棒を突き出すが、私は身体を後ろに逸らして避け、槍を振るう。霊奈は小型の結界でそれを防ぎ、後退する。鞭を振るうが届かない。ちっ、当たれば楽にしてやったのに。

 

後退しながら弾幕を放ってくるが、私には届かない。因みにATフィールドは先程より強固にしている。今の内に次の作戦に移ろう。

 

上空に大量の質量爆弾を作り出し、私の後ろに魔法陣が出現する。

 

「次こそは殺す!」

 

私の後ろの魔法陣から鎖が出現し、霊奈を縛る。質量爆弾が霊奈のいる地点に降り注ぎ、砂埃が舞う。先程は待ち伏せして相手に手を読まれたので、今回は此方からしかけるよ! 左腕をドリルに変化させ、地中に潜る。

 

このまま霊奈の真下まで進み、質量爆弾が全弾地面に着弾した瞬間に強襲する。

 

質量爆弾の着弾による振動がなくなる。今だっ!

 

私は霊奈の目の前に飛び出し、頭を右手の槍で突き刺す。

 

「私の勝ちだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰に向かって行ってるの?」

 

!? 急いで後ろを向こうとするが、ATフィールドが破壊され、両腕が切断され、足をねじ切られ、胸に大きな風穴が開き吹き飛ばされる。

 

「ギャアアアアアアアアアアアアアアッ!」

 

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイイタイッ!?

 

私が痛みを堪えて前を見ると、無傷の霊奈が立っている。ど、どうして!?

 

「だから言ったでしょ、ぶっ殺される気は無いって」

 

「ハア…ハア…どう…して…生きて…るのぉ」

 

「能力のおかげって言っておくわ」

 

「そ、そん…なぁ」

 

ありえないっ!? どうしてっ!?

 

「そんな事より、次で殺すんじゃなかったの?」

 

「うるさいっ! 黙れっ!」

 

体を再生させ、立ち上がる。此奴は絶対殺す! 体をめちゃくちゃにしてやってから殺す!

 

「殺してやる!」

 

両肩から腕を生やす。私の武器を使うためだ.

 

「ティルヴィング! グラム! ダーインスレイヴ! ミョルニル!」

 

私がそう言うと、右手と左手と右肩の手に剣が、左肩の手に鎚が握られる。

 

「これはまた凄そうなのを出したわね」

 

「今にそんな口叩けない様にしてやる!」




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