そしてグダグダ回。
気がつくとベットで寝てる私。由美の言った事は本当だったよ。そしてなんとなく横を見ると。
「………」
焼け焦げた紙切れを見つめる由美がいた。あ、ちょっと涙目になってる。
「どうしたの?」
「…鈴奈庵が見事にこのザマだよ…」
焼け焦げた紙切れを指さす由美。由美がいつも通りならザマァって言ってやるところだけど、流石に涙目の女の子に言うような事はしない。
「もしかして最後のアレで?」
「うん」
あのレーザー攻撃範囲でかかったからなぁ。あ、泣き出しちゃった。
…何だろう、物凄い罪悪感が。直接やったのは由美自身だけど、そのきっかけを作ったのは私だからなぁ…。
「あ、あの」
「?」
「ご、ごめんなさい」
頭を下げる。こんな気持ちになるならさっさと返せばよかったよ。
「まあ元に戻せるんだけどね」
「………え!?」
こいつ、今なんて!?
「も、もう一回言って」
「だ~か~ら~」
私の側に来る由美。
「元に戻せるんだって、OK?」
ニヤニヤ笑いながらこちらを見る由美。こ、こいつ、まさか!
「だましたのね!」
「何を? だって戻せないなんて言ってないわよ?」
い、言い返せない! そしていつの間にか由美の右手には鈴奈庵の二巻が。完全に私の負けですか。
「終わった事を気にしちゃ駄目、って私の頭にあるからね」
「ふーん。じゃあね」
あ、消えた。
「そういえばムカデはどうしたのかな?」
虫かごに近づき、中を見る。そこにはエサを食べているムカデがいた。
「おお! 食べてる食べてる」
生物がエサを食べているところを見ると、なんかテンションが上がるんだよねぇ。こう思うのは私だけかな?
転生前はよく、学校でウサギがエサを食べてるのを見たり、そのウサギにそこら辺に生えてた雑草を食べさせたり、アリジゴクにアリ入れたり、水族館の食事タイムを見に言ったりしたなぁ。
あ、食べるのやめちゃった。
「どうしたの? もっと食べてもいいんだよ?」
「……無理」
「そういえばあんたが教えてくれたね。私と同じ量は食べられないって」
「…うん」
「エルお嬢様~、ご飯の準備が出来ましたよ~」
美鈴だ。どうやらご飯が出来たらしい。
「は~い! じゃあ待っててね、ムカデ」
「…うん」
聞き分けが良いねぇ。私は部屋を出て食堂に向かう。………ん? 今喋ってなかった、あのムカデ。部屋に戻り、虫かごに近づく。
「喋ったよね、今」
「…喋ったよ」
「………キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」
この先最強設定などが苦手な方はご注意を
高我 由美
エルを転生させた人物。歳は九十億位(適当)。種族は無い。実は以前書いていた小説(削除済み)の主人公。恐らくもう戦闘描写は無い。出番自体はちょっとだけある。
性格はあまり良くはない。劇中の行動が性格を表している。
筋力は地球割りを余裕でできるくらい。速さは残像余裕でできるくらい。防御力は核弾頭直撃に余裕で耐えるくらい(劇中で首が切られたりしてるのは手加減してるから)。視力は1・0。実際は世界の裏側でも別世界でも自由に見れるのでそこまで関係無い。妖力・霊力・神力・魔力の四つを持っている。どのくらいの量かは決めてない。というか本気出したらどのくらいなのか作者は決めてない。
完璧な不死身、たとえ体が消滅してもすぐに新しいのを作り、元に戻る。封印されてもそれを破り解除する(勿論自分より封印する力の方が強ければ無理)。最悪、分身が新たな本体になる。
様々な世界に簡単に移動できる。どのくらい簡単かというと、自宅で自分の部屋の扉の前から自分の部屋に入るくらい。
能力は『思考を現実に現す程度の能力』かっこよく言ってるが、簡単に言えば『自分が考えた事が現実になっちゃう程度の能力』。例えばコーラが欲しいと思えばコーラが目の前に現れる。相手が死ぬと思えば相手は死ぬ。その為、別世界から相手を殺したりできる。四十秒くらい待つ必要も無い。劇中で世界を創ったのも、この能力を使った為。
武器は主に二つ。一つは大剣・銃・杖に変形する二つの四角形の金属、『万能変形機』。色は金と銀。もう一つは、弾幕を撃つ・攻撃を防ぐ・攻撃を反射する・攻撃を吸収する・吸収した攻撃を撃ち返す・高速で回転しカッターになる・鎖を放つ、っとかなり万能な魔法陣『特殊魔法陣』。形は三角形、色は黄色、半透明。
最強技みたいな感じなのは、能力を使い相手を世界ごと消滅させる。能力使わなくてもできるらしい。
作者はなぜこんなキャラを作ってしまったんだろうか…。
ムカデの名前を決めるエル達。はたしてどんな名前になるのか。
次回「名前を決めるのは難しい」
次回もサービスサービスゥ!
「ナランチャってさあ」
「ん?」
「敵を倒す前にぶっ殺すって言ってなかった? プロシュート兄貴によるとそういうのはチンピラだとかなんとか。少なくともフーゴに殺すとは言ってたと思う」
「………」