東方紅三女   作:パンプキン大佐

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また予告と違うものになってしまった。


咲夜のメイド生活

プロジェクトSHOから早数年。いや~時間が経つのは早いねぇ。もう最近は弾丸が目の前を通り過ぎるのと同じくらい時間が経つのが早いよ。いや、弾丸が目の前を通った事なんてないけどね。歳をとるとあっという間に時間が過ぎるって本当だったんだね。いや、まだ若くてピチピチなはず…。というかこんな事を前も言ってたような気がする。…デジャブかな?

 

ムカデのムカデ形態はさらに巨大化、現在は全長六百メートル、幅十メートルになってたよ。ここまで来るとウルトラマンとかゴジラに出ても違和感ないと思う。ただしそこまで強くはないよ。しかし何でここまで大きくなったんだろう…。

 

「あのー」

 

「ん? あ、咲夜どうしたの? ん?」

 

メイド服を着ている咲夜。昨日まで普通の服だったんだけどなぁ。………。

 

「コスプレ始めたの?」

 

私の脳内で出た結論だよ。

 

「コ、コスプレ?」

 

「あーこっちの話、で、そのメイド服は?」

 

「あ、はい、今日からメイドとして働かせてもらう事になりました。それで、まずこの部屋から掃除しろと言われまして」

 

「あーはいはい、今出て行くから待っててね」

 

「申し訳ございません」

 

申し訳なさそうな顔をする咲夜。そのくらい大丈夫だよ。…ん?

 

「ちょっと待って。今日から働くって言った?」

 

「え? あ、はい」

 

咲夜をいろんな角度からじっくり見る。うん、どこをどう見ても十歳くらいの女の子だね。

 

「いやーえらいネェ~」

 

「へ!?」

 

「まだ十歳くらいなのにもう働くとか、すごいよ」

 

外じゃあまだ遊びたい年頃なのにねぇ。私にはとても出来ないよ。

 

「いえ、私も早く皆さんの役に立ちたいので」

 

う~ん、立派だ! …ん? 待てよ。咲夜は十歳くらいで働き始めたんだよね。今の私は四百八十何歳。いまだ働いて無い。………。

 

 

 

 

 

 

 

咲夜side

 

エルお嬢様が急に黙りこんでしまった。一体どうしたんだろう?

 

「………」

 

「あ、あの~、エルお嬢様?」

 

まるで石像の様にかたまってしまったエルお嬢様。

 

「………」

 

「ど、どうしちゃったんですか」

 

「…ねえ咲夜」

 

ゆっくりと喋るエルお嬢様。しかしその眼からは生気が失われている。

 

「は、はい」

 

「ニートっていけないよね」

 

「へっ?」

 

「掃除頑張ってね」

 

ニ、ニート? そのまま部屋の外に出てしまうエルお嬢様。ニートとは一体? …取り敢えず掃除をしよう。

 

私をここに連れてきたのはエルお嬢様だと聞いている。なんでも私は紅魔館の外に捨てられていたらしい。エルお嬢様が何故ここに連れて来てくださったのかは分からない。本人に聞いてもはぐらかされてしまうのだ。ムカデに聞いたところ「…家族に…したかった…から…連れて来たか…食糧に…するために…連れて来たか…前者の…方が…理想的…だけど…後者…の方が…現実的」と言われた。私は勿論、前者であってほしいと思う。…私のこの短い命で、真実を知るかどうかは分からないけれど。

 

私はそう考えながら部屋を掃除する。…食べカスがどんどん出てくる。




咲夜と一緒に買い物に出かけるエル。人里であった人は?

次回「咲夜と買い物」

次回も、サービスサービスゥ!
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