ギャグ回?
現在私は、咲夜と一緒に人里に買い物に行くために出かける準備をしてるよ。咲夜はまだ戦闘できないからね。だけどメイドになった日から、色々と修行をしてるらしい。私はナイフを武器にしてって言ってるよ。理由は勿論原作から。
すると、ムカデが部屋に入って来た。何やら天ぷらみたいな物を食べている。
「何食ってんの?」
「…天ぷら…さっき…台所で…作ってきた」
と言って一つ食べるムカデ。料理とかするんだ。
「ちょっと頂戴」
「…ほい」
三つ手渡される。全部形が違うから、材料は一つ一つ違うのかな。一気に全部食べる。ん! 中々美味しいねぇ。でもこれは野菜でもないよな。一体何を材料に。
「これ何を材料にしたの?」
「…虫」
…ゑ?
「もう一回言って」
「…虫」
「………」
色々とやってきた私は玄関に向かう。玄関では準備を終えた咲夜が立っていた。
「ごめんごめん。ちょっと予想外の事が起きてね」
主にうがいとか、指を口の奥に入れたりで。
「いえ、大丈夫です」
「んじゃあ、行こうか」
「はい」
私達は紅魔館を出て、人里に向かう。因みに紅魔館の警備は美鈴とムカデでやっているよ。咲夜がメイドになってから少し経った時に、咲夜が私達直属のメイドに、美鈴は門番になった。美鈴が門で、ムカデの分身が庭で警備している。
「そういえばエルお嬢様」
「何?」
「どうして買い物に行くと言ったんですか? 今までは私と美鈴で買い物に行っていたのに」
ああ、それね。私が昨夜の買い物を手伝う理由、それは。
「ニートはいけない事だって思ったからだよ」
「前々から気になってたんですけど、そのニートって何ですか?」
単純に言えばちょっと前までの私だよ。とは言えない。自分の事をニートといったら最後、多分私の精神は崩壊する。…というかこんな事言ってる時点で崩壊してんじゃないかな、私の精神。こんな時にはなんて言えばいいんだろう。精神崩壊精神崩壊…。………!!!
…女たちのところへ戻るんだ! というか幻想郷の主要キャラは全員女だね。という事はここに居ればいいのか! …何言ってんだ私。
「簡単に言えば働かない大人だよ」
あれ、この説明どっちみち私の事言ってね?
「成程、働かない大人ですか。…最低ですね!」
グハアアアアアアアアアッ!? 何かが私の心に深く突き刺さってるっ! 多分私の体力の半分以上が無くなったよ、これっ! 次でやられちゃうよ私っ!
「大人は子供のお手本にならなきゃいけないのに!」
ギャアアアアアアア!? やめて咲夜っ! 今脳内で咲夜が私の心に突き刺さった何かを押し込んでるからっ! 多分その何かが心を貫通したら戻って来れないような気がするからっ! 正論だけどその正論が原因で隣に居る吸血鬼が精神的に死んじゃうからっ!
「そういう人は両親に申し訳ないと思わないんですかね!」
ブベラアアアアアアアッ!? ヤバいってっ! もう薄皮一枚だからっ! 最終防衛ラインだからっ! それにもう突破直前だからっ!
「親孝行って言葉を知らないんですかね!」
ヤッダーバァァアアアア!? あっ、多分貫通したっ!
「…ん?」
気がつくと人里の目の前にいた。えっ!? どういう事?
「咲夜、これは?」
隣に居る咲夜に聞く。
「? 人里ですよ。それより大丈夫ですか? さっきまでずっと無言だったんですよ」
「えっ!?」
どういう事なの。
「まるで石像みたいに、一切表情を変えないで無言で歩いてたんですよ。覚えてないんですか?」
一体私に何が…。
「あら? そこにいるのはエルと咲夜ちゃん?」
『ん?』
私達は後ろを向く。
そこにいたのは、霊奈とその養子、霊夢だ。
咲夜と買い物をしていくエル。
次回「咲夜と買い物2」
次回も、サービスサービスゥ!