東方紅三女   作:パンプキン大佐

49 / 90
久し振りだな、使徒の力使うの。


咲夜と買い物2

霊奈とその娘、霊夢とだったりあった私達。買い物かごを見る限り、どうやら帰りらしいね。こんな時にするべき事はただ一つ!

 

『こんにちは』

 

頭を軽く下げながら通り過ぎる。そう、挨拶である。

 

見たところ霊奈達はもう帰るところ。長話に付き合わせるわけにはいかないよね。そういう配慮も必要だと思う。たとえ妖怪でも。

 

「それで、私達は何を買うんだっけ?」

 

「一週間分の食料ですね」

 

「結構あるね」

 

因みに、紫が契約で持ってきてるのは大体人肉だよ。そのほかは自分達で買っているんだ。それにしても一週間分の食料…。一体どこに置くんだ…。そしてそれを買うお金は何処にあるんだろう…。そして今から買う物の約七割は私が食べる事になるんだろうね…。

 

「まずは何を買うの?」

 

「お店の位置から考えて、まずは野菜ですね」

 

「えー、一番いらない物じゃん」

 

野菜は殆ど無理。食べられるのはお芋とブロッコリー。…これはひどい。

 

「そんな事言うなら食べてください!」

 

「うぐ!」

 

ヤバい、また心に何かが刺さってきた。

 

「食べもしないのにそんな事言うのは止めてください!」

 

く!? 今度は明確に私の心に刺さったなんかを押し込んできている!

 

「大体、野菜も食べないと体に悪いですよ」

 

「い、いや、妖怪に栄養バランスとか関係ないし…」

 

「あ、確かに」

 

ギ、ギリギリセーフ…かな?

 

「でも、野菜もちゃんと食べてくださいよ。皆でちゃんと美味しくなるように作ってるんですから」

 

「はい、分かりました」

 

これは従うしかない。今日の夕ご飯で食べてみようかな。

 

あ、言い忘れてたけれど、咲夜が家に来てから、皆昼に生活するようになったよ。理由は勿論、咲夜に合わせるためだよ。

 

「んじゃあ色々買いに行こうか」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女買い物中

 

 

 

 

 

 

 

「いやー買った買った!」

 

どのくらい買ったかって言うと、言葉にできないくらい買ったと思う。

 

そして買っているときに、銃剣持ってそうな神父っぽい人がいたような気がする。

 

「しかし、どうやって運んでいきましょう?」

 

「え、何? 買い物の時毎回この量じゃなかったの?」

 

「はい、もっと少なかったです」

 

えー、何で私の時だけ…。一応持ち上げていけそうだけど、バランス崩したら大変な事に…。何か良い手は無いかなぁ。………!

 

「これでいけるかな?」

 

「どうするんですか?」

 

「まあ見てなって」

 

私の影が広がっていく。ディラックの海の形成だ。そして影が野菜の下まで広がり、野菜を飲み込んでいく。そういえば最近、使徒の力使ってなかったなぁ。弾幕ごっこが始まれば、また使うようになるけど。

 

「え!? エルお嬢様の影ってどうなってるんですか?」

 

何て言えばいいんだろ…。頭では分かっているけど、説明が難しい事ってよくあるよね。まあ適当に…。

 

「四次元ポケット?」

 

あ、この説明は…。

 

「よ、四次元ポケット…?」

 

駄目だったかぁ。

 

「まあ、いくらでも物が入っちゃう素敵な空間かな?」

 

実際そんな感じだと思う。というかそうとしか思えない。

 

「凄いですね、何でも入っちゃうんですか!」

 

「フッフッフ」ドヤァ

 

ドヤ顔を決める私。こんな時くらいなら良いよね?

 

「そろそろ帰ろうか」

 

「そうですね」

 

私達は紅魔館に帰る。




能力が判明した咲夜。そこに、エルとムカデの魔の手(知識)が迫る。

次回「逃げろ咲夜!」

次回も、サービスサービスゥ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。