ルーミアがなんか違う…。
霊夢side
朝起きたら、空が真っ赤だったわ。昨日は早く寝たから寝過ごした事は無いと思うんだけど…。私もお母さんの様になっちゃったのかしら…。
「おーーい、霊夢ーーーー!」
後ろから聞き覚えがある声が聞こえる。後ろを向くと私の友人、霧雨魔理沙が箒に乗って手を振りながらこちらに向かって来る。
魔理沙と出会ったのはまだ私が小さい頃。お母さんの手伝いで人里に行った時に寄った団子屋で出会い、友人になったわ。
「どうしたの? そんなに喜んで」
私の前に着地した魔理沙に聞く。いつもより喜んでいる気がするわ。
「何言ってんだ霊夢! 異変だぜ異変! これを喜ばずにいられるか!」
成程、異変なら仕方ないわね。でもそれって私に会うより異変について話す方が楽しいって事かしら。納得いかないわね。………異変!?
「え!? これ異変だったの?」
「何言ってんだよ。何の前触れも無いのに朝からこんな紅い霧が空を覆っているんだ、異変じゃない筈が無いぜ」
良かったぁ、寝過ごしてたわけじゃ無かったのね。でも異変という事は、私が解決に行かなきゃね。初めての異変…、私に解決できるかしら。…いえ、行く前からそんな事考えてちゃいけないわ。取り敢えず用意しなきゃ。
「どこ行くんだ?」
「異変を解決に行くのよ。だからちょっと準備しなきゃ」
「おいおい、一人で行く気か?」
「? 当たり前じゃない」
そう言うと、魔理沙が帽子からミニ八卦炉を取り出し、私に見せる。
「私も解決するぜ」
「はあ、勝手にしなさい」
そうは言うが、私は今とても安心しているわ。魔理沙が一緒に解決してくれるからだ。
「おう、勝手にするが、何となく霊夢の準備が終わったら行く事にするぜ」
「分かったわ、ちょっと待ってて」
神社の中に入り、札やお祓い棒、陰陽玉など準備をする。準備が出来た私は外に出る。魔理沙も私に気付き、石段から立ち上がる。
「準備出来たか?」
「ええ、バッチリよ」
行く前に一つ聞いておきたい事が。
「ねえ魔理沙」
「何だ?」
「私と会うより異変を解決する方が楽しいのかしら?」
別に変な気は無いわ。単純に友人として聞いておきたい。
「おいおい、異変に妬いてるのか?」
「そうじゃないわよ、友人として気になるのよ」
「そうか。うーん………同じくらいだな。そもそもそんな事比べた事無いからなぁ。まあ、異変なんてそんなに起こるもんでもないから、こっちの方がワクワクするな」
「そう、こんな質問に答えてくれてありがとう魔理沙。それじゃあ行きましょ」
「ああ、分かってるぜ」
私達二人は空へと飛びあがった。
少女移動中
現在私達は森の上を移動中。日光が霧に遮られていて、夜の様に暗い。この事から考えて今回の異変の首謀者は日光を嫌っていると判断し、吸血鬼がいる紅魔館に向かっているわ。紅魔館にはお母さんによく連れて行ってもらってたから、場所は分かっている。
「なあ霊夢」
「ん?」
「ホントにその紅魔館に住んでいる奴らが、この異変を起こしたのか?」
「多分ね、どうして聞くの?」
「いや、異変を解決する博麗の巫女の知り合いが異変を起こすのがイマイチ…」
まあ確かにそうね。普通関わりの無い奴が起こしそうよね。
「大丈夫よ、私の予想は当たってるわ。………多分」
「多分かよ」
「ちょっと待ってほしいのだ~」
『?』
後ろを向くと、妖怪が一体こちらを見ている。妖力からしてあまり強くない妖怪ね。
「何かしら?」
「ちょっと私の話を聞いてほしいのだ~」
「話くらいなら別に良いぜ」
「ありがとう」
勝手に決めないでほしいわ。
「実は最近、人類が捕れなくて困ってるのだ~」
「ふーん」
「見つかる人類も死んでいて腐ってる死体ばかりで」
妖怪も大変なのね。
「で、それがどうかしたのかしら?」
「…察しが悪いのだ~、あなた達が食べられる人類って事なのだ~」
やっぱりそういう事ね。
「別に察しが悪いわけじゃ無いわよ。私を食べなたきゃ勝負に勝ってからね」
お札を取り出し構える。
「弾幕ごっこなのか~、分かったのだ~」
勝負って言っただけで分かるとは、スペルカードルールって結構有名なのね。
ルーミア、チルノと戦う霊夢と魔理沙。彼女たちは紅魔館に到着する。
次回「VSルーミア&チルノ」
次回も、サービスサービスゥ!