東方紅三女   作:パンプキン大佐

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チルノもなんか違う…。

そして相変わらずのグダグダ戦闘…。


VSルーミア&チルノ

「魔理沙、先に行ってなさい」

 

「良いのか霊夢? もしやられた時にお前の死に目に会える奴がいないぜ」

 

笑いながら言う魔理沙。まったく、そんな冗談を平気で口にするのは止めてほしいわ。

 

「私は負けないわよ。少なくとも今はね」

 

この異変を解決するまでは負ける気も死ぬ気も無い。

 

「そうか、…というか場所はどこだ?」

 

そういえば魔理沙は場所を知らなかったわね。紅魔館がある方を指さす。

 

「あっちにまっすぐ行けばたどり着くわ」

 

「わかったぜ。急いでこいよ、グズグズしてるとこの魔理沙さんが異変を解決しちゃうからな」

 

魔理沙なりに心配してくれてるのだろう。弾幕ごっこは魔理沙と特訓していた事はあるけれど、実戦は初めて。おまけに負けたらこの妖怪に食べられる事になってるからね。でもさっき言った通り、私は負ける気なんて毛頭ないわ。

 

「大丈夫よ」

 

「それが聞けて安心だ、じゃあ先に行ってるぜ」

 

魔理沙が紅魔館に向けて飛んでいく。

 

「終わったか~?」

 

「ええ、待っててくれてありがとね」

 

「どう致しまして。それじゃあ始めよう」

 

「ええ、始めましょう」

 

私がそう言うと同時に彼女の掌から弾幕が放たれる。私はそれを回避し、次の弾幕に備える。

 

「攻撃しないのか~?」

 

「弾幕を避ける練習してるのよ」

 

「そうなのか~」

 

さらに弾幕を放ってくる。私はそれを横に避け、札を一枚投げる。

 

「その程度じゃ当たらないのだ~」

 

彼女はそれを避け、スペルカードを右手に持つ。今の攻撃で分かった、彼女は攻撃をやや大きく避けている。つまりあまり弾幕ごっこは得意じゃないという事。

 

「いくのだ、夜符『ナイトバード』 」

 

スペルが宣言されこれまでよりも多くの弾幕が放たれる。が、正直避けるのは楽ね。スペルが終了するまで避け、終わったと同時にさっきと同じ要領で札を一枚投げる。

 

「だから当たらないのだ~」

 

彼女はそれを避けるが、避けた先に霊力弾を一発放つ。

 

「え!? あ、当たるのだ~!? ふぎゃ!」

 

彼女の頭に霊力弾が当たり、地上に落ちていく。

 

「さ、魔理沙に追いつかなきゃね」

 

魔理沙を追って紅魔館に急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙side

 

私は今、紅魔館って所に向かっているぜ。霊夢の話だとそこに今回の異変の首謀者がいるらしい。…ちょっと信じられないが。いくら考えても、異変を解決する博麗の巫女である霊夢の知り合いが異変を起こしているとは思えない。そんな事をしたら速攻でバレてしまうからな。まあ、霊夢より強い奴らならそんな事お構いなしにやりそうだが。

 

というか霊夢は無事に勝つ事が出来たのだろうか。霊夢の実力は知っているが、万が一の事もあるしなぁ。

 

「おい、あたいと勝負しろ!」

 

「や、やめようよチルノちゃん」

 

うーん、やっぱり戻った方がいいのかなぁ。

 

「おーい、あたいと勝負しろー!」

 

「だからやめようよ」

 

でも余裕で勝ってたらどうしようかな~。霊夢怒るかなぁ。信じてくれなかったって。

 

「………」

 

「チ、チルノちゃん!? そんな泣きそうな顔しないで! ちょっと待っててね」

 

どうしようかなぁ。

 

「…あのー」

 

「ん?」

 

声に気付き、後を向く。そこには一人の妖精がいた。

 

「私に用か?」

 

「は、はい。実はあの子と弾幕ごっこで戦ってほしいんです」

 

その妖精の視線の先にはもう一人の妖精が。…何で空中で体育座りしてるんだ? そして周りのよどんだ空気は一体…。

 

「別にいいけど」

 

私も弾幕ごっこの実践は初めてだ。練習ならしてるんだがなぁ。

 

「あ、ありがとうございます。チルノちゃん! 戦ってくれるって!」

 

もう一人の妖精の方に駆け寄って話しかける妖精。

 

「…ホント?」

 

「うん! ホントだよ!」

 

「!!!」

 

さっきまで物凄い落ち込んでいた妖精が立ち上がり、笑顔でこちらを向く。

 

「よし、あたいと勝負だ!」

 

何か物凄い元気になったなぁ。

 

「ああ、チルノ、弾幕ごっこでな」

 

「なんであたいの名前分かったの!?」

 

「さっきそこの妖精が言ってただろ」

 

「あ、そうなんだ。と、いくよ!」

 

それと同時に弾幕を放ってくるチルノ。それを避ける。というか冷たいなこの弾幕。あいつの羽が氷っぽいが、チルノは氷か何かの妖精なのか?

 

「フフ、どうだっ!」

 

さらに弾幕を放ってくるチルノ。私はこの異変を解決しに来たんだ。この程度へっちゃらだぜ。

 

「私を倒すにはまだまだだぜ」

 

「ムググ、ならこれでもくらえ! 氷符『アイシクルフォール』 」

 

チルノの左右から弾幕が放たれる。これは中々避け応えのある弾幕だな! ………ん?

 

「どうだ!」

 

チルノの前に弾幕が無いな。しかも気づいて無い…。

 

弾幕の間を通りチルノの前に出る。

 

「悪いが私の勝ちだぜ」

 

「えっ!?」

 

チルノに弾幕を放つ。流石に目の前からの弾幕は避けれず、チルノに当たる。

 

「ふぎゃあ!?」

 

「チルノちゃん!?」

 

チルノが落下しそうになるが、もう一人が支える。

 

「大丈夫かチルノ?」

 

「うん大丈夫。なんたってあたいは最強だからね」

 

体勢を立て直して言うチルノ。確かに大丈夫そうだな。

 

「私は用事があるから先に行かせてもらうぜ、じゃあなチルノ」

 

「うん、またあたいと勝負してね」

 

「私からもお願いします」

 

この二人仲いいなぁ。勿論断る理由は無い。

 

「ああ、また今度な」

 

そのまま紅魔館に向けて飛んでいく。

 

「魔理沙ー!」

 

暫くすると聞き覚えのある声が後ろから聞こえる。後ろを向くと予想通り、霊夢が向かってきた。

 

「遅いぜ霊夢。私がもう少し速く飛んでたら異変はとっくに解決済みだぜ?」

 

「ごめんなさいね。まあ良いじゃない。丁度良い時に来れたんだから」

 

「ああ、そうだな」

 

私達の前には、真っ赤な館、紅魔館があった。




紅魔館の門番、美鈴と戦う霊夢。

次回「VS美鈴」

次回も、サービスサービスゥ!
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