東方紅三女   作:パンプキン大佐

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ようやく紅霧異変編も終盤に…。

というかグダグダすぎて…。


VS咲夜&パチュリー2

咲夜のナイフや弾幕を避けながら、咲夜の能力について考える。これ以上無駄な攻撃をしていれば、こちらが消耗するばかりだわ。

 

「どうしたのかしら、攻撃の手が止まってるわよ」

 

相変わらず余裕な顔の咲夜、何でこんなに弾幕を放ってそんなに余裕なのかしら? やはり能力のせい?

 

「ちょっと考え事よ」

 

「フフ、まだ余裕そうね」

 

「あんたもね」

 

まず咲夜の能力について、私は三つの予想がある。

 

一つ目は瞬間移動の能力。だけどこれは違う。咲夜は必ず自分が通れる隙間があるところに移動するからだ。さっき放った封魔陣で、咲夜はわざわざ(お札とお札の)間が大きく、お札が沢山ある方に移動した。スペルカードで避けやすくしようと思っていても、妨害が少ない方に行くのが普通よね。

 

次に高速移動、これも違う。ナイフじゃ完全に同じタイミングで現れていたし、何より咲夜に疲労がほとんど無いのが証拠。

 

そして三つ目、動きかなんかを止める能力。これが一番ありえる。ただし、相当な規模の何かを止めていると思うわ。もし私だけを止めているとしたら、動き続けている砂埃や落ちてくる物が同じ場所にあるのはおかしいからだ。恐らく、ここら一体に有る物全てを止めていると思うわ。それなら唯一動いてる咲夜はくつろげるし。今はこれで当たってる事にして、後は一体、咲夜は何を止めているのかしらね。………。

 

………というか、よくエルが「ザ・ワールド、時よ止まれ!」って言ってたわね…。まさか時間を?

 

だけどそれだとかなり厄介ね。咲夜が時間を止めている間、私は何もできないって事。………。

 

「やるしかないわね」

 

床に降り、咲夜の方に向き直りに大量のお札を放つが、咲夜はいつの間にか、大量のお札を通り抜けていた。恐らく時間を止めてお札の後ろに移動したんだろう。

 

「あら? 降参かしら?」

 

「いいえ、違うわよ」

 

お祓い棒を投げつける。が、さっきと同じ手で避けられる。

 

「そう、じゃあ今すぐ降参させてあげるわ。どこに行っても避けられないわよ。メイド秘技『殺人ドール』!」

 

大量のナイフが様々な方向に向かって行く。勿論私の方向にも。

 

 

 

 

 

 

 

咲夜side

 

私が放ったナイフは、霊夢の方にも向かって行く。しかし霊夢は動かない。自分の負けを認めたのかしら?

 

しかし当たる直前、霊夢が弾幕をこちらに放ってくる。時を止め回避しようとするが、弾幕は私には当たらず、そこら一帯に着弾し、煙を巻き上げる。

 

その時、目の前で何かに当たるような音を立てる。どうやらナイフが床に当たったらしいわね。

 

ナイフを回収しに行こうとする。

 

ビュン!

 

「!?」

 

私の後ろから音が聞こえる。私はすぐさま時を止め、後ろを向く。そこにはこちらに迫ってくるお祓い棒があった。私はお祓い棒の横に移動する。

 

「そして時は動き出す」

 

お祓い棒が私の横を通り抜けていく。しかし、私の腕を何かが絡みつく。

 

「何!?」

 

後ろを向き確認する。私の腕には光る糸のようなものが絡みついていた。さらに足にも絡みつく。

 

「これは!?」

 

「本来は妖怪の捕縛に使うんだけどね」

 

「!?」

 

再び後ろを向くと、そこには霊夢がいた。一体なぜ…。

 

「何であなたは無事なの?」

 

「そんなの簡単よ、私に出来てあんたに出来ない事、何だと思う?」

 

霊夢に出来る事…まさか!

 

「結界!」

 

「そういう事よ。あんたがスペルカードを使うまでに十分時間は稼げたわ」

 

「くっ!」

 

「因みにその捕縛用の糸はさっき投げたお札から出てるわ。お祓い棒もそれをゴムの様に使って投げ返したのよ」

 

説明を聞きながら抜け出そうとするが、絡み付ける力が強く抜け出せない。これでは時を止めても…。

 

「…私の負けね」

 

「そう、一応寝ててもらうわよ」

 

霊夢の掌に霊力が集められる。

 

「因みにこれはお母さんが言ってたんだけど」

 

「何かしら?」

 

「戦いは最後まで気を抜いちゃいけないって」

 

「…確かにその通りね」

 

掌から霊力弾が放たれる。…すいませんお嬢様。

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙side

 

私とパチュリーは相変わらず弾幕を撃ちまくっている。威力では私が上、数ではパチュリーが上って所だ。それにしてもパチュリーは動かないな。私としては、弾幕ごっこは動いた方がずっと戦いやすいと思うんだけどな。

 

「パチュリー、何であんまり動かないんだ? 動いた方が戦いやすいと思うぜ」

 

「あなたには関係ないわよ。それにこれでもあなたと互角に戦えてるわ」

 

「ムグッ!?」

 

確かにそうだけど…。

 

「仕方ないだろ! まだ私は修行中だ! すぐにお前を超えてやるぜ」

 

「そんな先の事より、今の事を考えた方が良いわよ。月&木符『サテライトヒマワリ』」

 

黄色と緑色の弾幕がパチュリーの周りに配置されていき、円形になりながらどんどんこちらに向かって来る。中々複雑なスペルカードだ。私はパチュリーの周りをまわりながら弾幕を避け、攻撃する。

 

「それでもあなたは中々やると思うわよ。私は」

 

「今褒められても対応に困るぜ」

 

広い所でこのスペルカードを相手にするのは面倒だな。私は本棚の間を通り抜けるようにして避ける。私の思った通り、本棚に阻まれて弾幕があまり届かない。ただし直撃している本棚は……。

 

「うわわわわ、本があああああ!?」

 

後ろで悲鳴が聞こえる。恐らくこあのだな。パチュリーは特に何も反応を見せてない。そこまで大切な本でもないのか? しかしここで気づく、私の見たい本もここに沢山あるという事に。

 

「やばい!」

 

急いでパチュリーがいる所に移動する。

 

「あら良いのかしら? こっちに来ちゃって」

 

「私の借りたい本が破れちゃうと困るからな」

 

「そう、それなら早く決着をつけようかしら」

 

パチュリーがスペルカードを持つ。

 

「ああ、いいぜ」

 

私もスペルカードを持つ。

 

「恋符『マスタースパーク』!」

 

「火水木金土符『賢者の石』」

 

私の得意技、マスタースパークと、パチュリーの周りに浮かぶ五つの宝石から放たれた弾幕がぶつかる。しかし、幾つもの小さな弾幕より一つの大きな弾幕の力が勝つのは当然。私のマスタースパークがパチュリーの弾幕を押し切り、向かって行く。

 

「なっ!?」

 

「当然だぜ!」

 

マスタースパークがパチュリーを飲み込む。

 

マスタースパークを消す。そこにはパチュリーが倒れていた。まあ、私が今倒したんだが。

 

「パチュリー様あああ!」

 

こあがパチュリーに駆け寄る。

 

「パチュリーの事は頼んだぜ」

 

「あ、はい!」

 

「ふう、本を借りるためにさっさと異変の首謀者を倒すか」

 

扉に向かって歩き始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガッシャアアアアアアアアアン!

 

 

 

 

 

 

 

扉が壊れ、煙が舞う。

 

「!? 何だ」

 

煙が晴れていく。その煙の先にいたのは、金色の髪をして、宝石のような羽を持った妖怪だった。




地下で行われる魔理沙とフランドールの対決。

次回「VSフランドール」

次回も、サービスサービスゥ!
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