戦闘がワンパターンすぎて…
レミリアの弾幕を避け、お札を数枚放つ。レミリアはそれを回避し、スペルカードを構える。
「これはどう? 紅符『スカーレットマイスタ』」
レミリアは力任せに弾幕を放ってくる。もうちょっと手加減してほしいわね。私はそれを後退しながら大きな弾幕の後に来る小さな弾幕の間を避ける。レミリアとの距離が近いほど弾幕の密度が高く、避けにくいからだ。この弾幕の量だと私の弾幕も
「避けてるだけじゃ私には勝てないわよ?」
「分かってるわよ、ときには避ける事も必要なのよ」
弾幕を避けながら答える。やがて弾幕が消える。事件切れらしいわね。ならこっちも!
「霊符『夢想封印 集』」
お札をどんどん投げる。お札は一定間隔で止まりながらレミリアを追いかけていく。レミリアは最初こそ被弾しそうになったが、その後は特に苦労する事無く避けていく。
「こっちもいくわ。呪詛『ブラド・ツェペシュの呪い』」
レミリアが血が付いたナイフを投げてくる。え、これだけ? 確かにナイフの陣形はきれいだけど、避けるなら通常の弾幕の方が難しいくらいなんだけど…。私はナイフとナイフの間に移動し、避ける。が。
「いきなさい!」
レミリアが叫ぶと同時に、ナイフに付いた血が球体になり、辺りに散らばっていく。
「なっ!?」
こっちに迫ってくる血を間一髪のところで避けていく。危なかった。もうちょっと反応が遅かったら当たってたわ。
さらにレミリアはナイフを投げてくる。今度は私の方に来る前に血が球体になり、散らばっていく。不意打ちじゃ無ければ、血やナイフを避けるのはそこまで難しくはないわね。
「安心しきっちゃ駄目よ。『レッドマジック』!」
レミリアが弾幕と血を放ってくる。血はさっきのスペルカードより多く、格段に避けにくい。私は血や弾幕の間を移動しながら、なるべく避けやすい所に移動する。そのまま近づきお祓い棒を突き出す。レミリアはお祓い棒を右に移動して避け、右手で殴り掛かってくるが、右足で蹴り飛ばす。
「ゴフッ!? …ダラダラ戦うのは私の性に合わないわね」
「そう、それじゃあ決着をつける?」
「ええ、神槍『スピア・ザ・グングニル』!」
レミリアが右腕をあげると、掌に妖力が集まっていき、私に向けて投げる。槍の様な形になり、衝撃で床や壁を壊しながら向かってくる。
「『夢想天生』!」
私は目を瞑る。私の周りに多数の陰陽玉が浮かびそこからお札がレミリアに向けて放たれる。
「ふん、私のグングニルが届くのが先よ!」
レミリアの槍が私に当たる。が。
「なっ!?」
レミリアの槍は私には当たらず通り抜ける。
「! しまった!?」
レミリアは私の弾幕に当たる。
ふう、何とか勝てたわね。気絶しているレミリアを適当に寝かせておいて、廊下に出る。
「おーい! 霊夢ーー!」
魔理沙がやってくる。狙ったようなタイミングね…。
「遅いわよ」
「ごめんごめん。ところでどうだった?」
「首謀者の一人とその付き添いを倒したわ。そっちは?」
「こっちもフランとパチュリーを倒したぜ」
という事は…。
「あと二人ね」
「よし! じゃあさっさと倒しに行くぜ!」
「ええ、探しに行きましょ」
私達は残りの二人を探しに歩き出す。
その頃
「……そろそろ行こうか」
「…了解」
部屋を出る。
「ムカデ~、さっきも言ったけど、私達の能力は室内戦ではとても有利なんだよ。特にこういう広い屋敷ではね」
「…分かってる」
「ちょっと遊びながらやろうか」
「…了解」
霊夢と魔理沙はダメ吸血鬼とそのペットに挑む。
次回「VSエル&ムカデ」
次回も、サービスサービスゥ!