東方紅三女   作:パンプキン大佐

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主人公は基本馬鹿。


宴会準備

…知ってる天井だ。ここ自分の部屋だしねぇ。ベットから出る。どうやら霊夢に倒されて気絶した後ここに寝かせてくれたらしい。多分咲夜かな?

 

コンコン

 

扉をノックされる。咲夜か美鈴かこあだね。…私は咲夜と予想したよ。ノックしてきたのを予想するの、これからもやっていこうかな。某国民的アニメの最後でやるじゃんけんみたいなワクワクを感じるよ。

 

「ほいほーい入っても大丈夫だよ~」

 

「失礼します」

 

咲夜が入ってくる。よし! 当たった!

 

「で、どうしたの?」

 

「はい、今日は博麗神社で宴会を行うらしいのですが、参加しますか?」

 

「行く行く、行くしかないでしょ」

 

「かしこまりました。それでは出発の時間になりましたらお伝えしますので。失礼しました」

 

咲夜がお辞儀をして部屋を出て行く。しっかし咲夜も大変だよね。ここの家事をほぼすべて自分でやってるんだから。もしかしたらほぼじゃなくて全部かもしれないし。…それになのに自分は…。いや! やめよう。これ以上考えると大変な事になる。

 

さて、出発の時間まで何をしてようかな。

 

(そんなあなたにいい物が)

 

こいつの良い物は結構信用できるな。

 

(…何?)

 

(これ)

 

すると目の前にテレビが現れる。そしてそのテレビに映し出されたのは…。

 

(ジョジョ三部…だと…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女視聴中

 

 

 

 

 

 

 

 

いやー面白かったなあ。戦闘は物凄い動いてたし。声優もかなりうまかったし。…一応だけど美味かったの方じゃないからね。確かに大食いで人間も食うけど違うからね。…私は誰に言ってるんだ? でもあれだね、タワー・オブ・グレーはやっぱりかっこいいね。

 

でもまだ時間ありそうだし、何しようかな。………!! 宴会の準備でもしてこようかな。私は机に移動し紙とペンを取り出す。紙に宴会の準備をしてくることを書いて、置いておく。そのまま窓から飛び出し、博麗神社の方に向かって飛んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女移動中

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社に着地する。神社には宴会に向けて準備をしている霊夢がいた。

 

「やあ霊夢、元気だった?」

 

「元気よ。昨日会ったばかりじゃない」

 

ああ、昨日だったんだね。

 

「それで、何の用?」

 

「宴会の準備を手伝いに来たんだよ。私って結構役に立つと思うよ。力があって、腕は四つあって、触手もむちゃくちゃあるから物を運ぶのは得意だし、何より二人に分裂できるしね」

 

「…なんか怪しいわね」

 

うわ、むちゃくちゃ怪しい人を見る目だよ、あの目。信用ないなぁ私。

 

「どこが?」

 

「つまみ食いと称して全部食べたりしそう」

 

あー、…否定できないわぁ。

 

「しないしない。何ならちゃんとあるか確認してもいいよ」

 

「…分かったわ。ただし少しでも食べたら…」

 

ああ、殺されるなあ私。

 

「わ、分かってるから」

 

「そう、じゃあまずは倉庫からこの紙に書かれた材料持ってきて。私は料理の準備をするから」

 

紙を渡される。あれ、てっきり私は食べ物とは無縁の作業をすると思ったんだけど。

 

「いいの? 私が食べ物に関わって?」

 

「? つまみ食いしないなら誰がやっても同じでしょ。それに物を運ぶのが得意って言ったのはあんたじゃない」

 

「確かにね。んじゃあ行ってくるよ」

 

倉庫に向かって歩く。

 

倉庫に着いた私は下半身を布状の触手にして紙に書かれた食材を掴み、持っていく。神社の中に入ると霊夢が台所で準備をしていた。

 

「ホントに早いわね」

 

「でしょ~、ここに置いておくよ」

 

「ええ、ありがとう。休んでていいわよ」

 

「りょうかーい!」

 

私は縁側に座る。

 

…さて、何で私が宴会の準備を手伝う事にしたか、そのわけを言おう。実を言うとつまみ食いは目的じゃないんだ。宴会は皆で楽しむもの、抜け駆けはちょっとねぇ。

 

料理が完成したら私も運ぶ事になると思う。それが私の目的! どこにどんな料理がどのくらい置かれているかを記憶し、宴会が始まると同時に分裂してダッシュで取りに行く! 決して卑怯ではないから文句を言われる事は無い!

 

………馬鹿だなぁ私って。




どんちゃん騒ぎの宴会が始まる。

次回「宴会」

次回も、サービスサービスゥ!
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