そろそろ三作目を出そうと思います。題名は決まっていませんが、取り敢えず古明地姉妹にオリ主の姉を入れる予定です。
何十分くらい経ったっけ? もう一時間は待ったと思う。量が量だから時間が掛かるのは仕方ないけど、こう良い香りが漂ってくるとお腹がすくんだよね。
グウウゥゥゥゥウ
「…ハア」
早く食べたいなぁ。
「エル、料理運ぶの手伝って~」
「ほいほ~い。今行くよ~」
台所に向かう。台所には物凄い数の料理が置かれてあった。…よくあんな短時間で作ったね、これ。さっき遅いって言ったけど、この量なら十分早いね。
「これはまた作ったね~」
「宴会にはたくさん来るし、何より…」
「何より?」
「あんたがいるしね」
「………」
…申し訳ございません。このような大食らいで。取り敢えず全部運ぼうかな。私は下半身を布状の触手に変え、皿を持つ。特に美味しそうな四つの料理は手で持つ。万が一落としたら大変だからね。
「どこに運べばいいの?」
恐らく野外じゃないよね。特に見るもんないし、何より埃被るし。
「こっちよ」
霊夢について行く。到着したのはかなり大きい部屋だった。長い机が数台置いてある。
「私が言ったところに置いてもらってもいいかしら?」
「いいよ~」
霊夢に言われたとおりに置いていく。勿論、何をどこに置いたかは覚えてるよ。
「それにしてもあんたはホントに運ぶのが得意ね。あ、ここにそれを置いて」
「ここだね、はいはい。でしょ~、こんなに運ぶのが得意なのは私くらいだよ。鬼は力があるけどそんなに多く持てないし」
「ところでそんな力どこで覚えたの? 吸血鬼全員が出来る訳じゃ無いでしょ?」
…何て答えればいいんだろうか…。この世界での転生は別に珍しい事でもないけどね…。
「…気づいたら出来るようになってた」
「へえー。すごいわね」
あんまり興味ないでしょ霊夢…。その後、全部の食事を並べ終え、二人で縁側でお茶を飲む事になった。
「お茶は美味いよねー」
湯呑に入ってるお茶を飲む。
「あんた吸血鬼なのに緑茶も飲むのね」
そりゃあ元日本人ですし。
「まあね。ところで宴会はまだ~」
「夜になったらね」
という事はもうすぐだね。今夕方だし。
少女待機中
夜になる。もうだいぶ人数がそろってきてるね。因みにもう場所は取ってあるよ。勿論私が食べたい料理が捕りやすい位置にね。あ、お姉様達も来たみたい。
「おーーーい! こっちだよーーーー!」
手を振りながら叫ぶ。お姉様達もこっちに気付いて向かってくる。
「エル、心配したのよ」
「そうだよ、あの紙が見つかるまで探し回ったんだから」
「あはははは、…ごめんなさい」
皆に迷惑かけちゃったね。今度はちゃんと言っとこ。
「そろそろ始めるわよ」
霊夢が言う。その言葉に私はすぐさま反応し、二人に分裂する。そして最初に取る料理に狙いを定める。霊夢が酒の入った湯呑を持って立ち上がる。このあいさつが終わったと同時に仕掛ける!
「えー、それでは異変解決を祝して、…乾杯!!」
『乾杯!!!!!』
私は料理に向かって一目散に駆け出す。
夜遅くまで宴会は続く。そして初めてお酒を飲んだエルは…。
次回「宴会2」
次回もサービスサービスゥ!