東方紅三女   作:パンプキン大佐

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グダグダ回。

今回の主人公はかなり変な事をします。後半のはあれですね、昨日ジョジョ三部の四話を見たからですね。…見苦しい言い訳で申し訳ございません。




美鈴との一日

昨日はよく働いたなあ。メイドの仕事は大変だねぇ。それを一人で殆どやる咲夜は一体何者なんだろうか…。

 

私は門に向かう。昨日はメイドの仕事をやったので、今日は門番の仕事をやるつもりなんだ。門に着く。そこには美鈴と咲夜がいた。

 

「どうも~」

 

『あ、エルお嬢様』

 

「よお~」

 

美鈴達の隣に立つ。

 

「すいません。私は別の仕事がありますので」

 

咲夜が言う。いちいち言わなくてもいいのに。

 

「はいはい、それじゃあね」

 

「はっ!」

 

咲夜が消える。能力を使ったんだろうね。美鈴の方を向く。

 

「ねえ美鈴」

 

「何でしょう?」

 

「私も門番をやっていい?」

 

「……へ?」

 

美鈴がきょとんとしてる。咲夜と殆ど同じ反応だよ…。え、何、やっぱり意外なの? 私が働くのって。まあ確かに、門番の仕事をした事なんて無いし、手伝いたいなんて言った事も無いしね。

 

「…駄目、門番の仕事をやっちゃ?」

 

「あ、大丈夫ですよ。でもいいんですか? あまり面白くないですよ」

 

「大丈夫大丈夫。面白さを求めてやろうとしたわけじゃ無いから」

 

単純に興味があるからやろうと思ってる。そもそも、仕事は面白さで決めるモノじゃないしね。…私が言っても説得力はないか。

 

「では、お願いします」

 

「了解っ!」

 

美鈴とは逆の位置に立つ。よし、頑張るぞ!

 

 

 

 

 

 

 

美鈴side

 

エルお嬢様が私の逆の位置にいます。ただし寝っ転がってますが…。

 

「ねえ美鈴」

 

「何でしょうか?」

 

「リゾットって知ってる?」

 

勿論知っていますよ。

 

「はい」

 

「あれ、日本語だと雑炊らしいね」

 

「そうなんですか!」

 

「うん」

 

初めて知りましたよ。…あ、それだけなんですね。

 

「あーなんか仕事無いかな~」

 

「ここで侵入者を食い止める事しかないですね」

 

庭の手入れは終わっちゃいましたし。…あ、そういえば。近くにある壁を見る。やっぱり。

 

「エルお嬢様、仕事がありましたよ!」

 

「何?」

 

「壁の塗装を塗り替えるんです」

 

私の目の前にある壁はレンガが少し削れてしまい、白くなってしまったところがあるんです。

 

「成程~、早速やろう! と言いたいところだけど…。仕事が増えるよ、やったね美鈴」

 

「はい、分かっています」

 

多数の妖力がこちらに近づいてくるのが分かります。どうやら本来の仕事をしなくてはならないようです。

 

「エルお嬢様、お下がりください」

 

私はエルお嬢様の前にでる。しかしエルお嬢様は私の前にでる。え、危ないですよ!?

 

「いやだよ。せっかく門番になったんだからね」

 

恐らく私がいくら言っても聞かないでしょうね。

 

「そうですか、気を付けてください」

 

私は構える。それと同時に前方から多数の妖怪が向かってくるのが見える。

 

「あ、それとあんまり血を流さないように殺してよ」

 

「どうしてですか?」

 

「やりたい事があるんだよ」

 

エルお嬢様は時々、私では全く思いつかない事を言い出す事があリます。

 

「分かりました」

 

やってくる妖怪に向けて走り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数分後、決着はすぐに着きました。

 

「いやぁ、終わった終わった」

 

エルお嬢様が言う。

 

「お怪我はありませんか?」

 

「無いよ~。さて、それじゃあ私のしたい事を始めようか」

 

エルお嬢様の影の中からバケツが浮き上がってくる。さらに腰かけていた妖怪の両足と首を持つ。まるで雑巾を絞るときのようです。

 

「何をするんですか?」

 

「美鈴、塗料って何を原材料にしてるか分かる?」

 

うーん、何でしょうか? 考えた事もありませんでしたよ。

 

「いえ、分かりません」

 

「原材料の一つに石油ってのがあってね。昔の生物の死体が長い年月をかけて変化したものなんだよ」

 

「そんな物があるんですか…」

 

一体どこでそんな知識を得たんでしょうか? エルお嬢様の謎です。

 

「でだ、勿論石油にも限りがあるんだよ。何でも後数十年経ったら無くなっちゃうらしい」

 

「え!? 後数十年で無くなっちゃうんですか!」

 

数十年なんてあっという間じゃないですか…。無くなったら塗料も作れなくなっちゃうんですよね。

 

「そう、だからなるべく節約しなきゃいけないんだよ」

 

成程、私も節約するようにします。…しかし。

 

「その話と一体何が関係してるんでしょうか?」

 

「そこでもう一つの質問、血の色は何色?」

 

それは勿論。

 

「赤です。…もしかして」

 

「そういう事」

 

エルお嬢様は妖怪の死体を捻り、血を絞り出す。その血は下にあるバケツに溜まっていく。更に影からバケツを出し、ほかの死体からも同じように血を絞り出していく。かなりすごい発想ですね…。

 

「ジャジャーン! 特製塗料の完成!」

 

何ででしょうか、物凄い嬉しそうです。

 

「それじゃあ私はハケを持ってきます」

 

私は館の方に向かおうとする。

 

「時間がもったいないよ。こいつら殺しちゃったんだから、供養するためにきちんと全部使ってあげなきゃ」

 

エルお嬢様は死体の舌を抜き取り、右手の人差し指を刺す。

 

「えっ!? もしかしてそれがハケですか?」

 

「そう」

 

「ぬ、塗れるんですかそれ」

 

とても塗れるとは思えないんですが

 

「うん、ある物語では人の舌を使って血で綺麗な英語を書いたクワガタがいたんだよ」

 

「そ、そうなんですか…」

 

その物語、読んでみたいような、みたくないような。

 

「よし、塗ってみよう」

 

エルお嬢様はバケツの中の血を人差し指の舌につけ、壁に塗っていく。

 

「えーと、あれ? なんてスペルだっけ? あ、思い出した」

 

よく見たら文字を書いてます。あ、どうやら書き終わったようです。

 

「Massacre! その意味は、皆殺し! ……どう?」

 

いや、どうと言われましても……。

 

その後、私はハケを持ってきて塗りました。因みに残った血や使った舌、死体などはエルお嬢様が完食しました。

 

それともう一つ、エルお嬢様が壁に塗った血は夜中にすべて洗い流し、塗料を塗りなおしました。流石に血を塗るのは無理です。後、あの話のおかげで前回より使った塗料の量が少なくなりました。




パチュリーと小悪魔と一緒に様々な本を読むエル。

次回「パチュリーとこあとの一日」

次回も、サービスサービスゥ!
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