GATE 量産機よ、異世界でも立ち上がれ   作:G大佐

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長らくお待たせしました。プラモ関係の話ですが、ビルドダイバーズRe:riseが最終回を迎えましたね。最初は色々と不安な所がありましたが、後半の盛り上りを信じて良かったです。
あと、ダンボール戦機も公式チャンネルで見ているので、そちらも楽しみです。
更に、機動戦隊アイアンサーガというゲームをプレイしてるのですが、今月末にグリッドマンとコラボするとか。アニメは見てないですが、音楽とかは聞いていたのでとても楽しみです。


バスーン監獄制圧作戦(後)

「ここが看守室か」

「突入!」

 

 歩兵たちが看守室へと突入し、銃口を向ける。そこには、幼い少女に手を出そうとする男が居た。少女の服がはだけそうになっていると言うことは、“そういうこと”なのだろう。

 

「あの子は……救助対象の娘だ! 押さえろ!」

「何をす、いだだだだ!」

 

 他の隊員達が看守たちを拘束する中、隊長は娘……シェリーの服を直す。

 

「お怪我は?」

「危うく、純潔を捧げるところでした。ありがとうございます。あなた方は……その格好、覚えてますわ! レンゴウ軍と言う方々ですわね?」

「はい。我々は、地球連合軍です。他の貴族の方々も救出に来ました」

「お願いします! どうかお父様とお母様も助けて!」

「隊長、監獄内の地図を手に入れました! 囚人のリストもです!」

「よし! シェリーさん、申し訳ありませんが、手伝っていただけますか?」

「勿論ですわ!」

 

 地図とリスト、そしてシェリーという協力者を確保した歩兵たちは、看守たちを縄で縛ったあと、貴族たちが囚われている場所へと向かった。

 

 

 

 

 

「隊長!」

「ベータ、デルタ、オメガか! 無事で何より!」

 

 警鐘塔の制圧を行った3人と合流した。

 

「隊長、鐘は外しましたが、いつ増援を寄越されるか分かりません。速やかに救助、脱出しなければ!」

「分かってる! おい、そこの牢は救助対象だ!」

 

 看守室からさりげなく奪った鍵を使って、牢を開ける。

 

「あ、あなた方は……」

「地球連合軍です。助けに来ました!」

「少し走ることになります。さ、こちらへ」

 

 牢を次々と開け、貴族たちを解放する。

 

「俺も出してくれ~!」

「助けてくれー!」

「開けろ! 開けてくれ!」

 

 だが、はじめから収容されていた囚人たちも、その様子を見て騒ぎ始めた。出してくれと叫んでいる。それに気づいた数名の隊員が、開けるべきか迷っていた。

 

「隊長……」

「……我々の任務は、講和派議員を救出することだ」

「しかし!」

「ここに長居しては、助けられる者も助けられない!」

「…………くっ!」

 

 隊員たちは貴族たちを全員牢から出すと、非常口に向けて走り出す。近くで輸送ヘリが待っているからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、待機していた輸送ヘリはエグザマクス達によって護衛されていた。

 

『ヘリを守り抜け! 流れ弾にも注意しろよ! 救助者に当たったらシャレにならねぇ!』

 

 空から降下してきたアルトたちが、軽く手を振るう。すると壁の上から巨人を討ち取ろうと矢を構える兵士が、風圧で吹き飛んだ。

 だが、アルト(空中戦仕様)に乗っていたパイロットが、帝国兵の持ち込んできた兵器を見てギョッとする。

 

『まずい、投石機だ!』

『優先的に潰せ! カメラアイを破壊されるな!』

 

 いくら優秀な機体でも、目に当たる部分を壊されれば任務に支障が出る。投石機に関してはマシンガンなどで徹底的に破壊した。

 

『っ! 来たぞ! 守れ守れ!』

 

 歩兵隊が非常口から、貴族たちを大勢連れてやって来た。ヘリコプターはローターを回し始め、ハッチを開く。

 

「こちらに乗り込んでください! 早く!」

「お礼は後で良いですから!」

「最後まで我々がお守りします」

「こちらのヘリも乗れます! どうぞこちらに!」

 

 大声で呼び掛けながら、次々と兵士を乗り込ませる。その間もエグザマクス達は、帝国兵の足止めを続けていた。

 

『よし、救助者全員の搭乗を確認したそうだ! ヘリが安全空域まで脱出し次第、我々も撤退するぞ! 俺たちの目的は殲滅じゃないからな!』

 

 貴族たちを乗せたヘリが上昇を始めた。その異様な姿に、帝国兵たちはギョッとするが、すぐに矢を放とうとする。

 しかし、それも鋼鉄の巨人たちによって妨害される。その単眼に、失禁する者もいた。

 

『…………よし! 撤退する! ブースター点火!』

 

 巨人たちが跳ねるような仕草を見せ、帝国兵は慌てて逃げようとする。しかし、凄まじい爆音と風が発生したかと思うと、巨人たちは空を飛んで去っていった。

 その光景に、兵士たちはただ呆然とするばかりだった。




読んでいただき、ありがとうございました。次回はいつになるか分かりませんが、どうかお待ちください。
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