GATE 量産機よ、異世界でも立ち上がれ   作:G大佐

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お久しぶりです。時間を見つけて書くことが出来ました。
ここ最近は、YouTubeで楽しいことばかりです。ガンダム00一期に、ダンボール戦機、ウルトラマンゼロを観ていますが、最近は特撮版グリッドマンの限定公開も始まって最高です。
しかも、来年の夏にゲッターロボアークのアニメ化があるらしく、それに伴って先週から今週の月曜までOVA3作が公開されていました。もちろん、全部観ました。心が熱くなりましたよ。
来年の春はガルパン最終章3話、夏にはゲッターロボ。気が早いですが来年も楽しみです。


第二次アルヌス防衛戦(前編)

 バスーン監獄から講和派の貴族たちが救出されている中、アルヌス駐屯地は防衛戦へと移行していた。コダ村の難民たちも避難しており、敵が攻めてくるであろう場所にはエグザマクスやエグザビークル・タンク等が配置されている。

 背中にレーダードームを装着したシエル・ノヴァが、空から偵察しているエアファイターと連携して敵が向かってきているのを確認した。

 

「敵軍、確認! 正面!」

「攻撃開始!」

 

 アルトやポルタ・ノヴァ等といったエグザマクスの持つマシンガンが、一斉に火を噴いた。帝国兵たちは巨大な銃弾に次々と吹き飛ばされていくが、それでもなお勢いに衰えは見られない。

 

「俯角調整、完了!」

「弾込めよーし!」

()ぇー!」

 

 タンクの放つ砲弾が弧を描き、後方にいる兵士を纏めて吹き飛ばした。もし帝国側にいたのならば、兵士たちの手足が吹き飛ぶ様子を間近で見ることになっただろう。

 地上が駄目ならば空からと、帝国小隊長がワイバーン隊に指示を送る。

 

「空から来るぞ!」

『エアファイター隊に任せろぉ!』

 

 駐屯地の飛行場から離陸したエアファイター達が、ワイバーンに立ち向かう。機首に備えられた機銃がタタタタと心地よい音を響かせ、ワイバーンを騎手ごとミンチに変えていく。

 特地での戦いから地球連合軍は、ワイバーンなどを相手にする際は、小回りの利く飛行型エグザビークル『エアファイター』が対応するという方針を取った。現在確認されているワイバーンは人を乗せているタイプの物であり、騎手が上空から弓矢で敵を射抜くというスタイルであることを、ピニャから教えられた。

 

 次々と倒れていく兵士達を見て将校が思ったのは、「やはり」という確証だった。大きな犠牲を払ってようやく、只の兵士では巨人に勝てないと確信したのである。

 ならばどうするか? ()()()()()()()()に戦わせれば良いのである。将校は近くの兵士に命じた。

 

「おい! 『アレ』を投入しろ!」

 

 

 

 

 

 始めに違和感を覚えたのは、タンクに乗っている車長だった。

 

「何だ? 敵が退いていく……?」

 

 敵兵がゆっくりと後退し始めたのだ。猪突猛進という言葉が合うであろう勢いから一転した光景に、他のタンクからも戸惑いの通信が聞こえてくる。

 

「奴ら、何をするつもりだ?」

「警戒しろ、何が来るか……!?」

 

 車長はギョッとした。自分の双眼鏡の先には、異形が捉えられていた。それは明らかに自分たちへ向かって走ってきており――――

 

「こ、後た――――」

 

 その瞬間、振り下ろされた棍棒によってタンクは粉砕された。

 

 

 

 

 

 アルヌス駐屯地司令部にて。

 

「タンクがやられただと!?」

「報告によると、巨大二足歩行生物とのことです!」

「奴ら、エグザマクスに対抗する手段を隠し持っていたと言うことか……!」

 

 しかし、その情報を聞いてワナワナと震えたのは、ピニャであった。彼女は、もしも敵が基地内に侵入した場合に殺害されることを考慮して、監視の兵士をつけると言う条件の下で此処に居た。

 

「ま、まさか……!」

「どうなさいました、殿下」

「兄上と父上は、怪異を……ジャイアントオーガーを投入したと言うのか……!?」

 

 信じられないものを見るかのような表情と言動で、司令部内の人間は、敵の新兵器投入を確信したのだった。

 

 




読んでいただき、ありがとうございました。次回の投稿は未定ですが、完結目指して頑張ります。
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