まだこの作品を覚えてくれてる方は見て行ってください。
そうでない方もこれを機に見ていってください^^;
「……お兄ちゃん…ほんとに人間?」
ようj…少女は奇怪な目を向ける
「そうだけど、なんで?」
「だって、傷が…」
この少女、フランドール・スカーレットが驚くのも無理はない。
人間である俺、竜ヶ峰光は昨日の闘いでボロボロになったにもかかわらず、わずか一晩で傷がまるで分からなくなっているのだ。
「まぁ、よくゲームとかでも寝たらいろいろ治るじゃん。そんなノリでいいんじゃない?そもそもこの世界もゲームなんだし」
「???」
少女は理解できてないらしく首をひねる。
それも無理はない、なぜならこの世界は彼女の世界で彼女の中ではこの世界はゲームでもなんでもないのだから。
「あー、まぁ細かいことは気にしない気にしない。俺が強いってことだよ。」
笑いながらそう答える俺。実のところ俺も驚いてる。
元の世界にいたときは怪我しても2、3日はかかったし、ここに来てから傷が一晩で癒えてしまったのだ。
「ま、それはそうと、ちゃっちゃとフランちゃんのお姉さんにお許しもらいに行こうぜ」
俺の本来の目的がフランちゃんのお手伝いだからな。
「お姉様、ゆるしてくれるかなぁ」
「許してくれなかったらその時はその時さ」
まあ、十中八九また戦闘になるだろうな。
そもそもそんな簡単に許してもらえたら、もっと前からフランちゃんは外で遊んでたよな。ははっ。
でも、今までのパチュリー戦や、咲夜戦だって勝機はほとんど無かったんだ。
今回だってきっと勝ってみせるさ。
「んじゃ、いくぜ」
大広間の扉をゆっくりと開ける。そこには、この館の主が鎮座していた。
「…よく来たわねフラン、それと異界の人間。」
「お姉様…」
スカーレット姉妹が対峙する。
「さ、フランちゃん、ここは君の役目だよ。」
戦わずしてそれで和解できたらそれにこしたことはない。
ただ、ここは俺がしゃしゃりでたって仕方ない。
フランちゃんが自ら出てこなければ意味がないのだ。
「う、うん…でも…」
まあ無理もないかもしれない。なんせ今まで従っていた相手にいきなりはむかうのはとても勇気がいるだろう。
でもここで動かなければ何も変わらないし、変えられない。
「フランちゃん、きみは縛られ続けられてる存在じゃないよ。君が動かないとずっとここから出られないよ」
「……」
「二人で何話してるのかしら?」
しびれを切らしたようにレミリアが口を開いた
「さ、フランちゃん」
俺は、フランちゃんの背中を押してやる。
「…お姉様、私お外に出たい!」
「…ふふっ、何を言うかと思えば、それは昔何度も言ったでしょ。だめよ。あなたがおもてに出ると大変なことになるのよ。」
…あー、わからなくもない。確かにフランちゃんの能力【ありとあらゆる物を破壊する程度の能力】で今のフランちゃんじゃ扱い切れていないのも事実。でも
「外に出たからこそ学べることだってあるんじゃないか?」
こらえきれず口を開いてしまった。
「この子が何か起こすとあたしにまで降ってくるのよ」
「………」
何も言えず俯くフランちゃん。自分でもそのことは自覚していたんだな。
「じゃあ、フランちゃんの気持ちは考えないのか?」
「この館の主は私よ?主優先で何が悪いの?」
そう言われてしまうとさすがに言葉が詰まってしまう。
「……でも私はお外に出る!私決めたの、もうがんじがらめにはならないって」
不意にフランちゃんが口を開いた。
「…ふぅん、ならどうするというのかしら?」
相変わらずレミリアは余裕ぶった笑みを絶やさない。
「…お姉様を倒してでもお外にでる!」
そういってフランちゃんはレヴァ剣こと、レーヴァテインを構えた
「よく言ったフランちゃん」
「ふぇ?」
構えた次の瞬間に俺が制止に入る。
「お兄ちゃん、どうして?」
「姉妹ゲンカは微笑ましいものだけど君らの喧嘩はシャレにならないからね」
この子達が本気になるとそれこそこの館が木端微塵になりかねない。
喧嘩した後に何も残らなかったというのはあまりにも酷だろう。
「それに、フランちゃんへの気持ちも君のお姉さんに認められたいしね」
「…ほんとにバカだよ、お兄ちゃん」
「はははっ…ってなわけで俺が相手になるぜ」
フランちゃんの頭を撫でた後俺は一歩前に出た。
「ふふっ、ちょうどいいわ。フランをそそのかした罰を私直々に下してあげるわ」
そう言って笑みをこぼしながら椅子から降りるこの館の主。
今まで以上に勝てる見込みはない。だけど今までだってそんな中勝ってきたんだ、それに俺の気持ちを分からせるため、フランちゃんの笑顔を見るため、まけられない…
いま最後の戦いが始まる……
ものすごぉぉぉぉくお久しぶりです。今は懐かしGUMitiaです。
間が空いた言い訳としては、僕も一応受験生で、(一応)受験勉強というのをしていて、小説に手を付けられなかった、というわけです^_^;
まあ、その甲斐あって、進路は一応確定したので、またぼちぼち小説書いていこうと思います。
さて、今回は珍しく戦闘シーンがありませんでした。
(大急ぎで書いたから、だなんて言えない…)
今回は、フランちゃんが決意を表に出す、ちょっとかっこいい(?)回でした。
次回からはバンバン戦闘ぶっこんでいくので、ご期待ください。
最後に、ここまで読んでいただいて、誠にありがとうございました。
これからも懸命に小説書いていきますので、よろしくお願いいたします。
ではまた、次話でお会いいたしましょう。
追伸:アドバイスなどじゃんじゃんコメントお願いしますm(__)m