この度、バンドリ作成の小説を作成することとしました。これからよろしくお願いします。
「久しぶりだな東京」
俺の名前は山本優弥。小6の2学期途中まではこっちに住んでいたが、親の仕事の都合で岐阜県に引っ越していた。それが今日こっちに戻ってきて、荷物の整理を済ませて今は外を出歩いている。
「ここが花咲川学園か〜」
外に出た俺は1度これから通う学校を見に来ている。経路の確認も含めて…たしか2年前に共学になったんだよな…となると男子はまだ少なそうだ。
「とりあえず学校は見たしぶらぶらすっか」
久しぶりにこの街をぶらぶらとしてるけど、3年ちょっといないだけで結構変わってるな…さすが東京…
「そういえばあいつ……元気かな」
アテもなく歩いていると公園にたどり着いた。公園に来てふと思ったのだが…俺には幼馴染がいる。そいつが今どうしてるのか急に気になりだした。まぁあいつのことだから元気だろうけど…
「うぅ…」
「紗南しっかり!?」
「なんだ?」
公園の中から泣いてる声が聞こえて中を見てみると、子ども2人がいた。子どもは男女1人ずつで女の子の方が泣いているようだ。
「君たち大丈夫か?ってそれ!?転んだのか?」
「一緒に遊んでたら妹が転んじゃって…お兄ちゃん誰?」
「それは後!まずは…水道あるな、そこまで運んで怪我した部分洗おう。えっと……歩くのは難しいと思うし俺が運んでもいいかな?」
「う、うん…紗南、このお兄ちゃんにしっかり捕まって」
「ぐすっ……う、うん……」
水道まで運んで血が出てる部分を洗うとやっぱり痛そうにしている。
「少し我慢してね」
「痛いよ……」
「紗南我慢だぞ」
「とりあえずこれくらいかな、ちょっとじっとしててね」
軽く洗い流すと持っていた絆創膏を貼ってあげた。持っててよかったな。とりあえずほっとけないし家まで送ることにした。
どうやら女の子の方は紗南ちゃん、男の子の方は純君、それにこの子たちには姉がいるみたいだ。
「ここだよ」
「やまぶきベーカリー?パン屋?」
「そうだよ、ただいま〜」
「おかえり純、紗南は……って紗南!?」
「お姉ちゃん…ただいま」
「おかえり……じゃなくてどうしたの!?それと貴方は!?」
「ゆーやお兄ちゃんが助けてくれたの」
「凄かったよ〜たまたま来たのに助けてくれたんだもん」
「俺はたまたま通りかかっただけだ。俺は山本優弥だ」
「私は山吹沙綾です。ありがとうございました」
やまぶきベーカリーの扉を開けて中に入ると同じ歳くらいの女子が出てきた。俺が紗南ちゃんを背負っているのを見るとやはり驚いていた。
「気にしないでください。それじゃ」
「待ってください!何かお礼を!」
「いやいや、見返り求めて助けたわけじゃないんで」
「っ!?そ、それでも…」
「いいからいいから、それじゃあ」
これ以上いるとどうしても何かしようとすると思い、やまぶきベーカリーを後にした。
この後は商店街をぶらぶらとしていろいろ店を把握してから帰った。
そして、日が経ち花咲川学園入学の日を迎えた。ここで幼馴染の香澄、そして山吹さんと再会することになるとは、この時まだ思っていなかった。