星の少女たちとキラキラを求め   作:カット

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なかなか時間取れないけど1ヶ月に2話目投稿できるとは…

もうすぎちゃったけど香澄&ロック誕生日おめでとう。


10、ライブ決定

 

『もしもしゆーくん?』

 

「香澄?こんな時間にどうした?」

 

『ゆーくんには先に言っておきたいことがあって』

 

「言っておきたいこと?」

 

香澄が久しぶりに蔵に顔を出した日の夜遅く…つってもまだ21時だけどこんな時間に電話がかかってきた。言っておきたいことってなんだ?

 

『今度ね〜私と有咲とりみりんでライブするの!』

 

「ライブ!?これまた急だな」

 

『帰りにおたえと話しててスペースのオーディション受けるって話になったんだけどね、おたえを震わせられないんじゃ無理ってなったの』

 

「うん、まずスペースのオーディション受けるって話は初耳なんだけど?」

 

『だって今初めて言ったもん!』

 

「今初めて言ったもん!……じゃねぇよ!?それ有咲やりみと受けるつもりだろ?」

 

『他に誰がいるの?』

 

何の用かと思ったらライブの話、しかもスペースのオーディションもそのうち受けるつもりだったとか。しかもこの様子じゃ2人にも言ってないだろうな。

 

「はぁ……お前それちゃんと明日言えよ?」

 

『スペースのことも?』

 

「当たり前だ、そのうち受けたいってことちゃんと伝えろ」

 

『はーい。あ、それで今度のライブ手伝ってね〜じゃあね!』

 

「……は?おい香澄!?って切れてるし……」

 

何の用かと思ったらライブするから手伝え?しかも俺の返事聞かずに電話切るし……って1度やるって決めたらこいつ止まらないんだった……仕方ない、時間がある時は手伝ってやるか。練習を……

 

 

prrrr

 

 

ん?また香澄?じゃないみたいだな

 

「もしもし」

 

『こんばんは優弥先輩』

 

香澄からの電話のあと今は遠くに住んでるアイツから電話があって1時間くらい話してから寝ることとなった。明日香澄の話聞いてみんなどんな反応するかな?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

-----次の日-----

 

「はぁ!?ライブ!?」

 

「気持ちわかるぞ有咲。俺も昨日の夜初めて聞かされたからな」

 

「いきなりすぎるだろ!?」

 

うん、有咲の反応はごもっとも。しかも練習をあまりしていない状態だ。こんなんでどうやってやるのやら。

 

「それで?おたえを震えさせる?ってのが出来なかったら解散か?」

 

「ええ!?」

 

「そこまでは花園さんも思ってないんじゃないか?スペースのバイトスタッフとして花園さんの心を動かさないと合格は無理って話だろ?」

 

「優弥の言う通りだよ。それとさん付けしなくてもいいしみんなを呼んでるみたく名前で呼んでも大丈夫だよ」

 

「そっか、じゃあたえで」

 

「ちょまっ!?優弥今合格がどうとかって!?」

 

「あ、これも昨日香澄から急に聞いた話だ。香澄よろしく」

 

有咲はたえを震えさせる…まぁ震えさせるってよくわからんが、それができないと解散になるのか気になっていたみたいだ。それが気になるってことは有咲もやるってことか?

 

スペースの合格云々の話を俺がした時に有咲がまた突っ込んだが、そういえばまだ話させてなかったな。香澄に説明させるとこれまた案の定、有咲とりみの2人は驚いていた。

 

「す、スペースでライブ…」

 

「マジか…」

 

「な?驚くだろ?」

 

「「当たり前だろ(よ)!!」」

 

「わぁ〜2人息ピッタリ〜」

 

「「お前が言うなー!!」」

 

「ま、またピッタリ…」

 

有咲とりみが2人揃って言った後、俺と有咲も揃って言っていた。みんな思うことは一緒みたいだな。

 

「頑張ろうね、りみりん!有咲!」

 

「う、うん!」

 

「はぁ!?なんで私も!?」

 

「ゆーくん手伝ってくれるよ?」

 

「……はい?」

 

「そ、そうなのか?そ、それならやろうかな///」

 

「そう言ってくれるって思ってた!」

 

「ちょっ!?香澄!?お前昨日返事言う前に切ったけど手伝うとは一言も!?」

 

「優弥…」

 

「有咲?」

 

「て、手伝ってくれないのか?///」

 

「うっ…わ、わかったよ」

 

んだよその表情。そんなんで言われたら断れないだろうが、香澄の場合以外……

 

「ゆーや///」

 

「沙綾!?」

 

いきなり手を重ねられてビックリなんだけど!?

 

「差し入れの分のパン母さんにお願いして私が作るね///」

 

「お、おう…楽しみにしてる」

 

「(山吹さんももしかして)」

 

「(有咲もやっぱり)」

 

「(優弥のこと)」

 

「(ゆーやのこと)」

 

俺はこの時、何も気付いていなかった。有咲や沙綾がお互いに気付いていることについて。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「楽譜持ってきたよ〜」

 

「りみりんありがとう」

 

りみがライブ用の楽譜を持ってきてくれた。有咲はキーボードだし前にピアノやってたみたいだから楽譜は読める。でも香澄は……

 

「りみりんここは〜」

 

「えっと……」

 

「りみは自分の練習してくれ。香澄には俺が教えるから」

 

「ありがとう優弥くん、助かるよ」

 

「それじゃあビシバシいくぞ!」

 

「ええー!?りみり〜ん、有咲〜」

 

「あはは……」

 

「羨ま…じゃなかった、頑張れよ〜」

 

「今羨ましいって言おうとしなかった?」

 

案の定香澄はコードがわかなかったため、りみには自分の練習をしてもらい、俺が香澄に教えることにした。つーか有咲、俺にも羨まって聞こえたけどどうしたんだ?

 

「……うん、コードはこれからも覚えてもらっていくとして、まずは楽譜にドレミ書くからちょっと待ってろ」

 

「はーい!」

 

ったく、元気だけはいいんだからな〜とりあえず書いていってみてるけど、そんなに難しくない曲だし初心者の香澄でもなんとかなりそうだな。

 

「よしオッケー、できたぞ香澄」

 

「ありがとー!えっと……どの弦で弾けばいいの?」

 

「……そっからか?」

 

「えへへ〜」

 

「えへへじゃなくて……まぁいいや、教えていくぞ」

 

まさかどの弦がどの音かわからないなんて……それくらいは調べておいて欲しかったな。とりあえず教えていったが……意外とこいつのみこみ早いな。

 

「はい、じゃあ休憩!」

 

「「疲れた〜」」

 

「さすがにブランクあるな〜」

 

「みんなお疲れ様〜沙綾のとこでパン買ってきてあるから食べてくれ」

 

ある程度やったし休憩を入れることにした。みんなの分のパンが入った袋を取り出すとりみが真っ先にチョココロネを取った。香澄も有咲もわかっているのかチョココロネを取ろうとはしなかった。

 

「ねぇゆーくん」

 

「ん?どうした香澄?」

 

みんなのパンが入った袋と別の袋に入ったパンを取り出すと香澄が何か気になったみたいだ。

 

「なんでゆーくんだけ袋別なの?」

 

「たしかに」

 

「そういえば優弥君だけ…」

 

「ん?なんか沙綾が俺のはこっちの袋って言われたんだよな〜なんでだろ?」

 

「なんでだろ〜」

 

「う〜ん…」

 

「私たちが知るか…(きっと手作りなんだろうな)」

 

「だよな〜」

 

みんなが知るわけないか。ただみんなの分のパンより形がちょっと違う気がするな。微妙に整ってない部分があったりする。その辺の細かいことは気にせず、休憩後はみんな集中して練習していた。俺は香澄メインで見てたけど時々りみや有咲の方も見ることはできた。

 

ただ……始めたばかりだから仕方ないがもっと練習しないと全然ダメだな。

 

 




とりあえず今回はここで終わります。次回以降もできるだけ早く投稿したいと思います。
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