星の少女たちとキラキラを求め   作:カット

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なんとか今日中にできたー!

今回優弥は最初の方にちょこっと出るだけです。


13、それぞれの想い

沙綾side

 

「クラスで出すパンだし大きさはこれくらいでいいだろ」

 

「そうだね、香澄たちが来て見てもらってから決定って感じかな」

 

今日は香澄たちが家に来る日。前に話した文化祭のクラスで出すパンの試食会みたいな感じだね。

 

「今日は優弥君の分は自分で作るとは言わないんだね」

 

「なっ!?///な、なに言ってるの父さん!?///」

 

「我が娘ながらわかりやすい。彼いい子だし沙綾とも上手くやっていけると思うけどな〜」

 

「もぅ〜そういうのいいから///」

 

父さんってば、いきなり何言い出すの///たしかに優弥のこと好きだけど……バレバレなのかな?///

 

「沙綾〜来たよ〜」

 

そんなこと考えてたら香澄たち来ちゃった。大丈夫だよね?顔赤くないよね?

 

「いらっしゃい、ちょうどパンも出来たところだよ」

 

「ありがとうございます、本当に助かりますよ」

 

「ゆーくんの言う通りです。ありがとうございます!」

 

「ははは、元気いいね〜どうぞ上がって」

 

香澄たち来たしちゃんと案内しないとだね。

 

「みんないらっしゃい。こっちだよ」

 

「あ、沙綾〜」

 

「わぁ!?もぅ〜いきなりなんだから〜」

 

香澄ってばいきなり抱きついてきて〜あ、でも前私も優弥に…///

 

「沙綾?なんか顔赤いけど大丈夫か?」

 

……ん?優弥の顔がこんな近くに……優弥の?……っ!?

 

「近いよ!?///」

 

「へぶっ!?」

 

び、びっくりした〜///気がついたらいきなり優弥の顔が目の前にあるんだもん、びっくりするよ///

 

……あ

 

「優弥ごめん大丈夫!?」

 

「平気平気、そんだけ元気なら風邪とかじゃないんだろ?」

 

「う、うん」

 

「ならよかった」

 

「優しすぎるよ///」

 

ほんとなんでこんなに優しいんだろ?もっと優弥のこと……はっ!?今はこんなこと考えてる時じゃないね!?

 

「ふふふ、優弥君、沙綾のことお願いね」

 

「?は、はぁ…(何をだ?)」

 

「もぅ父さん!!///そんなことよりパンでしょ!?」

 

「今持ってきたからみんなで食べてもらえるかな?」

 

『ありがとうございます』

 

父さんにまたからかわれた〜これ以上この話だともっと何か言われそうだから強引に話を逸らすことにしたよ。みんなでパンを食べたけど大きさもちょうどいいって結論になって、味はお店イチオシのチョココロネ、他にはカレーパンとメロンパンとカレーパン、クリームパンとあんぱんの6種類になったよ。

 

……そういえばクラスのことで集まってるけど市ヶ谷さんも普通にいるね。

 

沙綾side out

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

有咲side

 

「う〜ん……」

 

今は文化祭準備時間……なんだが私はみんなに任せてるから階段のところでバンドのグループ名を考えている。少し集中しすぎてたのかな、だから……

 

「い〜ちが〜やさん」

 

「うわぁ!?なんだ山吹さんか」

 

山吹さんがそばに来ていることに気がついていなかった。

 

「なにしてんの?」

 

「グループ名考えてる、香澄に任せたらキラキラなんとか、それかドキドキなんとかになりそうだし」

 

「あはは、それは言えてるね」

 

そこは山吹さんも同感みたいだ。ほんとあいつは何考えてるんだか…

 

「でも楽しそう」

 

「はぁ!?」

 

「じゃなかったらバンド名必死になって考えないと思うよ」

 

「うぅ…」

 

山吹さんに楽しそうと言われたけど否定できない。たしかに香澄は無茶ぶりしたりするけど一緒にいても飽きない。迷惑かけられることも多いけどそれと同じくらい楽しい。それに…優弥も手伝ってくれるし///

 

「これ…ポッピンっていいと思うよ。可愛くて」

 

「そう?」

 

「うん!」

 

そっか…じゃあこの"ポッピン"はグループ名に入れてみようかな。

 

……今他に人いないし聞いちゃおうかな。

 

「ね、ねぇ山吹さん」

 

「なに?」

 

「山吹さんは…いつからその…優弥のこと好きなんだ?」

 

「……えぇ!?何いきなり!?///」

 

「いきなりだけど…山吹さん優弥のこと好きだろ?」

 

「うぅ///でも有咲もでしょ?」

 

「ふぇ!?ま、まぁな///」

 

せっかくだからいつから優弥のこと好きなのか聞いてみた。見てたら山吹さんも優弥のことが好きなのはわかる。私が優弥のこと好きなのもバレたみたい///

 

「優弥と初めて会ったのって妹が怪我して応急手当てしてくれたのがきっかけなんだよね。それで家まで妹を連れてきてくれた時に初めて会ったの」

 

「そんなことが……」

 

「何も欲とかなしにただ人のために動くだけしてたんだもん。それから入学式の日に優弥と席が前後って教室行ってから知って驚いたよ。私の方が前だから授業中は無理だけど、それ以外ではいつも目で追っちゃってたんだ〜///」

 

「私も目で追っちゃうからその気持ちはわかる///」

 

「だよね、ずっと見てたからわかるけど優弥がいつも自分から動く時って誰かの為に動いてるんだよね。ちょっとは自分の為に動いてもいいと思うけどね」

 

「それは同感」

 

「でも、そんな誰かの為に動ける優弥だから…そんな優弥をずっと見てたらいつの間にか好きになってたんだよ///」

 

「なるほど」

 

山吹さんの気持ちわかるな〜私もずっと見てるけどいつも自分のことより誰かのために動いてるもん。

 

「い、市ヶ谷さんは?」

 

「私!?///」

 

「私のだけ聞くのズルいよ///」

 

やっぱり言わないとダメ…だよな///私だけ聞くなんて卑怯な気がするし…

 

「うぅ///私が最初に会ったのは香澄が家に置いてあったギターを勝手に持ち出した時なんだよ」

 

「ああ〜そういえば勝手に持ち出したこと聞いた事ある」

 

「その時に優弥と会って、優弥はまったく関係ないことなのに謝ってきたんだよ」

 

「優弥らしいね」

 

「そうなんだよ。最初は自分は関係ないのに知り合いだから…まぁ香澄だけど香澄の為に動いてるんだろうなって思ってた。でもそれから事あることに香澄だけじゃなくて他の誰かの為にずっと動いてる。そんな優弥を見てたら…優弥と一緒になれたらその……し、幸せになれるだろうなって///」

 

「やっぱり私たち…他の人の為にずっと動いてるってところに惹かれてるのかな」

 

「他にも細かいところあるけどそのことがほとんどだろうな」

 

昔からなのかな?そうだとしたら幼馴染でずっと一緒にいた香澄もやっぱり……

 

「ゆーくんは昔からそうだよ」

 

「「っ!?!?」」

 

ずっと山吹さんと話してたから全然気付いていなかった。香澄が…それとりみとおたえが近くに来ていたことに…

 

有咲side out

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

香澄side

 

りみりんやおたえとクラスの準備に必要な物を取りに行って階段を上ろうとしたら有咲とさーやがゆーくんの話をしてるところに出くわした。そうしたら2人がゆーくんのどこが好きなのか言い合ってたところで、2人とも同じところを言ってるみたい。

 

……やっぱり2人もゆーくんのこと好きだったんだね。これで私が何も言わないのは卑怯かな?でも気付いてるよね?それでも立ち止まってるわけには行かなかったから2人の方に歩いて行った。

 

「ゆーくんは昔からそうだよ」

 

「「香澄!?」」

 

2人は私が聞いてたことに驚いてるみたい。そうだよね、いないと思って…実際話し始めの時は居なかったからこの話してるんだもんね。

 

「ごめんね?2人の話聞いちゃってた。でもやっぱり2人も同じ気持ちだったんだね」

 

「やっぱり香澄も…」

 

「うん、ゆーくんのこと…好きだよ///」

 

「そうだよね、高校から出会った私や市ヶ谷さんが好きになるってことは、ずっと一緒だった香澄が好きになっててもおかしくないもんね」

 

「たしかにな〜というか隠してるようで隠せてなかったからな?」

 

「うぅ…そう言われるとちょっと恥ずかしい///」

 

やっぱり隠せてなかった〜///

 

「私とゆーくんが幼馴染なのは知ってると思うけどだからなのかな、他の人よりも一緒にいること多くて私の為に動いてくれたことも多かったんだ〜」

 

「まぁ…」

 

「必然的に多くなるよね」

 

「でもね、私や私だけじゃなくて他の人が困っててもゆーくんがそのことを把握したら動ける時はいつでも動いてたの。自分のことなんてお構い無しに…そんなゆーくんのことずっと見てたから私もゆーくんのこと好きになってたの。その時はまだ小学生だったのに恋愛の方の意味でゆーくんのこと…///」

 

「ずっとそういうの見てたらそうなるよね」

 

「たしかに…私ももしその時から一緒ならもっと早く好きになってたと思う」

 

さーやも有咲も、私の言ってることに納得している。それもそうだよね、その時から何も変わってないんだもん。

 

「だからね有咲、さーや」

 

「「??」」

 

「もちろん私のこと選んで欲しいよ。でも私はゆーくんがもし私を選ばなくても素直に祝ってあげるつもりだよ」

 

「それは私も…それに市ヶ谷さんもでしょ?」

 

「もちろん。それと…もし私たちから1人を選べなくてみんなとってなっても香澄や山吹さんならそれでもいいかなって思ってる」

 

「私も2人なら…」

 

有咲もさーやもそこまで…でももしそうなってもゆーくんならみんなを幸せにしてくれそうだね。

 

「でもさ〜」

 

「「「おたえ?」」」

 

「もし優弥にもう彼女いたらどうするの?」

 

「「「……あ」」」

 

おたえの言う通り彼女がいたら…魅力的なゆーくんだからいてもおかしくない…でも、それでもやっぱり

 

「気持ちだけでも伝えるかな」

「「私も」」

 

「そっか、それなら何も言わないよ」

「私もおたえちゃんも、みんなのこと応援するね」

 

おたえもりみりんも応援してくれるみたい。

 

「それじゃあ約束だよ有咲、さーや。もし誰か1人を選んだとしても選ばれた人を恨まないって」

 

「わかってるよ」

 

「そんなことしないよ。すぐにはおめでとうって言えないかもしれないけど恨んだりはしない」

 

「うん。約束!」

 

こうやって好きな人のことを話し合うのって初めてだったね。これからもこうやって話していけたらいいな〜もう隠す必要ないもんね……って、隠せてなかったか。

 

ゆーくんの話は"今は"これくらいにして文化祭の準備を頑張るために教室に戻ることにした。

 

「あ、そうだ有咲!グループ名楽しみにしてるね!」

 

「このタイミングで言うことかー!!」

 

なんとなくこのタイミングで言ってみたけど、楽しみなのは本当だよ。

 

 




もしかしたらこの作品で1番文字数多かったかも?

休み今日までだったので頑張って書きました。この後はまた投稿間隔空いてしまうと思いますができるだけ早めに仕上げていきたいと思ってはいるのでお待ちいただけると有難いです。ちなみに今回のこの話は文化祭編になったら書こうと思っていました。
いつもより長くなりましたが次回までお楽しみに。
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