星の少女たちとキラキラを求め   作:カット

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いや〜物凄く空いてしまいましたね…忙しい日が続いて全然書けませんでした…

ええ〜今更ながら今年初投稿となってしまいましたがこれからもよろしくお願いします。


20、失われた歌声

 

「ここに理想の花園ランドを作るでしょ〜こっちはおっちゃんの部屋で〜」

 

「お、おたえちゃん…」

 

「み、見事に壊れてる…」

 

いつも通りPoppin’Partyのメンバーは有咲の家に集まっているのだが……

 

たえの様子がおかしくなっている。というか目に生気がない……理由は予想ついてるけど

 

「やっぱりSPACEのことショックだったんだろうな」

 

「うん、そうだよね」

 

俺たちは最近SPACEの手伝いにいった。スタッフがほぼ全員ダウンしたためたえに連絡がきた。一緒にいた俺たちはそのまま手伝うことになり、そこでの経験からやっぱりSPACEでライブしたいという気持ちが強くなり、そこでライブをするためにオーディションを受けに行った。SPACEでライブをするにはそのオーディションに合格しないといけないからだ……

 

でもそのオーディションは不合格、そしてホワイトボードに予定が書いてないことを気にしていたたえが聞いてSPACEをたたむことを聞いた。

 

「香澄も来てないし…」

 

「有咲寂しいのか?」

 

「なっ!?///そんなんじゃねぇ!?///」

 

顔赤くして言っても説得力ねぇぞ?まぁそれは置いておいて香澄がいないのは珍しい。

 

って思ってたら

 

「遅れてごめーん!」

 

と香澄が入ってきた。どうやらSPACEのライブで着る衣装のデザインをしていたみたいだ。全員揃ったし苦手な部分を重点的に練習していき一段落ついた。

 

「まだSPACE最後のライブまで日にちもオーディション受けるチャンスもある。合格してそこでライブしようぜ」

 

「うん!ゆーくんの言う通り!それじゃあさっそくオーディション受けに行こう!」

 

「「「「え!?」」」」

 

……はい?今なんて言った?

俺は今すぐなんて言ってないぞ?今のままじゃ受からないし…

 

結局香澄が言ったら止まらないことを知ってるみんなはSPACEへ向かった。だがオーナーにオーディションを受けさせてもらえず、後からやってきたCHiSPAのオーディションをモニターで見ることとなり、合格の瞬間を見ることとなった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「どこが違ったんだろ?ちゃんと返事できたから?」

 

CHiSPAの合格を見た俺たちはみんなのことすごいと言っていたが、そこでたえがどこが違っていたのかという疑問を口にした。俺はだいたい予想できてるけど…自分たちで考えてもらいたいし今は分からないフリしとくか。

 

「ひゃっ!?」

 

「ん?」

 

みんなで考えていると急に沙綾が悲鳴を上げた。どうやらひなこ先輩が沙綾の耳に息を吹きかけたようだ。

 

「グリグリも来たんですね」

 

「うん、私たちにとっても刺激になってるからね。みんなのオーディションも見てたよ」

 

「そうなんですね」

 

「あの!」

 

「たえ?」

 

グリグリのみんなと挨拶がてら話していたらたえが声をかけてきた。多分さっきのことかな?

 

「私たちに何が足りなかったんでしょうか…」

 

「そうだな〜教えてあげてもいいけどその代わり…」

 

その代わり?何言うつもりなんだ?ひなこ先輩のことは予想できないからな〜

 

「有咲っちがデートしてくれたらいいよ!」

 

「はぁ!?」

 

「有咲出番だよ」

「有咲責任重大だね〜」

「有咲頑張って〜」

「有咲ちゃんよろしくね」

 

「と、止めるやつがいねぇ……」

 

何を言い出すと思ったら有咲とデート…まぁこの場合遊びにってことだろうけどたえも沙綾も香澄もりみも誰も止めないとはな…

 

「優弥っちでもいいよ」

 

「「「ダメー!」」」

 

「そこは止めるんかい!」

 

俺の方に来たと思ったら香澄と沙綾と有咲が許さないみたいだ。まぁ……理由は予想できるけど……

 

「優弥っち人気者だな〜」

 

「あはは…」

 

「まぁデートは今度にするとして……

 

いーーーーっぱい考えること!」

 

「急に話戻しやがった……」

 

「でも優弥君、ひなこにしてはまともなこと言ってるよ」

 

「いや扱いひでーな!」

 

でもま、ひなこ先輩の言ってることは今回は当たってるかもな。どうしてもダメならヒントくらい教えてやることはできるけど自分たちで気付いてもらうか。

 

今日はここで解散にしてそれぞれで何が足りないのか考えていくことにした。

 

「あ、考えるのも大事だけど練習もしっかりな?無理して声出せなくなったり指が動かすのが大変になるまでやったりはしないこと!」

 

『はーい!』

 

一応注意もしておいてここで解散にした。あとはみんな次第だ。

 

 

-----それから数日後-----

 

「オーディション受けさせてください!」

 

「……入んな」

 

練習をしてSPACEのオーディションを再び受けに来た。今回は受けさせてくれるみたいだけど……

 

香澄の表情が気になる……何かあったのか?練習では普通にやってただけに心配だ。

 

「準備できたら始めな」

 

みんな準備はできたみたいだけど……やっぱりおかしい、みんな気付いてなさそうだけど香澄の手が震えてる……

 

「た…………あれ?」

 

「香澄?」

 

「ごめん…さーや、もう1回合図お願い」

 

「……わかった、いくよ。1.2.3」

 

「っ………」

 

香澄の声が出なくなってしまった。

 

「オーナー……今日は無理ですね」

 

「……そうみたいだね」

 

どうして急に……それを考えるのも必要だが今はオーディションを受けられる状態じゃなくなったため今回は辞退することとなった。

 

 

 

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