星の少女たちとキラキラを求め   作:カット

28 / 60
なんとか年内に間に合った〜ε-(´∀`*)


27、海へ(後編)

 

 

「いたいた、有咲、たえ〜」

 

「リサせんぱーい、紗夜せんぱーい」

 

海の家に来たポピパ組とRoselia組は自分たちのメンバーと合流した。と言っても状況的に今井先輩が何か奢ろうとしてるみたいだ。

 

つーか紗夜先輩のトレイ……ポテトすごっ

 

「お?残りのポピパメンバー揃ったね、やっほー」

 

「こんにちは紗夜先輩、今井先輩」

 

「こんにちは山本君」

 

「やっほー…ってちょっとちょっと〜なんで紗夜だけ名前呼びなのさ〜」

 

「え?いやまぁ名前で呼んで欲しいって学校で…燐子先輩もですけど」

 

「私のこともリサでいいよ、私も優弥って呼んじゃうからさ」

 

「分かりましたリサ先輩」

 

「い、意外とあっさり呼んだね〜もっと恥ずかしがるかと思ったよ〜それより呼んで欲しいって……まさか2人に手を出してたり?」

 

紗夜先輩や今井先輩に挨拶したら何故か名前呼びの話になった。まぁいいって言うしリサ先輩って呼べばいいか。

 

……ってなんで手を出したってことになる!?

 

「出してませんよ!?」

 

「そ、そうですよ今井さん、山本君は…そんな人じゃありません」

 

「白金さんの言う通りです。おそらく白金さんもですけど山本君に助けられてるだけです」

 

「そうなんだ、あの紗夜や燐子がこんなに男子と仲良くしてるからてっきりね〜」

 

「え?俺ってどういう印象持たれてるの?」

 

「周りにいっぱい女の子がいてそのみんなと親しい関係…みたいな?もしかしてポピパみんなと付き合ってたり?」

 

わ〜凄い印象持たれてる〜まぁ学校違うし仕方ないか…でも最後は違うけど意外と当たってる。

 

「ですが今井さんの印象通りかと…それに山本君の人柄の良さからしてメンバーみんなと付き合うことになってもおかしくないですね」

 

「た、たしかに」

 

「燐子先輩まで…それに待ってください紗夜先輩、ポピパメンバーみんなと付き合ってるのは外れてますから」

 

「「え?」」

 

ん?なんで2人揃ってえ?って反応してる?

 

「山本君…ほ、ほんとにみんなと付き合ってるわけじゃないんですか?」

 

「違いますよ燐子先輩!?」

 

「それでは学校でのメンバーみんなと付き合ってるという噂はデマと言うことですね」

 

「「「「「えっ?」」」」」

 

「なにその噂!?」

 

俺ってそんな噂立てられてたの!?まぁ3人+1人で4人と付き合ってるのは事実だけど

 

「割と有名ですが…」

 

「はい…」

 

「あはは〜優弥モテモテ〜」

 

「優弥先輩すごい」

 

「いや…そういう問題ですかリサ先輩あこちゃん」

 

「でもゆーくんと私、有咲、さーや、それにSPACEでゆーくんと一緒に弾いた子は付き合ってますよ」

 

「わざわざ言うことじゃないだろ!?」

 

「そ、そうだぞ香澄///私たちが特別ってだけなんだから」

 

「そうだね、私たちはお互い納得してるけど普通はそんなことないんだから」

 

「大丈夫…ですよ山吹さん市ヶ谷さん…それくらいいい人…ですから」

 

「白金さんの言う通りです。それに山本君のことですからちゃんとみんな平等に接しているはずです」

 

「お、おう…なんか否定されないことに驚いてる。とりあえず何か食べません?」

 

『あ』

 

同じ学校の紗夜先輩や燐子先輩が事実を知っても問題視しない、それにリサ先輩やあこちゃんも何故か問題してこない。2人のことを信頼してるからこそかもしれないけどこっちからすれば驚く。

 

とりあえず話題を逸らす為に何か食べることにした。とは言え……

 

食べながらもこの話題を話すことになっていた。ロックや香澄たちと付き合うことになった経緯を聞かれたり紗夜先輩や燐子先輩とどういう経緯で知り合ってここまで打ち解けるようになったのかとか……主にリサ先輩がめちゃくちゃ聞いてきた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「いたいた、友希那〜」

 

「リサ……あら?貴方たしか山本君……?何故リサと一緒に?」

 

「こんにちは湊先輩」

 

「こんにちは」

 

リサ先輩と一緒に湊先輩のところに行ったら案の定驚かれた。まぁいきなり一緒にいたらビックリするよな。

 

「さっきまで他のRoseliaのみんなと昼食べてたんですよ、ポピパのみんなも一緒でしたよ」

 

「そうなのね」

 

「はい友希那、これ美味しいよ」

 

「かき氷?はむっ」

 

簡単に一緒にいる理由を話したところでリサ先輩がかき氷を湊先輩に食べさせた…って急だな。返事待たずだったし

 

「甘くて……美味しい」

 

「リサせんぱーい」

 

そうしてると香澄と沙綾が来た。何かあったのか?

 

「リサ先輩さっきは奢ってくれてありがとうございました」

 

「いいっていいって〜このかき氷だって優弥の奢りなんだから」

 

「そうなの?……名前呼び?」

 

「別にリサ先輩に何かした訳じゃないですからね!?」

 

「ふふ、慌てなくて平気よ。リサの性格は知ってるもの、他のメンバーにも名前呼びしてるのかしら?」

 

「そうですね」

 

「優弥凄いんだよ?紗夜や燐子が凄い褒めててね〜同じ学校なんだけど2人が名前呼びしてるくらいにね」

 

「それは凄いわね」

 

ええ……俺そんな凄いことしてないんだけどな〜

 

「私のことも名前でいいわよ優弥君……何か変ね、優弥でもいいかしら?」

 

「構いませんよ友希那先輩、それで香澄たち何かあったのか?」

 

「あ、そうだ忘れるところだった!」

 

「実は一緒にビーチバレーしようって話になって呼びに来たんです」

 

「なるほど、いいね〜」

 

なるほど、そのために2人が来たのか。リサ先輩は乗り気だし友希那先輩も特に断ることがなかったから一緒に行くことになった。リサ先輩と友希那先輩は一旦別行動をして俺たちは先に海の家に戻った。まぁ理由は予想つくけど

 

「たっだいまー、みんなOKだって〜」

 

「やったー」

 

「あこちゃん嬉しそうだな」

 

「だって別バンドとこういう風に遊ぶの初めてだもん」

 

たしかに……

 

「お待たせ〜」

 

「湊さん……その格好は……」

 

リサ先輩たちが戻ってきてそれを見た紗夜先輩が驚いた。なぜなら……

 

「ビーチバレーは水着でするものと聞いたから」

 

友希那先輩が水着に着替えてきたからだ。まぁリサ先輩と別行動した時点でだいたい予想ついてたけど。

 

「やるんですか!?」

 

「香澄?みんなでやるって決めたんじゃなかったのか?」

 

「水着でやるって思わなかったんじゃない?」

 

紗夜先輩驚いてるけど……そういうものか?

 

「それに紗夜〜優弥にも見てもらえるよ?」

 

「なっ!?///別に私は見て欲しいわけじゃ……

 

着替えてきます」

 

「優弥ちょっといいか?」

 

「有咲?」

 

いや着替えるんかい!?つーか何故俺の名前出す!?

 

紗夜先輩が着替えに言った後有咲にTシャツの裾を引っ張られた。可愛いな……じゃなくてどうしたんだ?他の人に聞かれたくないみたいだったから物陰に移動することにした。

 

「友希那先輩水着に着替えてたけど更衣室の近くで待ってたのか?」

 

「あ〜いや……な、3人で岩陰に行ってた……誰にも見られないところだし」

 

「香澄も沙綾も顔少し赤かった……まさかその……ぇ///」

 

その先恥ずかしくて言えないんだろうな。多分有咲の思ってる通りだと思う。

 

「え○ちなこととか///」

 

「バレちゃうか……有咲もしたいよな?」

 

「なっ!?///好きな人としたいの……あ、当たり前でしょ///」

 

「だよな、俺も有咲とそういうことしたいし、一応言っておくけど本番まではしてないからな?さすがにそこまで外でする勇気ないしそれに……お前たちのこともっと大事にしたいし///」

 

「優弥…///」

 

何気に恥ずいけど嘘は言ってない。

 

「今は紗夜先輩戻って来ちゃうし後で抜け出そ?///」

 

「まさか有咲からそう提案してくるとは…怪しまれないようにしないとな」

 

「うん///」

 

紗夜先輩が戻って来る前にとんでもないこと約束しちゃったな。香澄や沙綾は抜け出す時察する可能性あるけどまぁいいか。

 

そろそろ紗夜先輩も戻って来る頃だと思いみんなのところに戻るとちょうど紗夜先輩も戻ってきた。

 

「お待たせしました。これで準備バッチリです」

 

「それじゃあPoppin’Party vs Roseliaはっじめよー♪」

 

「香澄ノリノリだな、コートまで行ってから……って香澄じゃ無理か」

 

「無理だな」

「無理だね」

『たしかに』

 

「ええ!?」

 

早くもテンション上がってる香澄、コートまで行ってからでもいいけど香澄だし無理だと俺や有咲や沙綾、それにみんな思ってるみたいだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ええ〜それじゃあPoppin’Party vs Roseliaの試合を…」

 

「は、始めます」

 

それぞれのバンドチームに分かれてビーチバレーを始めることにした。何故か有咲と燐子先輩が審判側にいるけど2人も入ればいいのに

 

「さーや」

 

「ルールは?」

 

「普通のバレーボールと同じで…」

 

「落としたら…負け!」

 

香澄のサーブ……というよりパスになってるけど沙綾→りみと続いてたえがスパイクを打ってRoseliaコートに落ちた。

 

だけど……

 

「なぁ有咲、これってツッコミ待ち?」

 

「そこは考えたら負けだぞ優弥」

 

「あの……市ヶ谷さん……優弥君……普通のバレーボールと同じなら……普通サーブは…」

 

「大丈夫です燐子先輩、私たちもそう思ってますから」

 

「だけどリサ先輩たちも気にしてないみたい」

 

俺もよく知らないけど普通のバレーと一緒なら香澄のサーブは直接相手コートに入れないといけないはず……でもリサ先輩たちも気にする余裕がない…なぜなら

 

「なるほど、落ちたらダメなのね」

 

「あはは〜実は私もあまり詳しくなくて」

 

Roseliaサイドも分かってないみたいだから。

 

「それじゃあ次はあこの番!」

 

普通のバレーなら点取った方がまたサーブだけど気にしない。楽しめればそれでいい。

 

そう思ってるとあこちゃんが燐子先輩にと何か相談してるけどなんだろ?

 

「えっと……一応聞くけど何してたんですか?」

 

「必殺技のネーミングです」

 

「「必殺技??」」

 

必殺技ってなんだろ?って思ってたらあこちゃんが何かいいながらサーブをした……けど空振りして砂浜に顔から落ちてしまった。大丈夫か?

 

「「あこ(ちゃん)!?」」

 

「うぇーん、口の中ジャリジャリするよ〜」

 

すぐさまリサ先輩と燐子先輩は駆け寄る。一方で友希那先輩や紗夜先輩はというと……

 

「く、ビーチバレーとはここまで過酷なスポーツだったんですね」

 

「油断できないわね」

 

「おーいお2人さーん?」

 

見当違いなことを言っていた。

 

「あこちゃんは休んでて、私が交代します」

 

そう言うと勢いよくパーカーを脱いで投げた。水着姿になった燐子先輩、無意識だろうがかなり力を入れて投げたんだろう。

 

ぷるんと揺れるのを間近で見てしまった。あれ?なんか3人ほど冷たい視線送ってきてるの感じるな…

 

「わぷっ」

 

なんてことを考えてたら燐子先輩が投げたパーカーが頭上から落ちてきて変な声出しちまった。

 

「…………!?ごめんなさい優弥君」

 

「大丈夫ですよ燐子先輩」

 

「ゆーくん…」

「「優弥…」」

 

「「「見とれてるからだよ……」」」

 

「ハモって言うな!?」

 

事実だから否定はしないけど……

 

「ほんとにごめんなさい優弥君」

 

「何度も謝らなくて大丈夫ですよ燐子先輩」

 

むにゅ

 

「ひゃっ///」

 

…………柔らかってちげぇ!?

 

「すみません燐子先輩!?」

 

「い、いえ///大丈夫です///」

 

パーカー被ってたままとはいえ伸ばした手が燐子先輩の胸を掴んでしまった。燐子先輩は許してくれたけど香澄たちからは冷たい視線を浴びていた。当然か……

 

予期せぬハプニングあったがあこ(呼び捨てでいいと言われた)は口の中に砂が入ったから1度水道がある所まで行き、あこと燐子先輩が入れ替わって再開された。戻ってきたらあこと有咲の2人も入って5vs5になったり、途中で左手だけってことで俺も参加することになり一緒に楽しみ、みんな点数のことを忘れるくらい楽しんでいた。

 

…………何がとは言わないが揺れすぎる人多くてやばい。

 

「少し休憩にしましょう」

 

しばらくやっていると香澄が休憩しようと……香澄が!?

 

驚いたけど休憩を提案してみんな了承した。休憩になると……

 

「優弥」

 

「有咲?」

 

「向こうの岩陰で涼みたいんだけど着いてきてくれないか?///変な人に声掛けられたくないし///」

 

「お、おう」

 

有咲が顔を赤くして岩陰で涼みたいから一緒に来て欲しいと言ってきた。目的は違うことは分かってたけどついていくことにした。

 

 

そのまま何をしたかというと……………

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「楽器預かってくれてありがとうございました」

 

Roseliaとのビーチバレーを終わりにして香澄たちは帰るために預けている楽器を受け取った。

俺は今少し離れたところでRoseliaと一緒にいる。この後の展開予想できるから。

 

「お嬢ちゃんたち音出しを兼ねて1曲どうだい?」

 

「いいんですか?」

 

そう、俺とロックが預けた時も1曲やることになってこのことが予想できていたからRoseliaのみんなにも聴かせようと思ったからだ。

 

「もちろん。あそこの兄ちゃんも前来た時1曲やっていったんだよ」

 

「それじゃあ私たちも…」

 

「ただドラムはまだ用意できてないんだ」

 

あ、ドラムはないんだ。

 

「じゃあ……私も歌う!」

 

沙綾も歌うのか。

 

「優弥は弾かないのかしら?」

 

「え?友希那先輩聞きたいんですか?」

 

「ええ」

 

「たしかにまた聞いてみたいかも〜」

 

「へ?」

 

友希那先輩が聞きたいと言うとリサ先輩や他のRoseliaのみんなも同意した……って言っても今日ギター持ってないぞ?

 

「まぁその話は後にして今はみんなの見ましょう、もう始まります」

 

これ以上続けるとマジでやりかねないからな、まぁやりたくないわけではないけど。

 

「みんな準備いい?」

 

香澄たちは準備できたみたいだ。海にいる他の人も香澄たちを見ている。

 

「八月のif」

 

香澄たちが選んだ曲は【八月のif】

 

いつもドラムをやっている沙綾が香澄と一緒に歌っているのは新鮮だ。でも違和感ないし楽しそうにしてる。

 

ライブは急にやることになったが無事成功した。

 

「友希那先輩、いい息抜きになりましたか?」

 

香澄たちのミニライブが終わると友希那先輩の表情が柔らかくなってるしいい気分転換になれたと思ってる。

 

「…聞いていたのね」

 

「詳しいことは聞いてないですよ?ただなかなか納得いかなくて困ってるからリサ先輩の提案で海に来るって聞いただけです」

 

「そう。大丈夫よ、最初はリサに横暴みたいな感じで来ることになったけど貴方たちと過ごして戸山さんたちのライブを見て……いい時間を過ごせたわ。ありがとう」

 

「いえいえ、お礼は最高のライブをってことでいいですよ」

 

「言われなくてもそのつもりよ」

 

これは次のRoseliaのライブが楽しみだ。

 

あ、これは言っておかないと。

 

「友希那先輩、やり方はバンド毎に違うと思いますけど1人で作曲が大変ならみんなに相談するのもありですからね。詳しくないからこそ面白い発送あるかもしれません。俺たちもそうですから」

 

「そうね。その時は仲間を…Roseliaのみんなを頼るわ」

 

友希那先輩ももう大丈夫そうだな。

 

「そこの兄ちゃん、ギター貸すぞ?」

 

「へ?」

 

「ゆーくん一緒にやろう!それに友希那先輩も!」

 

「え?」

 

俺はともかく友希那先輩も?またいきなり言い出しやがって……

 

でも……

 

「やりますか?」

 

「そうね、それに……戸山さんが言い出したらもう止められないわよね?」

 

「ははっ、よくわかってる」

 

友希那先輩も香澄のことよくわかってるみたいだ。俺だけじゃなくて友希那先輩も一緒に参加して海の家でのライブを盛り上げた。

 

 

ちょくちょくハプニング(まぁ俺的にはラッキー)あったけどポピパみんなで海に来れてよかった。ロックと来た時もだったけどみんなといい思い出を作れた。

 

これからも香澄たちだけじゃない。他のバンドのみんなとも最高の思い出を作っていこう。

 

 

 

 




せっかくなので後編にもラッキースケベ展開を入れてみました。

今年の投稿はこれで終わりとなります。読んでくださってる方本当にありがとうございます。来年もよろしくお願いします。

それでは次の投稿お楽しみに。次回からは2期に入ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。