「こちらです」
「ありがとうございます」
船でのハロハピのライブ……からのまさかの空でのライブ、それが終わった後で美咲が気を失ってしまった。
黒服さんに案内してもらって医務室に着いたからベッドにミッシェルの着ぐるみを来たままの美咲を下ろしてとりあえず頭は外した。
「この後は花音先輩と黒服さんお願いします、それでこれ着せてあげてください。着ぐるみだし多分俺は見ない方がいいので」
「うん、ありがとう優弥君」
「分かりました」
黒服さんと花音先輩の2人で美咲を出して俺の上着を着させてから横にしてもらった。そこでやっと俺も振り返ることができた。
「ありがとね優弥君、美咲ちゃんをここまで運んでくれて。
それと……間違えそうになった時教えてくれて」
「いえいえ」
「前歩いてってそういうことだったんだね」
「そうですね、前歩いてくれてれば見えますからね」
案の定花音先輩は何回か道を間違えそうになっていた。黒服さんが右って言ったのに真っ直ぐ進みそうになったりっていうまさかの間違いだったし。
さてと……
「それで黒服さん」
「なんでしょうか?」
「まさかとは思うけど今回のミッシェルの機能ってぶっつけ本番とかじゃないですよね?」
「いえ、ぶっつけ本番でした」
「そうでしたか」
やっぱりか……あの倒れ方は安心感な気がしたし思った通りぶっつけ本番だったか
さすがに許せないな
「っ!?」
「優弥君!?」
花音先輩が驚いてる。そりゃあそうだ、俺がいきなり黒服さんの胸ぐら掴んで壁に押し付けたんだから。
「あんたら美咲がパニックになってあんたらの指示が聞こえなくなる可能性とか考えなかったのかよ!!下から離れていたから分からないけどミッシェルの背中にあるのパラシュートだと思われてたかもしれないだろ!!
それにあの高さからだと水だってコンクリと同じくらいの硬さになるんだぞ!!失敗してたら2人とも怪我で済まないことくらい考えろよ!!」
俺がここまで怒るのも珍しいって自分でも思う。でも今回の件は怒らずにいられない。最悪の場合美咲とこころが死んじまう可能性があったんだから。
「そこまで考えてませんでした……申し訳「待った」え?」
「謝るのは俺じゃなくて美咲にだろ」
「……そうですね」
「だから起きたらちゃんと…「起きてるよ」起きてたんかい!?」
起きたら美咲に謝らせようと思ってたら美咲が起きた。というより起きてたって言った方がいいみたいだけどいつから起きてたんだ?
「ありがとね優弥君、私の為にこんなに怒ってくれて、まぁおかげで私の言うこと無くなっちゃったけど」
「いいって……ん?今名前で呼ばなかった?」
「それは……うん、呼んだ///」
「美咲!?」
「美咲ちゃん!?///」
名前で呼んだと思ったら今度は抱きついてきた!?びっくりなんだけど!?
「あ!?ごめん!?///」
「いや無意識かい!?」
「あはは///
それより黒服さん、本当に今回の怖かったんですからね?」
「申し訳ございませんでした奥沢様」
「今度から何か新しい機能で危険が及ぶようなことの時は事前に呼んで練習させて下さい。こころ相手じゃ止めるのは無理だと思うので」
「はい、この度は申し訳ございませんでした。今後このようなこと無いように致します」
「お願いしますね、次は許しませんからね」
ちゃんと黒服さんたちも悪いと思って謝ってるし本人も許すみたいだし周りがとやかく言うことはもうないな。
「みなさんにはもう少し休んでから戻るとお伝えしますので3人はイチャ……こほん、休んでからお戻りください。
それでは失礼致します」
「「っ!?///」」
おい!?なんか爆弾発言落としていったぞ!?
俺らそんな関係じゃないのに!?
「な、なんか凄いこと言い残していったな」
「そ、そうだね///」
「う、うん///」
黒服さんってこういう人たちだっけ?
「美咲はもう横になってなくて平気か?」
「うん…あ、上着ありがとね」
「いいって、着ぐるみだったし見られたくない服装だと思っただけだしさ」
「他の男の人なら嫌だけど優弥君になら//」
「ん?」
「美咲ちゃん惚れちゃってる?」
「ちょっ!?花音さん本人の前で聞きますか普通!?でも…そうだね…えいっ//」
「ちょっ!?」
俺にならいいって……それにベッドの中でモゾモゾと動いてたと思ったらいきなり引っ張られて抱きしめられた!?しかもちょっと待て!?顔が美咲の胸に…つーか渡した上着着てない!?
「好きだよ優弥君///私も優弥君の彼女にして欲しい///」
「美咲ちゃんだけじゃなくて私も優弥君のこと好きだよ///だから私も彼女にしてください///」
「っ!?!?」
待て待て待て!?なんだこの状況!?美咲だけじゃなくて花音先輩も!?ベッドに入ってきて後ろから抱きつかれて告白されるとは思わなかった。ってか美咲わざとスペース空けてたのか。
「美咲ちゃん大丈……ええ!?///」
「りみ!?」
「美咲ちゃんと花音先輩……ひょっとして優弥君に告白したの?///」
「「うん///返事待ち///」」
美咲を心配してかりみがやってきた…って黒服さん伝えたんじゃないのか!?
中の様子見て顔を赤くしたけど状況を把握したみたい。
「2人に返事する前に私からも言いたいことあるんだけど……いいかな?///」
「お、おう…」
まさかりみも?とりあえず起き上がって聞くことにした、美咲や花音先輩も一緒に起き上がって両隣に座った。ベッド上のままではあるけど…
「私も優弥君のこと好きになりました///私とも付き合って下さい///」
顔を真っ赤にして緊張で震えながらではあるがりみからも告白をされた。まさか3人から同時に告白されるとは思わなかったぞ……
「りみここ座って」
「う、うん///」
俺が立ち上がってその位置にりみを座らせて俺は3人に向き合った。
返事をするために……
「3人ともほんとにいいのか?俺既に4人と付き合ってるんだぞ?」
「「「もちろん!!!」」」
本気……みたいだな。
「3人とも正直に答えてくれ。バンド活動中は自分たちのバンドに集中するって約束できるか?」
「「「うん!!!」」」
「そっか、それが聞けてよかった。それじゃあ改めて俺から…
既に4人と付き合ってるけどそれでもよければ俺の彼女になってください!」
「「「はい///」」」
返事を聞くと直ぐに3人を抱きしめた、3人も抱きしめ返してくれた。そして美咲、花音先輩、りみの順番で口付けを交わした。
……のはよかったんだけどこの後でまさかの展開になっちまった。それは……
「優弥君…」
「どうした美咲?」
「えいっ!」
「ちょっ!?」
美咲にいきなり飛びつかれてその勢いでベッドに仰向けで倒れ込んだ。
「コレ……ベッドで抱きしめてる時から気付いてたけど……私のせいだよね///だからなんとかしてあげる///」
コレ……とは言わずともわかると思うけどあえて言うなら息子と言おう……そこが反応してしまっている。ベッドに押し倒されてから刺激され続けたと思ったら美咲がいきなり俺のズボンのチャットを下ろしてそして……
結局美咲だけじゃなくて花音先輩やりみにもしてもらうこととなった。何がとは言わないが……
あえて一言言うなら……3人にめちゃくちゃ気持ち良くしてもらった。もちろんお返しもしたけどな。
みんなのところに戻ると何事もなかったように過ごしたが香澄たちにはちゃんと報告した。もちろん電話でロックにもな。
これで彼女が7人になって世間的には問題だけどそこは気にしない。ちゃんとみんなを幸せにするんだから。
はい、彼女増えました。
前話の後書きに書いた通り次回は5話飛ばして6話の話になります。
R18の話書こうか迷い中、書けたらこっそり投稿しておきますね。
では次回までお楽しみに