星の少女たちとキラキラを求め   作:カット

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今回は途中からオリジナルです。


37、明日香の本音

 

『羽丘と合同文化祭!?』

 

帰り道…と言っても蔵までの道だが突如有咲からそうなる可能性があると言われた。事の発端は今日の昼休み羽丘から日菜先輩がやってきて文化祭一緒にやらないかと誘いがあったらしい。昼休みなんか騒がしかったし途中で有咲が燐子先輩に呼ばれたけどそれが原因か。その時は決まらなかったけど可能性があるらしい。

 

「いやホント日菜先輩の言ってること香澄以上にわけ分からなくて優弥連れていくべきだった」

 

「俺かよ!?」

 

「ダメだよ有咲、優弥がいたら多分日菜先輩にいじられて話し合いどころじゃなくなるよ、紗夜先輩が」

 

「ああ〜それもそうか」

 

俺を連れていくべきって、香澄以上わけ分からないって…俺でも無理だろ?つーか沙綾の否定の仕方…まぁ紗夜先輩前に口を滑らせてたし可能性はあるか。なんの事かはあえて言わないけど

 

「それより有咲〜私よく分からないこと言ってないでしょ〜」

 

『……え?』

 

「え?」

 

この香澄の発言にはみんながおかしいという反応をしたし香澄も思わず同じ反応した……けどたえも割と言うからな?

 

「まぁそれは置いておいて蔵ついたし主催ライブのこと決めていこうぜ」

 

「うぅ……わかったぁ」

 

「よしよし」

 

「えへへ〜」

 

「「「ずるい……」」」

 

「ったく、みんなもしてやるから」

 

香澄が納得してない感じだったから撫でてあげて元気を出したけどそうしたらたえ以外からずるいって来たから3人にも同じように撫でるにことになった。

 

その後何故かたえまで撫でることになった。なんでだろ?まぁいいや。

 

「それじゃあ主催ライブの会議始めまーす!」

 

『いぇーい!』

 

うん、蔵について早々このテンションにはついていけない。まぁ会議は普通に参加するけど

 

「1番集めやすいのは夏休みか?」

 

「でもこころん旅行だって」

 

「そうなのか」

 

「千聖先輩が言ってたけどパスパレ6月なら大丈夫だって」

 

「パスパレ出てくれるの!?」

 

「事務所の方は?」

 

「掛け合ってくれるみたい」

 

夏休み良さそうだと思ったけどこころが旅行じゃハロハピ呼ぶわけにはいかないな。たえからパスパレ6月なら大丈夫ってことを聞かされた。つーかいつの間に千聖先輩と仲良くなったんだ?

 

「どんな交渉術だよ」

 

「それに優弥にもお世話になったからって言ってたけど何したの?」

 

『え?』

 

たえの発言に俺を含めてみんな驚いた。俺も驚いた理由……それは特に千聖先輩と話してないからだ。バンド繋がりでも…たいしたこと話したことないな。

 

最近だとWIFの時に彩先輩とは話したけど……

 

「なんでゆーくんまで驚いてるの?」

 

「いや〜マジでなんかした記憶なくて」

 

「そうなの?千聖先輩WIFの時助かったって言ってたよ?」

 

「尚更分からん、彩先輩が言うならわかるけど」

 

『なんで?』

 

ハモった。

 

WIFの時彩先輩が千聖先輩とゆらゆらやりたいって時になかなか一緒に歌ってくれなかった時に落ち込んでた。それでちょっと相談乗ってただけのことを話した。

 

『……』

 

「いやなんか言えよ!?」

 

「いやまぁ…」

 

「相変わらずだなぁ」

 

「そうだな」

 

「うん」

 

「いつも通りの優弥だね」

 

「たえそれAfterglowの真似か?」

 

「要するにゆーくん、それでパスパレが今まで以上にまとまったんじゃないかな?それで助かったって言ったんだと思うよ」

 

なるほどな〜

 

「それいつも通りなのか?」

 

『うん』

 

あ、みんなにはそう思われてたんだ。俺はそんなこと特に考えてなかったけど…

 

まぁいいや

 

「それじゃあ日程の方に話すけど6月最後の土曜日に主催ライブでいいか?」

 

「そうだね!後は他のバンドの人達にも伝えないと!」

 

「ちょい待ち!まずはGalaxyで予約取ってからだ」

 

「有咲の言う通りだ、とりあえずロックに連絡して店長に今から行って大丈夫か確認するわ」

 

そう言って電話をかけると3コールくらいでロックは電話に出た。

 

「もしもしロック?」

 

『優弥先輩どうしたんですか?』

 

「今からGalaxyに行って主催ライブの予約取りたいんだけど大丈夫?」

 

『ちょっと待ってくださいね、店長に電話で確認したらすぐかけ直します』

 

「わかった」

 

今Galaxyにいなかったのか、それに電話切る直前明日香の声聞こえたし一緒にいるんだな。

 

 

prrrr

 

 

早いな

 

「もしもし」

 

『優弥先輩大丈夫です、ポピパのみなさんで行くんですか?』

 

「そうだけどなんで?」

 

『私も行きます!』

 

おい…電話の向こうで「えっ」って小さい声で聞こえたぞ。

 

「……ロック、今明日香といるだろ?」

 

『……はっ!?』

 

「ってことで大丈夫だから俺らで店長に話して来るよ」

 

『は、はい……』

 

あからさまに元気無くしたけど前にも言ったはずだ、友達も大事にしろって。それに明日香にも悪いしな。

 

電話を切ると香澄から

 

「ねぇゆーくん、話的にロックも来るって言ってたんじゃないかなって思うんだけどなんで断ったの?」

 

って聞かれた。

 

「ん?だって今明日香と一緒にいるみたいだからさ、Roseliaの主催ライブに参加した日もホントは遊ぶ約束してたみたいだし」

 

「なるほど…ゆーくん優しいね」

 

「普通だろ?」

 

特に変わったことしてないんだけどな〜

 

とりあえずみんなでGalaxyに向かった……んだけど

 

「お、お待ちしてました」

 

なんでロックいるんだ!?

 

「一応聞く、なんでいるんだ?」

 

「ええっと…明日香ちゃんが行ってきていいって…」

 

ロックのことだから嘘ではないと思うけど……はぁ……

 

「そんじゃ香澄、「ゆーくん行ってきていいよ」…いや早いな」

 

俺まだ何も言ってないんだけどな。

 

「こっちは私たちに任せて明日香ちゃんの方行ってあげて」

 

「どうせ行くつもりだったんだろ?」

 

「優弥君意外とわかりやすいもんね」

 

「意外かな?こういう時はわかりやすいような」

 

「ははっ、じゃあみんな頼んだ」

 

こっちのことはみんなに任せて俺は明日香の方に行くことにした。まぁ俺が電話したせいってのもあるし……

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「明日香ー」

 

「ゆー兄!?」

 

意外と近くにいたんだな。公園のところで明日香を見つけることができた。

 

「ゆー兄Galaxy行ったんじゃないの!?」

 

「Galaxyまで行ったけどロックがいたし向こうはみんなに任せた」

 

「ふーん、彼女がいたら任せてくるよね」

 

「みんなってのは香澄たちのことでロックのこと

じゃないんだけど…」

 

「え?」

 

「電話で俺らで店長に伝えるって言ったのにいたからさ、ロックと何かあったか?」

 

「べつに…」

 

いやぁ、すげぇ不機嫌だな、それに寂しそう、まぁ当然か。俺の知る限り2回目だし…

 

「私がいいって言ったんだから気にしなくていいよ……」

 

「そんな不機嫌でいるのに気にしないなんて無理だって、それに俺が電話したせいってのもあるんだし」

 

「別にゆー兄のせいじゃ……ロックがお姉ちゃんのこと好きなこと、あ、これはファンとしてって意味の方ね、ポピパのこと大好きなの知ってるしいいよ。でも……」

 

でも?なんだろ?

 

「でも私と遊ぶ約束の時や一緒に遊んでる時までポピパの方に優先になっちゃって……私のことより……ねぇゆー兄……友達だと思ってるの……私だけなのかなって……」

 

「明日香……」

 

言いながら明日香が泣いた。やっぱり我慢してたのかな。

 

でも庇うわけじゃないけどロックもちゃんと友達だと思ってくれてる。それはちゃんと伝えないとな。

 

「そんなことないよ。これは庇ってるわけじゃない。ロックが本当に言ってたことだけど明日香やあこみたいないい友達ができて嬉しいって本人が言ってたんだ」

 

「グスッ……ほんと?」

 

「もちろんほんとのことだ。だから明日香だけが友達って思ってるわけじゃないから安心しろ」

 

「うん……ありがとうゆー兄……ごめん少しこうさせて」

 

そういうと俺に抱きついてそのまま泣いていた。俺も抱きしめ返してそっと撫でてあげた。どれくらい泣いてたか分からないけどようやく泣き止んだみたいだ。

 

「ありがとうゆー兄、それと…服濡らしちゃってごめん」

 

「これくらい問題ないから気にすんな」

 

「っ、うん//

 

ねぇゆー兄……大好き///」

 

「んっ!?」

 

泣き止んで顔を見せたと思ったらいきなりキスしてきた。不意打ちすぎるだろ。

 

「ゆー兄、私も彼女にしてって言ったら……あり?なし?」

 

「……え」

 

「私もお姉ちゃんと一緒でずっと大好きだった、六花がお姉ちゃんたちとも付き合うの許した時顔には出さなかったと思うけど私のことも彼女にしてくれないかなって思ってた。他の子と付き合っててもいい。だから……

 

私も彼女にしてください///」

 

「本当にいいのか?俺今7人と付き合ってるんだぞ?」

 

「いい。だってゆー兄はちゃんとみんなのこと愛してるんでしょ?だから他にいてもいいよ」

 

「そこまで言うならわかった、明日香、俺の彼女になってください」

 

「はい///」

 

返事をもらうとまた抱きしめて今度は俺からキスをした。触れるだけのキスを、この先はまた今度……って思ってたんだけど

 

明日香の方から舌を入れてきた!?驚いたけど俺はそれを受け入れた。

 

「えへへ、好きな人とのキスってこんなにドキドキするんだね、ゆー兄わかる?///」

 

「お、おう…」

 

俺の手を取って明日香は自分の胸元に当ててきた。たしかに明日香のドキドキは伝わってくる……けどここ外で公園なんだよな〜幸いなことに誰もいないけど

 

「ゆー兄これからもよろしくね」

 

「ああ、もちろんだ明日香」

 

また俺の彼女が増えた。よくみんな許すな……とは思うけどみんな幸せにするからそこは問題ないのかな?

 

それよりも

 

「ロックへのお仕置はどうする?」

 

「そうだね、何か考えて私が実行するよ。だから他の人にはお仕置のことは内緒にしてね」

 

「わかった」

 

明日香が何かするみたいだから俺はノータッチにしよう。俺からするとしたら友達関係のことを注意するくらい、他はしないことにした。新しくできた可愛い彼女の明日香のために。

 

 

 

後で連絡入ったけどGalaxyでの主催ライブの日程は蔵で話してたところで大丈夫みたいだ。その時に明日香とも付き合うことを伝えたら"やっぱりそうなったんだ"って言われた。そんなに俺の行動ってバレバレ?

 

 

 

 

 




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