「送ってくれてありがとうゆー兄」
「どういたしまして」
公園で明日香とも付き合うようになり家まで送ってきた。もちろん手は恋人繋ぎで、その手を離そうとしたら……
「ゆーくーん!」
「ぐっ、危ないだろ香澄」
「えへへ〜あっちゃん」
「な、なに?」
「よかったね!」
「っ、うん///」
香澄が後ろから抱きついてきた。勢いあったから前に倒れそうになったのをなんとか踏みとどまった。まだ明日香の手を握ってたし倒れたら明日香まで倒れるからな。
香澄が明日香に言った"よかったね"は恋人になれてってことだけど香澄は知ってたのかな?明日香が俺の事好きなこと…
「ゆーくん今日泊まってく?ここまで来たんだしせっかくだから!」
「私も……泊まって欲しい……かな///」
「あっちゃん可愛いー」
「お姉ちゃんってば…//」
「明日香も香澄も両方可愛いのは知ってるけど泊まりか〜今着替えないしなぁ」
「「っ//////」」
あれ?2人とも黙っちゃったけどどうかしたのか?
「お姉ちゃん、ゆー兄こういう所あるの?//」
「よくあるよ//」
おーい2人さーん?ヒソヒソ話さないで〜
「じゃあゆーくん、面倒かもだけど家まで着替え取りに行ってきてよ、あっちゃんもゆーくんの彼女になった記念に…お願い」
「そう言われると断りにくいな、じゃあ取ってくるから待ってろ」
「「うん!」」
なんか香澄や明日香の家に泊まることになった。明日学校だし夜遅くまで……ってことは無理だけど3人で風呂に入ることになった。そこで……何があったかは秘密にしておこう。
夜は3人で同じ布団で寝た。香澄は最初ベッドで3人でいいって言ってたけど、さすがに狭いし落ちたら大変だから布団出すなら3人でいいって言ったら持ってきてくれた。俺が真ん中になって
川の字で寝たけど……
ギリギリ理性保った。まぁ起きた時香澄と明日香に…………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「とびっきりの思い出を作りたいな、ハート」
「うわぁ!?日菜ちゃん!?」
花咲川の階段でパスパレの彩が座って何か携帯で打ち込んでいるのを、後ろから同じくパスパレの日菜が覗き込んでいた。それを読み上げると彩の隣に座り出した。
「事務所チェックまだだから〜」
「もう読んじゃった♪それでとびっきりの思い出って?」
「まだ特に…パスパレでライブできたらよかったんだけど事務所NGだってぇ……」
「な〜んだ、てっきり優弥君に告白するんだと思った〜」
「ええっ!?なんでそうなるの!?///」
「だって好きでしょ?」
「うぅ…なんで知ってるの〜///」
「だってわかりやすいし」
彩はライブのことを考えていたが日菜は優弥に告白することだと思っていたみたいだ。日菜曰くわかりやすいと。
「まぁそれはいいや、それよりパスパレでダメならただの高校生としての彩ちゃんで出たらいいんじゃない?文化祭有志のメンバーでやることもできるよ?もちろん申請は必要だけどね」
「ただの高校生として…いいかも」
「そうだ!るんってきた!」
日菜が提案を出すと急に立ち上がって移動を始めて彩は日菜についていった。行先は千聖や花音のクラスだった。教室に着くなり日菜が言ってたことをお願いしている。
「それで、なんで私たちなの?私もパスパレよ?」
「うぅ…2人は友達だしもし良かったらなって…」
「花音ちゃんやってみたら?彩ちゃんと同じバイトしてるでしょ?」
「花音、嫌なら嫌って言っていいのよ」
「むぅ……」
急に日菜が花音もやってみないかと言ったが千聖が嫌ならって発言で不機嫌になった。まぁ嫌ならやる必要ないのは事実だが……
「私やってみる!」
「ほんと!?」
「うん!」
「花音!?まさか日菜ちゃんに何か弱みでも握られてるの!?答えて花音!?」
「ふぇ、ふぇぇ……」
「どんどん行ってみよー!あっ!」
花音がやると答えると千聖は日菜に弱みを握られてるのかと勘違いしていた。花音が困っていると日菜が何かを見つけた。
「ちょっ!?日菜先輩!?」
「「「優弥君!?」」」
日菜が見つけたのは優弥だった。そのまま教室に引き込んで優弥も教室にいた3人のことも驚かせていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「千聖先輩……何してんだ?」
「どんどん行ってみよー!あっ!」
花音先輩たちの教室の前にくると千聖先輩が花音先輩の手を握って何か言ってる、何があったんだ?って思ってたら日菜先輩に見つかって教室に引き込まれた。ってか力強っ!?
「ちょ!?日菜先輩!?」
「「「優弥君!?」」」
千聖先輩花音先輩彩先輩の3人は俺が引っ張られて教室に入ってきたことに驚いている。そりゃあそうだ。俺ですら驚いてるんだから。
「ちょっと日菜ちゃん!?どうして優弥君を連れ込んで来てるの!?」
「偶然見つけたから連れてきた!」
いや連れてきたって…
「ゆゆゆ、優弥君なんでこの教室の近くに?//」
「いや偶然ですけど…彩先輩大丈夫ですか?」
「だ、だ、大丈夫…です//」
「なんで敬語?」
彩先輩どうしたんだ?なんか敬語になってるし。
まぁ今は置いておこう。
「ところで千聖先輩どうかしたんですか?なんか花音先輩に必死に何か言ってたみたいですけど」
「それね、実は彩ちゃんが文化祭でライブをやりたいらしいけどパスパレは事務所が許可していなくて、それでパスパレとは関係ない形で出るためにメンバーを集めてるのよ。それで花音が日菜ちゃんに一緒にやらないか聞いてやるって言ったから弱み握られてるのかと思ったのよ」
…………えぇ
「いや千聖先輩、さすがにそれは日菜先輩が可哀想ですよ、普段の言動からして仕方ないけどいきなりそんなこと言われたら……」
「そうよね、ごめんなさい日菜ちゃん」
「むぅ……仕方ないってどういうことー!」
「あっ」
おっと、つい言っちゃった。けど仕方ないだろ?正直香澄より言ってること分からないこと多いし。
「そ、それより花音先輩もやりたいんですよね?」
「う、うん!(誤魔化したね)」
「(誤魔化したわね)」
「(ぜ、絶対誤魔化した)」
「(誤魔化された気がする)」
「頑張って下さいね」
「っ//うん!
でもみんなの前では恥ずかしいかな///」
「(船じゃもっと凄いことしたのに?)
じゃあ今度は2人きりの時にしてあげますね」
とりあえず話を逸らしてみんなの前で花音先輩のこと撫でたら照れちゃったな。まぁ可愛いからよしとしよう。
「ゆ、優弥君///」
「彩先輩?」
「私も頑張るから…なでなでして欲しいな///」
「「「(可愛い)」」」
「いいですよ?俺なんかで良ければ」
「やった!えへへ///」
成り行きで彩先輩のことも撫でることになった。付き合ってるわけじゃないのに俺に撫でられるのそんなに嬉しいのか?
「あ、ってか千聖先輩に聞きたいことあったんだった」
「私に?さっきのことじゃなくて?」
「あれは偶然見かけたからで…それでたえから聞いたけど俺にお世話になったってどういうことですか?ポピパのみんなには落ち込んでた彩先輩の相談に乗ってそれでパスパレが助かったからとか前以上にまとまったからとは言われてますけど」
「その通りよ」
「たしかにね、私も今は前よりるんって来てるよ!」
るんはよくわからん。
「うん。詳しいことは相談に乗ってもらった時に言ったと思うけど、そのおかげで自分が今どうしたいのかはっきりわかったしパスパレのみんなにも励ましてもらってちょっと揉めたみたくなっちゃった千聖ちゃんと本音で話せたの。だからパスパレ全体で優弥君のお世話になってるって感じだね」
「そうでしたか、力になれてるならよかったです」
「優弥君いつも無自覚でみんなの力になってるんだよ。だから私も好きになったんだよ?」
「ありがとうございます花音先輩」
ポピパのみんなの言った通りだったな。正直相談に乗っただけって意識だったけど力になってるんだな。意識してなくてもこう言われるのは嬉しいものだ。
「その時からだよね?彩ちゃんが優弥君のこと好きになったの」
ん?本人の前で言う?つかマジ?
「そうなの、だから今こうして話してるのも凄くドキドキしてるの、わかる?」
そう言うと彩先輩が俺の手を取って自分の胸に当ててくる。むにゅっと柔らかい感触と一緒にたしかに彩先輩のドキドキは伝わる。ってか彩先輩自分が何してるか分かってる?千聖先輩や花音先輩、それに日菜先輩までポカンとしてるぞ?
「……!?//////私ったら何を!?//////恥ずかしい//////」
「うわっ!?」
「優弥君!?」
「ちょっと彩ちゃん!?」
自分が何してるかわかった彩先輩はいきなり俺を突き飛ばすと走って教室から出ていった。花音先輩がうけとめてくれたから怪我はなかったけど。
するとすぐに今度は涙目で戻ってきた。
「ご、ごめんなさい優弥君、怪我ない?」
「大丈夫ですよ、花音先輩のおかげですけど…ってか今も離してくれてないですけど」
花音先輩がうけとめてくれてたけど頭がちょうど花音先輩の胸でうけとめてもらってるせいで柔らかい感触がずっとしてる。しかも花音先輩分かってて離してくれないし。
「うぅ……本当にごめんなさい」
「ぷっ、彩先輩面白すぎ」
「ええ!?」
「嬉しそうだったり慌てたり照れてたり泣きそうになってたり、短時間でこんなに見れるから一緒にいて飽きませんね」
「うぅ///」
ほんと面白いな、日菜先輩が"彩ちゃん面白い"って言う気持ちわかるな〜
「もぅ〜いいから残りのメンバー集めに行こっ!」
この状況から逃げるように教室から出ていって俺たちもついていった。それでメンバーはリサ先輩とつぐみが加入してあっという間に集まった。
それで羽丘の生徒会室に集まってるんだけど……なんで俺ここにいるんだろ?まぁ日菜先輩に無理矢理連れてこられたからだけど
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ、あっという間に集まったね」
「日菜先輩凄すぎ…」
「失礼します」
あっという間に集まったメンバーにみんな驚いている中突然ドアが開けられた。そこにはつぐみ以外のAfterglowみんなが揃っていた。
「日菜先輩に話があってきました!これ以上つぐみを振り回さないでください!」
「振り回す?」
「そうです!つぐみが生徒会のことでどれだけ日菜先輩のこと探し回ってたかわかりますか!学校中探し回ったのに外にいるって聞いて外に行ったんですよ!」
「ら、蘭ちゃんいいから…」
「これ以上つぐみに負担かけないでください!」
「手伝ってくれるってこと?」
「「は?」」
思わず俺も言っちゃったけどどこをどう解釈したら手伝うって話になるんだ?
「じゃあモカちゃんは私と交代ね!」
「およ?」
「それじゃあボーカル彩ちゃん、ギターモカちゃん、ベースリサちー、ドラム花音ちゃん、キーボードつぐみちゃんで決定!
そして手伝いに優弥君とAfterglow!」
「いつ手伝うって言ったよ!?」
「いいからいいから」
ダメだこいつ、全然話通じない。ほんと香澄よりタチ悪いな。さすがに俺もここまで来ると怒るぞ。
「優弥ごめん、つぐみの為に手伝って」
「蘭ちゃん!?///」
「つぐみの為?」
「うん、つぐみ頑張り過ぎて倒れることあったから…倒れた後からは気をつけてるけど日菜先輩がこんな感じじゃいつ倒れてもおかしくないから…だからお願い、手伝って」
「そっか、わかった。手伝うからもう泣くな」
「うん…ありがとう」
蘭がつぐみのために泣きながら頼んできたらこれは引き受けるしかないな。大事な友達のためのお願いを断れるわけないし。泣いてる蘭を抱きしめて撫でながら引き受けることにした。
まぁ手伝うと言っても…
「一応言っておくけどポピパの方で動く時はそっち優先で動くからな?空いてる時に手伝うから。みんなもそのつもりでお願いしますね」
さすがにポピパ優先で動く。みんなもそれでいいみたいだ。まぁ嫌って言われたらこっちの手伝い断るつもりだったけどな、俺だって休める時は休みたいし…
「ら〜ん?いつまでそうしてもらってるの?」
「モカどういうこと?
…………わぁ!?ご、ごめん///」
あ、気付いてなかったんだ。それだけつぐみのこと心配だったんだな。赤くなって勢いよく離れて後ろにいたひまりとぶつかってるし……ひまりどんまい。
「いいって、つーか抱きしめたの俺の方だしさ、」
「うぅ……///」
「あ、聞こえてないかも
とりあえず今日ポピパの方で集まるから俺はこれで、何か必要なことあれば連絡してください」
そう言って俺は生徒会室から出ていった。集まるのはほんとだしな。
「待って優弥!」
「蘭?」
羽丘の昇降口を出たら蘭に呼び止められた。いつもの調子に戻ってるし復活早いな、ってそれは今いいか。
「どうした?」
「その…ごめん」
「えっ!?何が!?」
本気で驚いてる。何か謝るようなことされたつもりないんだけどな。
「優弥だってポピパの方の準備で忙しいよね、主催ライブもあるのに文化祭も出るんでしょ?」
「まぁうちのリーダーは後先考えずにやるって言うからな」
「香澄らしい。
それなのにつぐみの心配ばかりで優弥の忙しさ考えないで手伝いお願いしちゃって…」
「気にすんなって、日菜先輩に言われた時は断ろうと思ったけど蘭があんなに真剣に頼んでたんだ。友達のために必死にお願いしてて断れるかっての」
「ありがとう優弥
その…す、好きだよ優弥///じゃあまたね///」
「……え、ちょっと蘭!?」
謝った理由そういうことか。まぁたしかに大変にはなるけどポピパ優先って言っておいたし大丈夫だろ、日菜先輩は無理って言っても聞かないかもだけど最悪日菜先輩のは無視して他の人に無理って伝えればいいか。
って思ってたらお礼を言われて好きって言われたよ、そのまま校舎なに戻っていっちゃったけど……今日ビックリすること多いな。
「相変わらずモテモテですね優弥先輩」
「ロックか、その看板…メンバー見つかったか?」
「まだです、私も優弥先輩みたく人気あればな〜」
蘭が戻っていくと後ろからロックが声をかけてきた。今のも見られてたのか。
「焦らずゆっくり探すしかないさ。無理矢理集めてもすぐバラバラになっちゃうしな」
「はい、このメンバーじゃなきゃって人と組みたいです!
あ、そういえばポピパの練習は…」
「だぁ!そうだったいかなきゃ!またなロック」
「はいっ!」
他に羽丘生がいなかったこともありそこでロックとキスをしてから蔵に向かった。蔵についたら文化祭限定のメンバーの方も手伝うことを伝えたら…
相変わらずだねってみんなから言われた。
彩ちゃんと蘭ちゃんの気持ち発覚です。
今回で2期7話を終わらせるつもりだったけどオリジナル展開作ったら終わらなかった…次回で終わらせます。オリジナル展開入れる予定です。
それでは次回までお楽しみに。