「ちゃんと撮れてるかな?
えっと…今日はポピパさん……じゃなかった、Poppin’Partyさんの主催ライブです」
「おーいロック〜!」
「あ、みなさん!」
今日は主催ライブ当日、Galaxyに到着するとロックがカメラを持って撮影をしていた。
「ロックそれ結構いいカメラだよね?買ったの?」
「これはオーナーに借りました」
へぇ〜いいカメラなんだ、さすがにそれは分からなかったわ。
ってかオーナー?
「オーナーって?」
「え?オーナーならそちらに…」
『よろしくお願いします!』
沙綾が聞くとロックが指さした。ロックが指さしたところにいるのは……って八百屋に立っている男の人オーナーなの!?初めて知ったぞ!?
まぁそれはさておきみんなで挨拶をした。それで入ろうとしたら
「そうだ!このカメラ入口に置いてみんなに自由に撮ってもらおう!」
と香澄が言い出した。いつも通り突然言い出したことだけど今回は珍しく悪くないな。
「それいいかも!」
「香澄にしては珍しくいい案だな」
「有咲ひどーい!」
「まぁ有咲の気持ちもわかるけどな」
「ゆーくんまで!?」
『はははは』
「ロックカメラいいか?」
「もちろんです!」
ロックの許可をもらって階段降りたところにカメラを設置させてもらった。みんなどんな風に撮ってくれるかな?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私たちスタッフも精一杯サポートします。今日はよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
『よろしくお願いします!』
ロックを含め俺たちは中に入ってスタッフたちに挨拶と挨拶をしている。挨拶を済ませると、ゲストとして参加してくれるバンドのために飲み物やお菓子などを用意している。足りないものは……なさそうだな。
prrrr
確認してると誰かの電話が……って俺のか。蘭?
「ゆーくん鳴ってる」
「わかってる、もしもし?どうした蘭?」
[今そっちに向かってるんだけど足りないものある?何かあれば買っていくよ?]
「ん〜何かあれば俺が買いに行くし……って言いたいところだけどちょっと待ってくれ?
香澄〜足りないもの特にないよな?」
「大丈夫だよ〜」
「了解、もしもし蘭?大丈夫だから気を付けて来てくれ」
[わかった]
俺らポピパの主催ライブなのに気にしてくれてるんだな。でも特に問題ないから気をつけて来るように言っておいた。
色々準備を進めていると出演してくれるバンドのみんなが来てカメラに気付いて色々やってくれている。
ポピパ側では香澄がいつも以上に張り切っていたり有咲が目を開けたまま寝てたり(これはちょっと怖かった)とかたえが荷物持ちすぎていたのを沙綾が手伝ったり、疲れはあるけどみんな張り切っていた。
「みんな〜お菓子とか足りてる〜?」
「大丈夫ー!かーくん、私たちも手伝おうか?」
「ありがとう「香澄ー!優弥ー!」はーい、みんなはゲストだしのんびりしててー」
香澄と控え室に行ってお菓子とか水とか足りてるか聞きにいったらはぐみが手伝おうかと言ってきた。でも香澄はみんなゲストだからという理由で断った。まぁ俺も同じ理由で断るけどな。
「ありがとなはぐみ、でも香澄の言う通りみんなはゲストだし大丈夫だ「ゆーくん早くー!」おう!それじゃあ後でまた来ますね」
香澄に呼ばれてそっちに向かった後控え室では最高のライブで応えるという会話があったらしい。
ライブの時間が近付くとロックを含めた全員で円陣を組んだ。いや〜控え室全員入るんだな〜狭かったけど…
そして、いよいよライブ開始の時間となった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いよいよだな」
「うん…色んな人に助けてもらったね」
「ほんと、うちらの主催ライブなのにな」
「衣装もいっぱい手伝ってもらっちゃった」
「でもそのおかげで今日を迎えられた」
「うん、みんなへの恩返しも込めよう」
「それじゃあみんな!今日は最高のライブにしてキラキラドキドキしよう!」
『うん!』
みんながステージに上がるのを見送って俺は客席の方に行ってロックの傍で見ている……ことにしようと思ったんだが
「みんな今日は"ぽぴぱパピポぱ〜てぃ"に来てくれてありがとうございます!早速1曲目行きます、Returns!」
「「え!?」」
なんといきなりのミス、最初からReturnsをやってしまった。だから俺は急いで控え室に向かった。
「失礼します、すみませんいきなりセトリと違う曲になって」
「来ると思ってましたよ優弥君」
「バレバレ……です」
「紗夜先輩燐子先輩……ってみんな頷いてる!?」
俺が来ることバレてたみたい。さすが俺のことよく分かってるな〜彼女以外の人達までバレてるとは……
「みんなで話し合ったけど私たちみんな新曲入りにする。何か起こるのもポピパのいつも通りでしょ?」
「いや蘭、いつも通りにしないでくれ、"ライブ中は"何か起こることそんなにない……はず」
ライブではいきなり変なことするなんて……あんまないよな?ライブでは
「香澄ちゃんたちらしくていいと思うよ優弥君」
「それ……褒めてます?彩先輩、まぁいつも噛む彩先輩が言うと説得力あるかも」
「ちょっと!?///」
あ、つい事実を言っちゃった。
「みんな笑顔でいいと思うわ!」
「安心しなさい、この熱を冷ますことは一瞬でもしないから」
「こころに友希那先輩……みんなありがとうございます!ロックには全バンド新曲入りにすること伝えてきます!」
いや〜みんなすっげぇ頼りになる。急いでロックのところに戻って曲順変更のことを伝えて対応できるようにしてもらった。
そしてReturnsが終わって袖に下がっていくと同時に俺もみんなのところに向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポピパのライブが"一旦"終わりステージ袖で香澄たちと合流した。今はハロハピが出てきて【えがお・シング・あ・ソング】が行われている。こころの動き相変わらずすごい。
「こら香澄!」
「ご、ごめん、緊張しちゃって」
「気持ちは分かるけどさ、セトリの順番くらいはちゃんとしないとだぞ」
「うん…ごめん」
「まぁでも他のバンドも新曲入りにして対応してくれてるから主催ライブ終わったらちゃんとお礼言うんだぞ?」
「うん」
後で出番もあるしお説教はここで終わりにしておいて話しながら控え室に戻ることにした。まぁ俺はまたロックのとこに戻るけど…
「それにしてもよくみんな対応できたな」
「びっくりしたけどおたえが弾いてくれたからね」
「私もびっくりしたけどおたえちゃんのおかげだよ」
「香澄なら何かやるとは思ってたけどまさか曲順間違えるとはな〜」
「私もいきなりでびっくり、よく反応できたよ」
「自分で言うんかい!?」
実際のところよく反応できたよ、少しくらいパニクってもおかしくないのにな。
「まぁとりあえず今は休んで次の出番に備えてくれ。俺はロックのとこに戻るから」
『分かった』
みんなと分かれロックの方に向かって不測の事態に備えていた。でもそんなことは起こらずハロハピの次はパスパレの【きゅ〜まいflower】、Afterglowの【On Your Mark】、Roseliaの【FAIR BARD】と順調に進んでいき再びポピパになりこの日のために作った【Dreamers Go!】まで終わった。
そして
\アンコール!/\アンコール!/\アンコール!/\アンコール!/
アンコールをもらっていた。
「アンコールありがとうございます!それじゃあもう1曲……といきたいところですがこのアンコールではもう1人呼びますね」
\もう1人ってあのイケメンなギタリストのこと!?/\みたいみたい!/
香澄がもう1人呼ぶって言うと俺の事知ってる人がいるみたいでざわついていた。なんかイケメンとか言われてるけどそれはないからな?
「知ってる人もいるみたいですね!そうですイケメンギタリストです!それじゃあ最後のメンバー紹介!せーの!」
『ギター!山本優弥!』
ってみんなで紹介するんかい!?まぁいいや、行くか。
Roseliaの出番が終わるタイミングでステージ袖に移動して準備をしていたから出ていった。すると歓声が凄かった。
配置に着くと軽くギターを弾き
「Poppin’Partyギターの山本優弥です!アンコールのみとなりますがみんなよろしくな!」
と挨拶をした。
「それじゃあ本当にラストの曲行きます!せーの」
『キズナミュージック!』
アンコール用に用意した曲【キズナミュージック♪】をみんなの前で疲労した。観客のみんなも最後の最後まで盛り上がってくれていて最高の気分だ。
この【キズナミュージック♪】で今回のポピパの主催ライブは無事終わらせることができた。MC中香澄たちも言ってたけど色んな人に助けてもらったな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いや〜無事終わってよかった」
主催ライブは成功し全ての片付けを終わらせ出演してくれたみんなも含めて一緒に帰っている。ようやくホッと一息だ。
「ゆーくんでも緊張してたんだ?」
「当たり前だろ、自分主催ライブ開くなんて初めてなんだから」
「そうね、私たちの時もそうだったわ」
「友希那先輩たちもですか」
「ええ、でもReturnsが始まった時はどうなるかと思ったわ」
「FAIRBARDが始まった時もどうなるかと思いましたよ」
\あはははは/
蘭の一言でみんなに笑いが起こった。まぁ蘭はいつも通り突っかかってるだけだろうけど……
Returnsの時はほんとどうなるかと思ったぞ。
「友希那先輩の言う通りReturnsの時は俺もどうなるかと思いましたよ。なぁ香澄?」
「うっ、ご、ごめんなさい……みんなもだけどロックもありがとね。いきなり間違えたのに対応してくれて」
「い、いえ!?私はスタッフとして当然のことしたまでで!?その後も優弥先輩が来てくれなかったらどうなっていたか」
「いやいや、成功したのはみんなのおかげもあるけど1番はロックのおかげかなって思うよ。曲に合わせて証明を変えたりしてたのに対応してくれてたんだからさ、ありがとな」
香澄の言う通りロックが対応しなかったらどうなっていたか……ほんと感謝してる。
「よーし!じゃあみんなで打ち上げ行きましょう!」
「香澄!?」
「って言ってもファミレスになっちゃいますけどね」
「いいんじゃないかしら?」
「そうだね、悪くない」
「みんなでまだまだ笑顔になりましょ!」
「私も香澄ちゃんに賛成」
あ、誰も反対する人いなかったみたいで急遽ファミレスでの打ち上げが決まった。友希那先輩とか反対しそうだけどこういう時は特に反対しないんだな。
「終わったらポピパは有咲の家でお泊まりだー!」
「勝手に決めんなー!」
終わったらポピパは有咲な家で泊まり……って香澄が言ったら有咲が怒った。またまたいきなりすぎるって!
しかも
「それ私も行きたい!」
「私もいいでしょうか?」
「私も……参加したい……です」
「私も」
「わ、私もしたいかな」
「私も…したいな」
「私も…だめ…かな?」
「先輩たちだけじゃなくて私も参加させて下さい!」
「私も…お姉ちゃんいい?」
彩先輩、紗夜先輩、燐子先輩、美咲、花音先輩、蘭、つぐみ、ロック、明日香まで言ってきた。まぁ俺の彼女組だな。ってか明日香お前いつの間に合流したんだ!?
「待て待て待て!?人数多すぎだろ!?」
そりゃあそうだ…仕方ないな。
「そんじゃ俺の家来るか、今日は親夜勤の日で家1人だし」
『行く(きます)!』
「お、おう…勢い凄いな」
ってことで俺の家でのお泊まり会が急遽決定した。みんなには俺の家の場所教えてあるから打ち上げ後必要な物を取りにいってから俺の家に来ることになった。
歩いていると
「チュチュ様、みなさん来ましたよ」
「チュチュ?」
チュチュやパレオと遭遇した。
「あんな……あんな演奏力でこの私をちょっとでも感動させるなんて……貴方たちぶっ潰してあげるから!」
『?』
遭遇したと思ったらいきなりぶっ潰す発言をしてそのまま去っていった……
え?なんだったの?みんなも訳分からず"?"を浮かべている。
唯一明日香だけが
「ゆー兄大丈夫なの?」
と心配していた。
「大丈夫だよ明日香、あいつが物騒なこと考える奴じゃないことはみんな分かってるから。音楽で超えに来るはずさ」
そう言うとみんなも一斉に頷いていた、この人数が一斉に頷くのはちょっと怖いとこあるけどそこは気にしないでおこう……
この後みんなでファミレスに行き打ち上げをし俺の彼女たちはみんな俺の家に泊まった。まぁそこでナニがあったかは……言わないでおこう。
これで2期の話は終わりです。次回オリジナル回を挟んでから3期の話に入ります。オリジナル回は1話……の予定ではあるけど何か思いついたら増えるかもしれません。
では次回までお楽しみに。