星の少女たちとキラキラを求め   作:カット

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お待たせしすぎて申し訳ない。忙しくてなかなか進められなかったのと前回のRoseliaのイベント走ってたのもあってようやく投稿となります。

ついにガルパにRAS実装しましたね!


8、変わる時

香澄side

 

「はぁ?」

 

「だから〜グリグリのライブだって!次の日曜日16時半からやるから一緒に行こう!」

 

「なんで私が」

 

「行かないの?」

 

「行かないとは言ってない」

 

ゆーくんやりみりんと分かれてから有咲の家に来てりみりんから聞いたグリグリのライブのことを有咲に話したけど…有咲難しいよ〜でも一緒に行ってくれるみたい!

 

「さーやとかも誘ってみる?」

 

「あ〜はいはい、任せる」

 

「有咲〜」

 

「ゆ、優弥は誘わないのか?」

 

「ゆーくんも行くよ!」

 

「そっか」

 

「有咲嬉しそう」

 

「そんなんじゃねぇ!///」

 

有咲ってば〜さーやの名前を出した時は適当に対応してたのに〜ゆーくんのことになると対応変わったね。否定してるけど顔赤くなってるし嬉しそうにしてるのわかるよ有咲。私も嬉しいもん!

 

「それじゃあ日曜日ね〜」

 

「はいはい」

 

日曜日に来ることを伝えて私は帰ることにした。せっかくだし色々なもの見たいな〜そうだ!早めに行っちゃおう!

 

香澄side out

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

-----ライブ当日-----

 

 

「まだ2時半なんですけど……」

 

「早く行って色々見よ!」

 

2時半頃、俺と香澄は有咲の家にやってきた。有咲を見つけて声をかけたんだが、どこか迷惑そうにしてないか?

 

「香澄?有咲の家に2時半って俺に言ってたけど実際の集合時間違ったのか?」

 

「ううん?早く行って色々見たいな〜って思ってたよ?」

 

「おまっ!?それ聞いてねー!」

 

「そうだっけ?ごめ〜ん」

 

「はぁ……ごめん有咲」

 

「い、いや、優弥が謝ることじゃ……」

 

たしかに俺が謝ることでもないな。まぁ今は置いておこう。

 

「ったく…有咲ごめん、準備できる?」

 

「まぁ……ちょっと待っててもらえれば」

 

「もちろん待つって、だよな香澄?」

 

「もちろん!」

 

有咲が準備してる間座って待たせてもらうことになった……俺だけ。

香澄が「有咲ひど〜い」って言ってたがこれは仕方ないことだ。

準備ができた有咲がやってくるとライブ会場のSPACEに向かいだした。

 

「こんにちは〜ライブ見に来ました〜高校生です!」

 

「こ、高校生です…」

 

「すみませんいきなり騒がしくて…高校生です」

 

「1人600円だよ」

 

SPACEに到着して中に入るとすぐに、受付にいるオーナーにチケット代を払ってライブチケットとドリンクチケットをもらった。有咲が前回の使わなかったということを言ったが…こういうのはな〜

 

「有咲、たいていこういう場所のはその日限りだぞ、だから多分…」

 

「ここも当日限りだ」

 

「ですよね〜ってことで有咲、もらっとけ」

 

「まぁ…それなら仕方ないか」

 

今貰っても使うのは後だな。まだライブまで時間ありまくるし。リハーサルの様子を受付のところにあるモニターで見てるけど香澄が早くも盛り上がっていて有咲に早いと言われている。うん、たしかに早すぎる……というか結局色々見るっていうのはリハーサルの様子を見ることに変わってるし……

 

ライブが始まると香澄のテンションがめちゃくちゃ上がっている。いつも高いがそれ以上に高い。対照的に有咲はそんなにテンションが高くない。まぁバンド見始めたばかりだし仕方ないか。

 

「次グリグリだよー!」

 

「はいはいわかってるって」

 

「……あれ?」

 

「違くね?」

 

「……間違いなくなんかあったな。じゃなきゃオーナーが順番変えるわけないだろ。ま、こういうこともあるってことだ」

 

次はGlitter☆Greenの番……と予定通りならなるはずだったのが別のバンドグループが出てきた。つまり何かトラブルがあったってことだ。それは仕方ない。

 

だけど……

 

「あれ?2人がいねぇ……まさか」

 

気が付いたら2人がいなくなっていた。まさかと思って控え室の方に行ってみたら香澄も有咲もそこにいた。

 

「お前ら何してんだよ」

 

「ゆーくん大変だよ!Glitter☆Greenまだ来てないって!」

 

「順番変わってることでそれくらい想像できるって。それよりなんでお前ら2人がここにいるんだ?」

 

「だって気になるもん!」

 

「私は香澄に連れられて…」

 

案の定2人とも控え室にいた。なんで関係者でもスタッフでもないのにここに入っちゃうかなぁ……

 

「気になるじゃねぇよ、ここはライブ関係者以外入る所じゃないんだよ。だから戻るぞ、邪魔になる」

 

「でも」

 

「でもじゃない!その子の言う通り邪魔」

 

「うぅ……」

 

やっぱしオーナーに怒られた。まぁ当然か。

 

「戻る前に1つだけ!来るまで待てないんですか!」

 

「ダメ!どんな理由があろうと客を待たせることはあっちゃいけない!間に合わなかったら今後一切ここでライブさせないよ」

 

「ま、ライブを運営する立場ならと当然だな。戻るぞ」

 

「うん」

 

「有咲も」

 

「お、おう…」

 

戻る前に香澄が待てないか聞いたが無理に決まってる。ギリギリまでMCとかで引き伸ばすことはできると言っても限度がある。待って結局間に合わないなんてことだってありえる。待てるわけない。

 

香澄と有咲を連れて観客戦の方に戻りライブを見ることにした。グリグリ以外の全バンドができるだけ引き伸ばしながらやって終わったが……結局グリグリは間に合わなかった。

 

「ダメだったか、まぁ間に合わないんじゃ仕方ないな。2人とも帰るぞ……あれ?」

 

帰ろうと思って2人の方を見たが……いるはずの2人がいなくなっている。まさかと思いスタッフ通路を通って舞台袖の方まで急ぐことにした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

香澄side

 

「いいのかよ香澄!優弥に黙ってきて!」

 

「やっぱり気になもん!ゆーくんに言ったら絶対止められる!」

 

「だからって」

 

ゆーくんにはダメって言われてたけどやっぱりじっとしてられない。そう思ってライブの舞台袖まで言って様子を見ることにした。後で怒られるよね…その時は有咲も一緒になっちゃうのかな…

 

「ああもう!怒られても知らねぇからな!」

 

「覚悟はできてるよ」

 

「そんな覚悟いらねぇー」

 

「そろそろ舞台袖だから静かにね」

 

「お、おう」

 

これスタッフさんに見つかっても怒られるよね?でもいいや。舞台袖についてライブの様子を見てるけどどのバンドも引き延ばそうとしてくれてる。

 

それでもグリグリ以外の予定してる全部のバンドのライブは終わっちゃった。

 

「ダメだったみたいだな」

 

「……」

 

「香澄?」

 

「……」

 

お客さんたちの声がここまで聞こえてくる。みんなやっぱりグリグリのライブ楽しみにしてたんだね……なんとかしたいけどどうしたら……

 

マイクが出てる……よしっ

 

「おい香澄!?」

 

「こんにち……っ!?」

 

ステージに出ていって挨拶しようとしたら凄い音なっちゃった。もう1回……落ち着いて……

 

「こ、こんにちは、戸山香澄です。

 

き、きーらきーらひーかーる」

 

今できることはわからないけど……とりあえず歌って時間を稼いでみよう。リピートしながら歌えばなんとか持つかな?

 

香澄side out

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ステージから香澄の声……あいつまさか勝手に……

 

「有咲」

 

「ゆ、ゆーや……」

 

「念の為聞く……許可もらったのか?」

 

「んなわけないだろ。香澄が勝手に……」

 

「何やってんだよ……」

 

やっぱり許可取らないで勝手にやってんのか。オーナーのことだから許すわけないとは思ってたけど……無理矢理止めることは可能だけどそれだと騒ぎになるし……

 

「すみませんオーナー、俺の友達が勝手にこんなこと……」

 

「まぁ…そのことに関する説教は後だ。時間を稼ぎたい気持ちは伝わるしお客さんはただ見てるだけだ、どうする?」

 

「そこなんですよね〜自分のギターが手元にあれば俺も乱入できるんですけど……生憎家なんですよね……」

 

「おいっ!?」

 

「ん?……は?」

 

オーナーに謝り、今の状況について話していると突然有咲の方から声が聞こえた。何事かと思って見てみると香澄が無理矢理連れ出していた。有咲の手にカスタネットを乗せて……ってカスタネット!?どこから!?

 

「え、えっと……もう無茶苦茶だな……あいつらしいけど」

 

「香澄ちゃんすごい……」

 

「牛込さん?」

 

気がつくと牛込さんがすぐ近くまで来ていた。こんな事態の中出ていける香澄のことを凄いと思ってるみたいだ。

 

……スタッフからすれば客の身勝手で勝手にステージに上がってるって思ってるはずだけど。

 

仕方ない……のっかるか。

 

「どうする牛込さん」

 

「え?」

 

「この無茶苦茶なライブにのっかるか?」

 

「でも……私……」

 

「ベースを持ってるってことは迷ってるんだろ?」

 

近くに来ていた牛込さんはベースを持っている。おそらく出演者の誰かに借りたんだろう。

 

「やりたいなら行ってこい」

 

「い、いいのかな…怒られたり…」

 

「大丈夫!一緒に怒られてやるから!」

 

「……ふふ、それ大丈夫って言わないよ。ありがとね山本くん、行ってくる」

 

「おう」

 

まだ不安そうにして震えながら歩いているが、牛込さんもステージに上がった。最初音量調整に失敗していたが、香澄たちが歌っているきらきら星に合わせてベースを弾き始めた。

 

「あんた」

 

「は、はい……」

 

「あんたも後で一緒に説教受けてもらうよ」

 

「ははっ、わ、わかってます」

 

うん……こうなるよな。

 

……でも

 

「お待たせー!」

 

Glitter☆Greenが到着したしよしとしよう。

 

香澄たちが急いでステージから降りようとしたらグリグリの人達に止められた。なんで?って思ったらきらきら星をやり始めたからだ。そこで香澄、有咲、牛込さんの3人もライブに参加することになった……ってマジかよ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「すごかったね…」

 

「うん…」

 

「たしかに凄かったけど牛込さん来なかったら大変なことになってたからな!」

 

突然乱入した香澄たちのライブが終わると別室に通されモニターグリグリのライブを見ている。まぁ実際は説教待ちだろうが……

 

そして有咲の言う通り牛込さんが加わらなかったらどうなっていたことやら……

 

「私も怖かった……でも優弥君が"やりたいなら行ってこい"って言ってくれたからそれで私も出ていけたの」

 

「「優弥君?」」

 

「俺は別に何も、牛込さんが勇気を出して出ていっただけだよ」

 

「りみでいいのに」

 

「そっか?そんじゃりみ、香澄や有咲と一緒にバンドやってみるか?」

 

「はぁ!?私も!?」

 

「りみりんやろ!」

 

「うん!迷惑かけるかもだけどよろしくね!」

 

「大丈夫、りみの迷惑より香澄の迷惑の方が大変だも思うから」

 

急に名前で呼ばれたのはなんでかわからないけど、りみも一緒に香澄や有咲とバンドをしていくことになった。有咲は私もとか言ってるけど照れ隠しだろうな。

 

ちなみに…………

 

言うまでもなく、俺たち4人はオーナーに怒られた。

 

 

 

 




これで3話までの話は終了です。次は早く投稿したいけど……いつになるかわからないのでそれまで待っていてくれると嬉しいですね。それでは次回までのお楽しみに!

……あ、ロックもチュチュもちゃんとゲットしました。
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