この兄弟に祝福あれ   作:大豆万歳

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このファンの推しはダクネス、ゆんゆん、ウィズの3人です


第1話

「パーティー募集の貼り紙が見つかった?」

「ああ」

 

 今日の分の作業を終え、工房の片付けを行う俺は、扉の側に立つ俺の仲間の1人、ダクネスに話しかける。

 

「以前から『回復役が欲しい』と言っていただろう?それで《プリースト》か《アークプリースト》で、パーティーを募集している者がいないか探してみたら見つかってな。ついでに、実力のほどを見定めるために遠くから観察してみた」

「結果は?」

 

 俺の質問に対してダクネスは目を輝かせ、演説でもするように身振り手振りを交えて返答する。

 

「最高だった!カエルに丸呑みにされ、年端もいかない少女達が粘液まみれになっていたぞ!わ、私も……!私もあんな風に……!」

「自重しろ、変態」

「変態……っ!」

 

 性癖全開の言葉を吐いた女性に蔑むような目を向けて罵倒すると、相手は嬉しそうに身を捩り、もっと罵ってくれと目で訴えてくる。

 まったく。黙っていれば金髪碧眼の美少女で、しかも大貴族のお嬢様だというのに、口を開けばこの始末。修行に行った仲間の爪の垢を煎じて飲んでもらいたい。

 

「パーティーの構成員は?」

「なんだ、気になるのか?」

「質問に質問で返すな。ゆんゆんは上級魔法を習得してくるって修行に行ったから何時帰ってくるかわからないし、クリスは《盗賊》だから色んなパーティーから引っ張りだこだ。俺とお前だとバランスが悪い」

「そうか?私が囮になり、ハルキが敵を叩く。完璧じゃないか」

「相手が物理攻撃の通じる相手ならそうかもしれないが、スライムや上級アンデッドの類が相手となるとそうもいかない」

「ふむ……それもそうだな」

 

 片付けを終えた俺は扉を開けて工房を出る。ダクネスが後に続いて出てきたのを確認すると、施錠してギルドに向かう。

 

「そうそう。肝心の構成員だが《アークプリースト》のアクアと、《冒険者》のカズマ。そして、私と同じく貼り紙を見て加入した《アークウィザード》のめぐみん。この3人だ」

「ふーん……」

「知り合いでもいたか?」

「ああ。昔、弟がいるって言っただろ。《冒険者》の和真、そいつだ」

「成程。遠くからバレないようにように見ていて気付かなかったが、言われてみれば顔付きが似ていたな」

 

 あいつらがバイトに勤しんでいるところを遠くから目にした時は声をかけようと思ったが、バイトの邪魔になるだろうからと、やめておいた。それに、あいつもいい年だから俺の助けはいらないとか言うだろう。しかし、今回ばかりは手を貸してやらんとな。

 

「会ってみようじゃないか。そのパーティーに」

「そうだな」

 

 

 

 

「はぁ……」

 

 俺──佐藤和真は頭を抱えていた。

俺達のパーティーはジャイアントトードという巨大な蛙を3日以内に5匹討伐するというクエストを終えた。

 報酬は11万。移送費込みで1匹5千エリス程での買い取り。蛙を5匹倒しての報酬は10万エリス。4人から6人のパーティーを組むという普通の冒険者の相場だと、命がけで戦った蛙5匹の取引と報酬、合わせて12万5千エリス。5人パーティーだったとして、1人当たりの取り分は2万5千エリス。

 割に合わない。

 一般人にしてみれば良い稼ぎに見えるかもしれないが、命がけの仕事をした身としては割りに合っていない気がする。これなら土木工事に勤しんでいたほうがマシだ。

 けど、希望がないわけじゃない。

 

「早く来ないかなぁ……」

 

 この世界に来て、冒険者登録をした日に、受付の人から言われた。

 

『サトウカズマ……あの、もしかして、サトウハルキさんのご親戚の方ですか?』

 

 なぜ()のことを知っているのか、何処にいるのか聞きたくなったが、5年前の事を思い出した俺はその言葉をぐっと飲みこんだ。あそこで兄の所在を聞いたら、全速力でそこに向かっただろう。

 けど、俺はもう16歳。兄離れをする年齢だから、こっちでも兄に頼るのを躊躇した。……我慢の限界を迎えた今日までは。

 

「失礼。ちょっといいかな?」

 

 近くの椅子に座り、静かに待っていると、背後から声をかけられた。

 

「どうぞ」

 

 以前に比べて少し低くなったが、忘れようがない声を聞いた俺は振り返らず、向かいの席を手で指す。

 そして、席に座った人の顔を見て、俺は安堵する。

 『自分のことは自分でやれ』とか言っておきながら、俺が助けを求めるとなんだかんだ言って手を貸してくれる人だから。『他人が何処でどうなろうと俺の知ったことじゃない』とか言いながら、目の前の困っている人に手助けをする。そんな面倒くさい性格の兄さんだから、パーティー募集の張り紙を出したら、こうして来てくれた。

 

「久しぶりだな、和真」

「そうだね、兄さん」

 

 

 

 

「再会して早々悪いが、本題に入るぞ。お前のパーティー、まだメンバーの募集はしているか?ちょうど回復役を探していたんだ」

「まだしているけど……兄さん、職業は何?あと、そちらのお姉さんはどちら様で?」

「ああ。彼女はダクネス。俺の仲間の1人だ」

「は、はじめまして。サトウカズマです」

「こちらこそ。はじめまして」

 

 ガチガチに緊張した様子の和真は、若干上擦った声でダクネスに挨拶をする。ダクネスは和真の緊張をほぐそうと微笑みながら挨拶を返すが、逆効果のようだ。和真が更に緊張してしまった。

 

「俺の職業は《傭兵》。物理攻撃限定で、前衛から後衛まで距離を問わず戦える上級職の1つだ」

「私は全職業最高の防御力が自慢の《クルセイダー》だ。盾役として、存分に使ってくれ」

 

 俺とダクネスの職業を知り、和真が目を輝かせた。

 

「どうだ?」

「ぜひ!……って言いたいけど、メンバーと話し合って決めたいから、明日また来てくれない?」

「構わんよ」

「ありがとう。んじゃ、また明日ギルド(ここ)で」

 

 

 

 

 翌日。

 ギルド内の酒場で、俺と和真は顔を合わせていた。

 和真の隣には黒髪に紅い瞳の少女と、水色の髪と瞳の少女。

 俺の隣には、ダクネスともう1人、気になったからと同席している友人がいる。

 

「じゃあ、俺のほうから簡単な自己紹介をしようか。俺は佐藤和真、冒険者だ」

 

 和真が名前と職業を言うと、隣に座っている黒髪の少女が立ち上がりマントを翻した。

 

「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者!」

 

 一連の口上と仕草から、彼女が紅魔族であることを察した。修行に行っているゆんゆんも似たような感じで、それも凄く恥ずかしそうに自己紹介をしたからな。

 彼女達紅魔族は、生まれつき高い知力と強い魔力を持ち、大抵は魔法のエキスパートになる素質を秘めている。紅魔族の特徴は、名前の由来となっている紅い瞳と変な……じゃない、独創的な感性と名前だ。

 

「私はアクア。アークプリーストよ。しかしてその正体は、アクシズ教の御神体にして、水の女神アクアその人よ!さあ、アクシズ教に入信して私を崇め、捧げ物を寄越しなさい!主にお金とお酒を!」

 

 こいつは何を言っているんだ、と眉を顰め、首を傾げるダクネスとめぐみん。カズマはまたかと額に手をあて、溜息をついた。アクシズ教に入信して金と酒を貢げと言われたけど、現時点で何か貢ぐつもりは微塵もない。

 

「じゃあ、次は兄さん。どうぞ」

「おう。俺は佐藤陽樹。和真の兄で、傭兵をやっている」

 

 俺も自己紹介を簡潔に済ませ、隣の2人に視線を送る。

 

「私はクルセイダーのダクネスだ。盾役なら任せろ」

 

 ぜひパーティーに入れてくれ、と目を輝かせながらダクネスが言う。

 アクアとめぐみんは嬉しそうにするが、和真は警戒するように眉をひそめる。

 

「あたしはクリス。職業は見ての通り盗賊だよ」

 

 明るく自己紹介をしたクリスは、俺とダクネスの共通の友人だ。ギルドに来る途中でダクネスが入りたがっているパーティーが見てみたいということで付いてきて、今に至る。

 

「ねえ、前にハルキの言ってた『面倒くさい性格の弟』って、キミの事かい?」

「ちょっと兄さん、俺のことをなんだと思ってたのか詳しく」

 

 クリスに話しかけられた和真が、俺に顔を思いっ切り近づけてきた。

 

「客観的な事実を包み隠さず伝えただけだ。何か問題でも?」

「問題しかないわ!世界中探しても、俺ほど『素直で優しい紳士』の体現者はいないのに、その評価はあんまりだよ!?」

「んー、ちょっと何言ってるかわかんない」

「いや何でわかんねえんだよ!」

 

 拳をテーブルに叩きつけるカズマだが、痛かったのか手を擦った。

 

「ねえ、兄弟漫才はいいから話を進めてちょうだい」

 

 暇そうに大あくびをするアクアに言われると、カズマは深呼吸をするとクリスに顔を向ける。

 

「確認するけど、クリスさんは俺達のパーティーに入るってわけではないんだね?」

「うん。友人が入ろうとしているパーティーの雰囲気がどんな感じなのか気になって同席しているだけだから、話を進めちゃっていいよ」

「おし。アクア、めぐみん、兄さんとダクネスさんが俺達のパーティーに入ることに異論はないな?」

「ないわね」

「右に同じく」

「兄さんのほうは?」

「問題ない」

「これからよろしく」

 

 俺達は立ち上がり、お互いに握手を交わす。

 

「さて、パーティーを組むことになったわけだけど……リーダーは誰がやる?俺は年功序列で兄さんを推薦するけど」

俺が(・・)お前(・・)のパーティーに入るんだ。なら、元々のリーダーがそのまま引き続きするべきだ。あと、俺は副業で鍛冶屋をやっているから仕事でクエストに行けないことがある。というわけで任せたぞ、和真」

 

 俺にリーダーを押し付けようという目論見があったのか、俺の正論(少なくとも俺はそう思っている)に和真がたじろいだ。

 

「で、でも俺って最弱職の冒険者で、しかもなったばかりの新米(ルーキー)だよ?碌なスキルも覚えてないし、覚えるのに必要なポイントも多いからリーダーなんてとても……」

「それなら!あたしの盗賊スキルはどうかな?有用なスキルがいっぱいあるよ?」

「是非!」

 

 有用という単語に、和真の目が光った。

 クリスはスキルを実演するためにダクネスとカズマを連れ、ギルドをあとにした。

 

「ハルキ、少しいいでしょうか?」

 

 暇そうに頬杖をつき、テーブルの木目の数を黙々と数えるアクアの隣の少女──めぐみんが話しかけてきた。

 

「どうした?」

「ゆんゆん、という紅魔族の娘をご存知ですか?同い年でありながら生意気にも色々育った体つきをしているのですが」

「知っているけど……知り合いかな?」

「ええ。彼女は故郷の学園の同期でして。ことあるごとに勝負を挑んでくる、ライバルなのです。まあ、私からすればライバルを自称するただのおっかけなのですが」

「なるほど。普段からどうしても勝ちたい子がいると言っていたけれど、あれはめぐみんのことだったのか」

 

 こくり、と頷くめぐみん。しかし、ゆんゆんと同い年という割には随分と小さいな。まぁ、成長は人それぞれだから何とも言えな──

 

「今ハルキが何を考えているか当ててあげましょうか?ご存知だと思いますが、我々紅魔族は非常に知力が高いのです」

「ゆんゆんと同い年の割には小柄だなと思った」

「……1つ言わせてください。私が小柄なのではありません、彼女が同年代の中で大柄なんです。わかりましたね?」

「アッハイ」

 

 本人の言う通り、ゆんゆんのほうが頭1つ分ほど大きいな。それ以外も大きいが、これ以上考えたら俺が死ぬ。

 

「お待たせー」

「おう。……って、何でクリスは涙目なんだ?」

「うむ。クリスはカズマにパンツを剥がれた上に金をむしり取られて落ち込んでいるだけだ」

 

 よし。この愚弟(バカ)に制裁を下そう。

 俺が立ち上がり、骨をバキバキと鳴らすと和真が必死で両手で待ったをかけてきた。

 

「ちょっと待って!ダクネスの言ったことは間違いじゃないけど、せめて弁明ぐらいはさせて!?」

 

 俺の後ろにいるアクアとめぐみん、更にギルド内にいる方々にも聞こえる声量で、カズマが涙目で事の真相を語った。

 どうやらクリスは和真に《窃盗》と《潜伏》、《敵感知》を実演し、『スティール』を使った時に和真の財布を盗ったらしい。そしてスキルを習得した和真にスティール勝負を提案。それに乗った和真が早速『スティール』を使った結果、クリスの下着を盗ってしまった。幾らでも払うから下着の返還を頼むクリスに対し、自分の下着の価値は自分で決めろと和真は告げた。その後紆余曲折あったが、クリスは自分と和真の財布を差し出し、和真も下着を返した。

 

「それはクリスが悪いな」

「ええ、自業自得ですね」

「おっしゃるとおりです……」

 

 俺とめぐみんの口撃を受けたクリスが肩を落として俯く。少しして、立ち直ったクリスが顔を上げて和真のほうを向く。

 

「じゃあ、あたしはちょっと稼いでくるから。ダクネスとハルキのこと、お願いね」

 

 言いながら、クリスは仲間募集の掲示板に行った。ほどなくして臨時パーティーが見つかったのか、数名の冒険者と連れ立ってクエストに向かっていった。

 

「そうだ、パーティーを組んだわけだし、兄さんとダクネスの冒険者カード見てもいい?」

「ああ」

「ほれ」

 

 俺とダクネスは懐から冒険者カードを取り出し、和真に手渡す。

 

「えーと?ダクネスは《クルセイダー》なだけあって各種異常耐性や物理防御にスキル割り振ってるからかなり硬いな。《両手剣》にポイントを振っていない点に目をつぶれば、盾役にはうってつけだな」

 

 和真の率直な感想に、ダクネスは誇らしげに胸を張る。

 

「それで兄さんは、っと。……流石《傭兵》、武器系のスキルがずらりと並んでらっしゃる。今のメンバーだとめぐみんが爆裂魔法をぶっ放すまでは後衛にいてもらって《狙撃》か《投擲》で攻撃してもらうか?いや、カエルも倒せないアクアに変わって前衛をしてもらって、アクアには味方の支援に専念してもらうのも……」

 

 冒険者カードを前にぶつぶつと呟き、頭を回転させる和真。

 そんな和真の横からアクアとめぐみんが冒険者カードを覗き見ようとするが、邪魔だと和真に手で追い払われた。

 ……と、その時。

 

『緊急クエスト!緊急クエスト!街の中にいる冒険者の各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!繰り返します。街の中にいる冒険者の各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!』

 

 街中に大音量のアナウンスが響く。

 それに驚いた和真が不安気に肩を震わせて周囲を見渡す。

 

「何事!?まさかモンスターが襲撃してきたとか?俺、絶対戦力になれそうにないんだけど、どうすればいいの?」

「落ち着けカズマ。おそらくキャベツの収穫だろう。そろそろ収穫の時期だしな」

「あんたは何を言っているんだ」

 

 肩に手を置いて諭すダクネスに対し、和真は目が点になっていた。

 そうか、こいつはまだ知らなかったのか。

 俺は和真の肩を叩き、耳打ちする。

 

「いいか和真、この世界のキャベツはな……飛ぶんだ」

「ゑ?」

「味が濃縮してきて収穫の時期が近づくと、食われてたまるかと街や草原を疾走するキャベツは大陸を渡り、海を越え、最後には人知れぬ秘境の奥地でひっそりと息を引き取ると言われている」

「はい?」

「それならば、俺たちは1玉でも多く収穫して美味しくいただき、彼らを供養してあげようというわけだ」

「兄さん。俺、馬小屋に帰って寝てもいいかな。ちょっと頭が……」

「因みに。あそこでギルドの職員が言っているが、今年のキャベツは出来が良いらしい。出来の良いキャベツはそれだけ経験値が詰まっているし、お金にもなるぞ」

「よし行こう!」

 

 俺の言葉に目を輝かせた和真はギルドを飛び出し、キャベツの群れに飛び込んでいった。

 

 

 

 

 無事キャベツの収穫を終えた街中では、キャベツを使った料理が振る舞われていた。

 

「……納得いかねえ」

 

 俺の隣でキャベツ炒めを口にしていた和真がそんなことを言っている。

 

「いいじゃないか。経験値と金がもらえて、その上腹一杯キャベツ料理が食えるんだからさ」

「いや、それは嬉しいよ?でも俺はキャベツと戦うために来たわけじゃないんだよ」

 

 ああそうか。俺や和真は、魔王を倒すためにこの世界に来ていたんだった。うっかり忘れかけていた。

 

「ま、普段からコツコツ経験値を貯めておくことだな」

「へーい」

 

 キャベツ炒めを食い終えた和真は、ロールキャベツの皿に手を伸ばした。

 

「やるわねダクネス!流石クルセイダー!あの鉄壁の守りにはキャベツ達も攻めあぐねていたわ!」

「いや、私など、ただ硬いだけの女だ。私は不器用で動きも速くはない。だから、剣を振ってもロクに当たらず、誰かの壁になって守ることしか取り柄がない。……その点、めぐみんは凄まじかった。キャベツを追って街に近づいたモンスターの群れを、爆裂魔法で消し飛ばしていたではないか」

「ふふ、我が必殺の爆裂魔法の前に、何者も抗う事など能わず。……それよりも、カズマとハルキの活躍は見事でした」

「そうだな。カズマは魔力切れのめぐみんを素早く回収し、潜伏スキルで気配を消し、敵感知でキャベツの動きを捕捉し、背後からのスティールで鮮やかに強襲したな」

「ハルキは潜伏で気配を消し、投網を投擲してキャベツを纏めて捕獲していましたね。参加した冒険者の中でも、2人はかなり稼いだと思いますよ」

 

 やがてアクアが、テーブルの上にキャベツを平らげた皿を置く。

 今回のキャベツ収穫において、ただ1人だけ好き勝手にキャベツを追いかけ回し、全く活躍していない女神は、優雅に口元を拭い。

 

「カズマ、ハルキ。私の名において、貴方達兄弟に【華麗なるキャベツハンター】の称号を授けてあげるわ」

「「結構です」」




簡単な紹介
・佐藤陽樹:佐藤和真の年の離れた兄。元冒険者、現傭兵。副業で鍛冶師をしている。弟との違いは左目の泣き黒子
・傭兵:ダクソでいうところの上質騎士のような職業。扱える武器の種類が多い

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