春秋時雨です
今回は原作ではサラッっとながされた打ち上げのシーンをやって行こうと思います!!
でわ、どうぞ!
「え~それでは、間宮班の勝利を祝して・・・カンパーイ!」
『カンパーイ!』
あたし達は今、シュウ先輩の部屋(作業場横)
に集まって打ち上げをやってる
そこに並ぶ料理は、ミネストローネ、ピザ、ペスカトーレなど等
・・・先輩ってイタリアンが好きなのかな?
「ふっふっふ。パーティーと言ったらピザが定番だからね~
それに合わせて他の料理もイタリアンで仕上げてみた
・・・デザートにはティラミスもあるから食べ過ぎないようにね」
「え・・・なんでイキナリ説明を・・?」
「あっはっは、あかりちゃん顔に出すぎだよ」
・・・そんなに顔に出してたのかな・・・
「うん、出てる出てる・・・将来ポーカーとかはやらない方がいいよ」
・・・出ているみたい・・・・・
けど、ホントに先輩の料理はおいしい
先輩はなんでも出来るスゴイ人なのかも
「・・・ところであかりちゃん、話は変わるんだけど・・・」
「?はい、なんですか?」
「あかりちゃん・・・自己暗示使ったでしょ」
うっそこまで分りますか・・・
「言っとくけど、あれは応急処置みたいなものだからね
実践ではああいう風に自己暗示をする時間を相手が与えてくれるとは限らない
最終的には自己暗示抜きでも相手の銃が狙えないと」
うう・・・返す言葉がありません
「まあまあ、そう言うんだったら、先輩が直接教えたらいいじゃないっすか?」
「そうしたいのは山々なんだけどね
・・・俺、銃使えないから・・・」
あれ?そうだったんですか?
「俺が何でもできる万能超人みたいに見えるの?
誰にだって得手不得手はあるよ・・・俺の場合
それが銃って言う話だよ・・・弓なら教えられるんだけどね」
「それにしたって、たったの二日であっかりんがダメダメな銃を
実践に使えるレベルにしたんだから・・・
シュウシュウってもしかして育成ゲームとかやる人?」
「いいや。俺がやったのは自己暗示の方法だけだよ」
「自己暗示?そういえばさっきもそんなこと言ってたね
・・・それってどういうコト?」
先輩が話題をあたし達の分らない方へ変えようとするのを見た
峰先輩がさらに話題を変える
「うーん、あかりちゃんはちょっと悪い手癖があってね
それを一日二日で矯正するのは無理があるから
それを逆手に取った自己暗示法を覚えさせたまでだよ」
「じゃあ、その自己暗示法ってどんなの?」
「簡単に言えば、自分の無意識までをを完全にコントロール下に置く
・・・まあ、そのための修行は・・・ハッキリ言って地獄だから
やめた方がいいよ」
それって、あの〔むかんの間〕のコトだよね?
あのときは・・・うん、怖かった
あの後先輩に聞かされたけど
実は先輩はあの部屋にずっといたそうだ
本当にあたしが狂ってしまいそうだったら即座に中断するためって言ってたけど
そばにいてくれるってだけでどんなに楽だったか想像しただけも・・・
うう・・・
「おおっ?あっかりん~お顔が赤いぞ~??」
「地獄・・・吊り橋効果・・・」
「へえ」
うわ!?
峰先輩とライカの目がなんか嫌だ!!
「理子お姉様!!」
「うん!!いくよ!りんりん!!」
え・・・?
一体何を・・・?
「楽しいパーティーといえば!」
「面白いゲームですの!」
「そう言うワケで・・・
じゃっじゃじゃ~~ん!!〔王様ゲーム〕!!!」
「始まりですの~!」
お・・王様ゲーム!?」
「さて、ルールの説明だよ~
ここに1から5までの数字が書かれた割り箸と
王って書いてある割り箸があります」
「王の割り箸を引いた人は
〇番は〇番に何をする
など、なんでも命令できますの!!」
「そして・・・」
「王様の命令は・・・」
『絶対!!』
・・・
ノリノリで何か始まってしまった
「・・・二つ・・・ルールの追加いいか?」
「ん?言うだけならいいよ、ドーゾシュウシュウ!」
「言うだけか・・・まず、公序良俗に反しないこと
これは、守ってもろうよ、例えば
〇番が全裸になる
っていうのはNGだからな
もし、違反していると感じたら多数決だ
反対が3人になったら命令は却下、別の命令になる」
「ふーん、まあ、いいや
二つ目は?」
「二つ目は時間設定だ
何時間も同じ命令をし続けるのは見る側、やる側、やらせた側全てに退屈感を
ださせる・・よって・・そうだな・・・5分間
5分間以内に終わる命令を出す・・腕立て伏せをやり続けるって言う命令でも
5分たったら次に移る、そうやって展開を早めていかないと
退屈だからな」
なるほど・・・流石に冗談は冗談で済む範囲を心がけている先輩・・・
「うーん、分った!
けど・・反対の人数は4人ね!」
「・・・じゃあそれでいいよ
「それじゃ始めよーー!」
「でわ皆様、お集まり下さい・・・せーの」
『王様だーれだ?』
「おおっイキナリあたしだ!!」
「・・・よりによって一番キケンなのが一番最初に来たな・・・」
確かに・・・あたし達を鍛えてくれた人だけど
この人はこういうムードで何か、とんでもないことをしそうな雰囲気がある
「えーと、えーと
・・・決めた!
1番と!」
一番・・・あたしだ・・・
峰先輩は何故かシュウ先輩を見ながら
「3番が5分間抱きしめ続ける!!」
「なっ」「えっ」
あれ?反応からして・・・もしかしてシュウ先輩!?
「ハグなんて挨拶の一種だよ~
ホントなら、互いに愛を誓いながらって入れたかったんだけど
それじゃあ
「う・・・まさか理子・・・ギリギリのラインを責めるつもりか?」
「さてさて何のことやら~・・・王様の命令は絶対だぞ~」
「・・・はぁ」
あれ?ホントに先輩と抱き合うの?
え?・・・え?・・・ええっ
「えっと、それじゃああかりちゃん・・・
よ・・ヨロシクオネカイシマス」
「は・・・ハイ」
ぎゅ・・
「ふあ」
あたしと先輩が抱き合う・・・
なんか・・安心する・・皆に見られているのは恥ずかしいけど
ずっとこのままでいたい・・・そんな気持ちでいっぱいになる
ドキドキ
心臓の鼓動がスゴイ・・
これ、あたしの鼓動?それとも先輩の?
そう思って先輩の顔を見上げると
ちょうど先輩もこっちを向いて・・・目があった
「あ・・・」
「・・・」
顔がとっても近くって
このままいけば・・・
「なんか、キスしてしまいそうですわね」
「まあ、そこまでは言っていないから、あくまで二人の意思にまかせるよ~」
ハッ!
イケナイ、イケナイ!あたしってば何を考えてるの!?
皆も・・いる・・・前で・・・
う・・・・・うう~~~~
恥ずかしい!!恥ずかしすぎるよこんなの~~~~!!!
そのあとも、何故かあたしと先輩が集中的に狙われて
そのたびに二人で赤くなって・・・
「まあまあ、何もそこまで赤くなっちゃったら・・・
おもしろくてやめられなくなるじゃん!!」
とってもいい笑顔で言われました・・・まだ何も言っていないのに・・・
「まあまあ、ほらシュウ先輩も
麒麟ちゃんはシュウ先輩の方に何か飲み物を差し出している
「ああ・・・ありがと・・・麒麟ちゃん・・・」
グイッ
なんか、ヤケを起こしたように一気にコップの中を空にしていき
・・・先輩が俯いて止まった・・・
「あ・・・あれ?シュウシュウ?」
「先輩?どうかしましたか?」
峰先輩とあたしが先輩の顔を覗き込む・・・その前に
こっちを向いた先輩の顔は・・・なんか・・・ボンヤリとした顔をしていた・・・
「え・・・えっと・・・先輩?
どうかしま・・うわ!」
ムギュ
抱きしめられた・・・ってええ~~~今度は何!?
「せ・・・先輩ってお酒に弱かったのですね・・・意外でしたわ・・・」
「うん・・・これは流石に予想外だったね・・・」
な・・・何ですと~~~!?
つ・・つまりさっき先輩が飲んでたのってお酒!?
「にゅふふふふふ~~
あっかりちゃーん♪」
ダメだ!!
先輩完全に酔いが回っている
あ・・・先輩の唇が・・・どんどん近付いてきて・・・
チュッ
あたしの頬に口づけした・・・
「にゅふふふふ・・・・zzzz」
あれ・・・?もしかして・・寝てる?
あたしを抱きしめたままで・・・?
う・・・ううう~~~~~
恥ずかしい!!さっきのが可愛く思えるくらいに恥ずかしい!!!
あ~~~も~~
さっき、嬉しいと思う反面残念と思った自分もいて・・・
ってそうじゃなくって!!
どうしよう!!・・そうだ!
こういうときこそ!!
「さ・・・さて!!行こうか!!りんりん!志乃っち!ライカン!!」
「は・・・はい!そうですわね!理子お姉様!」
「よ・・よし!!行くぞ志乃!!」
「ちょ・・・ちょっと待って下さい!!二人をこんな状態で・・・」
し・・・志乃ちゃん・・・あたしの味方は志乃ちゃんだけだよ・・・
「意見は聞きません!
ライカン!強硬手段だ!!」
「は・・ハイッ先輩!!」
ガシッ
「な・・・なにするんですか!ライカさん!!」
「いいから・・・いくぞ!!」
「後片付けは頼むねー!」
「お疲れ様ですの!」
ちょ・・・ちょっと・・・みんな~~~~~!!
チュンチュン
「ん・・・んあ・・」
朝になって目を覚ましたあたしの前に飛び込んできたのは・・・
あどけない顔で眠る先輩の顔だった・・・
「う・・うわあ・・・」
こうして見ると・・・先輩って結構カワイイ顔をしてるんだよね・・
普段は飄々とした感じがして肝心な時はキリッっとしてるから
つい忘れちゃうけど・・・
顔は童顔だし・・・背丈も平均よりも小さい・・・
そんな先輩の寝顔は・・・なんでだろう・・・
目が離せない・・・
今もスウスウ寝息を立てている姿を見ていると
さっき起きたばっかりなのに・・・だんだん・・眠く・・なって・・・・
「ううん」
「あ、起きた?おはよう、あかりちゃん」
えっと・・・あたしのすぐ目の前には起きた先輩がいて・・・
ってええ!?
「せ、先輩!?」
あれ?先輩があたしの寝顔を見ていたってこと・・・?
う・・・うわああぁぁ
「えっと・・・とりあえず・・・放してもらいたいんだけど・・・」
「え・・・?」
先輩の視線を追っていくと
あたしの手がしっかりと
先輩の服の裾を握ってしまっていた・・・
「~~~~!!」
もはや、声も出ない・・・
なんて恥ずかしいことをしてたの!?あたし!!
バッっと手を離し即座に謝る
「そ・・そのスミマセンでした!」
「い・・・いや・・・いいよ・・・なんか、記憶があやふやだから
多分酒でも飲んだんだろう・・・おかしいな・・・酒は飲めないように仕舞っておいた
ハズなんだけど・・・」
多分それは麒麟ちゃんがもってきてたものだと思います・・・
先輩にも弱点とかあったんだ・・・
うう・・・しばらくは先輩と顔を合わせることが出来なさそう・・・
はいっ
今回もあかりいじり回+シュウの弱点暴露回でした!!
いや~今回はオリジナル展開だったので
左手にコミックを持つ必要が無く結構楽に書けました!!
まあ、こんな感じでシュウとの中を進めていこうと思っています
次回に夾竹桃編に入ります
こうご期待下さい
※最近後書きに書いていませんが
誤字脱字の指摘はいつでも受け付けています
よろしくお願いします