緋弾のアリア~装備科の剣士   作:春秋時雨

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はいどーも、お久しぶりです!
春秋時雨です

夾竹桃編が終わっていよいよアドシアード編に突入!

いや~
ここまでくるのにまさか34話かかるとは・・・
正直予想外に話数ありました
ナメてました、すみません。

まあ、とりあえず
どうぞ!


デュランダル編
第33話 お前には見た目通りの


 

さて・・・現実を見ようか・・・

俺とキンジの幼馴染、星枷白雪(ホトギシラユキ)

俗に言う大和撫子ってヤツだ・・・普段は

 

「アリアを殺して私も死にますぅーー!」

 

だか、キンジの周りに女子がいる時に限って

あの裏モードとでも言うべき人格が表に出てくる・・・

 

「天誅ぅーー!」

「み゛ゃっ!」

 

アリアがネコ科動物の様な声をあげて

 

ばしいいぃぃ!

 

おお、真剣白羽取りだ

実践じゃあ始めてみたよ

 

「この、バカ女!」

 

アリアは刀を掴んだままジャンプし

両足で白雪の腕を挟み腕を捩じりあげにかかる

 

バーリ・トゥード(バリツ)ね!?」

 

流石はわが校の生徒会長

アリアの流派を看破し即座に床を蹴り

腕にアリアを絡みつかせたままバックドロップをきめた

おお、床がめり込んでる

ずいぶんな威力だなオイ

 

「う~~~~いなくなれ!いなくなれ泥棒ネコ!キンちゃんの前から消えろっ!」

「きゃう!?」

 

白雪は両足でアリアを蹴り飛ばす

あ、ソファが壊れた

 

「や、やめろ!やめるんだ二人ともうおっ?」

 

バンバン!

 

二人を止めようとしたキンジの目の前を

とうとうお怒りになったアリアの銃から放たれた弾丸が掠める

 

「キレた!も~~~~キレたっ!風穴開けてやる!」

 

ふう、これで最後の料理っと

二人が戦っているスキに俺は無事に料理を緊急避難させることに成功

さて、これからどうしようか

 

①二人を止める

②キンジを生贄に差し出す

③どちらかに加勢

④このまま台所で静かに過ごす

 

とりあえず①・・・どうやって?

②はもうキンジはベランダの防弾物置きの中にいる

③どっちに入っても後々禍根を残す

・・・やっぱ④か

俺は二人の気を引かないように

地蔵にでもなったつもりで気配を消す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物音がしなくなった時を頃合いとみて俺は顔を出す

・・・家のリビングがスゴイ有様だ・・・

具体的には天災が起きたといっても信じられる程度には部屋がメチャクチャになっていた

 

「で、決着はついたのか?

 見たところ引き分けっぽいんだが」

「キンちゃんさま!」

 

流石は白雪、キンジが出てきた瞬間に何という変わり身の早さ

いっそ尊敬するぞ

 

「しっ、死んでお詫びしますっ、きっ、キンちゃんさまが私を捨てるんなら

 アリアを殺して、わ、私も今ここで切腹してお詫びします!」

 

さらっとここを殺人現場予告しないでいただきたいな白雪さん

 

「あ、あのなー、捨てるとか拾うとか何言ってんだ」

「だって、だって、ハムスターもカゴの中にオスとメスを入れておくと自然に増えちゃうんだよ」

「意味分らん上に飛躍しすぎたっ」

 

流石は朴念仁に定評のある遠山キンジ君・・・まあ、俺は大体の想像が出来るから困る・・・

 

「あ、あ、アリアはキンちゃんのこと、遊びのつもりだよ!絶対そうだよ!」

「ぐえっえぐえ襟首を掴むな!」

「私が悪いの、私に勇気がなかったからキンちゃんは外にっていうか中に女を・・・」

「それ以上勇敢になられても困るわよ」

「キ、キンちゃんと恋仲になったからっていい気になるなこの毒婦!」

 

アリアの介入によってヒートアップした白雪は鎖鎌をアリアに投げつける

 

「こ、恋仲!?」

 

鎖はアリアが盾にしたガバメントに絡みつき

そのまま二人は思いっきり引っ張り合う

 

「ば、バカ言うんじゃないわよ!

 あ、あああたしは恋愛なんかどうでもいい!!」

 

はあ、ありあ、強がりはそこまでにしとけよ・・・と

もうツッコム気力が無い俺はもう一切口を出さない

 

「じゃああなたはキンちゃんの何なの!恋人じゃないの!?」

「そういう関係じゃなーい!!

 キンジはアタシのドレイ!ドレイに過ぎないわ!」

 

ああ、まだ続いてたんだその設定・・・しかしアリアよ

そのワードを妄想力逞しい白雪に言うのは・・・・マズかったかな?

 

「ど・・どっ、ドレイ!?

 そ・・そんなイケナイ遊びまでキンちゃんにさせてるなんて!」

 

ほら、案の定

 

「な、なななにバカなこと言ってんのよ!違うわよ!」

「違わない!わ・・・私だってその逆は頭の中で考えたことあるから分るもん!」

 

お前の場合、ホントにキンジにドレイになれ

と言われたら二つ返事で受け入れるんだろうな・・・

 

「違う違うちーがーうー!!キンジ!

 このおかしい女がわいたのは100%アンタのせいよ!

 何とかしなさい!そうしなきゃ後悔させてやるんだから!」

 

もうとっくの昔に後悔していると思うんだが・・・

しかし、さっきから俺の存在は空気か何かですかね?

とっとと退散するのが吉なのだが、このままいくと

面白いシーンが見られるかもしれないので

ギリギリ視界外に留まっておく

 

「・・・えーっとだな・・・おい、まず・・白雪」

 

キンジに呼ばれた瞬間にポイッと鎖を手放しキンジの方へ向き正座する

うん、流石だ。惚れ惚れするね

急に力が抜けてアリアが吹っ飛ぶが、俺もキンジもスルー

 

「よく聞け、俺とアリア、あとシュウは武偵同士一時的にパーティーを組んでるに過ぎないんだ」

 

おーいキンジクン?俺のこと取ってつけたように言ってくれるじゃん

 

「・・・そうなの?」

「そうだぞ白雪、お前俺のあだ名知ってるだろ?」

「・・・女嫌い」

「だろ」

「あと昼行灯」

「それは今関係ない」

「は・・はい」

「というわけでお前のそのよく分らない怒りは誤解であり無意味なんだ

 大体俺がこんな小学生みたいなチビと「風穴」そんな仲になったりするワケがないだろう?」

「で・・でもキンちゃん・・」

「なんだ?」

「それ・・・」

 

白雪が指さす先には確か・・・レオポンとかいうマスコット

それがキンジとアリアのポケットからはみ出している・・・うん

 

「ペアルックしてるううーーー!!」

「ぺあるっく・・・?」

 

オイ、お前()はそんなことも知らんのか

 

「ペ・・ペアルックは好きな人同士でする事だもん!

 私・・・私・・・何度も夢見てたのに!」

「だーかーらー!

 アタシとキンジはそういうんじゃないのよ!

 こんなヤツとなんて1ピコグラムもそういうかんけいじゃない!!」

 

ピコ・・・国際単位SI単位の一つでナノの次

10の-12乗・・・つまり1兆分の1グラム

確かその下には-15乗のフェムト・・・-18乗のアムトがあったな・・・

俺がまたしても現実逃避ぎみにそんなことを考えていたその時

 

「こら、白雪。お前・・・俺の言う事が信用できないのか?」

 

オーイ、キンジー?

それ、口説くって言うの分ってる?・・・分ってないんだろうな・・・

 

「そ・・・そんなんじゃないよ・・・信じてる、信じてますっ・・・

 じゃあ・・・じゃあ、キンちゃんはアリアとはそういうコトはしてないのね?」

「そういうコトってなんだよ」

「キ・・キス、とか・・・」

 

まっさかー朴念仁(キンジ)自称恋愛興味無し(アリア)だぞ?

そんなことあるワケ・・・

 

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

 

あれ?この反応・・・もしかして・・・

 

そー

 

「し・・た・・のね?」

 

!!?

し、白雪!?お前今絶対にお茶の間に見せられないぞっ!?

 

「そ・・そ、そういうことはしたけど!で・・でも、だ・・だ、だ大丈夫だったのよ!」

「大丈夫?」

 

何がだ!?

一体全体何が大丈夫だっていうんだ!?

 

「昨日分ったんだけど!こ・・ここ・・・こ・・・」

 

 

「子供は出来てなかったから!!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?

ナニイッチャッテンノ、コノコ?

アリアは“言い切った!”って感じで腕を組んでいる

キンジと俺はただ呆気にとられ

白雪は

 

ドサァ

 

「白雪!?」

 

倒れた

 

「あ・・アリア!お前なっ・・・何で子供なんだよ!」

「こっ・・・この無責任男!あれから人知れずけっこう悩んだのよ!?」

「何に悩むんだよ!」

「だ・・だってキスしたら子供ができるって小さい頃お父様が・・・」

「ぷっ・・くくく・・・あーーはっはっは!!もう限界!もう限界!!」

 

ダメだ・・・こらえきれない・・・・

 

「キスしたら子供・・・くくくくくく」

 

ドンドンドン!

 

俺は隠す気も失せ床を叩く

 

「へ?・・・何笑ってんのよシュウ!」

「だって・・・お前は見た目通りの性知識しか持ってないのかっての!!あはははは!!」

 

あーヤバイ腹が痛い・・・

 

「どういうことよ!」

「お前の知識は天動説並みに間違ってるってことだよ

 そんなんじゃあ“あなた、ホントに高校生?”って言われてもおかしくねーぞ!」

「じゃあ、どうやったらできるのよ!教えなさいよ!」

「お・・教えられるかバカ!」

「俺はいいぞ?」

「え・・・シュウ?」

「まあ、ざっくばらんに言うとだな・・・男と女の大切な部分をつなげるんだよ」

「大切な部分?」

「これ以上は自分で調べな。多分図書室にでもそれ関連の書物はあるだろうし

 インターネットの動画サイトでも検索すれば乗ってるだろうしな」

 

そんなこんなで一悶着どころか十悶着くらいあった今宵は過ぎていった

 

 

 

 

 

 

 

 




はいっ
ここまで!

いや~
書いててこういう描写はどこまで書いていいのやらとても迷いました
それで結局ああいう表現に落ち着きました
いいですよね?直接言ってないし・・・なによりこういうストーリーだから問題ないよね?

まあ、次回は教務科くらいまではすすみたいかなあ・・・

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