いや~何日か放っておくとすぐに2ページ目に飛ばされちゃんですね
正直。まあ、あと数日くらいは大丈夫だろうと高をくくっていました
これからはなるべく1ページ目から外れないように頑張って行きます
あの地獄と(笑いの)天国の日から数日・・・
アリアと白雪の反応は分れた
アリアは子どもの生まれ方について正しい知識を学び
キンジを目の前にすると赤くなって硬直していた・・・ああ、平和っていいな・・・
あれだけキンジの世話をしたがってた白雪はキンジとアリアをあからさまに避けるようになっていた
・・・まあ、こっちも平和っちゃあ平和か
こうして問題児二人に気をつける必要のなくなった俺は仕事に没頭
・・・しかし、こんな日常は、非日常を生きる俺達が嫌いなようで
「バカキンジ!」
オイオイ・・・アリアさんよ、イキナリ人の頭を叩くことはないだろうよ
「何ボーッとしてんのよ!早くご飯行くわよ!」
「ってーな、言われなくても分ってるよ」
「まあ、確かに早くいかないと席が無くなるからな」
そんなこんなで昼休みの学食
アリアは持ち込みのももまん
キンジはハンバーグ定食
俺はざるうどんをそれぞれ食べていた時
「遠山君。ここ、いいかな?」
「不知火」
話しかけてきたイケメンは
格闘・ナイフ・拳銃のどれにも長け
武偵高では希少な人格者・・・・ちなみにモテる
「聞いたぜキンジ、ちょっと事情聴取させろ。逃げたら轢いてやる」
こっちは
乗り物ならばなんでも乗りこなせる
・・・顔は中の上だが、ガサツな性格が災いしモテない
「・・・なんか、変なこと考えてないか?シュウ」
「いいや、ただ事実を改めて思い返していただけだ」
「・・・なんだ?それは?」
「お前がモテることは無いな・・・と」
「コノヤロウ!・・・・・・それよりもだ
キンジ、お前星枷さんとケンカでもしたんだって?
どうも、沈んでたみたいだぞ。どうしたんだ」
「白雪とはどうしたも何も・・・っていうか、お前白雪を見たのか?」
「今朝音質で不知火が花占いしてたのを見たって言うからよ」
「なんだよ花占いって」
「ポピュラーじゃないか」
「知らねーよ、アリア聞いたことあるか?」
フルフル
ももまんを食べてる時は静かだなぁ
ってかキンジもアリアも花占い知らないのか?
「花占いっていうのは卜の一種で、一輪の花弁を手に取り、スキ・キライを判断する恋占いだよ」
「それなら知ってるが・・・なんだよ、ぼくって」
「卜っていうのは、占いの大別したときの一つ
その者の運命を占う
そして、人と人の関わりを占う
五術って呼んだりもするけど・・純粋に占うっていうのは命・相・卜の三つかな」
「へえ、詳しいね。天地君は」
「よくそんなこと知ってるな・・・」
「まあな・・・ってか大分話が逸れたな
で、白雪が何だって?」
「うーん、見たと言っても本当に見ただけだよ
僕に見られてるのに気付いたのと一時間目の予鈴が鳴ったのとで占い事態は中断しちゃったけど
なんか、涙ぐんでるみたいだったよ・・・で、なんで別れちゃったの?
もう
うきゅう!
あ、咽詰まらせたなアリア
アリアが水でももまんを胃に流し込む中
「あのなあ・・どこでどう話がこじれてそうなってるんだ?
そもそも、俺と白雪はそういう関係じゃない、ただの幼馴染だ」
「幼馴染・・・かぁ、はぐらかし方としてはポピュラーな言葉の選択だね
ウワサでは神崎さんがヤキモチを焼いて星枷さんに発砲したって聞いたよ
だから、僕の読みでは遠山君と神崎さんがうまくいって
女子二人で決闘してて・・・っていうセン
だって神崎さん
あーあ、またアリアが詰まらせた
「こっ、こっ、このヘンタイ!!」
おっと
パシィ
「すぐに感情的になって暴力を振るう・・・
そんなんじゃあ、俺との決闘下りの時のように
搦め手を使う相手の場合まんまと相手のペースにされて
実力の半分も出せないままやられるぞ?」
「うっ・・・うっさいわねシュウ!
とにかく!あたしが白雪を追い払ったのはヤ・・ヤキモチとかそういうんじゃないの!
アタシとキンジはパートナー!
好きとかそういうのじゃない絶対絶対ぜえーーーたいそれはない!
これは本当の本心の本音よっ!!」
お前、絶対本は好きな方じゃなさそうなのに
本っていう単語は出てくるのな・・・と
「アリア、ここは食堂だ・・・テーブルマナーなんて高貴なものは求めないが
せめて他人の迷惑にならる様な大声は控えろ・・・悪い意味で注目の的だぞ」
「うっ・・・」
「まあまあ。じゃあ遠山君、星枷さんとは復縁の可能性も有りってこと?」
「復縁って何だ復縁って
ていうか不知火さっきの話だがな、白雪は今朝の予鈴の時俺と一般校区の廊下で出くわして
女子トイレに逃げ込んでるんだよ・・だから何かの見間違いだ
それに仲直りするしないなんてお前の個人的な意見なんてそもそも求めてないだろ」
・・・キンジ・・お前自分が苦手な話だからって
話題を逸らしたな・・・しかし妙だ、二人の話を信じるならば
今朝の予鈴の時間帯に白雪が二人いたことになる・・・
不知火は徒にそんな嘘をつくようなやつじゃないし
キンジが嘘をついてもなんのメリットも無い
俺が引っ掛かったことについて考えていると
「そういえばそうだったね。ごめんよ」
・・・
トントン
「なんだよ、シュウ」
「アレだよ、武籐クン。ああいうのがモテる男って言うんだよ
・・・まあ、確率はもはや天文学的な数値だろうけど
いつかはお前がいいと言ってくれる人が現れてくれるのを友人として祈っているよ」
「うるせえ!祈らんでもいいわ!」
「・・・なにやってるんだ?シュウ」
「気にするな」
「・・・そういえば不知火、お前アドシアードはどうする
代表とかに選ばれてるんじゃないのか?」
「多分競技には出ないよ、補欠だからね」
「じゃあ、イベント手伝いか、何にするんだ?」
アドシアードとは、武偵高で行われる武偵の国際大会みたいなものだ
しかし、残念だな。まあ、不知火はオールラウンダーだからな
こういう競技じゃあ一芸突破型のほうが光るからな
「まだ決めて無くてねぇ、どうしようか」
「アリアはどうするんだ?アドシアード」
「アタシも競技には出ないわよ」
おっ?意外だ・・・アリアも不知火と同じ戦闘面に関してはオールラウンドだが
Sランクの実力に沿いかなりの腕を持っていたはずだが・・・
「
アタシは閉会式のチアだけやる」
「チア?・・・ああアル=カタのことか」
アル=カタとは近接拳銃戦を意味し・・・それにダンスを組み合わせ
パレード化したものだ・・ちなみに男子はそのバックでバンドをする
「キンジもやりなさいよ、パートナーなんだし」
「あ、ああ・・・音楽か
まあ、得意でも不得意でもないし・・・それでいいか」
「あ、遠山君がやるんだったら僕もそれにしようかな・・武籐君と天地君も一緒にやろうよ」
「バンドかぁ・・・カッコイイかもな・・よしやるかぁ」
「俺もいいぞ」
しかし・・・武籐よ・・・そういうことを考えているから女が寄り付かないんだぞ・・・
キンジや不知火は女を求めていないからこそああやってモテているんだからな
「でも神崎さん代表を辞退するなんてもったいない
アドシアードのメダルを持っていると進路がバラ色になるんだよ
武偵大でも推薦で進学できて就職にも有利
武偵局にはキャリア入局できるし
民間の武偵企業だって一流どころの内定がより取り見取りって話だよ?」
「そんな先の事はどうでもいいアタシには今すぐやらなきゃいけないことがある
競技の練習に出てるヒマはないわ・・・アドシアードなんかよりね
キンジ、あんたの調教の方が先よ」
あっバカアリア
「ちょ、調教!?・・・お前ら、何かヘンな遊びでもしてんじゃねーだろーな!?」
「白雪と似たようなこと言うな武籐・・・あとアリア、せめて訓練と言ってくれ人前では」
「うるさい、ドレイなんだから調教」
・・・これは、アリアに
子供の作り方でアリアをおとなしくさせるにはそっち方面の知識を学習させ
アリア自身からその手の言動を遠ざけるのが効果的だろう
・・・そもそもイギリスでも確か1833年に奴隷制度撤廃法が成立してなかったか?
「ていうか調教って何をするつもりなんだ、具体的には」
「そうねー・・まずは明日から毎日朝練しましょ
シュウも来なさい」
おやおや、俺まで・・・まあ、いいか・・・しかし
「うーん、俺はいいけど・・・何か見返りを求めてもいいかな?」
「うっ・・・な、何よ」
「そんなに身構え無くてもいいよ、結果的にはお前が強くなるから」
「・・・信じていいの?」
「俺は約束事に関しては嘘をつかないよ、商売人としての誇りは一応持ってるつもりだからな」
そんな
アリアとの待ち合わせ場所にキンジと二人でいると
「だーれだ?」
「おわっ!?・・っと・・」
「んもう、こんな簡単に背後を取らせるなんて甘いわね」
アリアがやってきた・・・が
「・・・なんだよ、そのカッコ」
「見て分んないの?チアよ
アンタ、モノを知らないにも程があるわよ?」
「お前にだけは言われたくないぞ、ていうか今のは
なんでそんなカッコなんだ?って質問だ」
「まあまあキンジ、アリアは帰国子女だからな
そういう細かい日本語にはまだ不慣れなんだろう」
「シュウの言う通りよ、それならそう言いなさいよこのドベ
これはアンタを調教する間にアタシがチアの練習をする準備なの
同時にやれば時間をムダにしないですむでしょ?」
「・・・で俺達は何をすればいい」
キンジの質問にアリアは咳払いをしてから答える
「アタシの中ではアンタ達はSランクの武偵だわ」
「お前の中ではな」
「余計な口を挟まないの
一人で特殊部隊一個中隊と同様の戦闘力を有する
っていう意味の評価なのよ・・アンタ達はそれだけの才能を持ってるやれば出来る子達なの
シュウは違うけど、その力を自由には使えてない
だから必要なのはアンタを覚醒させる鍵だわ」
・・・まあ、俺が
俺のAランクっていう評価はあくまで
キンジとワンセットにするのはよしてもらいたい・・・
「・・・でハイジャックの後アタシ調べたの・・・二重人格っていうものをね」
「・・・ほう」
残念、ハズレだぞアリア
「本とかネットで勉強したの・・・なかなか興味深かったわ」
「そうなのか、よく分ったな」
あ、キンジのヤツ
アリアをミスリードさせて逆にヒステリアモードにさせないつもりだな
「で、アンタにはたぶん、幼少期のトラウマによる別人格があって
戦闘時のストレスによってそっちに切り替わるのよ」
「なるほど」
「自転車の時もハイジャックの時もそうだったもんね」
「そうだなぁ」
・・・事情を知っている俺は、こういう場合、どうすればいいのだろうか・・・
ひどい茶番に思えてきたぞこの朝練
「だから、アンタを戦闘時のストレスにさらしまくるのが特訓の第一段階」
そう言ってアリアは小太刀を抜く
「お・・おい待てっ!」
「なによ、拳銃戦は後でやるから安心しなさいよ」
「そうじゃねぇ!そんなもんでお前に斬りかかられたらバラバラになっちまうだろ!」
「あのねぇ・・・アンタの頭にも脳みそっていうもんが
スプーン一杯くらいは入ってるはずだから少しは考えなさいよ
これはバカキンジモードのアンタにストレスを与えて
覚醒させて反撃までの流れを作る訓練なの」
「反撃・・・?」
アリア曰く
その1 ノーマルモードのキンジがいる
その2 戦闘時に覚醒
その3 その場で反撃
これが理想の流れらしい・・・コイツには、もう呆れて物が言えん
最初はキンジの力が使えていないとか説得力があったのに
・・・二重人格は仕方が無いとしてもこの流れは無いだろう
あまりにも単純すぎる・・・ってか二重人格者にストレスを与えること事態
好ましくないってことを理解してるのか?
「だからアンタが最初に覚えるべきなのはカウンター技なの」
「カウンター技ってなんだよ」
「まずは
言うが早いかアリアは小太刀を振りかぶって・・・寸止めした
「はい、今のタイミングを500回まずは頭の中でイメージする、制限時間10分」
「・・・イメージ?」
「そう、まずは今の動きを元に刀を挟み取るイメージを作るのよ
シャドーボクシングみたいに手を動かしてもいいわ」
「なんだ、ようするにただのイメトレか」
「イメージトレーニングをバカにしちゃあいけないよキンジ
あらかじめ成功のイメージを持っているのといないのじゃあ大きな差が出来る
特に、キンジがやろうとしている返しはそうした差が大きな結果の違いを見せる」
「そうそう、ママに冤罪を着せたイ・ウーには剣の名手もいるらしいし
対ナイフ術は武偵の基本、しっかりやるんですよ?」
笑いを堪えるのにかなり苦労した
「・・・・・それで?俺は何をやればいいんだ?」
「シュウは射撃ね、シュウは近接一転型だけど
それじゃあ味方との連携がうまくいかない・・・状況によって中距離支援も出来るように
射撃の練習も積んでおくこと」
「・・・あのさぁ・・・あんなに弱い物をわざわざ使えって言うのか?」
「弱いって・・・相手がアサルトライフルでももってたらどうするのよ?」
「そん時は弓の出番だろ」
「弓?アンタ弓が撃てるの?」
「ああ、携帯性が悪いんで普段は持ち歩いてはいないけどな
それが無くても投擲術があるからな、一応中距離でも苦労はしないさ」
「むー、じゃあ後でアンタの弓の腕を見せなさい」
「おお、了解了解。それで見返りの件なんだが・・・」
「うっ・・・何させる気?」
「いや・・・ちょっと腕とか触らせてもらえないか?」
「へっ・・・」
「ああ、変な意味に取るなよ・・お前だけの一点物を打ってやるよ」
「一点物?」
「そう、お前が使ってる小太刀みたいな誰でも使える武器じゃ無く
お前に合わせた一振りを打つ・・・そのためには、お前の腕の筋肉や骨格などの
詳細なデータを知っておきたいんだ」
「・・・・・・変なとこは触らないでよ」
「心配しなくても、腕と足、それから腰回りだけだ」
不承不承といった風のアリアを前に俺は触診を続けていると
イメージトレーニングをしているキンジの姿が目に入った
俺は触診を終えメモを取ってから
「キンジ、そのやり方は非効率的すぎる・・変えた方がいいよ」
「はぁ?何言ってんだシュウ」
「そうよ、アンタはアンタの特訓があるんだからキンジの特訓に余計な口を挟まないで」
「余計何かじゃないさ・・・俺はお前たちよりも剣のことは知ってる
・・・いわばコッチの庭なんだよ、そんでキンジ、その型は間違ってる」
「間違ってる・・・てどういうことだ?」
「お前は真剣白刃取りのポーズのイメージが強すぎるんだ
・・・確かに真剣白刃取りって言うとそのフォームが一般的だが・・・
それは実践的じゃあないんだ」
「どういうこと?」
「こういうのは見た方が早いんだよな。アリア、小太刀一本で斬りかかってくれ
両手でやる手法は慣れてないから峰でゆっくりで頼む」
「・・・わかったわ」
ヒュ
パシィ
「・・・それで何の問題があるんだ?シュウ」
「この手法だと、両手が塞がってしまうんだよ
アリアは二刀流だ・・・このままだともう一方の手で二刀目を抜かれてお陀仏だし
両掌を使う特性上、武器を手放さなくてはならない、つまり無手の状態が要求される
相手が剣一本で自分が無手の状況?そんなケース滅多に無い
相手が二本目を用意しているか自分も武装しているのが大半だ」
俺は刀を放し
「アリア、今度は二刀で、全力でいいよ」
「・・・・・」
ビュビュン!
ババッ
「・・・・・・」
「・・・・・・」
二人が驚くのも無理は無い・・・なんせ両手の人差し指と中指で左右の刀を止めているんだからな
「これが完成系だよ
これなら武器を手放す必要も相手の二刀目を警戒する必要もない
自分も攻撃ができるからこっちのほうが実戦的だ」
「なるほど・・・
高いわね・・・」
アリアが、日本の武術を見直した所で
アリアもチアの練習に移る
俺は刀を打つための設計図を描くために一足先に朝練を抜けた
そして放課後・・・
学校の掲示板にこんな張り紙があった
生 徒 呼 出
2年A組 装備科
天地 驟一
2年B組 超能力捜査研究科
星枷 白雪
はいっここまでです!
占いについてはほとんどウィキの引用を自分なりの言い方に変えてみました
これなら著作権侵害にもならないはず・・・
日頃から利用規約違反していないか・・・
盗作になっていないか・・・
著作権侵害になっていないか・・・
そんなことに怯えながら書いてるこの装備科の剣士を
今後ともよろしくお願いします