春秋時雨です
土日で連続投稿!
思いのほかきついですけど
それでも頑張って書いていきます!
では、どうぞ~
「・・・・遅い!
理子のヤツは一体いつになったら来るのよ!」
集合予定時刻になっても姿を現さない理子に対してアリアはご立腹だ
「まあまあ、アリア。そんなに怒ってはダメですよ
短気は損気ともいいますし」
「アンタ・・・今からそれやるの?」
「ええ・・・今のうちにやっておかないと思わぬところで失敗するかもしれませんし」
お気づきの方もいるだろうが
俺は今女装している
・・・・周囲からの男性より送られる視線のほとんどはアリアに向かっていると信じたい
「キーくん、アリア、シュウシュウ
ちょりーす!
ゴメンゴメン遅くなっちゃった!」
「・・・理子?
随分と美人に変装してきたのね・・」
俺とキンジがそっちを向くとそこには・・・
「・・・カナ・・・!?」
カナさんがいた・・・いや、身長は理子だし
カナさんはあんな口調じゃない
「理子・・・なんでよりにもよってその顔なんだ!」
「理子、ブラドに顔割れちゃってるからさー
防犯カメラに映ってブラドが帰ってきたりしいたらヤバイでしょ?」
「だったら他の顔になれ!なんで・・・なんでカナなんだ!」
「カナちゃんが理子の知ってる一番の美人さんだから
それに、キーくんにとってカナちゃんは大切な人だもんね
・・・もしかして、怒っちゃった?」
「・・・・・・いちいちガキの遊びに腹を立てるうほど俺もガキじゃない。行くぞ」
急に不機嫌になったキンジにアリアはカナは誰か問い詰めるが
キンジは一向に取り合わない
「くっふふ。シュウシュウはどう思う?
やっぱり小鳥ちゃんの顔、してきた方が良かった?」
「あっはっー。理子、そんなことしてたら・・・
「くっふふ。シュウシュウ、それ冗談になってないよ~」
「冗談じゃないからな」
「え」
「・・・の、呪いの館。ってカンジね・・・」
たどり着いた紅鳴館は
まさしくアリアの言った通り呪いの館というキャッチフレーズがしっくりくる洋館だった
飛び立つコウモリにビビるアリアを無視しながら
理子はコンコンッと扉を鳴らす
そして出て来たのは・・・
「本日よりこちらで家事のお手伝いを・・させて頂く人を紹介しに来ました」
武偵高
小夜鳴先生だった
・・・・・・失敗じゃないか?
この作戦・・・
「それにしても小夜鳴先生はこんな立派なお屋敷に住んでいたんですね
・・・ビックリしました」
「いやぁ、住んでいる。と言うと少し語弊があるんです
私はここの研究施設を借りることが多々ありまして・・・
いつの間にか管理人のような立場になっていたんです
・・しかし、私はすぐ研究に没頭してしまう癖があるので
ハウスキーパーが武偵なのは良いことかもしれませんね」
しかし、始めは失敗かもと思ったが
知り合いである分話のタネは色々あるだろう
目標を盗む際はその場に管理人がいない状況を作らなければならない
小夜鳴先生ならばそれも容易だろう
「私も驚いております
まさか偶然、同じ学校の生徒と先生でいらしゃったなんて・・・
ご主人が戻られればちょっとした話のタネになりますね」
「いやぁ、彼は今、とても遠くにおりまして
しばらくは帰って来ないみたいなんです」
「ご主人はお忙しい方なのですか?」
「それが実は・・お恥ずかしながら詳しくは知らないのです
私と彼はとても親密なのですが
直接話した言葉ないものでして」
・・・?
なんだそりゃ
その後
理子と小夜鳴先生は軽く話した後
理子は帰って行った
「・・・で、仕事については前のハウスキーパーさんが簡単な資料を台所に置いてきましたから
それを読んで適当にやっちゃってください
制服はそれぞれの居室にあってサイズも色々ありますから
選んで着てください・・・それで、申し訳ないのですが私は研究で多忙でして
お3人と遊んだりする時間はあまりとれないんです。すまめせんねぇ
ヒマな時はそうですねぇー。あ、そこの遊戯室にビリヤードがあるんです
それで遊んでてOKですよ
では、私は研究に戻りますので夕食の時間になったら教えてくださいねー」
そう言って小夜鳴先生は地下にある研究室に去って行った
俺達は顔を見合わせる
「・・・そんじゃま、働くか」
「・・・そうね」
さて、それじゃあ本格的に潜入開始だな
天地驟一ならぬ・・
潜入は比較的楽だった・・というのも
小夜鳴先生は基本研究室に籠りっきりで、食事、風呂、就寝の時ぐらいにしか
俺達の前に姿を現さない
ハッキリ言って好都合だ
地下施設以外なら自らの目で自由に見て回れる・・・監視カメラがあるので
あくまで、仕事しながらだが
その日の夜・・・俺は暇になったので久しぶりにビリヤードでもやろうかと
遊戯室に向かう・・・が
「おっすアリア!
おいらレオポンくん!
地上最強の猛獣だぞ!」
そんな声が聞こえて俺は反射的に足をとめた
「おぉーアリア、何か怯えた顔してんなぁ
何が怖えのさ、おいらに相談してみな」
「・・か、カミナリ・・・」
ああなるほど
カミナリが怖いアリアがキンジを呼び出し
キンジがそれを宥めている
・・・携帯のストラップについていたレオポンとかいうマスコット人形を使って
・・・この上なくシュールと思うのは俺だけか?
「心配寸なアリア!
そんなもん、おいらのレオポンスキル『吠え声の術』で追い払ってやるぜ!
うぉーー!うぉーーー!」
ほうほう・・・これはいじりのネタになりそうだなぁ
「お、追い払ってくれてるの?」
「ああ!
おいらの吠え声は邪悪な雷雲を遠ざけるんだ!うぉーーー!」
・・・それはただ単に雷雲の遠ざかるタイミングでその台詞を言っただけじゃないのか?
にしてもキンジ・・今の台詞は当てつけか?
「す・・スゴイ!
ホントに遠ざかってる・・・ありがとう!レオポン!」
アリアの尻に突き飛ばされたキンジはつまらなそうな顔をしてから仕方が無いと立ち上がり
俺と目があった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニヤァ・・・
俺は一笑いしてからそそくさと後戻りを始め
「オイオイオイオイちょっと待て!!!」
ることが出来なかった
「シュウ・・・どこから見てた?」
「あの・・キンジさん。私の名前は雨宮です
それから・・・おっすアリア!
のところから・・・」
「・・・いっその事殺せええぇぇぇーーー!!!」
ふっ
甘いなキンジよ。俺がその程度で止めるワケないだろう
「あの・・・すみませんキンジさん
正直、私もカミナリが苦手なので
もう一回レオポンを呼んでもらって良いですか?・・・ぷっ」
「よし、もう一回俺の目を見ながら言ってくれ」
「~~~~~~っ!!」
もうダメだ見てられない!!!
「キ、キンジ!
スマンが俺は風呂に入ってもう寝るわ~~~!!!」
「あっオイコラ待てーー!」
かくして、混沌とした潜入初日は過ぎて行った
そして、紅鳴館のメイドとしての日々は過ぎて行った
庭の手入れをしたり、先生に新聞を届けに行ったり
その他の家事をこなしながら、俺達は防犯カメラや
十字架のある地下金庫の警備をそれとなく調べて行った
「山形牛の串焼き、柚子胡椒と大葉ベースのピューレを添えてございます」
「おおっ、今日も美味しそうですね」
「ありがとうございます」
小夜鳴先生の食生活は偏っている
〔串焼き肉〕
毎日の食事はそれしか食べない
一応この人はクライアントなので健康にも気を使って
ソースにはパセリなど栄養価の高い物をアクセントとして混ぜる
ニンニクは苦手なのか使わないでほしいとオーダーがあったので使っていない
串焼き肉にワインを飲んで部屋に流れている音楽に酔いしれた先生は
「
・・・?
確かルーマニア語で
「
そうそう素晴らしい・・・って、ん?
「驚きましたね、語学が得意なんですか?」
「昔、ヨーロッパで武偵やってましたから
先生こそどうしてルーマニア語を御存じなのですか?」
「この館の主人がルーマニアの出身なんですよ
私達はルーマニア語でやり取りするんです
・・・神崎さんは何ヶ国語話せるんですか?」
「えっと、17ヶ国です」
「素晴らしい!・・・雨宮さんはどうですか?」
「私は・・日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語
の6ヵ国です。ルーマニア語は・・すみません、それほど得意では無いんです」
「いえいえ!それだけできるのは素晴らしいですよ!
・・・遠山君はどうです?」
「・・・・1ヵ国です・・・」
「それにしても驚きました
ピッタリ同じ数です」
「数?」
「ええ、あの庭のバラと」
「あの・・・バラ?」
「アレは私が品種改良した新種のバラでちょうど17種類のバラの長所を集めた物なんです
まだ名前だけが無かったのですが・・・〔アリア〕にしましょう」
「え・・・」
「
神崎さんのおかげで良い名前をつけられましたよ
そうしてその日の夜は更けていったが・・・キンジのおもしろくなさそうな顔が印象的だった
場所は変わり俺の部屋のベットの上・・・
『理子、キンジ、シュウまずいわ
掃除の時に調べたんだけど・・・
地下金庫のセキュリティが以前より強化されているの
物理的なカギに加えて、磁気カードキー、指紋キー、声紋キー、網膜キー
室内には赤外線のほかに感圧床もあるわ』
俺達は携帯で会議を開いていた
・・・便利なものだな、今の世の中
『それじゃあ、プランC21でいくかぁ
キーくん、アリア、シュウシュウ、何も心配いらないよ
どんなに厳重に隠そうとも理子の物は理子の物!
絶対お持ちかえりー!!』
テンション高っ
・・・夜型かよ
『超古典的な方法だけど〔
先生と仲良くなれた方が先生を地下から連れ出して
そのすきにもう片方が十字架をゲットするの
・・・それで、今先生に一番中が良いのは誰かなー?』
『・・・アリアじゃねーの?
お前、バラの名前にアリアってつけられて喜んでたろ』
『なっ、喜んでなんかいないわよ!』
「おやおやー、痴話げんかの予感だねー理子さんや」
『『違う!』わよ!』
「おーイテテ・・・鼓膜が避けるかと思った
取りあえず、先生を誘い出すのはアリア
十字架を盗むのはキンジ
俺はアリアのバックアップに入る」
『うっうー!了ー解!』
「けど、時間が問題だ
ヤツの休憩時間から見て誘き出すのは10分が精々だ」
『10分かぁー
まあ、その時間を引き延ばす方法は理子が考えとくよ!
じゃ、明日の夜中2時にね!』
そう言って理子は落ちた
さて・・・いよいよ行動を開始しますかね・・・
はいっ
ここまでです!
次回はいよいよ十字架を盗みます!
さて・・・今猛烈に悩んでいるのですが
緋弾のアリア キャスト・オフ・テーブルをやってみようかな
と思っているのですがどうでしょう(吸血鬼編の後の佐々木vs高千穂が終わった後あたり)
小説でも下着はザラに出ているのでこっちでもセーフ!・・・と信じたい
キャラは原作キャラに加えシュウ、あかり、その他
これよりその他を募集いたします詳しいことと
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